Bobby Caldwell Take me back to then
PART1「すしテロ」はこちら。
「大衆酒場で、私はコップ酒頼むんです、よく。一升瓶もってきてね店員さんが、なみなみと注いでくれて、こぼれ落ちるんですよ。下の受け皿までたまる。升までたまる。そうすると、のんべえはね、口元から運んで表面張力のはったお酒を飲んで、2、3センチ空く。その空いたところに下の受け皿からもう1回お酒を入れる。これが一番幸せなときです。」
野田元首相がアベノミクスを批判して。つまり“こぼれおちる=トリクルダウン”を標榜した経済政策は、結局のところ富裕層にばかり恩恵が集まり、受け皿である貧困層にまで届かなかったではないかと。
いやまったくだな。首相時代にもこれくらいのレトリックを使ってくれていればなあ。
本日の1曲は安酒場にもっとも似合わない曲。追悼ボビー・コールドウェル。わたしにとってAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の代表はこの人。オリエンテッドって何だよと思ったけど(これでも英文卒)。この曲ほどわかりやすい英語の曲はなかなかありません。
4月号「ホストいかがですか」につづく。
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