「プレシディオの男たち」とピーター・ハイアムズつながりでレンタル……なはずはないんで、いったいどうしてポチッとしてしまったんだろう。
思い出しました。ハリソン・フォードの若い頃を見たかったからです。
1943年のロンドン。米軍パイロットのハリソン・フォードは、街角でひとりの女性と出会う。彼女はファーストネームもラストネームも教えてくれなかった。なぜなら……
既婚の女性と若きヤンキーの不倫のお話、というくくりにはハイアムズのことだからならない。レスリー=アン・ダウンが演じる貞淑な女性との逢い引きは、ちゃんとおっぱいをむき出しにするなどがんばっています(笑)
ハリソン・フォードはもう、ひたすら魅力的。うまいとは決して言えない役者だけれど、この味は得がたいものがあります。しかもとてつもなく美しい身体をしています。二の腕に浮かぶ血管など、完璧。さすが売れない時代は大工で食べていただけのことはある。そういう趣味の方なら確実に持ってかれるはず。
ひとりの女性をめぐる夫と愛人が某作戦に参加する成り行きはおよそ現実的ではないけれど、強引なハッピーエンドにもっていくにはこんな方法もあったんだと納得。
クリストファー・プラマーとレスリー=アン・ダウンのこまっしゃくれた娘はパッツィ・ケンジット(ほれ、エイス・ワンダーの。あー若い人たちは知らないか。オアシスのリアム・ギャラガーの元奥さんってことでどうだ)が演じています。全然気づきませんでした。
往時のハリウッドラブストーリーをなんとかして再現しようとした作品。けっこうでした。はて、おれは昔これを1回見てたんだっけ?
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