ダシール・ハメットの原作はもちろん読んでいるし、映画ももちろん。ジョン・ヒューストンの監督デビュー作。で、久しぶりに再見して、今回ようやく、こんなお話だったのかと理解できました(笑)。
この原作がとても入り組んでいるのは有名で、よく考えると一番最初の殺人がなぜ行われたかはちょっと微妙。そこを抜きにしても、ハンフリー・ボガートの魅力は圧倒的。こんなに女癖の悪い探偵だったかとは思いましたが。
特典映像には、ボギー、ピーター・ローレ、シドニー・グリーンストリートが再結集した二番煎じ三番煎じが紹介してあって、それなりに面白そうだ。
でもわたしはこう思った。わが日本にもダシール・ハメットの小説にインスパイアされた名作があるじゃないかと。そう、もちろん黒澤明の「用心棒」のことです。見るぞ。
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