それにしても今頃「南極物語」を抜いたことが話題になるなんて。あんなのを超える作品がなかったとは。そんなこと言いながらわたくし「南極物語」を観たことがございません(笑)。なんか、予想できそうな展開がうっとうしい気がするんだけど、あれ面白いんですか?
で、この「踊る大捜査線」の劇場版2作目、ものすごいヒットが伝えられるわりには劇場はすいていた。シネコンらしくスクリーン使い放題だったせいだろうか。
観客たちがえらいと思うのは「湾岸署は血液を必要としています!」と青島刑事が絶叫するCMをさんざんテレビで流しているものの、誰のための血なのかという秘密を、みんなきちんと守っていることだ。
一作目のラストがあんな感じだったし、テレビシリーズのコンセプトが「撃ち合いのない、誰も死なない刑事ドラマ」だったことを考えると、今回のこのラストも必然だったか。でももうこの手は使えないだろう。あ、ちょっとネタバレ気味。わたしはえらくない。
しかしオープニングの演習のシーンがはずんでいる割には、ところどころ演出がスカスカなのはどういうわけかな。そのあたりをきっちり描いていれば、いかりや長介の芝居で、かなりの観客を泣かせることができただろうに。ホームページは相変わらず最高。
ま、そんな欠点がありつつも、半分ぐらいの観客は泣いてました☆☆☆★★
なんと7年ぶりの新作「踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」につづく。
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