ショーン・コネリーが亡くなったのは本当に哀しい。
柄(がら)、の問題なんですよ。
007を演じて、そしてそのことに嫌気がさして(しかしこだわってもいて)誰もが知る俳優になったことを、彼は途中でその幸福に気づいたんじゃないか。「ネバーセイ・ネバーアゲイン」をつくった経緯は、そうでもなければ理解できない。
オードリー・ヘップバーンと共演した「ロビンとマリアン」
俳優としてのスケールが必要だった「王になろうとした男」
そして「風とライオン」
他の誰にも演じられなかっただろう「薔薇の名前」
柄といえばこれだ「小説家を見つけたら」
こんな言葉で片づけたくはないけれど。名優退場。
でも彼はどうやら人生を極めて激しく楽しんだ。いいなあ。
「わたしの名はボンド。ジェームズ・ボンド」
若山弦蔵さんの声でこれをおぼえているのは、月曜ロードショーの荻昌弘さんの解説をおぼえている人たちだな。確かユナイトとTBSは007の放映権でいろいろあったはずだし。
向こうの世界でも
「マティーニを。ステアではなくシェイクで」
とかかましてるかなあ。
でも根っからのスコットランド人である彼のことだから、スコッチをダバダバ飲むのかしら。RIP。
一番恋した海外スターでした.
家族と最期を過ごせたとのこと,
幸せな一生だったのかなと救われました.
秋になり観たい映画が立て続けで,近年になく映画づくしなのですが,
一昨日「ようこそ映画音響の世界へ」で感動し過去作へ思いを馳せ,
過去作のリメイクや続編も心待ちにしている中,
あの時代夢中にさせてくれたスターの訃報で衝撃を受けています.
一昨年亡くなった父の棺には,父の大事にしてた「007」のパンフを入れてあげたんです.
あちらでサインでももらってるかな.
きっとお父さんはそう思っていたに違いない。
ドクター・ノオとかロシアより愛をこめて
なんてしゃらくさいタイトルは(^_^;)
今夜BSTBSでプレシディオの男たち
月曜BS日テレでレッドオクトーバーを追え,
ありますね.
アンタッチャブルも期待.あっても観るのがつらいシーンあるけど・・・
地元のミニシアターにも何でもいいから上映をお願いしたのです.かなうといいな.
名前に比して実はショーン・コネリーは
多作なわけじゃない。
生活を楽しむ矜恃があったろうし、スコットランド
独立の運動で忙しかったのかも。
でも、これらの作品は(彼の柄もあって)
すばらしかった。
ショーン・コネリー2作品でオープニングを飾るという,素晴らしい決断.
大好きな「アンタッチャブル」と「ザ・ロック」をまたスクリーンで味わえるとは!
感謝. 家から1時間かかりますが,通います.
(他には「ナイトメアー・ビフォー・クリスマス」「ロミオ+ジュリエット」あたり,興味あります.)
見返して、彼の天才にまた圧倒されました。
「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」
をまた大画面で観れるのはうれしいなあ。
ウチからも2時間かかるけど(笑)
行くとしましょう。