Downtown Train~Everything But The Girl
Vol.19「いちばんきれいな私を」はこちら。
50代主婦。3年間、ダブル不倫をしていました。あの頃を取り戻したくてたまらない自分の気持ちについて相談します。
若い頃は遊ばず、何となく流れで結婚しました。2人の子どもは社会人で、すでに退職してリタイア生活の夫とは、もう10年近く寝室が別です。
同窓会で不倫相手と出会いました。両方の家庭にばれず、夢のようで幸せな3年間でした。それがある日突然、相手の態度がよそよししくなり、メールで終わりを告げられました。
私は毎回、今日が最後かもしれないと思いながら、逢瀬を重ねていました。だから別れの言葉を素直に受け入れ、楽しかったこと、幸せだったことを人生最高の思い出として、大事に心の中にしまっています。
相手のことが大好きだから、決して困らせることはしたくない。あいつはいい女だった、いい思い出だったと思ってもらえるようにしておきたい。頭ではちゃんとわかっているのですが、心が……。
私にとって、きっと最後の恋だったと思います。この気持ち、どう乗り越えればいいでしょうか。(福岡・M子)
「なぜ乗り越える必要があるのですか」
「分別がある大人なら行動の結果は予測がつくはずですし、弁明が全く通用しないのが不倫です。」
うわあ、出久根達郎さんは例によって鋭すぎる。前回のR子さんにつづいて、50代の女性の惑いはもっとグダグダなんだと思う。
人生相談をする人は、その時点でもう心の中に正解を見つけていて、回答者はその後押しをするだけ、という方程式にあてはめれば、M子さんはきちんとした正解をすでに得ている。でもお気づきになりませんか。この不倫の相手にとって、M子さんがどれだけ“都合のいい女”か。
まず、メールで別れの言葉を送ってはいお終い、って野郎がまともじゃないのは確実です。むしろ、こんなレベルの男と切れてよかったと結論づけるほうが“次”につながると思います。
M子さん、人生最後の恋はもっとずっと先にあります。がんばってください。その証拠をまもなくお届けできます。
Vol.21「都合のいい女2」につづく。
本日の1曲はエブリシング・バット・ザ・ガールがトム・ウェイツをカバーした「ダウンタウン・トレイン」。このタイトルは街を走る電車なのか、あるいは別の何かなんだろうか。
であり続けるような気もするんですよ。
それもひとつの生き方なのかなと。
まだあるんですかぁーー(*'ω'*)
>がんばってください。
また、心に火をつけてしまうんですかあ((+_+))
>その証拠をまもなくお届けできます。
証拠って・・・
あえて言えば、この方、恋愛の仕方を知らなかったんですね。だから燃えるのか・・<(_ _)>