あの麻耶雄嵩(まやゆたか)の原作を、あの月9の枠でドラマ化しようとはフジテレビもたいした度胸ではないですか。
推理などという雑事は使用人に任せておけばいい、がポリシーの、尊大で傲岸不遜な探偵が主人公。推理をしない人間を探偵と呼んでいいのか、と読者たちは考え込みながら原作を楽しんできたわけだが、さてこのドラマはどうだったか。
これを言ったら怒られそう……言っちゃおう。主役が嵐の相葉くんなのがネックではないかと予想。だって見えないでしょう相葉くんは貴族にも探偵にも。なんか人がよさそうだし。
だからわたしがこのドラマを見ようと思ったのは使用人が目当て。松重豊、中山美穂、滝藤賢一……よくそろえたなあ。ないしょだけど後半にはあの人まで加わる(最初からクレジットされているのだけれど)。
ライバルである女探偵役に武井咲。その師匠に井川遥と豪華なことだ。さすが月9。実際にストーリーを進めるのは生瀬勝久なのだが(笑)。
ゲストも豪華。加藤あい、橋本環奈、横山めぐみ、釈由美子、広末涼子、森口瑤子、上原多香子(顔がすっかり変わっていてびっくり)、ブレイク前の三浦透子、高岡早紀、南沢奈央(わたし、好きなんです)……あ、女優ばかり並べてしまった。
わたしもこういう名探偵ものは大好きなのでDVDで一気に見る。そうしているうちに、相葉くん悪くないじゃないの、と思うようになったのでした。簡単な客。
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