「リビングが路上に」はこちら。
いや、信号が好き、という人はいないと思う。それは承知している。でもわたしの場合はそれがちょっと極端らしい。都会に住む人からは驚かれるかもしれないが、わたしの通勤経路に信号がどれだけ存在するかというと……
①通勤届に載せている正規の(しかも最短の)経路には 14(10㎞)
②現実に利用しているオキテ破りの経路には 7(12㎞)
あれ?自分でカウントしておいて何だが、現実の経路は正規の経路の半分しかないのか。ちょっとびっくり。裏道につぐ裏道、ジャスコの広大な駐車場を突っ切る「毎日がドライブスルー」、そして最上川の堤防をハイウェイ状態で駆け抜ける違法ぶりだからなあ。これって信号を避けて時間をかせぐためだと思うでしょう?でも、それはちょっと違うんだな。わたしの信号嫌いの最大の理由は
「止まりたくない」
これに尽きる。とにかくブレーキを踏みたくないのだ。田舎のことだから遮蔽物が少なく、遠くの信号を見渡せることが多い通勤路で、わたしのアタマは“次の信号と、次の次の信号を止まらずに通過するにはどうすればいいか”を常に考えている。
あるときはスローダウンし、あるときはちょっと無理をする。どうしても止まらなければならないときなど、右折して別経路に賭けるギャンブルまで行うほどだ。
なぜこんなに止まりたくないのか。行き過ぎた省エネかぁ?とつっこむあなたは半分当たっている。赤信号前だと、マニュアル車ならギアを抜いてしまうほどだし。でも②の経路が2㎞も長いことを考えてほしい。ガソリン消費はむしろ多くなって……ちょっと待って。いま計算します。
①は0.125㍑/㎞×10㎞=1.25㍑
②は0.1㍑/㎞×12㎞=1.2㍑
あ、②の方が少ないですね(^o^)。
それはともかくわたしが何故止まらないか。それは、こんな計算をしていることが楽しいから。前に「燃費」を特集したときにお伝えしたように、通勤を「ゲーム化」することでわたしは退屈をひたすらしのいでいるのだ。病気?
しかし冷静なウチの技能士はボイラー室でつっこむ。
「お前のやってることはな、長距離トラックの運ちゃんなら誰でもやってることだ。」
え?
画像はあこがれのBMW。これを買うってことは、人生のあがりに近いかも。まあ、無理だろうが。
次回は「身障者用エリア」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます