2020年7月号「島にて」はこちら。
……とタイトルはつけたものの、実は今年度の勧告は大幅に遅れるのが確実。
というのも、人事院が民間の事業所(従業員50人以上の会社などが対象。約1万2千社)に対して行う給与実態調査のうち、ボーナスについては実施したものの、肝心の給料の部分が遅れたからです。いつもは5月に始めるものが、今年は今月17日にスタートしたばかり。
もちろんそれはコロナの影響。
ボーナスの調査はわりにシンプルだから郵送でも行えるけれど、給料のほうは職種や役職などの詳細なデータが必要なため、どうしても調査員が訪問せざるを得ないのだとか。
感染対策をとった上で実施することでもあるし、スタートが遅れた以上に時間がかかるかもしれません。となれば、人事院としては、ボーナスの部分だけを先行して勧告するとか、これまでにない形になるかも。
ただ、どう考えても今年の勧告に景気のいい話はありそうにないので、むしろ遅れてくれたほうが……などと後ろ向きなことを考えたりもします。
もちろん、こんなときだからこそリモート勤務の可能性を探ったり、収入が激減した非正規公務員への対応をきっちりしてもらわなければならないのですが。
画像は「野ブタ。をプロデュース」(2005 日本テレビ)
この時期にこの作品をとりあげるのに他意はありません(他意だらけです)。
いじめられ転校生を調子のいい野郎ふたりが変えていくはずが、変わったのは野郎どものほうだったというお話。主題歌「青春アミーゴ」は名曲。つい
♪地元じゃ負け知らずぅ♪
と口ずさんでしまいます。
2020年9月号「生の声」につづく。
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