Phil Collins - In The Air Tonight (Official Music Video)
PART7「貧乳」はこちら。
「四つの特別区になればばら色の大阪ができるかのような幻想で市民を惑わせ、現実の実務がどうなっているかの検討も、その後の行く末に見通しを持たせるシミュレーションすらされていない杜撰さが際立っていた。」
小野田正利大阪大学名誉教授による維新評。
まったくだと思う。わたしはどうもわからないんだけど、今回の特別区の話は、知れば知るほどどんなメリットがあるのかさっぱり。スケールメリットを自ら放棄し、権限は縮小し、予算の自由度は下がり、職員は増やすことになる。
維新がなぜ人気があるかと言えば、大阪人に根強い公務員嫌悪、権力への反骨心が背景にあるのだと思う。そして東京への対抗心ね。
そこで何度も使うフレーズが「二重行政の解消」だ。
この便利な言葉で何度も何度も騒ぎを起こしてきた。彼らが注目を集めつづけなければならない存在なのが透けて見える。典型的なポピュリストの集合体。始末におえないのは、彼らがきわめて国家主義的でもあることで……今日はこのぐらいにしておきましょう。どうせまたすぐに騒ぎを起こすでしょうし。
本日の1曲はフィル・コリンズの「In The Air Tonight」
ドラマーとして、ジェネシスではやれなかったことをやると宣言したようなソロアルバム1曲目。輸入盤屋で即買いしてびっくりしたっけなあ。
PART9「うどん」につづく。
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