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2023年2月児童手当号「異次元」はこちら。
ここにきて児童手当関係のネタがたいそう報道されています。その内容は
・所得制限を撤廃。
・第3子以降は月額3万円にする。
・支給対象を高校生まで広げる。
これらを2024年度中に実現することを政府はめざしているとか。少子化対策として十分かはともかく、現金給付という形の支援が日本は少ないので、朗報ではあります。
これまで何度も所得制限をもうけることに異議を申し立ててきましたが(どれだけムダな事務をさせられてきたか)、話はシンプルなのです。所得制限を超えるような富裕層からは、税金をたっぷりいただけばいいだけです。
ところが。
対象を高校生にまで広げる財源のひとつに、高校生を対象とした扶養控除を“見直す”という案が浮上しているようです。
これはいくらなんでも筋の悪い話ではないでしょうか。
現行制度では、16歳以上19歳未満の子どもを扶養する場合に所得額から「扶養控除」として1人につき38万円が控除されています。これをなくすということは、まさしく子育て真っ最中の層に、増税という形で負担を強いることになるわけです。
異次元の少子化対策という言葉が、ますます虚ろに聞こえてきます。ということで、本日のあなたへの支給額は0,000円です。
現実の事務だよりでは「熊」をあつかいましたが、ブログは本日の1曲でいきましょう。えーと、子どもがからむ曲かあ……思いつかないので生徒がお昼の放送で流していた曲を。
しゃろう。知らなかったなあ。そういえば大昔に「なんじゃこりゃあ!」とびっくりしたのがスピッツの「ロビンソン」でした。やるなあ各校の放送委員会。
2023年10月児童手当号「異次元Ⅲ」につづく。
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