第40回「栄一、海を越えて」はこちら。
大河ドラマはマラソンに似ている。
それは作る方にとっても見る方にとっても。気力充分で走り始めても、まわりのランナーの動きに左右され、勝負の勘所はなかなか見えない。そして視聴者にとって確実なのは、ちょっと目をそらせた瞬間にレースは動くということなのだ。
なんと、わたし「青天を衝け」を一度も見逃すことなく完走しました。大森美香さんとしては、実業家となってからの渋沢栄一をもっと描きたかったところだろうが、いい大河だったと思います。
っていうか、わたしこの最終回を見ながらボロ泣きしてました。まあ、夕刻まで事情があってウイスキーをデロ飲みしていたというのも影響したわけですけれども(笑)。
栄一が亡くなったあとに、孫に彼の人生を総括させるつくりは確実に視聴者を泣かせにかかってました。「東京バンドワゴン」でも「この声を君に」でもあれほど盛大に泣かせたのに、大河では寸止めしていた印象。それを最終回で一気に爆発させている。いやー泣いた泣いた。
さて、それでは恒例の大河ドラマアカデミー賞。
吉沢亮の起用は、さすがに早すぎるのではないかと思ったけれどもみごとだった。主演男優賞は文句なし。主演女優賞は、老けメイクをしても魅力的だった大島優子もありだろうけれど、ここは千代役の橋本愛でなければならないでしょ。
そして助演男優賞は、ディーン・フジオカ、堤真一、高良健吾を押しのけて、これはもう草彅剛にとどめを刺す。すばらしい演技だった。助演女優賞は藤野涼子、仁村紗和、和久井映見なども考えつつ、やはり伝法な木村佳乃でしょうか。
ひとり忘れてないかって?北大路欣也は特別賞ってことで!
「鎌倉殿の13人」につづく。
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