
p14に 「たまたま」のこの人生 という章があります。



そして、



私は、たまたま住職後継者と結婚したから、お寺に住んで、僧侶になる縁も恵まれ、何だかんだエラソウなことばかり言っている
夫の職業によっては、その筋の「姐さん」になって、若いモンに檄を飛ばしていたかもしれない。
いや、内戦の続く劣悪環境に生まれて、早々に死んでいたかもしれない。
今、こうして「たまたま」「私という人間」を「ここで」生きていることほど不思議なことはない と思う。
曾野綾子さんの本(何であったか忘れましたが)にも、こういう意味のことが書かれていました。

この覚悟(諦観・・・「あきらめ」というより真実を悟る)で生きていれば、人と比較しない人生に恵まれ、些細なことでジタバタするのが、少~しは、軽減されるように思います。
それが難しいのですがね。