お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

悲しみに寄り添う

2011年05月31日 | 行事・案内
 浄土真宗本願寺派の月刊誌「大乗」6月号に龍谷大学教授のN先生が、上記タイトルで記事を書かれておられます。

 神戸の寺院衆徒(住職以外の僧侶)でもあるN先生は、龍谷大学の院生を連れて、東北へ。仙台別院の東北教区災害ボランティアセンターを拠点に活動・体験したことを紹介されていました。

 まず、初日は「お亡くなりになった方々に哀悼のまことをささげ、おつとめさせていただきたい。神戸から来ました。お願いします。」と、許可を得て、遺体安置所での読経。
 読経の後、見守っていた警察官の方々に「大変なお仕事ご苦労さまです」と言葉をかけると、「遠い所からありがとうございます」と涙ぐんでおられたそうです。
 
 2日目、3日目は避難所への物資支援

 4日目は、自衛隊の方々と西本願寺が協力して、炊き出し。

 見渡す限りの瓦礫・・・あまりに酷い現状に、夜になると、涙があふれた と書いておられます。

 最後にこう締めくくっておられます。

 「復興への長い道のりが始まりました。互いに思いやり、支えあうところに、きっと日本は復興すると信じます。皆さまと共に、今後の活動につなげていきたいと願っております」

 

 
コメント
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