お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

準備万端?

2011年10月08日 | 雑感
 またまた、老母のことです。

 自分の葬式のことが、気がかりのようで

 「葬式は、残った者の問題で、死ぬ本人が自分の葬式の心配して、どうするの
と言っても聞き入れません。

 のし袋を買ってきて、せっせと、
「御布施」の上書きを書いています。

 「これは、葬式懇志、それから、初七日、二七日・・・七七日(四十九日・満中陰)」と、一つひとつ のし の 上書きを書き始め・・・

 私は母の作業を眺めながら、
本人の葬式に、死んだ本人の字で書いた「御布施」を受け取られるE寺さんは
何だか妙なお気持ちだろうな~ と、苦笑。

 のしを書き終わった母は、
 「満中陰には、食事も出したいし~
 「ちょっと、ちょっと、自分の満中陰でしょうが・・・自分はいないのに、どうやって食事のお世話をするの
 さすがに老母は「あっ」と気づき
母娘二人で、涙が出るほど大笑い しました。
コメント
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