仏教は、覚者(仏:真理に目覚めた者)になることを目標とする教えです。
覚者とは、煩悩(自分の考え方)に支配されず、正しい物の見方ができ、
こころ穏やかに、仕合わせに生きる者のことです。
煩悩に支配されないためには、あまり煩悩がわき起こらない環境(出家し、家族も、財産も捨て去り、身ひとつで自分と向き合う場)で一生過ごすことが楽でしょうが、誰もが出家できるわけではありません。
そもそも、出家者の生活が成り立つのは、普通の人々(家庭を持ち、煩わしい経済活動をしている人々)の 布施 によるものであって、みんながみんな出家したら、この世が成り立ちません。
お釈迦様の教えは、出家して修行する者だけ を対象とした教え、それだけしかなかったのでしょうか
煩わしさのまっただ中で苦しみ悩んで生きている在家の者に、救いの道(仏道)をご教示くださらなかったのでしょうか
そんなことは、ありえません。
つづく・・・
覚者とは、煩悩(自分の考え方)に支配されず、正しい物の見方ができ、
こころ穏やかに、仕合わせに生きる者のことです。
煩悩に支配されないためには、あまり煩悩がわき起こらない環境(出家し、家族も、財産も捨て去り、身ひとつで自分と向き合う場)で一生過ごすことが楽でしょうが、誰もが出家できるわけではありません。
そもそも、出家者の生活が成り立つのは、普通の人々(家庭を持ち、煩わしい経済活動をしている人々)の 布施 によるものであって、みんながみんな出家したら、この世が成り立ちません。
お釈迦様の教えは、出家して修行する者だけ を対象とした教え、それだけしかなかったのでしょうか

煩わしさのまっただ中で苦しみ悩んで生きている在家の者に、救いの道(仏道)をご教示くださらなかったのでしょうか

そんなことは、ありえません。

つづく・・・