法語カレンダー今月の言葉は
信心ひとたび おこりなば
煩悩(なやみ)を断(た)たで 涅槃(すくい)あり
日常お勤めする赤い聖典の「正信偈」の下の段にある「しんじんのうた」(正信偈の意訳勤行)の中の言葉です。
信心 = 阿弥陀如来に帰命(きみょう:おまかせ)する
といっても
「私」の煩悩がなくなるわけではありませんが
「私」の煩悩を自覚する(仏と向き合う)ことで、「私」のこころが少しばかり軽ろやかに、安穏になるように感じます。
法語カレンダーの解説書「心に響くことば」(著者:松本智量師)に、こう書かれています。
「信心の響きは、そのままでいいよ、とのお諭しです。まよいが消えることがすくいなのではなく、まよいをまよいと認められることがすくいの世界なのです。
よけいなお世話かもしれませんが、上記「まよい」は、どちらにしようかと選択を迷う の「まよう」でなく、煩悩(自己中心の感じ方・物の見方)に、こころが支配されている状態ことです。
信心ひとたび おこりなば
煩悩(なやみ)を断(た)たで 涅槃(すくい)あり
日常お勤めする赤い聖典の「正信偈」の下の段にある「しんじんのうた」(正信偈の意訳勤行)の中の言葉です。
信心 = 阿弥陀如来に帰命(きみょう:おまかせ)する
といっても
「私」の煩悩がなくなるわけではありませんが
「私」の煩悩を自覚する(仏と向き合う)ことで、「私」のこころが少しばかり軽ろやかに、安穏になるように感じます。
法語カレンダーの解説書「心に響くことば」(著者:松本智量師)に、こう書かれています。
「信心の響きは、そのままでいいよ、とのお諭しです。まよいが消えることがすくいなのではなく、まよいをまよいと認められることがすくいの世界なのです。
よけいなお世話かもしれませんが、上記「まよい」は、どちらにしようかと選択を迷う の「まよう」でなく、煩悩(自己中心の感じ方・物の見方)に、こころが支配されている状態ことです。