お寺のオバサンのひとりごと

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現代社会とは

2017年08月09日 | 仏教
 先日、「平和を願う佐賀教区の集い」で、聞かせていただいたことを一部ご紹介。

 2016年 オックスフォード大学が、時代をあらわす言葉 として表現したのが

 「 POST TRUTH 」

 POST は、~のあとで、~の次に  TRUTH は、真実、大切なこと

 つまり、大切なことは、さておく時代、大事なことが後回しになる時代、人間の欲望のまま生きることが肯定される時代
 客観的な事実よりも、一人の力ある人間が主張する嘘の方が事実としてまかり通る時代

 「人権」「多様性」など大切にされていた時代が区切りを迎えた。人権意識を後退させることに恥じらいを持たない時代に入った。

西欧では2016年にそうした時代に入ったが、
日本では経済最優先で人権を軽視する(原発再稼働など)段階に2012年頃から入っている。

自分のことしか考えず、自分さえよければいいという人間の思いを
他の人と皆ともに生きてゆきたいと思わせるのが、仏さまから私への回向。

こういう時代だからこそ、仏の願いに気づかされることの大切さをお話くださいました。

最後に「平和は自然現象ではなく、守り作り出すもの」と聞かせていただきました。


 

 
コメント (2)
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