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内館牧子さん著「迷惑な終活」を楽しく拝読。
「終活」と言えば、ちなみに先日もご門徒・仮にAさんが、後継者がいないので、A家のお墓は処分して、お骨を当寺合同墓地に改葬し、永代供養されるご相談にみえました。
70代のAさん曰く
「同年輩の友達が寄ったら、お墓をどうするかの話になる」
と仰っていました。
諸事情によって悩ましい問題だと思います。
Aさんの場合は問題ありませんが、
たまに、親戚に相談なくお墓を処分されて、それを知らずに墓参りにみえた親戚の方、旧知の方が
「お墓がない!」
と、ショックを受けられたことかありました。
お墓より、なおショックなのが
今、流行りの「家族葬」。
遺族の知らない(故人がとても親しく、お世話になった)親戚、ご近所や友達が、後日知ってショックを受けられます。
人生の締めくくり。
過去にお世話になった方々、また、数え切れない見知らぬ方々にもお世話になって、生きてきましたが、
せめて、現在、直接お世話になってきた方々には、きちんと、ご挨拶したい(遺影ながら)と私は思っています。
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