お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

坊守式章、寺族式章

2018年10月02日 | 雑感
2日、午前中。寺族勉強会へ。
 寺族勉強会の参加者は、大先輩の前坊守さん方が多数いらっしゃるのですが、勉強会開始前に、話題になったのが、「坊守式章」のこと。
 浄土真宗では、式章(僧侶が、首からかける輪袈裟を少し短くしたようなもの)を仏事、法要の時、身につけてお参りします。それが、真宗門徒として、仏事にのぞむ時の正装だから。

 ご門徒さんは「門徒式章」、「門徒式章」は色、ガラが多種ありますが、統一されたものでは、「仏教婦人会」式章や、「仏教壮年会」式章などがあります。
 
 坊守は「坊守式章」というものがあり、同じ色、ガラで、下がり藤の紋が金色が「坊守式章」、下がり藤の紋が白だと「寺族式章」。
「寺族式章」は、主に男性の住職後継者の妻、つまり、「若坊守」が身につけます。

 では、「坊守」を経て、「前坊守」になった者は、「坊守式章」のままでいいのか、もはや、現坊守ではないので「寺族式章」にチェンジしたほうがいいのか という、話題が出ました。
 私も2年後の交代をひかえ、常々、疑問に思っていたので、先輩坊守さん方のご意見を興味津々、伺っていたのですが、
前坊守さん方のご意見はまちまち。

「白地の紋は、まだ、坊守になっていない若坊守さんが身につけるものだから、前坊守は、(金地の紋の)坊守式章のままでいいんじゃない
「いや、もう、坊守ではないのだから、譲った時に、若坊守と式章を取り替えて、今は、自分が白地紋の寺族式章をしている。」

 ふむふむ・・・まあ、前坊守は、どちらでもいいってことでしょうか? 本山の決まりってあるのでしょうか? 法式規範に載ってましたっけ
コメント
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