お寺のオバサンのひとりごと

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12月の言葉

2019年12月13日 | 仏教
 法語カレンダー 12月の言葉は

 親鸞聖人『一念多念文意』より

 信心あらんひと
むなしく生死に
とどまることなし

 生死は、仏教用語では「しょうじ」と読み、迷い を意味する と、聞いております。

仏心を頂いた人は、もう、むなしい 生まれ変わり死に変わりの迷いの境涯に とどまることはない
ということで、ございましょう。

 阿弥陀如来の本願を拝受し、信心に恵まれたならば、迷いの世界に留まるだけの虚しい人生ではなく、
浄土に往って生まれ、仏と誕生させていただく、そんな尊さ、明るさの中に、今、生きているのだと
しみじみ味あわせていただいております。 


 
コメント
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