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11月19日、熊本教区担当でビハーラ研修会がオンライン開催されました。ビハーラとは、くつろぐ場所の意味で、仏教ホスピスのことです。
法専寺元責任役員の故M・K氏や叔父夫婦が「ビハーラ佐賀」発足時から参加活動、私も遅れて会員に加わらせていただきましたが、もう何年になるのでしょう。
さて、きょうの研修会、私は在宅Zoomで参加。
ご講師・龍谷大学の鍋島直樹先生の
「寄り添うとは学びあうこと」
「私たちが、くず籠になる」
また、ご紹介くださった
ご自身が障害をもちながら小児科医としてご活躍の熊川晋一郎先生の言葉
「自立とは依存先を増やすこと」
「希望とは絶望を分かち合うこと」
が心に残りました。
同じく本日の講師、緩和ケア医療の現場におられる和田医師の言葉、
「寄り添うとは寄り添われている自分であることの自覚」が印象的でした。
僧侶であり、高齢者福祉施設にお勤めのビハーラ熊本代表世話人・深谷師の紹介動画やお話を伺いながら、涙があふれたりも。
ビハーラの訪問活動はもう2年近くストップしたままですが、最新のリモートや昔ながらのお手紙など、つながるヒントもいただきました。
私、個人的には長生きしたら緑内障により間違いなく目が見えなくなります。
1人で「自立」していると勘違いしがちでも、今も多くの迷惑をかけ、支えられて生きている私です。目が見えなくなったら、素直に人の手をお借りし、お世話にならせていただきたいと思います。
共に寄り添い、寄り添われ生きてゆきたいとの思いを強くした研修会でした。
ありがとうございました!
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