きょうは午前中、寺族勉強会へ。
聖徳太子『十七条憲法』の一部のご教示がありました。
「忿」(いかり・腹を立てる心)を絶ち、瞋(いかり・目をむいていかる)を棄てて、人の違いを怒らざれ。
人は皆心ありて、心おのおの執るところあり。
彼是なれば、則ち我は非なり。
我是なれば、則ち彼は非なり。
我必ずしも聖に非ず。
彼必ずしも愚に非ず。
共にこれ凡夫なるのみ。
有難い憲法、お言葉です。
自分の思いに執着しながら生活しているお互い。
まさに、お互いさま。
仏の智慧に程遠い「凡夫」の自覚を持って、
先ずわが身を仏さまの前に、省みるよう、こころがけたいと思いました。
仏の教えに基づく聖徳太子の憲法にそって政治が行われ、お互い凡夫の自覚を持って生きたら、世界が平和にならないかなあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます