お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

10月の言葉 その3

2016年10月12日 | 仏教
 「ほのぼのカレンダー」10月
東井義雄先生の言葉は

 仏さまに願われ
 生かされている私


若くて健康に恵まれ、バリバリ仕事ができる時は
自分の力(自主努力)だけで、生きているつもりになりがちですが

 数知れない多くの縁・「おかげさま」に支えられ
 仏さまの大きな慈悲の中に
生かされて、生きているんだなあ~

と、しみじみ味合わせていただいています。

きょうは、ご近所のご門徒さんで、総代さんも務めていただいているM氏のお母様の葬儀でした。
 
 間もなく99歳を迎えられるご長寿でした。
 デイサービスに通所されながら、ご自宅で過ごされ、今回、入院されてから、わずか2日間でのご往生でした。
 老いの苦しさの中にも、お念仏の日々でいらっしゃいました。
最後までしっかり生きぬかれた人生でした。

 今回は、お通夜をご自宅で、ご葬儀を当寺でおつとめいただきました。

私が法専寺に嫁に来て、何もわからない時からお世話になったオバチャンです。
本当にありがとうございました。
南無阿弥陀仏

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コンサート

2016年10月10日 | 佐賀ネタ


佐賀教区の「仏教讃歌の会」のコンサートが間近になりました。

 実は、当日、法専寺は午前9時から「精進料理勉強会」です。

 食事をして、後片付けをしていたら。開始の午後1時には間に合わないと思いますが、遅れても伺いたいと思っています。

 

 また、
 
 フェリーチェ(神埼のJ寺坊守さんがアルト担当の 女声3重唱)のコンサート
 
 10月29日(土)18:30 浪漫座
で開かれます。

 ところで、一昨日の大雨の後、昨日は、天気が回復、各地の運動会日和でした。
 
 孫の幼稚園の運動会も昨日あり、若院の両親が関東から来て、参加。

 つい、先日までは、10月と思えない真夏の蒸し暑さで、日中30℃超えていたのに
昨日から、朝晩の気温が急に下がりました。

 きょうは、爽やかな体育の日です。
 
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10月の言葉 その2

2016年10月08日 | 仏教


阿弥陀さまの大きな慈悲の願い(私のような者をも 救いたい・覚りの境地に導きたいと願われる仏さまのこころ)は

よく、赤ん坊に、母乳をあたえる ことに 例えて お話くださいます。

 自分では何も栄養がとれない、栄養をとる術も知らない赤ん坊に、母親自らが、何もかも必要な栄養が入った母乳をあたえて育てるように、

 阿弥陀如来は、全ての功徳が込められた
「南無阿弥陀仏」
を私にあたえて、お育てくださいます。

 自分で覚りの境地に達したいな~んて、思いもしないし、そんな修行からも ほど遠く、邪見驕慢の私ですから
「南無阿弥陀仏」:阿弥陀如来の大きなお慈悲のこころを
有り難く いただくばかりです。

 
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役に立たない?

2016年10月06日 | 仏教


 佐賀県の谷川先生が書かれた 百華苑 から 出ている 今年度用施本「気づきの世界」を拝読していたら

 朝日新聞の「天声人語」(2015年6月12日)に紹介があった
灘中、灘高の伝説の国語教師・橋本武先生の言葉がありました。

 「すぐ役立つことは、すぐに役立たなくなる

 ノーベル賞を受賞された先生方が口をそろえて仰っていることにも通じます。

 目先の経済最優先の立場の方から、基礎研究分野の研究費が削られて危ういそうですね。

 ちなみに、「経済最優先」の立場の方から見れば
私なんぞ、日本経済に何~も貢献していないわけで、「役立たず」なんでありましょう。
 まして、年老いて、体が不自由になり、寝たきりになったら、
「日本経済のお荷物」と、存在を否定されるのでありましょう。

 目先の損得しか考えられない浅はかさや
「いのち」を「役に立つ」とか「役に立たない」などと、差別する傲慢な者を
仏さまは、一番悲しんでご覧になっておられるように思います。

 

  
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台風後に

2016年10月05日 | 佐賀ネタ


午後1時頃まで、強い風が吹いていましたが、その後は晴れ間も出てきました。

佐賀は暴風域に入らすに強風域ですみましたが、最大瞬間風速26、6m。
佐賀空港の飛行機には影響が出たようです。

午後は内外元通りにし、本堂掃除。
その後は、暇をもて余した孫たちと、ひいばあばを訪問。

ひいばあばは大喜びで、帰りには介護士さんに付き合っていただき、玄関まで見送りに出てくれました。

写真は、稲刈り間近の稲。
風で倒れずよかったです。
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台風前に

2016年10月04日 | 行事・案内


熊本地震による本堂内外、壁のキレツ修復工事は、きょうで終わりました。

台風が接近中です。

 総代で大工さんのM氏が、山門が風で倒れないよう、補強してくださいました。

 直撃ではないものの、強いようなので心配です。

 夕方から、毎度の台風準備をしました。
 まず、外回りの飛びそうなのを中へ。
 停電の準備。

 
 
 本堂に雨が吹き込むことを想定して、カーペットをめくります。
 

 

 隙間だらけの向拝口(本堂入り口)に新聞紙を詰め、テープで留めます。

 雨戸を閉めます。準備完了。できることは済ませました。

 また、肩すかしで、通り過ぎてくれたら、有り難いのですが・・・



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心がけ

2016年10月04日 | 雑感
 先日、佐賀教区の寺族勉強会の折
会計担当のH寺坊守さんが、当日、欠席のため、ご講師の「御法礼」を私に依頼されていました。

 前もって、その電話を受けたとき、すぐ、用意すべきところ、当日、お包みを準備すればいいや と、イイカゲンな私ゆえ・・・
結果、当日朝、バタバタ出かけ・・・すっかり忘れてしまいました。
 
 少し、早めに本願寺佐賀教堂に着いて、すでにおみえだった3名の坊守さん方と談笑していて、
「ああっ
と、御法礼を忘れたことを思い出しました。

 あわてふためく私に、
いつも、冷静な伊万里のK寺坊守さんが、
「封筒なら持っているし、筆ペンもありますよ。」

 財布には、たまたま御法礼分入っていましたが、お札があまりきれいじゃない・・・
それは、組内のJ寺前坊守さんが、きれいなお札をお持ちだったので、交換していただき、

 表書きは、
「すみません。私、字がへたくそなので、お願いします
と、神埼のM寺前坊守さんに書いていただきました。

 こうして、3人の坊守さんにご迷惑をかけ、事なきを得たのでした。

 伊万里のK寺坊守さんは、いつもバッグの中に、白の封筒と筆ペンを入れておられるのだそうです。
また、お念珠もいつ切れるかわからないので、予備にもう1つお念珠を常備しておられるのだそうです。

 ああ、私みたいな、そそっかしい、ナンチャッテ坊守とは、心がけが全く違います。
 深く反省したことでした。

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10月の言葉 

2016年10月02日 | 仏教
 

 ご紹介忘れていました。写真 ↑ 
 9月24日朝日新聞(他の全国紙にも掲載されていたのかどうかは、わかりません)に、浄土真宗本願寺派のご門主と養老孟司さんの対談が大きく掲載されていました。

 西本願寺では、10月1日から「伝灯奉告法要」(ご門主が替わられたことを告げる法要)が始まりました。

 

  
 それに合わせてでしょうか、本願寺の月刊誌「大乗」の表紙とサイズが変わりました。
 
 わざわざローマ字で書いてあるので、一瞬、どこかのタウン誌かと思い・・・よく見たら・・・「大乗」でした。

 さて、今月の真宗教団の法語カレンダーの言葉は

 まどいの眼には 見えねども
 ほとけは つねに 照らします


 英訳は

 Although we cannot see through our deluded eyes, the Buddha illuminates us constantly.

 煩悩にみちみちた自己中心の物の見方、考え方しかできない「私」には
感知できない 仏さま(覚りの境地)ですが
 阿弥陀仏は、「私」が気づこうと、気づくまいと
常に 「私」一人ひとりを、智慧と慈悲の光で照らし、包んでくださっています。
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キテラ

2016年10月01日 | 行事・案内
きょうは「キテラ」(佐賀教区の子どもの催し・「来て寺」からのネーミング)でした。
 
 先ほど、若坊守&孫3人と一緒に、会場の本願寺佐賀教室に行ってきました。



 まず、孫たちは、大きなカラフルなボード(釘やゴムがいっぱい付いている)に、ビー玉を転がす遊び 写真 ↑ に夢中になり、
やがて、楽しみにして来た、自分で作る綿菓子や、かき氷をいただいて、満足。

 腕輪念珠作りもあっていました。写真 ↓

 

 写真 ↓ は、坊守さんや仏教婦人会の有志が作られていた ワニさん。
 早々にプレゼントいただいて、最初はワニさんを怖がっていた、3歳の孫も、帰りには、嬉々として、引っ張っていました。

 

 ステージでは、書道のパフォーマンスや、歌、踊りなど・・・さまざま。

 きょうは、10月に入ったとは思えない真夏の暑さ。
 汗ダクで、お世話くださった 若院(じゃくいん・住職後継者)さん方や、坊守さん、仏教婦人会の有志の方々、
本当にありがとうございました 

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