まず、街中のギャラリーを回る(時計台→セントラル→さいとう)。
時計台の「佐藤香織個展」。いろいろなイマジネーションあふれる画で面白い。ただし、ごく最近の作品より、数年前の作品に登場するアイディアの方が、個性的な感じに見えるが。
さいとうの「西村貴久子回顧展」。戦前の作品の方が茫洋とした感じでいい。大陸に大勢の日本人が行ったのだろうなと思う。残念ながら狭いギャラリーにオバチャン達が群れをなしており、画を見る環境を最優先にして欲しいものだといつも思う。
気合を入れて本日のメイン、近代美術館の「浮世絵美人画の魅力 国貞・国芳・英泉」へ。芸者・花魁の美人画と、いろいろなその時代の生活習慣を写した風俗画もあり、ボリューム大。
実は200点全てに集中できないと思い、前半の約80点に絞ってじっくり見る。
その中で興味を引いたものを幾つか。
当時の生活習慣がよく分かる「当世風俗」シリーズ、描かれた人物の内心が鏡に浮かんで見えるという工夫を凝らした「思事鏡写絵」シリーズのように、連作になっているものが面白かった。
他には、鏡の中に写る姿が、さらに合わせ鏡になっていると言う技巧作「今風化粧鏡(合せ鏡)」、ゴスロリは江戸時代に始まったのかと言わせる「顔見世の光景」あたりも面白かった。
この調子で行くと、後2回は十分に楽しめそうだ。
※係員さんに言うと「浮世絵を見るヒント」という小冊子(展示室内にも貼ってあるのだが)をもらえる。分かりやすい解説なので、詳しくない人はぜひ参考に。
時計台の「佐藤香織個展」。いろいろなイマジネーションあふれる画で面白い。ただし、ごく最近の作品より、数年前の作品に登場するアイディアの方が、個性的な感じに見えるが。
さいとうの「西村貴久子回顧展」。戦前の作品の方が茫洋とした感じでいい。大陸に大勢の日本人が行ったのだろうなと思う。残念ながら狭いギャラリーにオバチャン達が群れをなしており、画を見る環境を最優先にして欲しいものだといつも思う。
気合を入れて本日のメイン、近代美術館の「浮世絵美人画の魅力 国貞・国芳・英泉」へ。芸者・花魁の美人画と、いろいろなその時代の生活習慣を写した風俗画もあり、ボリューム大。
実は200点全てに集中できないと思い、前半の約80点に絞ってじっくり見る。
その中で興味を引いたものを幾つか。
当時の生活習慣がよく分かる「当世風俗」シリーズ、描かれた人物の内心が鏡に浮かんで見えるという工夫を凝らした「思事鏡写絵」シリーズのように、連作になっているものが面白かった。
他には、鏡の中に写る姿が、さらに合わせ鏡になっていると言う技巧作「今風化粧鏡(合せ鏡)」、ゴスロリは江戸時代に始まったのかと言わせる「顔見世の光景」あたりも面白かった。
この調子で行くと、後2回は十分に楽しめそうだ。
※係員さんに言うと「浮世絵を見るヒント」という小冊子(展示室内にも貼ってあるのだが)をもらえる。分かりやすい解説なので、詳しくない人はぜひ参考に。