散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

結局いつもの

2006年02月17日 23時51分46秒 | 飲み歩き・琴似界隈
会合が終わったら、新たな店を開拓しようかと思っていたが、残念ながら結構な時間になり、いつもの琴似「D」に行くことになった。
喉が渇いており、最初にビール(小)、お通しはしらたき鱈子あえである。

メニューを見て、バチマグロ刺しと酒を頼んだ。
私はこの店では普段、マスターの眼力を信頼して、酒の銘柄はおまかせである。本日の一杯目は勢起・純米が登場した。
続いて、ふくらぎ塩焼きと二杯目の醴泉特別本醸。魚が焼けるまで凌いでくださいと、川のりがおつまみとして出て来た。香りの良い川のりを舐めつつ待っているとふくらぎが到着。ふくらぎはカマ下から10cmくらいの身がついており、ふってある塩加減がたまらない。合せてもらった醴泉は度数も強めで個性的なくっきりした味がする。

もう一つ、つなぎに鱈子味付けをもらい、若鶏煮凝りを注文。
お願いして出て来た酒は十四代新本丸である。やはりこの銘柄は旨い。鶏の煮凝りはあまりイメージが湧いていなかったのだが、何気なく出されたのを食べると、これが絶品である。
煮るための出汁には鶏、海老、椎茸などを使っているらしいが、煮凝りの部分が自分で作ったように硬くなく、すっと溶ける柔らかさで、臭みはないが味わいがある。この値段(いたって安い)の酒のつまみとしては、世界屈指と言っても良いだろう。

マスターとオリンピックのあれこれについて話をする。
・4人でボードで滑降する競技は面白い
・(ママ曰く)男子フィギュアのプロシェンコは次元が違う

と言うことであった。