私には地元といっても良いであろう琴似の喫茶店「H」で、「川上直樹展」をやっているので、早速会場日に行ってみることにした。徒歩10分強のところにある「H」だが、行くのははじめてである。
店内に入り、まず昔風スパゲッティを注文。女性店主に「こちらは初めて?」と訪ねられたので、「川上さんを存じ上げているので、展覧会を見に来ました」というと、「ちょうど空いているからゆっくり見て下さい」とのこと。まずは川上さんの作品を拝見することにした。
前回の展覧会でのお気に入り「室内-Ⅰ」の他に、今回は雪景色を中心に描いた作品が多いようである。残念ながら筆記用具を忘れたため、メモを取っていないのだが、中では「凍原」という作品が一番気に入った。海沿いの原野が一面の雪野原となり、それを断ち切るように鋭く防波堤が描かれた、厳しい風景画である。
拝見しているうちに、スパゲッティが到着。昔風というからには粉チーズとタバスコをたっぷりかけなければなるまい。鉄板効果で熱々のナポリタン(ソーセージと薄焼き卵添えなのもステキだ)、スープ、サラダ(野菜、マカロニ)と、懐かしい美味しさであった。実は事前にこの店のことを調べた時、食べ物が美味しそうだったのも、足を運ぶ原動力となっているのだ。
食べ終わり、店内の小スペースで行われている「全道展創立作家展」も見る。木田金次郎、国松登、田辺三重松と有名所の中で、私は松島正幸「巴里の橋」、居串佳一「静物」が良かった。松島の作品は巴里らしい重々しい町並み。居串の作品はオホーツクロマンとでもいうタッチのまま、普通の静物画。どこかロマンチックだ。
という感じで、なかなか面白い店であった。また来てみる事にしよう。
店内に入り、まず昔風スパゲッティを注文。女性店主に「こちらは初めて?」と訪ねられたので、「川上さんを存じ上げているので、展覧会を見に来ました」というと、「ちょうど空いているからゆっくり見て下さい」とのこと。まずは川上さんの作品を拝見することにした。
前回の展覧会でのお気に入り「室内-Ⅰ」の他に、今回は雪景色を中心に描いた作品が多いようである。残念ながら筆記用具を忘れたため、メモを取っていないのだが、中では「凍原」という作品が一番気に入った。海沿いの原野が一面の雪野原となり、それを断ち切るように鋭く防波堤が描かれた、厳しい風景画である。
拝見しているうちに、スパゲッティが到着。昔風というからには粉チーズとタバスコをたっぷりかけなければなるまい。鉄板効果で熱々のナポリタン(ソーセージと薄焼き卵添えなのもステキだ)、スープ、サラダ(野菜、マカロニ)と、懐かしい美味しさであった。実は事前にこの店のことを調べた時、食べ物が美味しそうだったのも、足を運ぶ原動力となっているのだ。
食べ終わり、店内の小スペースで行われている「全道展創立作家展」も見る。木田金次郎、国松登、田辺三重松と有名所の中で、私は松島正幸「巴里の橋」、居串佳一「静物」が良かった。松島の作品は巴里らしい重々しい町並み。居串の作品はオホーツクロマンとでもいうタッチのまま、普通の静物画。どこかロマンチックだ。
という感じで、なかなか面白い店であった。また来てみる事にしよう。