散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

帰りがけにカレー

2008年06月04日 20時33分32秒 | 食べ歩き
二十四軒で酒を買うために下車した。余市とタンカレーを購入し、カレー(とラーメン)の店「H」へ。スパイシーマトンカレーを注文。

わりと盛のよいご飯に、マトン肉たっぷりのカレー。かなりスパイシーであるが、私の好みとしては上の生クリームはちょっと余計かな。その点を除けば大変美味しいカレーに満足であった。

20080604最近読んだ本

2008年06月04日 07時52分59秒 | 読書
「黎明の星 上下」ジェイムス・P・ホーガン
ホーガン得意の(インチキ)太陽系創生の秘密(ハミルトンなみ)と、人類社会のあり方論を1冊にまとめた作品。

「名もなき旅」東直己
主人公の少年が某企業の女性社長を1週間の旅に連れ出す。二人が旅の途中に昔を思い出して語る話が不思議ムードを高める。

以下、図書館の5冊。
「引きこもる若者たち」塩倉裕
引きこもるパターンとしては、誰もが認める「いい子ちゃんパターン」か親に否定された「ダメな子ちゃんパターン」の二通りのようである。自分自身、引きこもり体質を少々持っているような気もするのだが、どこでそうならない分岐点があったのだろうか。

「就職がこわい」香山リカ
私は自分らしさを求めるのは良いが、「自分探し」のために何かを先延ばしにするのはインチキだなと感じている。「オンリーワンでいい」なんていう風潮も罪作りだと思う。はっきり言ってオンリーワンな人など、まずいないからだ。

さて、私の就職であるが、会社でも「バブルバカ世代」といわれる年代なので、昨今の人に偉そうな話をすることができない。私ではないが「東京10社面接行って50万儲けた(札幌-東京間の飛行機代×10)」などという人もいた頃である。今の会社も知り合いに「会社の人と会って見る?」って言われて、何回か飲んでるうちに「じゃ、お世話になります」ってあっさり決めたのであった。

ちょっと長くなるが、私が「怖い」と少しだけ思ったのは、大学に合格して札幌に来た時である。引越し時には母親も来たのだが帰ってしまい「ああ、今日から一人なんだ」と思った記憶がある。まだ、学校も始まっていないし、自分の高校から同じ大学に進んだ人も一人もいなかったし、ちょっと途方にくれた20数年前の春であった。

「誰が教育を殺したか?」夏木智
同感部分あり。まず一つには「教師は聖職ではない」ということだ。不祥事を認めるわけではないが、教員はごく普通の金も欲しけりゃ遊びたい人たちであると思う。時に「スーパー教師」のような人がマスコミから脚光を浴びる。私はその個人には尊敬すべき点もあるとは思うが、それを教員一般に求めるのは筋違いであると思う。求めるなら給料を10倍にすべき。

もう一点は「生徒の能力差は無限大」ということだ。残念ながらある程度以上の知識内容を永久に理解できない層というのは、義務教育期間であっても存在するのである。これを認めない限り、教育の達成できる成果というものは、中途半端なものにしかならない。

「がちゃがちゃクラスをガラーッと変える」篠崎純子。溝部清彦
学校に家庭の事情を持ち込まないで欲しいものだが、バリバリ持ち込まれるので、やむを得ないという本。つまり家庭の事情で暴れたり、仲間はずれになる子たちにどうやって接していくかという話なのである。大変な努力だが、学校に期待しすぎるのも間違っていると思う。

「先生」クレオ編集部
私自身ひどい先生に当たった記憶はないが、「○○先生のことだけは信じることができました」という話のオンパレードについていけない。こういう人に限って何かあると「裏切られた」とてのひらを返しそうに思えるのは偏見?