■「GOSICKⅡ」桜庭一樹
舞台と事件はゴシックロマンの香りがするが、主人公の二人は現代ラブコメ調。まあ、そんなに堅苦しくなく読みたい向きには。
■「The Whisky World Vol25」
今号は名古屋のバー特集。今年名古屋に行った時は、なかなかネットで探しても見つからなかったのだが、結構オーセンティックバーがある模様。
■「虚ろな感覚」北川歩美
見えてくる事実を機械的に反転させていく小説技法を公開しているだけのように見える。ま、それも推理小説のひとつだけれども。
■「長く冷たい眠り」北川歩美
冷凍睡眠に関わる事件の話。完全にSF的テーマを背景にした推理小説なら頭を切り替えられるのだが、微妙にありそうな技術の話なので、かえって納得できない。
■「独裁者への道 ペリーローダン367」クナイフェル、マール
ブルが目覚めた後、地球を支配する新たな独裁者が誕生。地球人類に、過去を葬り去る都合の良い記憶を受け付ける作戦に出る模様。
それよりも、1巻から表紙、本文イラストを描いていた依光隆がその仕事を下りるらしいのだ。最近は編集部で再構成したイラストが多かったので、体調を崩しているのかと思っていたが、80歳を超えているようだし、やむを得ないのだろう。お疲れ様でした。今、Wikipediaを見てみると「高村光太郎に師事」と書いてあるぞ。驚いた。
■「新・餓狼伝 巻ノ一」夢枕獏
「新」とついているとはいっても、基本的に話は継続中。何しろ戦う人の強さ・凄味を表現するために、それなりのページ数を割いて説明しなければならないので、大変なのだ。それにしても速く書いてほしいものだが。
今回はジャイアント馬場がモデルと思われるカイザー武藤が強さの一端を見せ、長らく噛ませ犬扱いだった伊達(上田馬ノ介+天龍?)が、良い戦いをみせたのが印象的だ。
舞台と事件はゴシックロマンの香りがするが、主人公の二人は現代ラブコメ調。まあ、そんなに堅苦しくなく読みたい向きには。
■「The Whisky World Vol25」
今号は名古屋のバー特集。今年名古屋に行った時は、なかなかネットで探しても見つからなかったのだが、結構オーセンティックバーがある模様。
■「虚ろな感覚」北川歩美
見えてくる事実を機械的に反転させていく小説技法を公開しているだけのように見える。ま、それも推理小説のひとつだけれども。
■「長く冷たい眠り」北川歩美
冷凍睡眠に関わる事件の話。完全にSF的テーマを背景にした推理小説なら頭を切り替えられるのだが、微妙にありそうな技術の話なので、かえって納得できない。
■「独裁者への道 ペリーローダン367」クナイフェル、マール
ブルが目覚めた後、地球を支配する新たな独裁者が誕生。地球人類に、過去を葬り去る都合の良い記憶を受け付ける作戦に出る模様。
それよりも、1巻から表紙、本文イラストを描いていた依光隆がその仕事を下りるらしいのだ。最近は編集部で再構成したイラストが多かったので、体調を崩しているのかと思っていたが、80歳を超えているようだし、やむを得ないのだろう。お疲れ様でした。今、Wikipediaを見てみると「高村光太郎に師事」と書いてあるぞ。驚いた。
■「新・餓狼伝 巻ノ一」夢枕獏
「新」とついているとはいっても、基本的に話は継続中。何しろ戦う人の強さ・凄味を表現するために、それなりのページ数を割いて説明しなければならないので、大変なのだ。それにしても速く書いてほしいものだが。
今回はジャイアント馬場がモデルと思われるカイザー武藤が強さの一端を見せ、長らく噛ませ犬扱いだった伊達(上田馬ノ介+天龍?)が、良い戦いをみせたのが印象的だ。