散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20091227最近読んだ本

2009年12月27日 22時01分07秒 | 読書
■「ハイウェイ惑星」石原藤夫
惑星全体に無人のハイウェイが建設され、その上を車輪生物たちが走り回るのが、表題作。SFは絵だねえ、というのを体現する小説(再読)。

■「ストラルドブラグ惑星」石原藤夫
動くバナナvs蜘蛛型ロボットの結末は? 松ぼっくり星人は長生きできるのか? ユーモアと科学マインドが見事に融合した作品集(再読)。

■「へリックスの孤児」ダン・シモンズ
結末がやや読者にお任せ的な所があるが、大胆なイマジネーションに裏打ちされた作品。カマキリ型星人とK2峰に登山をする話は、なんだかすごい。

■「誰も寝てはならぬ12」サライネス
あえて、普段と変わらない。

以下、図書館の4冊。
■「古仏巡礼」講談社
有名人が仏像を訪ねて語るエッセイ。非常にパーソナルな感じがするので、あまりピンとこない。

■「生物と無生物の間」福岡伸一
割と面白かった。

■「日本トンデモ祭」杉岡幸徳
人間の想像力の限界を超えろ! この世には恐ろしい程、奇想天外な祭があるものだ。普通の人が相当変な祭を考えたとしても、全然足元にも及ばないぞ。

■「芸術原論」赤瀬川原平
この人の展覧会感想は面白い。なかなか普通の人が読んで面白い展覧会評って、無いんだよね(再読)。

20091227ギャラリー巡り

2009年12月27日 15時28分25秒 | ART

本日は札幌市写真ライブラリー→テンポラリースペース→大丸→さいとう→ivory→ラルズ→趣味の郷→札幌市資料館→三岸好太郎美術館の9か所。

■さいとうギャラリー「09→10展」。この展覧会に来ると、いよいよ年の瀬と言う感じがする。恒例のおみくじを引かせてもらったが「小吉」であった。ここ3年は大吉→凶→小吉となっているが、特に運勢との因果関係はない。

■三岸好太郎美術館。次回の展覧会で、今年発見された三岸好太郎最晩年の作「貝殻」が公開されるらしい。これは見ておかねば。

年末は蕎麦?

2009年12月27日 13時22分37秒 | 食べ歩き
本日は昼食の場所に迷う(いつものことだ)。結果、13時過ぎにすすきのの蕎麦屋さん「A」へ。年末なので混雑しているかと思ったが、大みそか以外はそうでもないのだろうか。結構空いていて、大変落ち着く。

注文はかしわ抜き+ざる蕎麦のざるセット。先にかしわ抜きが到着するので、熱々の汁を味わう。鶏の脂が溶け出ており、コクもあるし香りも良い。



続いて到着したざる蕎麦を食べる。これはもちろん通常の蕎麦汁につけても良いし、かしわ抜きの方に投入してみるのも良い。




2009年の本

2009年12月27日 07時26分39秒 | 読書
新聞にも「今年の3冊」が出る時期になった。私も今年読んだ本の中で、何らかの感慨が湧いてきたものを以下にあげて見よう。今年は何と言ってもグインサーガが未完に終わったのが残念なところであった。それから私には珍しく、写真集「NORTHRN」が上位に来る。小説では森博嗣の2冊、ナンシー・クレスの2冊が上位に入っている。

「グインサーガ1~130」栗本薫
「NORTHERN」森山大道
「カクレカラクリ」森博嗣
「もうひとりのわたし的スペキュラティヴ美術論」荒巻義雄
「少し変わった子あります」森博嗣
「スペース」加納朋子
「ベガーズ・イン・スペイン」ナンシー・クレス
「配達あかずきん」大崎梢
「「ギロチン城」殺人事件」北山猛邦
「ワイエス展図録」
「九杯目には早すぎる」蒼井上鷹
「プロバビリティスペース」ナンシー・クレス
「僕たちの終末」機本伸司

今年の読書冊数等は、年明けに集計することにしよう。