散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久々のワイン会→撃沈

2012年05月19日 22時13分28秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は久々のワイン会で、二十四軒のビストロ「PE」へ。

まずは自家製ベーコン、パテ、マッシュポテトとサーモンのマリネで、シャンパン、白ワインから。







続いてチーズを食べつつ、赤ワインも。



チーズと一緒に出てきた、ガーリック蜂蜜が面白い風味だった。

そして本日の主菜はフォアグラ。もちろん当るのはこのうち一切れであるが、それにしてもこんなに味が分かるほどフォアグラを食べたのは初めてだ。しかもライス添え、ということはフォアグラ丼である。さらに、希望者にはダシ醤油が登場するという、フレンチビストロにあるまじき…、いや、素晴らしいシェフの心配りだ。



その後、野菜サラダなどで口をさっぱりさせつつ、いつまでもワインを飲むのであった。



翌日、猛烈な二日酔いである。

20120519ギャラリー巡り

2012年05月19日 17時11分30秒 | ART
本日は創→ロシア総領事館→北海道立文学館→道新→時計台→たぴお→エッセ→大丸→紀伊国屋→大通→富士フイルム→CAI02→パルコ→スカイホール→さいとう→ivory→アリアンス→NEW STARの18個所。

■ギャラリー創「柿崎均展 ウランガラスを使った試み」。紫外線灯でほのかな緑色に光る、ウランガラスの球をつるした展覧会。日中は会場に入る外光を遮っており、その中で神秘的な球体、手の形、鉱石状のガラスが光る。これはなかなか見ることができないものだと思う。



■在札幌ロシア総領事館「一竹辻が花 in 北海道」。久保田一竹の制作した着物の展覧会。会場には和服姿の妙齢の女性が次々と来場。札幌にもこんな人たちがいたんだ。80枚の連作「光響」の一部が展示されていたが、全て並べると連続した絵柄になるらしい。パネルがあったのだが、かなり壮大な作品で、全く門外漢の私でも感心させられる。

「情」:雪の連山を描いた作品。単独で見るには、落ち着いた絵柄のものがいい。
「波」:パッチワークですか、と言いたくなるようなカラフル作品。



■北海道立文学館「書物の美~明治・大正期の詩集」。本の装丁や刺し絵の展覧会である。美術的な有名どころとしては、中村不折、藤島武二、青木繁、長谷川潔、恩地孝四郎、岸田劉生、川上澄生等の作品があった。私が一番気に入ったのは青木繁の刺し絵で、足元が樹木のようになっている女性の、なんだかドロドロとした画風の作品である。

本の説明も、3方アンカット、天金など、マニアにはたまらないのだろうと思う。なお、常設展の方も久々に見たが、小熊秀雄「裸婦」(ダダっぽい。ダダイズムじゃなくて、ウルトラマンに出てくるダダだ)、棟方志功「平安の壁の柵」、手島圭三郎「カムイチップ(プは小文字)」が展示されていた。



ロビーに松樹路人「オホーツクの春」があった。



喫茶コーナーの陰にある、鈴木順三郎「デルタ・ゾーン NO.2」。



■時計台ギャラリー「小川豊個展」。「ひだ」シリーズだが、もくもくと湧いてくる言葉や連想を連ねて描いているかのようだ。あまり見たことのない、紫や緑色の作品もあった。

■ギャラリーたぴお「女が表現する女展」。
久遠エリコ:壁一面に花びらが舞い広がる図を切り絵で表現したもの。紙のサイズ制約を離れると面白いものだ。

■大通美術館「タニグチススム展」。
「芽吹く」:黒焦げになったガレキから、2本の芽が伸びている。再生のイメージ。
「porcelainの誘惑」:白くつるんとした陶器で作った、遺跡のような建物。

■スカイホール「醍醐芳晴・永山裕子水彩画二人展」。驚くべき技量を持った二人の展覧会だ。
醍醐芳晴「織女たち」:120号はあるだろうか。どことなく青木繁というか、神話的な雰囲気を持った作品。
永山裕子「Billy Santos」:闘牛士の背中。カッコいい。
永山裕子「わたしはあのうただけをうたう」:大量の真珠飾りを身にまとった、緑色で描かれた女性。素晴らしい雰囲気だ。

■ギャラリーNEWSTAR「Deai」。小品ではあるが、野沢桐子が作品を出品していた。STV北2条ビルでの個展もあるし、これからの活躍に期待である。
ホンマメグミ:石造りの建物の中がすべて水になり、中をクラゲや魚や人物が泳いでいる版画作品。
町嶋真寿:針金で作ったガゼルであろうか。シャープな造形だ。

山鼻界隈

2012年05月19日 13時45分27秒 | 写真館
滅多に歩くことのないエリアなので、少し写真を撮って見た。



この電車もそう長くはないのだろうか。



だし巻き専門店?



こういうレンタルビデオ屋さんも無くなりつつあるね。



私も会員です(ウソ)。



ここは一度行ってみたい。



山鼻記念塔。



小学校にあった彫刻? 作者不明。



この辺はまだ食堂が残っているな。



中島公園に到着。


中島公園の彫刻

2012年05月19日 13時15分42秒 | ART
中島公園にある彫刻の写真を少し撮って見た。

山内壮夫「猫とハーモニカ」。



不明。とにかくキャプションが全くないのだよ。
20120523追記 山内壮夫「鶴の舞」だそうです(ヤナイさん、ありがとうございます)。



これは彫刻ではなくて、日時計。結構正確である。



山内壮夫「母と子の像」(多分)。



山内壮夫「笛を吹く少女」。



できれば、作者とタイトルは分かるようにして欲しいが、鑑賞するのにそのような情報は必要ないのかもしれない。

ミートソース(2) ここには愛がある

2012年05月19日 12時53分53秒 | 食べ歩き
今日は展覧会観覧の都合で、中島公園~山鼻界隈を歩いた。そんな中、ぜひ一度はと思っていた、喫茶店「R」へ。メニューが豊富で、値段が信じられないくらい安い。そんな中、カレースパゲッティに猛烈に心ひかれながら、初志貫徹でミートスパゲッティを注文。

鉄板が焼かれ、その上にスパゲッティ、そしてトマト風味のミートソースがかかる。鉄板で熱々の所を食べてもらいたいという心配り、そして値段が400円! 店のアットホームな雰囲気と合わせて、素晴らしい限りだ。

あまりのアットホームさに写真が撮れなかったのだが、安くても決してボリュームは少なくない。後で隣の客がナポリタン中盛を頼んでいたが、ちょっと二日酔いだった私ならば食べきるのは難しかっただろう。今日は普通盛りでちょうど良かった。

マンガも豊富だし、学生時代に近所にこの店があったら、全てのメニューを食べる勢いで通っていたに違いない。非常に来づらい場所なのだが、再訪の可能性大である。その時は万全の態勢でカレースパゲッティを中盛で食べたい(大盛は無理に違いない)。