散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ガラガラから大混雑まで

2015年11月22日 23時54分59秒 | 飲み歩き・北海道内
2軒目は恒例のバー「A」へ。時間も20時少し前とあって、混雑の可能性も頭に浮かんだが、結果的には先客ゼロ。カウンター中央に座り、竹鶴ピュアモルトのハイボールから。



この後、通しのチーズについてや、先日のブラタモリで小樽が取り上げられた件などをマスターと話す。2杯目はシャンゼリゼ。



20時を過ぎてママが到着。パラパラと1名、2名客も訪れだす。3杯目はマンハッタン。ウイスキーの味がしっかり。



ここで随分と元気のいい7人グループが到着。こりゃまいったなと思ったのだが、マスターの「1杯目は早く出さなきゃ」魂が爆発。全員違うというわがままな注文をあっという間にさばく。こりゃすごいわ。

ということで落ち着いて最後にサイドカーを注文。今日はオーソドックスなカクテルでまとめてみた。



スタート時間が遅かったせいか、あっという間に22時半。慌ててマスターとカウンターの客にご挨拶をして、小樽駅へ。バスはもちろんとっくに終了。JRはとみると、23時の最終しか無いではないか…。

普段は21時半頃に札幌に向かうのだが、随分と時間配分がくるってしまったようだ。

 

小樽から鈍行でのんびりと琴似へ。琴似駅からはタクシーで帰宅した。

小さな蝦蛄祭り

2015年11月22日 19時42分49秒 | 食べ歩き
本日は3連休の中日でもあり、小樽に向かうことにした。札幌で何軒かのギャラリーに行った後、JRで小樽へ。時間調整もあったので、あえて快速ではなく鈍行に乗る。手稲を過ぎたあたりから、社内の人は激減。まどから石狩湾が見える。





小樽駅に到着。冬場恒例のガラス作品展示がされている。

北一硝子工房スタッフ「冬のギフト」。左下では熊同士でいくら丼が手渡されている。



市立小樽美術館の展示はいずれ札幌に来るものなのでパスして、オーセントギャラリーを見た後、小樽文学館カフェでコーヒー&マンガ休憩。



天気はまだ雪になっていない(後で、ほんの少し雪がちらついていた)。



懸案だった丸井今井小樽店の跡地は、老人福祉施設と病院に建て替わっていた。空き地として放置されないだけマシだが、とくに開店している店が少ない日曜日のアーケード街は寂しく感じられる。



駅近くに戻り、久しぶりに蕎麦の「Y」へ。小樽蝦蛄祭りの期間中とあって混雑しているかと思ったが、それほどでもなかった。まずはハートランドの小ビールでスタート。

 

この時期に出る季節メニュー(多分)、しゃこぬた。爽やかな味。これはもちろん酒だろうということで、ひこ孫を燗で頂く。ちょっとだけついて来る蕎麦味噌が嬉しい。





続いて焼き蝦蛄。雄雌の2匹が蕎麦のかえしを使った甘辛いタレで焼かれている。香ばしさと蝦蛄の味わいで手が止まらない。さらに大七を燗で追加。



これで私の小規模な蝦蛄祭りは終了。この寒空に、本当の蝦蛄祭りに行く気はしないのだ。次はなぜか突然食べたくなったイカ天。これが想像をはるかに上回る旨さ。噛んだとたんに衣の中から、旨いイカ汁があふれ、イメージしていた歯ごたえとは全く異なる柔らかさなのである。



日置桜を追加し、塩ウニを注文。ちょっとしょっぱい塩ウニだが、酒に合わせると素晴らしい力を発揮する。



最後はもちろんセイロそば。新そばをしゃきっと頂く。締めの蕎麦湯がまさに申し分のない濃度であった。



おっと、意外と遅くなった。次に行こう。

20151122ギャラリー巡り

2015年11月22日 16時13分14秒 | ART
本日は創→シンビオーシス→クロスホテル→オーセント→小樽市民ギャラリー→ドンキホーテ1F→小樽駅の7か所。

■ギャラリー創「大泉力也個展「儚い風景には、解釈を必要としない」」。椅子のようなものを、少しずつ形に変化を加えて視覚化した版画作品。もやもやと気持ちよい。



■クロスホテル「アートフェアさっぽろ」。



Roam Couch「Emorional Rain」:色とりどりの雨が降り、傘や道路ではじける作品。本物の雨もこうなっているのか?
加藤苑「相」:人間の動きを絵画化した面白い作品。
市川友章「浮遊・アルノルフィーニ夫妻の肖像(マーブル)」:有名な絵画の登場人物を立体模型にし、それを改めて絵画作品の中に取り込んだもの。

碓井歩「パライソ」:まるでサンゴのように細かい模様を彫り込んだ立体。陶芸作品の展示で「自由に持って見て下さい」といわれてもめったにそういうことをしない私だが、これは吸い寄せられるように手が伸びる(手袋使用)。欲しい。
石川潤「深深」:彼の小品も見とれるような美しさである。欲しい。
KIM Yun-Jeong「同床異夢1」:頭の中にマカロンを詰め込んだ女の子。

OH Yun-Kyoung「Flow」:実にち密な模様が繰り返される作品。
Huit「サラリーマン」:この展覧会は基本的に画廊が販売のために出品しているのである。展示を見るためには入場料として1000円(何か購入すると返金される)を払わなければならない。本を除いて物欲がほとんどない(欲望はものすごいのだが、物には向かわない)私であるが、何点か欲しいものが発見された。その中で最も安価であったものを購入。1000円は入場料と割り切っていたのだが、購入へのきっかけにはなる気がした。


博多うどん?

2015年11月22日 11時59分24秒 | 食べ歩き
今年の秋、北九州方面に行ったのだが、思った以上にラーメンとうどんが美味しかった。しかし、北九州・博多のラーメン店は札幌にはあまりない。ましてやうどんはさらに少ない。どうやら、北九州・博多のうどんを出していると思われる店は、現時点では2軒しかない模様なのである。

ということでその中の1軒、「M」うどんに行ってみた。

なかなかセンスのいい店内、入口近くのカウンター席に座る。メニューを見て、「肉うどんもいいし、ごぼ天もらしいよなあ」と悩んだ結果、私には珍しく肉うどんにごぼ天トッピングという注文にしてみた。

かなり丁寧に作っている感じが伝わってくる。ゆで時間の分、しばし待ちがあり、それからうどんが到着した。出てきた時点では平たく揚げられたごぼ天が丼から大きくたちあがっている。最初にそのパリパリしたのを食べたのだが、後でつゆに浸した方が味わいが出た感じがする。よって、写真はごぼ天をつゆに浸し、七味を多目に振った所である。



うどんの麺はもう少し柔らかいかと思ったが、それなりの歯ごたえ。もちろん讃岐うどんに比べるとかなり柔らかい。甘めの牛肉とつゆの味、そこにごぼ天の衣が溶け込むと、天ぷらも汁もともに味がアップする。そしてこの甘さには多目の七味がピッタリだ。

そこそこのボリューム感であったが、ついつゆまで飲みきってしまった。他のうどんも食べてみたいし、ご飯ものもあったので、まだまだ楽しめるのではなかろうか。