散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

情報処理技術者試験 情報セキュリティマネジメント試験

2016年04月17日 21時19分51秒 | 情報処理試験
久々の情報処理技術者試験、今回は今年初めてできた「情報セキュリティマネジメント試験」を受験してきた。最初に言っておくが、九州地方では沖縄を除いて、情報処理試験が中止になっている。地震による災害に比べれば小さな問題ではあろうが、何とも申し訳ない気持ちも湧いてくる。

それはさておき、会場は恒例となった北海道大学高等教育推進機構である。今日の札幌は寒い。雪が降っているころよりも、えてして冷たい雨が降る日の方が寒く感じるような気がする。



運営に関して最初に苦言を述べておくと、会場入り口にある受験番号毎にどこの部屋に行くのかという掲示が異常に見づらい。ものすごい人数が滞留していたので、適当に階段を上り3階へ。そこで係員に受験番号を聞くと、階を間違えていたことが判明。ちょっとムッとしながら2階に降りて、教室に入る。それから、教室内での試験説明のマイクがものすごくハウリングを起こしたため、うるさかった。

まずは午前問題から。50問の選択式で1時間半の試験なのだが、正直なところ最初の30分で解答はすべて終了。時間をかけて見直しをしたが、それでも時間が余る。寝ようかと思ったが、午前中のため眠くなく、無意味な時間を過ごしてしまった。教室内には約200人の受験者がいたと思うが、途中退出でかなりの人数が外に出てしまい、最終的に残っていたのは2割程度であろうか。簡単だとは思っていたが、大丈夫か、この試験。

昼食は外に出るのも面倒なので、おにぎり2個とお茶。人間たちが一時的に減ったせいか、やけに寒い。スチーム暖房が入っているのだが、効きが悪い。寒さに強い私なのだが、中が薄着だったせいか、コートを着て、完全にチャックも閉じてしのぐ。



まじめな受験生が多いらしく、午後も約200人の人間が逃亡せずに試験を受けることになった。午後は長文読解のマーク式問題で、試験時間は1時間半。問題はというと、最終的には簡単な問題なのだが、解答を出すまで読まなければならない問題文がとにかく長い。何とか50分で全問解答したが、多分、これで一番早い方だと思う。

さて、最近は夜にはもう、情報処理推進機構からマーク式試験の解答がでるのである。マーク式なので、マークミスなどのまれな事態を除けば、自己採点すれば合格不合格がわかってしまうのである。で、結果はというと、午前問題90点、午後問題95点くらい(部分点が不明なため)で、60点が合格の目安なので、多分、合格したと思う。

ちょっと問題が簡単すぎないか? とも思ったが、私自身は昔、会社のセキュリティポリシーを策定していたくらいなので、この分野は得意なせいはあるだろう。また、午後の長文問題は、常人には相当読みこなすのに時間がかかると思う。それを考えると、そこそこの難易度と言えるのかもしれない。まあ、何にせよ、また一戦終えて、やれやれである。

北海道大箱居酒屋(5) 試験の打ち上げジンギスカン祭り

2016年04月17日 17時54分02秒 | 食べ歩き
試験の一人打ち上げということで、すすきのにやってきた。今日行く店は、大箱居酒屋ではないではないか、という話もあるかもしれない。しかし、学生時代に結構宴会(コンパ)をやったような気がするので、とても懐かしい店「YY亭」である。

16時に入店し「ひとりで大丈夫ですか?」と聞くと、4人掛けの広いテーブルに案内してくれた。もしかすると、ジンギスカンを食べたくなった観光客だと思われているかもしれない。かなり広い店内、私が1番の客かもしれないな。

 

まずはドリンクでしょ、と普段の日曜日は休肝日なのだが、今日くらいはということでアサヒ黒生から。私は黒ビールに関しては、結構アサヒが好きなのもあるが、試験明けの一杯がまずいわけがない!



肉の注文は大人なんだから食べ放題はやめておいて、ラム肩ロース、道産テクセル、道産サフォークの羊肉3種セット。薬味に山わさび醤油漬け、ネギ塩、ハーブ塩がついてくる、ちょっと高級なセットだ。それにキムチ盛り合わせも注文しようかな。



 

早速焼いてみると、うーむ、道産テクセルってやつ、何者だか知らないが美味いな。しかも山わさびの薬味がいい。あっという間に使い切ってしまったが、頼めばもっと出てきたのだろうか。キムチはマイルドな感じだが、お上品で量が少ない。もう少し欲しかったか。

肉は3種が各50gということで、さすがに少ない。私はここで道民ならではのマトンロール(冷凍)を追加注文してしまった。

 

ああ、後で服にしこたまジンギスカンの香りが染みついていたが、やっぱりこれだよな。もっと食べられる気もしたが、後になって腹具合を確認すると、ちょうど正解のやめ時だった。ちなみに酒は1杯しか飲んでいないのだが、最初のセットが高額で、予想外の散財となってしまった。もっと安い肉だけ、または食べ放題であれば安く収まったと思うのだが、これはこれでいいのだろう。



この後、日曜日も開いているバー「C」に行き、ウイスキーソーダと余市10年で締める。ちょうどいい酒量だ。

20160417ギャラリー巡り

2016年04月17日 15時56分31秒 | ART
ギャラリー巡りと言っても、北海道立近代美術館「横山大観展」の1か所のみである。今日はちょっと疲れて、感想を書けない。また、後日。

 

1週間経過し、いまさらながら感想を書いてみよう。

「曳船」:船の姿は画の外側にあって見えず、細い引綱のみが描かれているのがポイント。
「嚴上之両雄」:青い空に虎と鷲。どことなくマグリットを思い出す。
「那智乃滝」:黒い山間に落ちる滝はまるで白い刀のようにも見える。

「浪」:次々と迫りくる暗い浪。
「愛宕路」:地味な画が続いた後に、緑と紅葉の派手な感じの色彩がまぶしい。
「龍膽」:リンドウの青がハッとする美しさである。

「紅葉」:全体に銀をちらし、青・紅・緑の色彩で大観集大成の感がある。
「神州第一峰」:真っ赤な太陽が戯画的な感じ。
「麗日」:つくし、タンポポ、カニが画面の中で浮遊している。

「海潮四題・冬(山海二十題之内)」:波なのに凍り付いた山のようだ。私はエルンストを思い出した。
「漁火」:細かい波の中を流れる海流を描いているのか。壮大な作品。

やはり大観、一見の価値はある。美術館を出ると、雨が降っていた。