散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20160423最近読んだ本

2016年04月23日 23時46分44秒 | 読書
■「神様が殺してくれる」森博嗣

■「はるひのの、はる」加納朋子
メルヘン調ではあるが、話のつくりが丁寧で良い。

■「ひぐらしふる」彩坂美月

■「臨床真実士ユイカの論理」古野まほろ
またもや空理に空論を重ねて(悪い意味ではない)、アクロバティックな作品に仕上げている。このパターン、過去にも無かったわけでもないが。

■「先生、大事なものが盗まれました」北山猛邦
盗めないものはないという怪盗と三人の高校生の物語。少々、ジュヴナイルな感じはあるが、良くできていると思う。

■「カクテル1」城アラキ、花門初海

■「バーテンダー・ア・トウキョウ7」城アラキ、加治佐修

■「代書屋ミクラ」松崎有理
大学の研究職員に変わり、論文を仕上げる仕事が代書屋である。先輩から回されてくる仕事には、何か一つ難問が問題点が潜んでいるが、主人公は無事に代書稼業をこなせるのか?

20160423ギャラリー巡り

2016年04月23日 16時59分13秒 | ART
本日は資料館→市民→大丸→紀伊国屋→チカホ→たぴお→時計台→道新→北星信用金庫→グランビスタ→大通→富士フイルム→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→コンチネンタルの19か所。

■市民ギャラリー「第四十三回北海道抽象派作家協会展」。
田中季里「doors」:先日のたぴお個展に出していない、こんな作品があったのか。「door」をモチーフにした連作だが、どちらかというとオープンというよりは、クローズな感じを受ける作品だ。
丸藤真智子「風の向こう側I」「同II」「同III」:作品3点に描かれている形はそれぞれ違うが、色調の統一感が感じられる。作品をあれこれ批評する(的を射ているのか???)オジサンがいて、ちょうど話をしていた鈴木さんと苦笑する。
小川豊「心のひだ2016-4-16」:恒例の心のひだシリーズだが、今回は非常にスケールが大きく、堂々たる大陸っぷり(何となくそう感じた)である。このシリーズを代表する作品だと思う。

鈴木悠高「sonar 2016H」:鈴木さん得意の緑と黄色の背景に、文字のようにも肉体の断片のようにも見えるものが配置されている。絵画への帰還である。
林教司「赫景I」「同II」:赤から黒への微妙な色彩が素晴らしい。

■市民ギャラリー「第43回美工展」。
瓜生幸「華」:花の種類が良くわからないのだが、組みひもで作った彼岸花のような作品。これはよくできている。
吉田智哉「楕円の中の白銀律」:仏様の顔だろうか。シンプルなペーパークラフトでアルカイックスマイルを表現。

市民ギャラリーへと向かう地下鉄からの通路に、「旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮休館のお知らせ」が小さくあった。これ、札幌市のホームページにも掲載されているようだが、あまりにも小さすぎないか。観光客がやってきて、がっかりしないのかね。



■紀伊国屋ギャラリー「サハリン(樺太)国境紀行写真展」。まだ見ぬサハリン。こういう写真展はうれしい。

■ギャラリーたぴお「TAPIO LAST」。復活するという話もあるようだが、とりあえずは最後のグループ展。
青舎又猫:たぴおの入っているビルから出てくる、擬人化した猫2匹(人)。思わずこれに誘われて、ギャラリーなどの写真を撮影してしまった。

 

 



■時計台ギャラリー「福岡幸一作品展―50年をたどる(1963―2015)―」。私は最近のアンモナイト銅版画しか知らないのだが、私が生まれる前から画を描いているとは知らなかった。
「釧路港」:空の緑が好きな色彩だ。
「駅裏の長屋1991」:1983年には駅裏の木造長屋があったみたい。もしかすると、札幌に来た私も、この建物を見たかもしれない。札幌駅の北口は、とても道都の中央駅の出口とは思えないような牧歌的なものであった記憶がある。

■らいらっく・ぎゃらりい「第1回糸井崇史油彩展」:動物の姿に大胆に迫ったちょっと面白い作品。ちょうどギャラリーに来ていた観覧者ががさつだったため(しかも3人組)、見る気が失せたのが残念。

■ギャラリーivory「シロツメグサ ―わたしをみて―」。写真と絵画の2人展。写真は女性ヌードなどもあり、いやらしくないのだが、そこがまた逆にいやらしいという(考えすぎ?)、なかなかの作品。絵画作品はいわゆる抽象画だが、色彩のグラデーションや、時に使われるドリッピングなどの技法も様になっているように思った。

昼下がり休憩

2016年04月23日 16時53分28秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
今日は朝が早めだっただけに、ギャラリー巡りも疲れてきた。16時前に西11丁目にたどり着き、久々の居酒屋「O」へ。今日は給料日前ということで、非常に客が多い模様。何とかカウンター席に座ることができた。

1杯目は疲れをいやすバイスサワーから。つまみはマカロニサラダとかたくり菜のお浸し。この他にもアサツキ酢味噌和え、大根菜の胡麻和え(だったか?)があり、葉っぱ三部作にしようかと思ったが、さすがにヘルシーすぎるのでやめておいた。



人が多いので、そのざわめきを聞きつつ、テレビを見つつ、本を読みつつ、2杯目は前割り焼酎のロック。最近、腰痛のためコルセットをしているのだが、そのせいで食欲が湧きにくい(胃の辺りに圧迫感があるため)。あまりかさばらないチーズと砂肝の燻製を注文。



この位にしておこう。この後、コンチネンタルギャラリーに立ち寄るが、この時間で外に出ても寒くないのはとてもうれしい。

初天丼

2016年04月23日 11時35分04秒 | 食べ歩き
午前中の札幌は雨のため、あまり地下街から離れることができず、昼食は札幌駅近くの天ぷら「E」へ。ここはビルの地下飲食街なのだが、地下鉄から直結ではないという残念な場所。しかし、地下鉄出口から歩いて数秒なので、気になるほど濡れるわけではない。

時間は11時過ぎとあって、先客無し。まだ、準備中の雰囲気漂うものの、「さあどうぞ」ということでカウンター端の席に座る。さて、ここはかき揚げ天丼が評判の店。私も昼の訪問では、過去おそらくすべてかき揚げ天丼しか食べていないと思う。そして、それは実に美味いのだが、何となく端から端まで同じ味だよねという気もする。

ということで、今回この店では初めてとなる上天丼を注文。他に客がいないので、あっという間に仕上がって天丼が運ばれてきた。



上天丼に載っているのは、海老天2(形はこの店の分店と同じだな)、イカ、キス、春菊、カボチャ。豆腐となめこの味噌汁、おしんこ付き。早速食べてみると、タレで程よくしんなりした天ぷらは、値段を考えると申し分ない。しかもうれしいのは、控えめにタレのかかったご飯が美味しいこと。店に来た時間が早いから、ちょうど炊き上がりから、少しご飯を落ち着かせたところかな。

味噌汁もなめこのとろみと三つ葉の香りが嬉しい。それから店のお母さんが最初は熱いお茶、天丼が出てきたときに「冷たいのもどうぞ」と冷えたお茶を出してくれたのも嬉しいところだ。

天丼をすっと食べ、最後に残っていた冷たいお茶で締める。良い昼食だった。



外に出たが、まだちょっと雨が降っているな。