散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

小腹へった

2016年10月15日 20時47分03秒 | 食べ歩き
狸小路を酔っぱらいつつ西方面へと歩く。夕方食べた天ぷらの効力が切れ、腹が減ってきたようだ。



牛丼、サラダセットを食べる。そこそこ美味い。味噌汁がしみる。



この後帰宅し、何と21時台には寝た模様。疲れているのか。


20161015ギャラリー巡り

2016年10月15日 19時53分35秒 | ART
本日は資料館→コンチネンタル→富士フイルム→アリアンス→ivory→さいとう→スカイホール→三越→大通→道新→時計台→赤れんがテラス→プラニスホール→大丸→道銀駅前支店→大洋の16か所。

■札幌市資料館「第15回斎藤由美子水彩画展」。主に、草花を水彩で描いた作品が展示されている。自然の美しさがポイントだが、単に写実的に描いたというより(そうとう写実的だが)、作家の目で描きたいポイントを明確にしている感じがする。それが微妙な遠近感のように感じられ、より一層、自然の良さが伝わってくるのだ。

「あけてくださぁ~い」:資料館の窓につめ寄ってくるような枯れ葉を描いた作品。ユーモラスでもある。



■コンチネンタルギャラリー「中江紀洋展」。これは素晴らしい。
「風のひとりごと」:化石化したような木を台座に、石に見立てたような楕円体があり、さらにその上に5匹のトカゲらしい生物が歩いている。風が「1億年前に、こんなことがあったのさ」とつぶやいているかのようだ。

彫刻だけではなく、ドローイング作品が多数展示されているのは意外だった。幾何学的な形+ドリッピングで、何となく曼荼羅のような印象を受けた。

■札幌アリアンス・フランセーズ「THREE TREE 2016 3人のひっそり絵画展」。
佐藤綾香「甘いかおり」:苺が画面からはみ出すような半立体作品。
佐藤綾香「遭遇1」:それに対してこちらは、人の目と狼を重ね合わせた、ほぼモノトーンの作品。
古田萌「兆-きざし」:楕円体の木に手と蜘蛛を描いた作品。
宮村麻未「きまま」:お菓子などを描いた連作集だが、ちびたポッキーを描いた作品が何とも面白い。

あれれ、雪虫が服にとまった。何度か見かけたような気はしていたのだが、ついにこの季節が来たか。



■時計台ギャラリー「米澤邦子展」。思わず「やるな!」と言ってしまう展覧会。
「流景」:色彩と表面の形状のバランスで深みのある表現がなされている。

■プラニスホール「夕張市美術館コレクション~炭都・夕張の美術遺産」。私は2006年に夕張市美術館に行ったのだが、あれから10年。夕張市は財政的に非常に厳しく、美術館も今はない。

小林政雄「炭鉱風景」:茶色の山肌、建物、それらを縁取る黒く太い線。エルンストを思わせる作品だ。
大黒孝儀「選炭場」:不思議と明るく、整然とした建物が描かれている。

この他にも、齋藤清、佐藤忠良、山内壮夫、夕張生まれの伊藤光悦、江川博の作品、さらに夕張市美術館で開催された展覧会のポスターや1950年頃の夕張の写真など、なかなか興味深い展示であった。


ガンメルダンスク入荷

2016年10月15日 19時37分33秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
3軒目はバー「N」。また来てしまった。席に座りカウンターを見ると、おお、なんとあのガンメルダンスクがあるではないか。

それはちょっと置いておいて、1杯目はジンソニックならぬ、アクアビットソニック。これは炭酸と共にアクアビットの香りが立ち上がり、かなりいい。



2杯目にアクアビット+ガンメルダンスク+レモンのカクテル。今、調べてみるとガンメルダンスクってデンマークのリキュールなのだ。これはアクアビットと相性が良いはず。



おっと、久しぶりに飲むガンメルダンスクは、かなりドライな味わいだった。ちょっと甘いものと合わせたほうが良いかもしれない。

3杯目は巨峰とジンのカクテル。これで甘いものを補ってみた。



2杯目が強力だったため、かなり酔っぱらう。

札幌駅前通り

2016年10月15日 17時17分32秒 | 写真館
時間つぶしに札幌駅前通り(地上)を歩いてみた。天気が良かったせいもあり、結構人は歩いている(なるべく人を写さないようにしているので、写真ではそうは見えないかもしれない)。

北3条あたり。



北2条あたり。



北1条あたり。

 

大通。



チカホができた時に地上の商店が大ダメージを受けるという話があった。ちょっと冷たい見方かもしれないが、時代に合わなくなってしまった形態の商店が最後の一押しを受けたということではなかろうか、と思ってしまった。ポールタウンとオーロラタウンができた時は私は札幌には住んでいなかったが、この時も地上の商店街の反対運動というのはあったのだろうか?

ちょっと不思議な感じがする「光の帝国」。


天ぷらで一杯

2016年10月15日 16時33分43秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
「天ぷらで一杯」、何とも高級感の漂う言葉だ。しかし、それをグッと安く頂けるところに行ってきた。

先日、拝見させていただいているブログでこれはちょい飲みにピッタリというメニューが目に入ったので、早速、札幌駅APIAの「T」へ。明るい(明るすぎるが)カウンター席に座り、天ぷら四品生ビールセットというのを注文。ビールはすぐ出してもらい、天ぷらは揚がりたてのものが到着。



海老、イカ、インゲン、レンコンの4品である。海老から食べると、これがなかなかいけるのだ。その他のものもなるべく冷めないうちに早く食べたが、悪くない。いや、積極的に美味いと言っていい。これ、ビールも含めて580円だからね。

惜しいのは熱い所を食べたいので間がもたないことと、周りで酒を飲んでいる人が誰もいないことかな。単品で舞茸とマッシュルーム、さらにハイボールを追加する。そして、間を持たせるための貴重な味方、つぼ漬け食べ放題が嬉しい。



なんだ、100円でマッシュルーム1個かよ、と思ったが、これが素晴らしく美味い。熱いところを無理に食べると、口中できのこ汁あふれ状態だ。舞茸も触感がいい。



今、メニューを見てみたら、単品メニューには穴子にキスもあるのか。また試してみたいものだ。


ワンタンメンはラーメン

2016年10月15日 11時48分05秒 | 食べ歩き
今年の8月に突然のワンタンメンブームが来て(マンガが原因だが)、3回ほど食べた。札幌にはさほどワンタンメンを出す店がなく、今回で一応最終回としておこう。ということで、狸小路そばの老舗「K」へ。昼前だが店にはどんどん客が来つつある。何とか無事に席を確保し、早速のワンタンメン注文である。



やってきたワンタンメン、スープは醤油味である。具はワンタン、チャーシュー、ナルト、メンマ、麩、青ネギという構成。早速ワンタンを食べると、やはり皮の触感がいい。そして中に入っている肉部分には中華のテイストが効いている。しかもワンタンは全部で10個はあっただろうか。食べても食べてもワンタンだ。

そして麺をすすると…、これが醤油ラーメンなんだよね。

「めしばな刑事タチバナ」で『結局のところ、ワンタンメンってラーメンの味なんです』というセリフがあったが、まさにその通りだ。例えば広東麺や担々麺、ジャージャー麵はラーメンとは別物の味がする。しかし、ワンタンメンって、全くラーメンそのものなのだ。チャーシュー麺も同じだが、あれは「元々乗っていたチャーシューを増量」という考え方なので、誰もラーメンの味+チャーシュー以外の期待をしない。しかし、ワンタンメンには何か新しい味を、とつい期待してしまうのだが、ラーメンの味+ワンタンなのである(「しかし」が多いな)。

まあ、ラーメン部分も何とも懐かしい中華料理屋さんのラーメンで悪くはなかった。分厚いチャーシューが2枚乗っているのもいい。