散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ひさびさに来たところ

2019年11月02日 17時08分54秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
あまりにも出張が多くて、それ以外の日の活動に気力が湧かない。どうしても最低限のギャラリー巡りと本屋行きだけになってしまいがちである。今週末は3連休とあって、少し余裕があるが、ギャラリー巡りに思いのほか疲れ、久しぶりに西11丁目の「O」に立ち寄っていくことにした。

飲み物は生のカボスが入ったときにはカボスハイだな。



うーん、爽やかだ。つまみは名前を忘れてしまったのだが、何とか言う山菜のキムチ和え。歯ごたえが割とある感じ。



それから寒い季節限定の味噌煮込みを注文。葱たっぷりで最初から唐辛子が入っているようだが、ちょっと一味を追加して食べる。臭みなし、汁の部分が濃度が高く、飲むというより全部食べるという感じだ。



2杯目はバイスサワーにしよう。カボスハイと比べると、少し甘味が感じられる。



そしてつまみの最後はハムエッグ。家で作れんじゃねおつまみ選手権で、私の好きな納豆豆腐と双璧をなす実力者だが、これが何だか美味いんだよね。下にあるキャベツが熱でしなっとなった所にマヨネーズをかけるのもまた良しである。



というところで本日の夕方飲みは終了。そういえば、この店の隣の隣に二号店もできたので、今度はそちらにも行ってみることにしよう。


20191102ギャラリー巡り

2019年11月02日 16時00分22秒 | ART
本日は市民→道新→グランビスタ→大通→富士フイルム→オマージュ→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→プラニス→エッセ→紀伊国屋の13か所。

とりあえず天気が良くて良かった。紅葉も進む中、ちょっと遅めに11時頃スタート。



■札幌市民ギャラリー「第94回道展」。
伊藤貴美子「月光-3-」:月光と言っても明るいだけでもなく、暗いだけでもなく、その調和を表現するのは難しいんだろうなと思わせる作品。佳作賞ということで、おめでとうございます!
折目桃子「郷愁の向う側」:この人の作品はいつも私の目を引く。
川上直樹「国境地帯-ときの輪郭」:以前の作品よりも、全体的にトーンを抑えめで統一しているか。新会員おめでとうございます!

川尻舜「嗚呼」:ユーモラスなような、ちょっと怖いような。
佐々木仁美「令和元年7月-」:タイトルがあれだが、造作は素敵だ。
堀切健太「100 years later」:あっけらかんと明るい世界がいい。
安田眞紀子「黄金色の魚」:魚が光り、浮き出してくるようだ。

全体的にリアル(スーパーリアル)好みの私なので、いつも同じ作家名を上げてしまうのだが、変わり映えがしなさすぎるので、今回は省略させていただいた。

上記でタイトルに文句をつけているが、これはあくまでも「元号が嫌だ」というだけの事なので、特に深読みしないで欲しい。そもそも元号は今となっては役立つものではないどころか、西暦との併用で混乱を招くだけの代物である(伝統的にも一世一元になったのは近年の話なので、意味はない)。特に「元年」というのも嫌な書き方で、なぜ「令和1年」にしないのだろうか。数字の方が年数を求める時に引き算しやすいではないか。かように、下らない因習が好きではない訳である。

■道新ギャラリー「北海道イラストレーターズクラブアルファ 会員作品集『MY WORK 31』イラストレーション展」。プロの仕事、安定感がある。

■グランビスタギャラリー「佐藤綾香作品展 「蝶と祭日」」。よ、待ってました! と言いつつ、既発表作品が多い。
「音合わせ」:最近、始めたのだろうか。仏教の影響を受けた半立体の作品。平等院鳳凰堂の雲中供養菩薩像を思わせる。
「静かなレモン」:無駄を削った結果、レモンだけが残ったと作者が言う作品。こういうの、好きですな。



大通公園では樹の葉が黄色く色づいている。



■三越「大黄金展」。今年もやって来ました、大黄金展が。目玉は手塚治虫生誕90周年記念、ブラックジャック先生とピノコ。



■スカイホール「山田吉泰彫刻展」。
「流木」:何点かのシリーズ作品だが、木(流木)そのものが流れ、または空を飛ぶような素敵なフォルムの作品。

■さいとうギャラリー「土井義範絵画展」。
「夢のカケラ」:これに限らず、どこか頭にひっかかる、とにかく気になる作品が多い。最新のこの作品を見て、私はクリムト「エミーリエ・フレーゲの肖像」のドレスを思い出した。

■さいとうギャラリー「伊藤隆弘彫刻展」。どこかありそうで、なさそうな形。面白い。

■プラニスホール「生頼範義展」(頼のつくりは刀の下に貝)。見に行くべきかどうか相当迷っていたのだが、これは行って良かった。いや、行くべきだった。一般的な評価としては、ゴジラ、スターウォーズのポスター等が代表作ということになるのかもしれないが、私にとってはSF本の表紙を書いている人というイメージが強い。

あらためて仕事を見ると、小松左京「復活の日」「ゴルディアスの結び目」、平井和正「幻魔大戦」、ベスタ―「虎よ虎よ!」の表紙作品などは、今でも心に焼き付いているほど印象深い。その他、雑誌「SFアドベンチャー」の表紙とかね。

私がSFづいたころには、とっくにSFマガジンはスタートしていて、値段が高いのと、今から読むかという気持ちがあった。そんなとき、SFブーム(宇宙戦艦ヤマト、スターウォーズの影響もあった)から、新しいSF雑誌が創刊されるということで、「SFアドベンチャー」は創刊号から期待して買ったのをおぼえている。その時の表紙が生頼範義だったのも、当然覚えているのである。後はレイジー「宇宙船地球号」のアルバムジャケットを制作していたというのも、「なるほど、分かる分かる」という感じである。

驚いたのはポスター「HOPE MY WAY」シリーズである。今となってはもう作られないであろう、煙草の宣伝ポスターだが、これがまるで写真にしか見えない手描きなのだ。「写真みたいに描けば良いのか」問題は置いておいて、生頼氏がここまで上手いとは思っていなかった。これを見ただけでも個人的にはこの展覧会は価値があった。



■ギャラリーエッセ「第23回 坂本勤・鈴恵・亜樹 風の詩画展」。相変わらずの坂本亜紀の精密切り絵を楽しむ。

札幌駅から100m以内にあって、この寂しさ。人類絶滅後の遺跡感はスゴイ。


ちょうどいい丼

2019年11月02日 13時20分59秒 | 食べ歩き
今日は朝食が少し遅めになり、その余波もあって昼食も遅めに。あまりこのタイミングで食べ過ぎたくない。ということで、割と評判が良く、気になっていた店を目指すことにしよう。

雑居ビルの3階なので、エレベータを降りるまで状況が分からない。おお、エレベータを降りても中の見えないドアがあり、「営業中」ということは分かるが店内状況までは見て取れないのだ。混雑していると嫌だなあと思いつつ、ドアを開けて入る。

幸いなことにテーブル席は満席のようだったが、カウンター席はたまたま空席だった。ここは中華&海鮮の店なのだが、今日はボリュームを控えるために中華は避けて、気まぐれ海鮮丼だな。

あまり待つことなく海鮮丼とスープ(和漢折衷の味だった)が到着。海鮮丼に載っているのは、サーモン、鯛?。トロ、甘エビ、帆立、ホッキひも、鰤、玉子焼き。ご飯と魚の間には海苔、きゅうりなどが忍ばせてある。



早速食べてみると、魚はいずれも新鮮である。サーモンは正直あまりうれしくないのだが、マグロはかなりの脂具合。ホッキも姿のいいところは別に使うのだろうが、私はむしろひもの部分が好きなくらいなので、嬉しい。丼も小さいかなと思ったが、予想よりは食べごたえがある。

これは再訪ありだな。気まぐればらちらしも気になるし、中華のメニューも試したいところかも。

20191022松江・出雲

2019年11月02日 10時22分27秒 | 写真館
2日目の写真。

出雲大社への参道で撮影したものだが、あっさりした表示ながら、一番下の停留所に驚いた。



瀧徹「神話の杜」。ダイコクサマとゆかり深いウサギ、八岐大蛇などの象徴だそうだ。



古代出雲歴史博物館の入口辺りにあったもの。こちらはやはりウサギの像があちこちにあった。



博物館に入り、石屋古墳から出土した「石やん」。



6世紀後半、推定復元された馬上の大首長。



弥生時代の「人面付土器」。実在の人間の顔を模している感もある。



「幸魂 奇魂」。神話っぽい。



荒木文夫「水辺を歩く」。



出雲大社大宮司「千家尊福卿」。



荒木文夫「未来を拓く」。



「出雲阿国像」。



松江しんじ湖温泉駅にある足湯とお湯かけ地蔵。



「内村鱸香碑」。松江市出身の儒学者・教育者だそうだ。



松江城の堀近くにある「アオサギ」像。堀に近すぎて撮影するのもちょっと怖い。



松江開府の祖、西村文男「堀尾吉晴公」。



どこかでみかけた大黒像。出雲で見ると、感慨深いのかも。