魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

カワムツが・・・

2013年10月02日 20時33分02秒 | 魚介類採集(淡水・汽水)
 
昨日は午前中に用事があったので帰りに川へ寄ってきました。場所はいつもの場所で、ここではオイカワなどが多い場所。
 
しかし今日は・・・
 
カワムツCandidia temminckii (Temminck and Schlegel, 1846)
 
カワムツは西日本の河川に多く生息する種類。関東では移入とされていますが、この河川では在来でしょうか、それとも移入でしょうか。カワムツは上流ではよく見られるようですが、この間の台風による河川の増水で、流れてきたのでしょう。
 
もう一丁。
大きいのから小さいのまで、数多くの個体を見ることができたのですが、
この日は、この場所に多く生息するオイカワがみられませんでした。
さらに下に流れて行ったのでしょうか。
 
 
カワムツ以外にはこんな魚も。ほかはアブラハヤ、シマヨシノボリ、カワヨシノボリ、ボウズハゼでした。ヨシノボリはすべてこの2種類で、5月に大量に遡上してきていた、オオヨシノボリの姿はありませんでした。吸盤で岩に張り付けるので、カワムツのように下に降りてくるようなことはないのでしょう。
 
 
帰りにはこんな虫を捕まえました。タイコウチ。水生カメムシの仲間を採集するのは久しぶりです。
 
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ヌマチチブ

2013年09月10日 22時14分11秒 | 魚介類採集(淡水・汽水)
 
 
先週の土曜日に採集したハゼ科の魚、ヌマチチブです。

ヌマチチブは、ハゼ科・チチブ属の魚で河川に普通に見られる種類です。この個体は中流域にいたもので、同じ場所ではほとんど毎回見ている魚なのですが、なかなか写真を撮ることができていないものでした。

名前に「ヌマ」とありますが、河川本流などに多く生息します。
 
 
ハゼの仲間は、横置きの白バック画像を撮るのがなかなか難しいので、このような水槽の中に入れて撮影することが多いのですが、それでもうまく撮れるとは限りません。胸鰭の赤い線はヌマチチブの特徴ですが、この写真でかろうじてわかるかな・・・?という程度。
 
 
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ヨシノボリたち

2013年08月18日 21時39分30秒 | 魚介類採集(淡水・汽水)

今日は近くの河川へ行ってみました。河川では今日は魚の死骸がいつもより目立っていました。高水温の影響でしょうか。亡くなっておらずとも、鰭や体表に白いかびのようなのが付着してる個体もいました。

別の場所では、水カビに侵されているものもいたものの概ね元気なようでした。

 
6月よりも水が少なく、水温もぬるい。しかし、ある程度流れがある場所や、草の茂みの陰になっている場所ではまだまだ魚も元気そうでした。カワヨシノボリは、オレンジ色の鰭が美しいです。すぐそばでは同じハゼ科のヌマチチブの姿も確認することができました。
 
 
こちらはシマヨシノボリ。5~6月には見られなかった大きめのサイズ。小さなニシシマドジョウを狙っていました。
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ボウズハゼ

2013年06月16日 23時50分03秒 | 魚介類採集(淡水・汽水)

ボウズハゼは日本の、特にに太平洋側にそそぐ河川に多くみられるハゼです。写真やテレビの映像などで、岩をつたいのぼるハゼとして紹介されていることもあるのでご存知の方も多いでしょう。

ボウズハゼは基本的に岩に付着した藻類をはみます。河川の中~上流に多く生息し、小さな河川では河口付近にも姿を現します。

以前高知で遭遇したことがありますが、その時は逃げられてしまいました。採集したのは、2008年の奄美大島以来となります。

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ニシシマドジョウ

2013年06月13日 23時25分18秒 | 魚介類採集(淡水・汽水)

この間淡水魚を採集。シマドジョウ種群を初めて採集しました。

スジシマドジョウ種群よりも、胸鰭の軟条が太くてカッコいいです。

従来の図鑑 (検索図鑑など) で、シマドジョウ種群とされていたのは、最近4つに分けられ、シマドジョウという和名も消滅しました。シマドジョウ種群は4つの集団に分けられており、ヒガシシマドジョウ、ニシシマドジョウ、オオシマドジョウ、トサシマドジョウという名前がついています。 学名はまだ確定していません。

家に帰宅後早速撮影。写真の個体は斑紋、特に尾柄部のものと尾鰭にものから、ニシシマドジョウである可能性が高いと思われます。ニシシマドジョウは中部地方以西の河川に生息するとされていますので、どんぴしゃ。

この河川のニシシマドジョウは数が多く、ごく普通に見られました。尾柄部の斑紋は上のものがはっきりしており、腹側のものはあまりはっきりしていません。

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