1週間ほど前にキンセンイシモチドット型を90cmの水槽のほうに移動しました。
キンセンイシモチドット型をはじめ、テンジクダイ科の魚は多くが夜行性です。本種は昼間は水槽を群れでゆったりと泳いでいます。夜間ほかの魚が寝ているとき、この仲間は俊敏に泳ぎます。
夜更けの水槽。水槽の左側にある青色のLEDをつけてみました。泳いでいる魚はキンセンイシモチばかり、この写真ではぶれていますが・・・。このほかカクレクマノミがいます。クマノミは昼間はよく泳いでいますが夜間はゆっくりと泳いでいます。
キンセンイシモチは、夜間になると、餌の時間でもないのに表層を遊泳します。餌をやるときは、水槽の上にある蓋を外しますので、多くの魚が理解し、寄ってきます。
この個体は一番大きい個体。一回手網を入れるだけで10匹以上は掬うことができたのですが、持ち帰ったのは8匹のみ。一緒に掬った時から一番大きいものでした。テンジクダイ属のなかで、テンジクダイは雌のほうが成長がよいという報告がありますが、この個体もそうなのでしょうか?