NHK「ブラタモリ」、今夜2月10日の放送は「鎌倉の寺〜北条氏の寺でわかる!鎌倉幕府の偉業とは〜」だった。
見ていると、極楽寺に向かっているあたりで、不意につれあいが歌い出した。
「ごくらくじざか、こえゆけば~♪」何の歌 さらに「けんちょう、えんがく、ふるでらの~」というフレーズも。。。鎌倉の歌だそうで
「あの辺の子どもは小学1年生のときから歌うんだけど」小学校低学年の頃、藤沢市に住んでいたつれあいにとって、鎌倉は地元に近い感覚。なるほど、と納得しつつ調べてみると、曲のタイトルは「鎌倉」。1910年に文部省が編集した尋常小学読本唱歌に収録されている。
鎌倉の名所を美しい口調で紹介する曲。歌詞は:
作詞=芳賀矢一 (文部省唱歌)
1 七里ケ浜(しちりがはま)のいそ伝(づた)い
稲村ケ崎(いなむらがさき) 名将(めいしょう)の
剣(つるぎ)投(とう)ぜし古戦場(こせんじょう)
2 極楽寺坂(ごくらくじざか)超(こ)え行けば
長谷観音(はせかんのん)の堂(どう)近く
露座(ろざ)の大仏(だいぶつ)おわします
3 由比(ゆい)の浜(はま)べを右に見て
雪の下村(したむら)過ぎ行けば
八幡宮(はちまんぐう)の御社(おんやしろ)
4 上(のぼ)るや石のきざはしの
左に高き大銀杏(おおいちょう)
問(と)わばや遠き世々(よよ)の跡(あと)
5 若宮堂(わかみやどう)の舞(まい)の袖(そで)
静(しず)のおだまきくりかえし
かえせし人(ひと)をしのびつつ
6 鎌倉宮(かまくらぐう)にもうでては
尽(つ)きせぬ親王(みこ)のみうらみに
悲憤(ひふん)の涙わきぬべし
7 歴史(れきし)は長き7百年(しちひゃねん)
興亡(こうぼう)すべてゆめに似て
英雄墓(えいゆうはか)はこけ蒸(む)しぬ
8 建長円覚古寺(けんちょうえんがくふるでら)の
山門(さんもん)高き松風に
昔の音(おと)やこもるらん
私の世代には懐かしいデュオ、ダ・カーポが歌う音源があった。
つれあいは藤沢市にそんなに長く住んでいたわけではないのに、よく歌が出てきたものだ。やっぱり、昔覚えたものって忘れないのかな