遅くなってしまったけど
2022年北京オリンピックのフィギュアスケート最終予選、ネーベルホルン杯2021。アイスダンス・フリーダンスの結果、アイスダンスの残り4枠と、団体戦に出られるチームが決定した。
<アイスダンス>
1位 ユリア・トゥルッキラ/マティアス・ヴェルスルイス(フィンランド)
3位 マリア・カザコワ/グレゴリー・レヴィヤ(ジョージア)
4位 ティナ・ガラベディアン/シモン・プルー=セネカル(アルメニア)
5位 ナタリー・タシュレロヴァ/フィリップ・タシュレル(チェコ)
6位 (次点)アンナ・ヤノフスカヤ/アダム・ルーカス(ハンガリー)
トゥルッキラ/ヴェルスルイスは充実していて圧倒的だった。世界選手権でまさかのフリー進めずだったので、得点と順位を見たときは嬉し涙 カザコワ/レヴィヤはリズムダンスの失敗を取り返して、独自の世界観を展開。
予測でうっかりしたことに、ガラベディアン/プル―=セネカルが8月のレイクプラシッド・インターナショナルで高得点を出していたのに気づいていなかった。一方でユラ・ミン/ダニエル・イートン(韓国)は同大会で自己ベストに届いていなかったわけで、、、当然の結果だった。
チェコの兄妹カップル・タシュレロヴァ/タシュレルも実力通り。5番手以下に大差をつけた。
出場枠を得た国とカテゴリの一覧はWikipediaで。
団体戦には、少なくとも3カテゴリで出場枠を確保した国だけが出場できる。それがなんと、ぴったり10か国 ロシア・アメリカ・カナダ・日本・イタリア・中国・ジョージア・チェコ・ドイツ・ウクライナとなった。
本来、各国各カテゴリ最上位の世界選手権2021とGPS&ファイナル(なければJGP)のポイント合計で、上位10か国に出場権が与えられる。ソチ五輪、平昌五輪では一応補欠にあたる国があったのに、、、。
3カテゴリ以上揃えられる国が減ったのは、それだけ多くの国が枠を得られたからかと思いきや、平昌五輪と同じ32か国だった。躍進したのは旧ソ連のアルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、エストニアなど。
一方、アジアはちょっと寂しいような ミーシャ・ジー、ジュリアン・ジージエ・イーが引退したウズベキスタンとマレーシアは予選に参加してないし、フィリピン、カザフスタンも枠には遠かった。北朝鮮も国際大会に出てこなくなったので、アジアは開催国中国と日本・韓国だけになってしまった。
あとは、枠を返上する国、繰り上げで枠を得る国が出るかどうか。最終決定したら、また五輪予想を考えることにしよう
2022年北京オリンピックのフィギュアスケート最終予選、ネーベルホルン杯2021。今、女子フリーが終わったところ。五輪出場枠はショートプログラム上位陣が守った形になった。
<女子>
1位 アリサ・リウ(アメリカ)
2位 エカテリーナ・クラコワ(ポーランド)
3位 ヴィクトリア・サフォノワ(ベラルーシ)
4位 アレクシア・パガニーニ(スイス)
5位 アナスタシア・シャボトワ(ウクライナ)
7位 カイラニ・クレイン(オーストラリア)
8位 (次点)ララ・ナキ・グトマン(イタリア)
アリサ・リウは圧倒的なパフォーマンスだったが、3アクセルはパンク その分、技術点では2番目になったが余裕でアメリカの3枠目を確保。滑走のスピード感、ジャンプの安定感、音と動きの融合、これこそフィギュアスケート
クラコワは実績からいって世界選手権で枠を獲れて当然のところ、ショートプログラムで失敗してフリーに進めなかった。ノーミスで終わり、一気にこみあげて顔を覆っていた。得点にまた涙。相当なプレッシャーだったんだろう。
世界選手権に出場していなかったベラルーシは、サフォノワが安定したジャンプで獲得。スイスのパガニーニも、世界選手権の失敗は何だったのか?という感じで本来の演技で枠をゲット。実況席に男子のルーカス・ブリツィギが応援に来ていた。
ウクライナのシャボトワは、今年15歳になってシニアに出られるようになり、さっそく結果を残した。オーストラリアのクレインは平昌五輪に続いて2大会連続出場できそう。フリーの得点を見た瞬間はがっかりしていたが、総合順位で枠が取れたとわかってうれし涙
イタリアのグトマン、冒頭の転倒さえなければ、、、だった。イタリアは他の3カテゴリで枠があるので、3大会連続で団体戦に出ると思われる。
五輪出場には届かなかったが、台湾の丁子涵(Tzu-Han TING)、「アラジン」のプログラムがめっちゃ可愛くてよかった。ジャンプも安定しているし、音はめも決まっていた。四大陸選手権に出られるミニマムテクニカルスコアは獲得したし、世界選手権もSPであと2点ちょっとだから、今季中に取れるかも。世界ジュニアの出場も可能だから出るかな? 急成長しそう
キプロスのエミリア・ジンガスもあと少しだったが、オータムクラシック・インターナショナルで180.72を出していたマリレナ・キトロミリスが出場していたら、枠に届いたかも、、、
注目していたフランス、レア・セルナが届かず。これでフランスは団体戦出場が不可能になった。
アイスダンス・フリーダンスが始まっている。いよいよ
2022年北京オリンピックのフィギュアスケート最終予選、ネーベルホルン杯2021。男子とペアのフリーが終わって、五輪出場枠が決定した。(女子とアイスダンスはこの後決まる。)
私の予想は大体当たったかな 以下は枠を獲得した国。
<男子>
1位 ヴィセント・ジョウ(アメリカ)
2位 アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)
3位 マルク・コンドラチュク(ロシア)
5位 イ・シヒョン(韓国)
6位 ヴラジミール・リトヴィンチェフ(アゼルバイジャン)
7位 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
8位 ロマン・サドフスキー(カナダ)
10位(次点) バサル・オクタル(トルコ)
世界選手権2021で枠を増やした、またはフリーに進んだ人数が獲得枠に足りなかったので、今大会でプラス1枠に挑戦する権利を得た5か国は、全て獲得できたことになる。複数枠が取れるくらいの国が圧倒的に有利だろうと思っていたが、その通りになった。
世界選手権で決まる枠が24、フリーに進める枠が24。つくづくフリーに進むことが重要だった。次の五輪出場枠も同じ決め方なら、1枠が取れるかどうかのレベルの選手は、徹底的にショートプログラムで高得点を取れるように対策を練ったほうがいいかも。
それ以外はアゼルバイジャンとオーストラリアが獲得。
予想と違ったのは、地元ドイツのパウル・フェンツが13位にとどまって枠を獲れなかったこと。次点にも届かなかったのは残念だが、ドイツは男子以外の3カテゴリで枠があるので、団体には出てくると思われる。
<ペア>
2位 ラウラ・バルケロ/マルコ・ザンドロン(スペイン)
3位 カリナ・サフィナ/ルカ・ベルラヴァ(ジョージア)
5位 ヘイリー・コップス/エフゲニー・クラスノポスルキ(イスラエル)
6位 (次点) Yuchen WANG / Yihang HUANG(中国)
スペインのラウラ・バルケロは新パートナーと組んで急成長、見事枠を獲得。
ジョージアは世界選手権16位とあと一歩で枠を逃したアナスタシア・メテルキナ/ダニール・パルクマンに替わって出場したサフィナ/ベルラヴァが頑張った。実際に五輪に出場するのはどちらになるか? これで3カテゴリで枠を得て、団体戦に出てくる可能性が高くなった。
イスラエルのクラスノポルスキも、パートナーを変えて大成功。中国は3枠目が取れず、、、ペア大国だが若手の成長はやや遅れているかも。
今、女子フリーの最終グループに入るところ(ライブストリーミング)。さて、どうなる
2022年冬季オリンピック北京大会、もう半年もない
フィギュアスケートの最終予選となるネーベルホルン杯2021が、今週木曜日に開幕。日本はすでに男子3・女子3・ペア1・アイスダンス1の出場枠を確保している。ペアで追加1枠獲得のために出場する権利はあったが、シニアのペアが他にいないので断念。今大会には日本からは誰も出場しない。
しかし、残りの枠がどうなるかは、日本の団体戦にも関わってくると思うので、私は勝手にめっちゃ注目している 最終予選で決まるのは、男子7、女子6、ペア3、アイスダンス4枠となっている。
現時点で発表されているエントリーはこちら: 男子 女子 ペア アイスダンス
Nは五輪出場枠争いに関係ない選手、Sは各国の補欠登録選手。予選を戦う選手のベストスコア(SP/RD+FS/FD)でリストにしてみた。
<男子>
1 | Vincent ZHOU | USA | 299.01 |
2 | Roman SADOVSKY | CAN | 258.60 |
3 | Adam SIAO HIM FA | FRA | 237.39 |
4 | Vladimir LITVINTSEV | AZE | 236.11 |
5 | Paul FENTZ | GER | 231.46 |
6 | Brendan KERRY | AUS | 228.62 |
7 | Sihyeong LEE | KOR | 222.12 |
8 | Maurizio ZANDRON | AUT | 217.65 |
9 | Slavik HAYRAPETYAN | ARM | 217.50 |
10 | Mark KONDRATIUK(注1) | RUS | 213.47 |
11 | Basar OKTAR | TUR | 202.17 |
12 | Peter James HALLAM | GBR | 195.61 |
13 | Edrian Paul CELESTINO | PHI | 194.84 |
14 | Davide LEWTON BRAIN | MON | 193.02 |
15 | Larry LOUPOLOVER | BUL | 188.83 |
16 | Valtter VIRTANEN | FIN | 180.96 |
17 | Tomas Llorenc GUARINO SABATE | ESP | 178.46 |
18 | Jari KESSLER | CRO | 176.13 |
19 | Harrison Jon-Yen WONG | HKG | 172.57 |
20 | Dias JIRENBAYEV | KAZ | 171.66 |
21 | Andras CSERNOCH | HUN | 171.46 |
22 | Matthew SAMUELS | RSA | 164.18 |
23 | Adam HAGARA | SVK | 162.63 |
24 | Kornel WITKOWSKI | POL | 155.85 |
25 | Conor STAKELUM | IRL | 154.22 |
26 | Che Yu YEH(注2) | TPE | 106.71 |
注1・・・Bosphorus Istanbul Cup 2019のスコア
注2・・・Asian Open Figure Skating Trophy 2019(J)のスコア
アメリカの3枠目、カナダ、フランスの2枠目は堅そう。韓国の2枠目はぎりぎりか。アゼルバイジャン、ドイツ、オーストラリアは実力が発揮できればいけそう。オーストリアのマウリツィオ・ザンドロンは、弟がペアでスペイン代表になっている。ロシアは補欠に錚々たるメンバーを登録してあるので、本気で3枠目を獲ろうとするなら、ぎりぎりでエントリ―変更も
<女子>
1 | Alysa LIU | USA | 219.24 |
2 | Ekaterina KURAKOVA | POL | 201.47 |
3 | Alexia PAGANINI | SUI | 192.88 |
4 | Viktoriia SAFONOVA | BLR | 192.49 |
5 | Lara Naki GUTMANN | ITA | 181.55 |
6 | Kailani CRAINE | AUS | 172.28 |
7 | Nicole RAJICOVA | SVK | 169.03 |
8 | Lea SERNA | FRA | 167.73 |
9 | Julia LANG | HUN | 166.55 |
10 | Dasa GRM | SLO | 162.49 |
11 | Sophia SCHALLER | AUT | 159.08 |
12 | Anastasiya GALUSTYAN | ARM | 155.70 |
13 | Tzu-Han TING | TPE | 154.34 |
14 | Julia SAUTER | ROU | 153.15 |
15 | Anastasiia SHABOTOVA | UKR | 147.16 |
16 | Isadora WILLIAMS | BRA | 145.54 |
17 | Emilea ZINGAS | CYP | 144.61 |
18 | Aleksandra GOLOVKINA | LTU | 141.49 |
19 | Taylor MORRIS | ISR | 138.31 |
20 | Maia SORENSEN | DEN | 138.20 |
21 | Anete LACE | LAT | 137.36 |
22 | Antonina DUBININA | SRB | 136.83 |
23 | Tara PRASAD(注1) | IND | 131.00 |
24 | Sinem PEKDER | TUR | 124.46 |
25 | Joanna SO | HKG | 117.82 |
26 | Jocelyn HONG | NZL | 115.69 |
27 | Aldis Kara BERGSDOTTIR | ISL | 112.00 |
28 | Eugenia GARZA | MEX | 104.55 |
29 | Dimitra KORRI(注2) | GRE | 104.54 |
30 | Bagdana RAKHISHOVA | KAZ | 102.58 |
31 | Yae-Mia NEIRA | CHI | 99.52 |
32 | Romana KAISER | LIE | 98.51 |
33 | Thita LAMSAM | THA | 92.16 |
34 | Sofia Lexi Jacqueline FRANK | PHI | ー |
注1・・・2021 Cranberry Cup International(SP) 2021 U.S. International(FS)
注2・・・Skate Helena 2021(SP) Opne Andorra 2019(FS)
アリサ・リウが出てくればアメリカの3枠目は保証済み。ポーランドのクラコワ、スイスのパガニーニ、世界選手権で枠が取れなかったのが不思議なくらいなので、確実だろう。イタリアが確保すれば4カテゴリ揃って団体に出てくると思われる。スロバキアのライチョヴァは一度競技を離れていたようなので、ちょっと厳しいか、、、フランスのセルナがボーダーラインの感じ(フランスは団体出場がかかっている)。
<ペア>
1 | Laura BARQUERO / Marco ZANDRON(注1) | ESP | 184.94 |
2 | Yuchen WANG / Yihang HUANG(注2) | CHN | 175.40 |
3 | Karina SAFINA / Luka BERULAVA | GEO | 168.26 |
4 | Hailey KOPS / Evgeni KRASNOPOLSKI(注3) | ISR | 165.85 |
5 | Anastasia GOLUBEVA / Hektor GIOTOPOULOS MOORE | AUS | 158.68 |
6 | Lana PETRANOVIC / Antonio SOUZA KORDEIRU | CRO | 154.60 |
7 | Zoe JONES / Christopher BOYADJI | GBR | 153.82 |
8 | Coline KERIVEN / Noel-Antoine PIERRE | FRA | 153.00 |
9 | Bogdana LUKASHEVICH / Alexander STEPANOV | BLR | 145.55 |
10 | Sofiia HOLICHENKO / Artem DARENSKYI(注4) | UKR | 142.72 |
11 | Daria DANILOVA / Michel TSIBA | NED | 135.71 |
12 | Greta CRAFOORD / John CRAFOORD | SWE | 124.31 |
13 | Anna HERNIK / Michal WOZNIAK | POL | ー |
注1・・・2021 Lombardia Trophy
注2・・・2020 Cup of China
注3・・・2021 John Nicks Pairs Challenge
注4・・・Sofiia NESTEROVA / Artem DARENSKYI のときのスコア
ペアはたった3組の狭き門だが、スペインが余裕で確保しそう。中国若手はどの程度伸びているか。ジョージアは枠が取れれば団体戦に出られるかも。一方、フランスは女子と両方落として団体戦に出られない可能性も。
<アイスダンス>
1 | Maria KAZAKOVA / Georgy REVIYA | GEO | 176.93 |
2 | Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER | CZE | 172.74 |
3 | Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS | FIN | 171.23 |
4 | Yura MIN / Daniel EATON | KOR | 164.57 |
5 | Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS | HUN | 161.40 |
6 | Holly HARRIS / Jason CHAN | AUS | 161.05 |
7 | Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL | ARM | 156.64 |
8 | Sasha FEAR / George WADDELL | GBR | 155.98 |
9 | Carolina PORTESI PERONI / Michael CHRASTECKY | ITA | 153.07 |
10 | Viktoria SEMENJUK / Ilya YUKHIMUK(注1) | BLR | 150.17 |
11 | Shira ICHILOV / Laurent ABECASSIS | ISR | 146.57 |
12 | Charlotte LAFOND-FOURNIER / Richard Kang In KAM(注2) | NZL | 144.98 |
13 | Yuliia ZHATA / Berk AKALIN(注3) | TUR | 130.06 |
14 | Chelsea VERHAEGH / Sherim VAN GEFFEN | NED | 125.86 |
15 | Ekaterina KUZNETSOVA / Oleksandr KOLOSOVSKYI | AZE | 121.45 |
16 | Maria Sofia PUCHEROVA / Nikita LYSAK | SVK | 111.93 |
17 | Ekaterina MITROFANOVA / Vladislav KASINSKIJ | BIH | ー |
注1・・・Spring Star 2021(FD)
注2・・・2021 Autumn Classic International
注3・・・2021 Lake Placid Ice Dance International(FD)
世界選手権に出られなかったカザコワ/レヴィヤ(ジョージア)、世界選手権でフリーに進めなかったタシュレロヴァ/タシュレル(チェコ)は確実と思われる。フィンランドも大丈夫そう。韓国はハンガリー、オーストラリアよりは余裕があるかな。
ペアの三浦璃来/木原龍一が素晴らしい成長を見せているので、日本が団体戦で表彰台=メダルを狙えるのでは?という期待が出てきている。ロシア・アメリカ・カナダの3強のうち、女子であまり強い選手がいないカナダは抜けるか
ペアとアイスダンスは、フリーには3強が進んでくるだろうから、大きくポイントを稼ぐのは難しい。SP/RDでできるだけ稼いでおくには、「全体ではフリーに進むのは難しいがペア/アイスダンスだけ強い」という国が少ないほうがありがたい(それでフランスやジョージアが気になっている。)
ソチ、平昌と日本の団体戦に臨む姿勢はちょっと中途半端だった。フリーには進みたいが、何としてもメダル、という作戦ではなかったような、、、。イタリアあたりは「団体戦は楽しんでリンクに慣れればいいよ~」くらいの感じで、のびのびやっていた気がする。
本気でメダルを狙いにいくなら、他チームの選手起用も想定した上で、最低でも〇位(〇ポイント)と1人/組ごとに目標を持って起用したほうがいいと思う。選手たちにも戦略を共有してもらえば、リカバリーなどの判断が変わってくるかも。
・・・なんて、選手やコーチ全員でミーティングがあるわけでもないだろうから、難しいかな
泣いても笑っても最終予選。みんな頑張れ~~~
<追記>
ライブストリーミングあります
先日の誕生日に次男が選んでくれたケーキ、今流行のシャインマスカット。
美味い。甘い。爽やか~~~
皮ごと食べられるし、これは流行るわけだ
少しは来し方行く末を考え、自堕落になっている生活を見直すべき年齢になったのだが・・・
とりあえず健康第一で
拡散大歓迎、とあったので
今月11日に行われた三笠宮杯アイスダンス競技大会に出場した、平山姫里有/立野在組のリズムダンス動画。彼らのインスタグラムにアップされている。拡散は歓迎だが「転載はお控えください。」とあるので、リンクをこちらに。
こちらのブログに「PCの全画面表示で見ることをお勧めする」とあったので、改めて見直したら、小さい画面よりずっとよく見えた
今ちょうど、2人のインスタライブを配信中。上記の動画のアスペクト比、調整に失敗して縦長になってしまったそうな
次の試合は、「第47回東日本選手権大会 第38回東日本ジュニア選手権大会 第90回全日本選手権大会 兼 第90回全日本ジュニア選手権大会アイスダンス予選会」になるようだ。今季からペアとアイスダンスは東日本・西日本に分けず、単純に全日本及び全日本ジュニアの予選会ということになったらしい。って、予選で落ちる組もないと思うが
国際大会派遣があるといいんだけど
<追記>
インスタライブの中で、今季の衣装が伊藤聡美さん制作という話が出た。全日本選手権2020のフリーダンスを見て、伊藤さんのほうから担当したいとオファーがあったそうな。フリーだけなら2位だった「エクソジェネシス交響曲第3部」、素敵だった。あらためて予選会、楽しみ
ショートプログラムで首位に立って、可能性はあると思っていたが、本当に
フィギュアスケート・チャレンジャーシリーズ2021第2戦、オータムクラシック・インターナショナル。日本から唯一出場していたペアの三浦璃来/木原龍一組が、ショートプログラム、フリー共に1位で優勝 シニア国際大会での優勝は、おそらく日本勢初 世界選手権銅メダルの高橋成美/マーヴィン・トラン組も成しえなかった快挙だ。
今大会のペアはエントリーが8組。注目されていたのは、元世界選手権3位・ヨーロッパチャンピオンのヴァネッサ・ジェームズと、世界選手権を2度制し平昌五輪団体金メダルのエリック・ラドフォードが、今季新しく組んだペア。ブランクもあるが実力者同士の組み合わせだ。
3月の世界選手権2021で“りくりゅう”の1つ上の9位に入ったアシュリー・ケイン-グリブル/ティモシー・ルデュクも出場していて、余裕で勝てるようなメンバーではなかったが、結果は2位以下に20点以上の差をつけるとは
まずショートプログラム。ノーミスの演技でパーソナルベストを6点以上更新する72.32を叩き出した。
曲は「ハレルヤ」。サイドバイサイドの3トウをきれいに揃えて決め、スロー3ルッツも鮮やか。ジャッジスコアを見ると、3ツイスト、リフト、ステップ、デススパイラル全てがレベル4。サイドバイサイドのスピン、ユニゾンが完璧 GOEがマイナスになった要素はなし。演技構成点も項目平均7.8と高かった。
2位につけたジェームズ/ラドフォードは、サイドバイサイドのサルコウが2回転になり、一人が転倒。3位のケイン-グリブル/ルデュクもジャンプにミスが出ていた。
最終滑走となった三浦/木原のフリー、曲は「ウーマン」。SPより緊張してるかな?と思ったが、3ツイストが決まるとペースに乗れた。
ジャッジスコアによると、3ツイストはレベル3止まりだったが、GOEはSPより高い。決まったと喜んだ3トウ+2トウ+2トウだが、3トウはq(4分の1回転足りない)だった 単独のサルコウで璃来ちゃんが2回転になったが、大きなミスはそれだけ。
スロー3ルッツ、スロー3ループの流れが雄大。リフトも安定しているし、デススパイラルもまたレベル4が取れた。演技構成点も全部8点台
終わって璃来ちゃんが首をかしげたのは、ここで初めてサルコウが2回転になったことに気づいたようで キス&クライでは得点表示をよく見ようと2人してカメラに近寄ってきた フリーもパーソナルベストを更新する131.74。見事な完全優勝
他の組は時期的にまだ仕上がっていないようで、ジャンプにミスが多かった。“りくりゅう”も細かいところで取りこぼしがあるし、つなぎの部分でSPとFSで繰り返すところは少し工夫するといいかもしれない。
ネットでは「五輪団体でメダルも?!」と期待する声が 私も期待したくなるが、あまりプレッシャーはかけたくない。まずは怪我なく、どの大会でもいい演技ができることを祈る。
表彰式で君が代、わりとアップテンポのすっきりバージョンだった。
次男が買ってきてくれた。前からある商品だけど、キャンペーンらしい。
毛利蘭の顔の隣にQRコード。開いてみると、「レシートを登録してポイントを貯めると~」的なやつだった。
何が当たるのかわからないが、、、レシート云々がめんどくさい
チャレンジャーシリーズ2021・ロンバルディアトロフィーのアイスダンス・リズムダンスを見た。今季最初のISU大会、リズムダンスの今季のテーマ(ストリートダンス)とパターンダンス(ミッドナイトブルース)にどんな採点がされるか、注目していた。
ほぼ全組を見て思ったが、わりとみんな似たような感じになりやすい パソ・ドブレが指定されたシーズンほどではないが、ヒップホップかディスコ系ということになるようだ。マイケル・ジャクソンが使いやすいらしい
こうしてみると、村元哉中/高橋大輔組の「和」テイストは、他の組にはとてもできそうにない、独創性がある。オリジナルダンスで「フォークロア」が課題だったシーズンよりもっと洗練されているし、NHK杯での評価が本当に楽しみ
とはいえ、今大会RDのトップ3はさすがにまとまった演技。ジャッジスコアはこちら。
RD1位82.05 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI 基礎点34.14+GOE11.27=45.41 PCS36.64
RD2位76.64 Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolaj SORENSEN 基礎点31.90+GOE9.90=41.80 PCS34.84
RD3位72.65 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN 基礎点31.53+GOE7.96=39.49 PCS33.16
村元哉中/高橋大輔の初戦、19th Annual Labor Day Invitationalのジャッジスコアと比べてみると、、、さすがに村元/高橋のGOEが高すぎだったと思われる。特にミッドナイトブルースは、ベテラン選手たちより優れていたとは言い難いだろう
足元がしっかりしている上で、切れのいい動きがあると評価されていると感じた。今季から女性のパンツスタイルがRD・FD共にOK(丈も自由)だそうで、サラ・ウルタドのつなぎでホットパンツ、似合ってる
今夜は19時から男子フリー、23時からアイスダンス・フリーダンス、日付変わって2時35分からペア・フリー。ライブストリーミングはこちら。
日本代表ではないが、折原裕香/ユーホ・ピリネン(フィンランド)も出場する。平山姫里有選手の元パートナー、アクセル・ラマッセがハンガリー代表で出ていた 明日仕事だから見てはいられないけど、あとでYouTubeで見たいな
フィギュアスケートのシーズンが本格的に始まる感じ
各地のローカル大会はあちこちで開かれ、ジュニアグランプリシリーズは7大会のうち3大会終わっているが、シニアの国際大会はこれからが本番。
世界トップクラスが登場するグランプリシリーズは10月後半のスケートアメリカが第1戦。チャレンジャーシリーズは、グランプリシリーズにアサインされていない選手も出場できるISU公式大会のシリーズで、今季の第1戦はロンバルディアトロフィー。
今日から3日間の日程でイタリア・ベルガモで開催されている。スコアがISUパーソナルベストとして認定されるシニア今季最初の大会になる。
日本からの出場は元々あまりなかったが、今季は何しろコロナ禍で ジュニアグランプリシリーズも結局派遣0になってしまった。北京五輪プレ大会のアジアントロフィーは派遣する方向だそうだが、どうなるだろうか。
北京五輪最終予選となるネーベルホルン杯が再来週に迫っているので、五輪出場枠獲得を目指してエントリーしている選手たちが、ロンバルディアにかなり参加している。ここで手ごたえを掴んで弾みをつけたいだろう。
私はアイスダンスで先週の村元哉中/高橋大輔の得点に目が点だったので 今大会のアイスダンスの得点の出方に注目している。世界選手権2021で6位のシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ、8位のローレンス・フォルニエ=ボードリー/ニコライ・ソレンセンがエントリーしているので、彼らがどのくらいの演技で何点くらい出すかを見たら、今季の傾向がわかると思うのだ。
今日は女子ショートプログラムと男子ショートプログラムで、今男子の後半が始まるところ。明日アイスダンス・リズムダンス、女子フリー、ペア・ショートプログラム。日曜に男子フリー、アイスダンス・フリー、ペア・フリーの順。
明日は現地11:15から、時差7時間で日本では18:15から。YouTubeでライブストリーミングが見られる。
日本からは参加してないと言ったが、日系(?)のヤスミン・キミコ・ヤマダ、樋渡知樹、アイスダンスの折原裕香はエントリーしている。頑張ってほしい
フィギュアスケート・女子の紀平梨花選手が、カナダに練習拠点を移し、ブライアン・オーサー氏のチームに指導を受けるというニュース。
昨季は主にスイスで、ステファン・ランビエール氏の指導を受けていた。オリンピックシーズンに入るこの時期にコーチを変えるのはどうなのか?という声もあるが、元々チーム・ブライアンに行く予定だったのが、コロナ禍で行けなくなっていた事情がある。カナダに入国する目途が立って、やはりクリケットクラブでということになったのかな。
羽生結弦を王者に育てたと言えるチーム・ブライアン。スケーティング、ジャンプ、フィジカルトレーニング、各方面の専門家がいて、総合的に見てもらえるのは長い目で見ても望ましい環境だ。
今季に関しては、トリプルアクセルと4回転サルコウを安定して跳べるようになって、気持ちに余裕を持って演技できるといいと思っている。日本でロシア女子勢に対抗できるのは紀平だけと大きな期待をかけられがちだが、ロシア勢に勝とうとするより、確実に力を発揮したいい演技を見せてほしい。
才能があるからこそ、息の長い活躍を見たい まずは10月末のスケートカナダ、楽しみ
フィギュアスケート・アイスダンスの村元哉中/高橋大輔組、今季初戦の19th Annual Labor Day Invitational。フリーダンスも目が覚めるような素晴らしい出来
曲は昨季から持ち越しの「ラ・バヤデール」だが、振付や構成は少し変えてきている。スムーズな動き出しからスピン、ポジションが定まるのが速い。男性が片足滑走になるストレートラインリフト、ワンフットステップから流れよく入るローテ―ショナルリフト、安定感がある。女性のスプリットポジションでステーショナリーリフト、他のカップルはあまりやっていないような 出るところで横向きの女性をツイスト
曲のフレーズと要素や振付がぴったり合っていて、ツイズルも滑らか。ピッとポジションを決めたところで曲調が変わり、華やかなコレオステップはバレエのパ・ド・ドゥらしい雰囲気。軽やかに左肩に乗せるコレオリフトから加速してコレオスライディング、きれいなアラベスク姿勢でフィニッシュ。
全体に「やるぞやるぞ」と準備する気配なく、シームレスにつながっていた。昨季、どうしても“はらはら”した部分がすっかりなくなり、どこか安心して見ていられた。腕や指先、男性のジャンプなど、バレエらしい動きがこんなにできるとは みっちりレッスンしているんだろう。
RD、FDを通じて、表現力が全体に上がっていると思う。「LUXE」公演が発表されたときは「アイスダンスの練習しないでショーなんか」という声もあったが、表現に特化して磨いたのがここで活きている
と、いいところばかりで今季これからに期待がふくらむが、、、RDに続いて、タガが外れたような高得点で、ちょっと困った いくらローカル大会とはいえ、、、
シーズン初戦は悪くない点が出て、試合を重ねて演技も点もよくなっていくのがベストだろう。ISUグランプリシリーズで同じくらい素晴らしい演技なのにどーんと得点が下がったりしたら、かえって気分が良くないではないか
今回のフリー、技術点(TES)は基礎点合計44.34+GOE28.11=72.45。演技構成点(PCS)は57.25。トータル(TSS)129.70。
世界選手権2021フリーでこれに近い得点だった2組の演技を貼ってみる。
Piper GILLES / Paul POIRIER FD2位
基礎点45.46 GOE28.08 技術点73.54 演技構成点57.44 合計130.98
Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE FD3位
基礎点44.72 GOE26.56 技術点71.28 演技構成点57.38 合計128.66
FDトップ10のうち、基礎点44点台はハベル/ドナヒューだけだった。このクラスとしては少しレベルの取りこぼしがあった感じになる。
どちらの組も片足のエッジに乗った時の伸び、加速がいい。ツイズルで進む距離も長い。
シーズン最後の、ピークをしっかり合わせてきた大会の演技と比べるのもなんだが、村元/高橋組の滑りはどこか“シングルみ”が残っている気がする。これから滑り込むうちに、さらにダンスらしくなっていくはず
Yahoo!のコメントには「五輪1枠しかないのが惜しい」「小松原組を思うと複雑」「全日本が怖い」「シングルと同じようなレベルになったことは喜ぶべき」「世界選手権で2枠取れるかも」等々。
小松原組はもちろん、この演技を見ているだろう。スケートアメリカまでに大会に出るチャンスがあるだろうか。グランプリシリーズ、全日本でどんな戦いになるのか。選考基準では、全日本優勝=五輪/世界選手権代表ではないので、出る試合全部の内容が重要になりそう。
ほかの組もめらめら闘志を燃やしているかな 次の大会が待ち遠しい
こちらのブログ記事とニュースで大会出場を知り、ライブストリーミングを見ようと早起きした。
アメリカで練習している村元/高橋組、フロリダの大会・19th Annual Labor Day Invitationalにエントリー。「ソーラン節」を使ったリズムダンスがどんな仕上がりになっているか
女性ボーカルの「ソーラン節」、なかなかソウルフル 今季のパターンダンス・ミッドナイトブルースをいつやったのか、よくわからなかった スタートのホールドが、向かい合って片手はつなぎ片手は相手の肩とか背中に置く、ワルツのような組み方ではなかったせいか。
肩に乗せて回転しながら、女性が逆さまになり、両膝の下に両手を差し入れてホールドするリフトがダイナミック。前に村元選手が「今までで一番緊張するリフト」と言ってたのはこれかな
曲が変わって、けっこう高速回転のツイズル、一歩が大きいミッドラインステップ。リズムはヒップホップと思われるが、テンポが大きく変わってない感じ。全体に、渋くカッコいいプログラムだ。
ライブでスコアが出てこなくて、ちょっと待たされた。で、出てきた得点が、、、
84.74
いいプログラムだし、ミスもなかったが、、、そこまで凄いか、、、? 大会全体で得点高めの傾向のようだが こちらの記事では「世界選手権2021で4位相当」と絶賛
ジャッジスコアを見ると、技術点の基礎点合計が32.64。これは世界選手権2021だと11位と同じ。上位陣はこれが34点台を出す。2点あるかどうかの差でも、そもそも点差がつきにくいアイスダンスでは、大きな差なのだ。
そしてGOEが、軒並み3とか4で、トータル15.10にもなった。世界選手権2021でGOE合計が10点を超えたのは、トップ5即ちフリー最終グループになった組だけ。
PCSがこれまた5項目全部9点台だが、世界選手権で9点台を揃えたのはやはりトップ5。。。 まあ、スピード感はあったし、独創的なところが評価されたのかも。
ディスりたいわけではないのだが、なんか参考にならないような とりあえず、シーズン初めで技術点の基礎点合計が、昨季の全日本と同じくらい出せたのは、自信を持っていいのかな。
参考までに、今季の他の大会でトップだったリズムダンスの映像とスコアを貼ってみる。
CHAMPIONNATS QUÉBÉCOIS D’ÉTÉ 2021 RD Marie-Jade Lauriault/Romain Le Gac
2021 Lake Placid Ice Dance International RD Tine Garabedian / Simon Proulx-Senecal
各国のトップクラスが出てくるグランプリシリーズで、どのくらいの評価が出るか。村元/高橋組がアサインされているNHK杯を楽しみにしよう
フリーは昨季からの継続で「ラ・バヤデール」と聞いている。明日は朝7:30からだから、少し遅くて楽 いい演技ができるといいな
なんか1か月経つのが速い
明日9月5日は9月第1日曜日、というわけでBSフジ「フィギュアスケートTV!」の放送が17:00から。
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今回は、夏の競技会特集!
★ノービスの選手やジュニアの選手が出場した「西日本中小学生フィギュアスケート競技会」
★シニア選手も出場した「第1回木下トロフィー争奪フィギュアスケート大会」
★坂本選手、宮原選手、樋口選手など全日本選手権を思わせる豪華メンバーが出場した「げんさんサマーカップ2021フィギュアスケート競技会」
★鍵山選手、佐藤選手、三浦選手などが競った「関東・サマートロフィー2021」
などなど、夏の各大会を紹介する。
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J SPORTSオンデマンドで少し見た大会もあるが、佐藤駿選手の新プログラムなどは見てないので楽しみ 録画予約せねば