ちょっとお寝坊した翌朝。まずは飲茶!とホテルを出てその辺をうろうろ歩くと、いかにも普通の酒樓―香港の一般的な中華レストラン―があったので入ってみる。メニューの紙に印をつけて注文するシステムで、ウェイトレスに渡そうと思ったがなかなか来てくれない。と思ったら、私服の女性が紙を持っていってしまった。ん?と思ったら、厨房に消え、しばらくして制服で出てきた・・・。今、出勤してきたついでだったのね^^;
何よりも食べたかった叉燒包(チャーシウパオ)、口にした子供達は「これだよ、、、」という顔をしていた。特別な味じゃない、香港では思いっきり“フツー”の叉燒包なのが、なおさら嬉しかったようだ。
満腹した後は、つれあいに頼まれたものを受け取りに中環(セントラル)へ。それから銀行のATMでお金をおろそうとしたら(香港に残してあった口座は、2年以内に出し入れがないと手数料を取られてしまうので)、"incorrect secret number"のエラーメッセージが! え、なんで 香港では銀行側が暗証番号を決めて送ってくることが多いが、この口座に関しては開くときに自分で決めた覚えがあるから、間違ってるはずはない。何度も間違えると、香港のATMはカードを没収してしまい、あとから銀行の窓口に取りに行かなければならなくなる。ここは危険を冒すわけにはいかない、チェックしてもらいに窓口に並ぶ。
「そのメッセージが出たなら、暗証番号が違うはず」「新しい番号を取るには、1週間かかる」え??? 今ここではチェックも何もしてもらえないの? がーうちょあ~!
仕方がないので引き下がり、もう一度トライ。だめ。なんでだ~っ 頭の中で暗証番号を繰り返す。ほかの番号のはずはない・・・。ふと、4桁じゃなくて6桁の語呂合わせが頭に浮かんだ。ん?日本ではたいてい4桁だけど、そういえば香港は6桁だったかな?
あらためて、6桁でトライ。・・・できた。
日本の銀行のATMだと、暗証番号の桁数が指示されてたような気がする。たいてい4桁だから、ついそんなつもりになってしまっていた 住んでいるときはしょっちゅうやっていることだから、忘れるかもしれないとも思わないし、手帳に書いておくのもよくないような気がして、書き留めてもおかなかった。離れているということは、そういうことなんだろう。それと、歳も歳だから、記憶力も、、、やれやれ