Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ほうじ茶れもん

2015年03月30日 23時52分01秒 | Weblog

 つれあいの四国土産 ほうじ茶れもん。
 「EHIMEKEN BRAND」と描いてある。ほうじ茶にレモンの酸味がほんのり、爽やか
 お茶はペットボトルで売られていることが多いけど、500mlはちょっと多くてもてあましたりする。これは125mlと小ぶりで、ストローで飲めるのも気軽でいい。
 東京でも発売しないかな

 ホームページありました

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世界選手権2015エキシビション

2015年03月29日 18時32分02秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015、最後を飾るエキシビション。
 あとでテレビ放送をじっくり見るとして(ノーカット版はJ SPORTSになるけど^^;)、とりあえずはストリーミングで。

<オープニング>
 シンクロナイズドスケーティングチームの演技に続いて、出場選手が種目ごとに登場。

<前半>
李香凝(Xiangning LI)
 中国のジュニア女子選手。ジュニアグランプリシリーズに出場していた頃より少し大人っぽく、スケーティングもきれいになっている。

郝言(Yan HAO)
 中国の男子。ジュニアグランプリシリーズでは見たことがないので、これからジュニアに上がるくらいなのかな? まだ13、4歳に見えるし。
 スケーティングがきれいで、身体の動きが柔らかく、表現力がありそう。これは要チェック

フローラン・アモディオ(フランス) 男子9位
 「Say Something」♪ シンプルな黒のカットソーで、精緻なスケーティングを際立たせる。

エレーナ・ラヂオノワ(ロシア) 女子3位
 ストリーミング不調で見逃した

王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) アイスダンス19位
 白のカットソーで。

ナム・グエン(カナダ) 男子5位
 黒一色で、ジャジーなビッグバンド系の曲を軽やかに。トリプルアクセルはコケちゃった^^;

彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国) ペア4位
 「ノートル・ダム・ド・パリ」♪ 赤の衣装で情熱的に。曲の盛り上がりにぴたっとスローが決まって喝采。

グレイシー・ゴールド(アメリカ) 女子4位 
 「Shake it off」♪ "skating prencess"だって(^^) そのとおり!

ケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ(カナダ) アイスダンス3位
 今季おなじみのナンバー、ケイトリンの「彼氏のシャツを羽織ってる」風の衣装がセクシー。しっとりと大人の世界。

閻涵(Han YAN)(中国) 男子10位
 ストリーミング不調で見逃し なんかグレーのシャツだった。

川口悠子/アレクサンデル・スミルノフ(ロシア) ペア5位
 「カルメン」♪ ピンクも可愛い悠子ちゃん。妖艶に演じながらぶら下がったり脚の上に乗ったり

李子君(Zijun LI)(中国) 女子9位
 「夢やぶれて」♪ 清楚な紫が愛らしい、しっとり系の曲も上手になった。

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) アイスダンス2位
 今季おなじみのナンバー。「プルクワ(なぜ)」のフレーズが印象的なフランス語のボーカルでドラマチックに。

デニス・テン(カザフスタン) 男子3位
 デニムシャツで。軽快なステップや、片手つき側転?みたいなので盛り上る。

隋文静(Wenjing SUI)/韓聡(Cong HAN)(中国) ペア2位
 「Plants vs Zombi」♪ お馴染みのナンバー、レーザー光線の出る手袋をつけて踊る。暗くても片手上げツイストや3回転スローは余裕。

Team Unique(フィンランド)
 シンクロナイズドスケーティングチームのパフォーマンス。16人がいっせいに様々なフォーメーションを繰り広げ、3人が1人を持ち上げるリフトが並ぶのも壮観。

<後半>
趙子荃(Ziquan ZHAO)(中国)
 女子ジュニア選手で、今季はユニバーシアードに出場していた。

金博洋(Boyang JIN)(中国)
 「タンゴ・アモーレ」♪ 世界ジュニア男子2位、期待の4回転ジャンパー。来年は世界選手権出場かも

ジェイソン・ブラウン(アメリカ) 男子4位
 オーバーオールでカントリー曲。椅子を持ったままターンしたり、踊りまくり

ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス) ペア9位
 ビヨンセの曲で。最後は頭に女性を乗せて手を離すリフト!

アシュリー・ワグナー(アメリカ) 女子5位
 「One Last Night」♪ 途中、なんでもないところで転倒して苦笑い。でも素敵なナンバーだからいいのだ

エレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン(ロシア) アイスダンス7位
 黒いドレスと白いYシャツ。途中転倒があって^^; 気を取り直して膝の上に立つダイナミックなリフト。

ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) 男子6位
 「Uptown Funk」♪ ド派手なシャツにサングラス、ラジカセ抱えて登場すると大歓声。ノリノリのダンスに、イリニフが登場して絡んでまた大歓声。最高のパフォーマンス。

アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム(アメリカ) ペア7位
 「You are so beautiful」♪ シンプルに要素を見せていく構成が、バラードによく合っていて、意外と素敵。最後はダンスリフトのまま男性が跪く姿勢になってフィニッシュ。

宮原知子 女子2位
 ピンクのボレロで登場。ジャジーな女性ボーカルのナンバーで小粋に滑った後、ボレロを脱ぎ捨ててアップテンポに。肩をきゅきゅっと動かす仕草、可愛い!

アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア) アイスダンス4位
 「Fireflies」♪ しっとりした曲だけど、スピード感があるのはさすが。男性肩膝つきのリフトで歓声。

羽生結弦 男子2位
 「The Last Time Traveller」♪ スケート、身のこなしだけで、これだけ見せられるスケーターになった。4回転を意地で下りた!

龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)(中国) ペア3位
 「夢やぶれて」♪ 氷上のロマンスの時間。完璧なツイストとスロージャンプと、迫力のダンスリフトで。

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア) 女子1位
 ブルース・セレクション♪ セクシーな赤のスリップドレスで、寝転がってセクシーポーズも見せながら、軽やかに踊る。

ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) アイスダンス1位
 「Take me to church」♪ シゼロンの黒タンクトップが男くささを演出。シットポジションでローテーショナルリフトって、すごいかも。

ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) 男子1位
 「Touch of Evil」♪ タンクトップにサスペンダー、帽子をかぶって登場。パーカッションがメインの曲で、細かな動きがドラマのよう。高速ステップで魅了してくれた。

メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ) ペア1位
 「Say Something」♪ ついにチャンピオンになったペア。片足を持って回転するリフト、氷の上に滑らせるように下ろして、そのまま腕を持ってまた回転するリフト。エキシビションならではの技を堪能。

<フィナーレ>
 シンクロチームのフォーメーションをはさみながら、種目ごとにスピンやジャンプ、リフトを見せていく。羽生とフェルナンデスが両サイドでジャンプ!
 最後は全員のスピンで

 フジテレビの放送では、半分くらいになっちゃうのかな またいずれゆっくり。
 

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世界選手権2015男子フリー

2015年03月29日 00時01分05秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015男子フリージャッジスコア)。

<G1>
小塚崇彦 SP:70.15(19) FS:152.54(9) 合計:222.69(12)
 アンドレア・ボチェッリ「Io Ci Saro」♪ 夜空のようなブルー。ホームと同じような大歓声の中登場。4回転トウループ転倒、次の4回転トウループでオーバーターンしたが2回転トウループをつけた! トリプルアクセル頑張る。なめらかなステップは彼の真骨頂。2本目のトリプルアクセルも2回転トウループをつけ、その後のジャンプも全部決まった!
 高速クロスフットスピンでしめくくり、ほっとした顔。「後半にスピードが上がっていった」と解説・本田武史氏。SPに比べると、スケートが気持ちよく伸びて、身体も柔らかく動いていたと思う。
 フリーのシーズンベスト更新。

無良崇人 SP:64.93(23) FS:146.81(12) 合計:211.74(16)
 「オペラ座の怪人」♪ ジャケットに黒白手袋。4回転トウループ決まった!3回転ルッツ+3回転トウループも決まる。アクセルがパンク、しかしあわてない。音をしっかり拾いながら動きのいいステップ。ループのあと、トリプルアクセル+2回転トウループ、3回転フリップ+1回転ループ+2回転サルコウとミスなし。情熱的なコレオシークエンス。
 4回転を1本に絞り、できることを全てやり尽そうとしたプログラム。ほっとして少し涙ぐんでいた。

イ・ジュンヒョン(韓国) SP:64.51(24) FS:133.01(18) 合計:197.52(19)
 「オペラ座の怪人」♪ 同じ曲が続いてしまったが^^;こちらもジャケットで手袋なし。トリプルアクセルを軽やかに決め、ルッツ・トウ3-3、ダブルアクセル+3回転トウループと入る。後半のフリップ・トウ・ループ3-2-2もきまり、3回転ループで少しステップアウトぎみだった以外ノーミス。
 コレオシークエンスは若々しく元気のいいファントム。

マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン) SP:67.03(22) FS:125.35(20) 合計:192.38(21)
 「オペラ座の怪人」♪ なんと3人連続同じ曲って^^; こちらはゴールドをたっぷり使って。トリプルアクセル+3回転トウループ、トリプルアクセルと序盤の大技決まった! 丁寧なステップ、ダブルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウも決まる。足を高く上げる動作のあとにジャンプを跳ぶなど、いろいろ工夫がある。
 つなぎのイナバウアー、コレオシークエンスのクリムキンイーグル、最後は代名詞のビールマンスピンでフィニッシュ。
 終わって両手でほほを押さえる仕草、可愛い。

アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:67.53(21) FS:109.02(23) 合計:176.55(23)
 「Archangel」♪ 骨と翼が描かれた黒。トリプルアクセル+3回転トウループをなんとか着氷、次のトリプルアクセルで転倒。両手をついたり2回転になったりと、ジャンプの調子はいまいち…。ちょっと重めの曲が、表現しづらそうだった。

ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ) SP:69.09(20) FS:105.43(24) 合計:174.52(24)
 「アルビノーニのアダージョ」「Palladio」♪ 黒系に赤い刺繍。冒頭に4回転トウループ+3回転トウループを決めた! トリプルアクセルも着氷。両手上げルッツを2本跳んで、1本は手をついたが2回転トウループをつけ、もう1本は転倒。
 後半疲れたか、スピンの回転もあまり速くなかった。まだ17歳、スタミナが今後の課題かな。

<G2>
ロナルド・ラム(林昭霆)(香港) SP:72.66(14) FS:141.70(14) 合計:214.36(14)
 「オペラ座の怪人」♪ 本日4人目のファントムはワインカラーのジャケット。4回転トウループはステップアウトしたが回転していた。トリプルアクセルを決め、ルッツ・トウ3-3、フリップ・トウで3-3-2まで! スローパートのステップもなかなか見せる。
 ほとんどボーカルが入らない曲の使い方で、最後はしっとりとスピン。キス&クライではコーチが「この人はロナルド!」と売り込みまくり ノーミスでベスト更新。

ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:70.36(17) FS:124.21(21) 合計:194.57(20)
 「アメリ」「Micmacs」「Iris」♪ 白シャツにベスト。最初のジャンプは4回転予定らしいのが2回転に。次の4回転下りた!トリプルアクセルはオーバーターン。2本目は3回転トウループをつけてコンビネーションに。
 ちょっと滑っては跳び、という感じに見えるプログラムだったけど、それなりに力は出せたかな。
 ご挨拶のとき、投げ込まれた大きなぬいぐるみを無事に拾うのを確認してから。キスクラではバラをくわえておどけた。

ジョシュア・ファリス(アメリカ) SP:73.52(13) FS:149.52(10) 合計:223.04(11)
 「シンドラーのリスト」♪ 白っぽいカットソーで。4回転は転倒したが、トリプルアクセルは2本、1本を3連続で。ピアノの哀切なメロディで見せるステップ。この人のスケーティングにぴったりの曲。

マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:70.82(16) FS:159.88(6) 合計:230.70(7)
 「エクソジェネシス交響曲」♪ ブルー系。人気があるとみえ、大きな歓声のなかへ出て行く。4回転サルコウ成功!4回転トウループは転倒になったが、次の4回転サルコウ+3回転トウループ決まった! トリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウも決まる。
 ピアノの音でしっとりしたステップも、この人は上手い。最後はフライングアップライトスピン。終わって両腕をつきあげた。

ジェレミー・テン(カナダ) SP:72.28(15) FS:111.51(22) 合計:183.79(22)
 「ハレルヤ」♪ ベージュの柔らかな衣装。現役最後かもしれない演技。4回転トウループに挑んだが転倒、ダウングレードになった模様。頑張って3-3コンビネーションを跳んで転倒、さらにループでも転倒。
 ジャンプは不調だったが、静かなボーカルと溶け合いながら、きれいなスケーティングだった。

シャフィク・ベセギエ(フランス) SP:70.27(18) FS:129.57(19) 合計:199.86(18)
 「Road Game」「You and Me」♪ Yシャツにほどいたボウタイ。いきなり4回転トウループ+3回転トウループが決まった!次は抜けて2回転に。トリプルアクセルは少しオーバーターン。
 なんとなく印象に残りづらいプログラムになってしまった感じ

<G3>
ナム・グエン(カナダ) SP:77.73(9) FS:164.86(4) 合計:(5)242.59
 「道」♪ 黒白縞々、今大会最年少の16歳。得意の4回転サルコウ決まった!トリプルアクセル+3回転トウループも決まる(ちょっと構えすぎだけど^^;)。2本目のトリプルアクセルも入ると、もう完璧モード。
 あくびをする仕草やサーカスのような振付のステップ、高橋大輔の「道」とはまた違う、かれの「道」を作った。

ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:76.84(10) FS:136.99(15) 合計:213.83(15)
 モーツァルト「フィガロの結婚」/マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーノ」より「間奏曲」♪ モーツァルトが着てたような(?!)衣装。トリプルアクセルが決まり、4回転予定のトウループが2回転に。得意の4回転サルコウに2回転トウループをつけた。しかし2本目のトリプルアクセルにまた2回転トウループをつけてしまい、、、3回目の2回転トウループで、このコンビネーションが無効0点に
 終盤少し疲れが出たか、3-1-3予定と思われるフリップ・ループ・サルコウが2-1-2に。本当はもっと素敵なプログラムになるはずだったのに、、、と思ってしまう。

アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:74.98(12) FS:134.28(16) 合計:209.26(17)
 「ノストラダムス」♪ 黒系の衣装で、昨季からおなじみの曲。4回転トウループ決まった!トリプルアクセルはステップアウトと転倒。ルッツ・ループ・サルコウ?の3-1-3などジャンプは頑張る。最後までパワーで押し切るプログラム。

フローラン・アモディオ(フランス) SP:80.84(7) FS:148.78(11) 合計:229.62(9)
 映画「ブラッド・ダイアモンド」より/映画「ライオン・キング」より♪ 手袋につけた“目”で目隠しをするポーズから。4回転予定?のサルコウは3回転になったが、トリプルアクセルなどをかなりスムーズに決めていく。
 今日はスケートがよく滑り、アフリカのリズムと一つになって踊りきれた。

ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) SP:78.52(8) FS:156.37(7) 合計:234.89(6)
 「シェルブールの雨傘」♪ 顔がプリントされたブルーの衣装。いきなりトリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウを決めた!さらにトリプルアクセル、ルッツ。イントロの間にこれだけ決めて、メロディが始まると、エッジに深くのりながら美しいステップを見せる。スケーティング自体がよくなっているので、ジャンプの安定感が昨季とは桁違い。
 全てのジャンプを決めると、激情のコレオシークエンスに。心の奥底をかきたてるように滑り、軸のしっかりしたスピンでフィニッシュ。

アダム・リッポン(アメリカ) SP:75.14(11) FS:154.57(8) 合計:229.71(8)
 リスト「ピアノ協奏曲第1番」♪ 身体にぴったりした白いシャツが、滑走姿勢を美しく見せる。冒頭のルッツは2回転になったが、トリプルアクセル2本を決めてきた。両手を上げる“リッポン”ルッツも、お手本のよう。
 イーグルなどエッジに乗る動きがきれいで、それだけで絵になる。スピンの姿勢も他の男子には難しい柔らかさ。
 フリーのシーズンベスト更新。

 暫定トップのナム・グエンが、待機ラウンジ?で何度も映されて、しまいに照れていた。
 ミーシャ・ジーがプレゼントのぬいぐるみで、グエンの「くまもん」とダンスさせたり

<G4>
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:84.70(4) FS:133.71(17) 合計:218.41(13)
 「This is a Man's Man's Man's World」「Come Together」「At Last」「Big Time Boppin’ (Go Man Go)」♪ 革っぽい黒。4回転のはずが3回転になった最初のトウループ。トリプルアクセル+3回転トウループを決めたが、後半のアクセルがシングルに。終盤の3連続ジャンプが、3種類目の?

デニス・テン(カザフスタン) SP:85.39(3) FS:181.83(1) 合計:267.72(3)
 「十面埋伏(中国伝統楽曲)」「Vocussion」♪ 深い青。4回転トウループとトリプルアクセルで軽くステップアウトしたが、4回転トウループ+3回転トウループ、3回転フリップ+1回転ループ+3回転サルコウなど軽々と決める。
 ゆったりした中盤の柔らかなコレオシークエンス、終盤ほとんど助走なしでダブルアクセル、そして怒涛のステップシークエンスは、オリエンタルの響きのパーカッションで。
 エッジの乗り方、フリーレッグの動かし方、なんて素敵なんだ、、、

羽生結弦 SP:95.20(1) FS:175.88(3) 合計:271.08(2)
 「オペラ座の怪人」♪ きりっとした顔で動き出す。4回転サルコウが2回転に、4回転トウループでまさかの転倒。しかしもう失敗しない。ルッツ2本も問題なく、後半のトリプルアクセル+3回転トウループ、トリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウと決めきった。
 仮面に手をやる仕草を交えながら、語るようなステップ。スピンの姿勢のひとつひとつを丁寧に、思いっきりのイナバウアー。
 最後は仮面を引き剥がす仕草でフィニッシュ。4回転以外は、完成形の「オペラ座の怪人」だった。あとはスピードがもう少し出せれば、、、来季、万全の状態を作って新たに挑戦

ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:92.74(2) FS:181.16(2) 合計:273.30(1)
 ロッシーニ「セビリアの理髪師」♪ 余裕のある滑り出しで、4回転トウループを完璧に下りると、4回転サルコウで転倒。トリプルアクセルを決め、後半の4回転サルコウに2回転トウループをつけた。
 コミカルな振付もオペレッタを見ているよう。スケーティングも安定していて、今日は見事だった。
 得点を見て、笑いが止まらなくなっている 羽生をかわしてトップに立った。

閻涵(Han YAN)(中国) SP:84.45(5) FS:144.90(13) 合計:229.15(10)
 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」♪ 白いドレスシャツに黒ベスト。どこまで跳んでいく?といいたくなるトリプルアクセルに3回転トウループをつける。4回転トウループ転倒、2本目のトリプルアクセル転倒。もう1回転倒があり、3-2-2は3-2-1に、ループが2回転と予定通りにはいかない。
 しかしローリー・ニコルの小粋な振付を、楽しげに踊っていく。もっといろいろなタイプのプログラムを来季以降見てみたい。

ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:84.32(6) FS:163.97(5) 合計:248.29(4)
 「トリスタンとイゾルデ」♪ 衣装をすっきりしたものに変えてきた。トリプルアクセル+2回転トウループから入り、4回転こそないが、片手を上げたりウォーレイから跳んだり、ものすごい工夫がある。
 全ての動きが物語を伝えてくれるプログラム、最終滑走を堪能した

 結果、優勝はフェルナンデス。スペイン男子初めての優勝となった。2位羽生結弦、3位デニス・テン。
 4位ジェイソン・ブラウン、5位ナム・グエン、6位ミーシャ・ジー、7位コフトゥン、8位アダム・リッポン、9位アモディオ、10位閻涵。
 小塚崇彦は12位、無良崇人は16位まで順位を上げた。
 来年の枠は、スペインとアメリカが3、日本、カザフスタン、ウズベキスタン、ロシア、フランス、中国が2。チェコは2枠を守れず。
 小塚か羽生のどちらかがあと一つ上の順位なら、日本も3枠になるところだったが、残念
 実は今大会も2枠を持っていたスペインだが、ミニマムテクニカルスコアをクリアした選手がいなくて、1人の出場になっていた。来年はクリアする選手が出るだろうか。

 なんだか予想外のドラマが満載の大会だったかな
 明日はエキシビション

 

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世界選手権2015女子フリー

2015年03月28日 16時25分34秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015女子フリージャッジスコア)。

<G1>
ニコル・ショット(ドイツ) SP:49.29(19) FS:78.27(23) 合計:127.56(23)
 「ロミオとジュリエット」♪ 未見。

ダシャ・グルム(スロベニア) SP:47.21(22) FS:90.24(18) 合計:137.45(18)
 「War Hero」♪ あまり見られなかったが、ジャンプを下りたのに次に移るところで転倒が惜しかった。

ガブリエル・デールマン(カナダ) SP:48.13(21) FS:85.44(20) 合計:133.57(21)
 「アランフエス」♪ いつもよりジャンプの着氷が安定しなかったようで、若干ふらついたりオーバーターンしたりがいくつか。後半に3回転サルコウ+2回転トウループなどが決まったのはよかった。

アンネ・リーネ・ヤッシェム(ノルウェー) SP:49.25(20) FS:90.50(17) 合計:139.75(17)
 「Un ange passe」♪ 淡いサーモンピンクの衣装。序盤に3-2や3-2-2が決まる。後半2回転になったり、着氷が乱れるところもあったが転倒はなし。柔らかで清楚な雰囲気のステップでフィニッシュ。
 シーズンベストが出た。


アンジェリカ・クチヴァルスカ(ラトビア) SP:45.74(23) FS:95.80(16) 合計:141.54(16)
 映画「ムーラン・ルージュ」より「ロクサーヌのタンゴ」/「ロミオとジュリエット」♪ 黒にストーンを散りばめて。ルッツ・トウ・ループ3-2-2は途中ターンが入ったが決める。ダブルアクセル+3回転トウループも入った。後半転倒が1回あったが、タンゴのステップでは手拍子をもらっていた。

ジアダ・ルッソ(イタリア) SP:43.85(24) FS:78.26(24) 合計:120.11(24)
 「At Last」「I Just Want to Make Love to You」♪ 光るホワイト。最初のダブルアクセルは高かった。2回転になるジャンプがいくつか、転倒もあったが、気持ち良さそうなイナバウアーやイーグルのコレオシークエンスでしめくくる。

<G2>
ヨシ・ヘルゲソン(スウェーデン) SP:56.28(13) FS:99.07(14) 合計:155.35(14)
 映画「スノーホワイト」♪ ブルーと黒を重ねて。途中から見たが、ジャンプは全部クリーンとはいかなかった模様。さすがの表現力で魅了していた。

エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ(グルジア) SP:52.11(16) FS:80.14(22) 合計:132.25(22)
 ビゼー「カルメン」♪ ワインカラーのシンプルな衣装でナイスバディが引き立つ。転倒したときに肩のあたりを強打したようで、痛そうにしたが頑張り、ダブルアクセル+1回転ループ+2回転サルコウなどを決めた。ボーカル部分でのステップでは手拍子をもらう。Y字姿勢のスパイラルもきれい。

キム・ヘジン(韓国) SP:50.03(18) FS:86.21(19) 合計:136.24(19)
 ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」♪ 衣装もブルー。まず3回転ルッツ+2回転トウループを決めたが、フリップで転倒。後半に3回転サルコウ+2回転トウループ+2回転ループが入ったのはよかった。曲の雰囲気を出そうと頑張っていた。

ロベルタ・ロデギエロ(イタリア) SP:51.42(17) FS:83.32(21) 合計:134.74(20)
 「エビータ」♪ ワインカラーの胸元のストーンがきれい。ルッツ、フリップと続けて転倒したが、3回転サルコウ+ダブルアクセルが決まって落ち着いた。と思ったらループ転倒。気持ちのこもったステップ。

パク・ソヨン(韓国) SP:53.95(15) FS:106.80(9) 合計:160.75(12)
 映画「ロミオとジュリエット(2013年版)」♪ 黒系。ルッツ、サルコウ・トウ3-3、フリップと立て続けに決めるいい滑り出し。指先や爪先まで神経を行き届かせているのがいい。後半ルッツからのコンビネーションでターンが入ったが、頑張って1回転トウループと1回転ループをつけて基礎点を確保。イナバウアーからのダブルアクセルを決め、少しトラベリングしたI字スピンでフィニッシュ。

ニコル・ラジコヴァ(スロヴァキア) SP:54.40(14) FS:98.21(15) 合計:152.61(15)
 映画「アンナ・カレーニナ」♪ 臙脂のドレス。冒頭のルッツでややバランスを崩したが2回転トウループをつけた。得意の3回転ループ+2回転ループ、後半ダブルアクセル+2回転トウループ+2回転ループなど。2本目のルッツ、終盤のダブルアクセルでパンクは少し残念かな。ドラマチックな汽車の音で大人の表情を演じた。

<G3>
グレイシー・ゴールド(アメリカ) SP:60.73(8) FS:128.23(2) 合計:189.96(4)
 「オペラ座の怪人」♪ ノーブルな紺色。スムーズに滑り出し、3回転ルッツ+3回転トウループ、ダブルアクセル+3回転トウループと立て続けに決める。しっかりとエッジにのってすーっと滑っていくのが気持ちいい。ホップや飾りジャンプに続けての3回転、後半にサルコウ・トウ3-2-2も入り、スピードにのったダイナミックなスパイラルでしめくくった。
 シーズンベスト更新

マエ=ベレニス・メイテ(フランス) SP:57.08(12) FS:105.67(10) 合計:162.75(10)
 「Conquest of Spaces」「Shadows」「Run Boy Run」♪ 明るい空色。ダブルアクセルから入り、ルッツ・トウ3-3を決める。多少こらえても着氷する力は身体能力の高さ。後半ダブルアクセル+3回転トウループも入り、パーカッションで力強いステップ。

アシュリー・ワグナー(アメリカ) SP:57.81(11) FS:127.20(3) 合計:185.01(5)
 映画「ムーラン・ルージュ」♪ もちろん赤。序盤の3回転ルッツ+3回転トウループから、ジャンプほぼノーミスで、ダブルアクセル+3回転トウループ、ループ・ループ・サルコウの3-1-3も入った。足を高く挙げるスパイラルで盛り上る。
 終わって一瞬顔を覆って喜んだ。自己ベストに届かなかったのが惜しい~。

ポリーナ・エドマンズ(アメリカ) SP:61.71(7) FS:116.12(7) 合計:177.83(8)
 「ティンカーベル」「フェアリー・ダンス」♪ 紫がかったピンク。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップ+1回転ループ+3回転サルコウと序盤から好調。ステップの中のキャッチフットのツイズルで拍手。スパイラルとイナバウアーのコレオシークエンスからダブルアクセル。
 ちょっと背が高い妖精だけど^^; 今の彼女には合っているのかも。技術点が下がったのは、回転不足とエッジ(フリップ2本にアテンション)か。

アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) SP:60.50(9) FS:99.81(13) 合計:160.31(13)
 ストラヴィンスキー「火の鳥」♪ 燃える炎のオレンジ。最初のルッツはパンクしたが次の3回転ループ+1回転ループ+3回転サルコウを決める。ルッツで転倒、ちょっとがっかりした顔になったがなんとか立て直す。ダブルアクセル+3回転トウループでまた転倒したのはちょっと痛い コレオシークエンスが短めになってしまった。

アレイン・シャルトラン(カナダ) SP:60.24(10) FS:100.94(12) 合計:161.18(11)
 「ドクトル・ジバゴ」♪ 清楚な水色でおそろいの長手袋。最初にルッツ・トウ3-3が入る。若干こらえたジャンプもあったが、ダブルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウなども決まった。雄大な曲の大きさに負けないように、身体をめいっぱい伸ばして動いていた。

<G4>
李子君(Zijun LI)(中国) SP:61.83(6) FS:103.39(11) 合計:165.22(9)
 「ムーン・リバー」♪ 黒の胸元にピンク。最初のフリップ・トウ3-3が決まり、ダブルアクセル+2回転トウループでバランスを崩す。ローリー・ニコル振付の愛らしい「ムーン・リバー」、地元の観客の前で懸命に滑りきった。

宮原知子 SP:67.02(3) FS:126.58(4) 合計:193.60(2)
 「ミス・サイゴン」♪ 赤のアオザイ風。最初のルッツ・トウ・ループ3-2-2がきれいに決まった! ダブルアクセル+3回転トウループと次々シャープなジャンプを決めていく。回転の速いシットスピン、細かい音と動きがよく合っているステップ。後半ルッツだけステップアウト。
 自分の世界に引き込む力をつけたと思う。もう堂々たる世界のトップの一人。
 ベスト更新にもクールな表情、もう少し点が出ると思ったかな? トップに立ち、この時点で日本勢のメダル確定

エレーナ・ラヂオノワ(ロシア) SP:69.51(2) FS:121.96(6) 合計:191.47(3)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」「悲しみの三重奏曲第2番」♪ ブルーの胸元に大きなビーズ。ルッツ・トウ3-3、3回転ループ+1回転ループ+3回転サルコウなどを決めるが、珍しく2回転になったりちょっとステップアウトしたり ピアノの音とシンクロしながら軽やかな滑りはいつもながら。
 ベストには遠く、宮原を上回れず。

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア) SP:77.62(1) FS:132.74(1) 合計:210.36(1)
 「Batwannis Beek」「Sandstorm」♪ セクシーな透ける衣装が板についている。3回転ルッツはオーバーターンしたが2回転トウループ+2回転ループをつけた。3回転サルコウ+片手上げダブルアクセル、単独でも片手上げダブルアクセルで盛り上る。
 スローパートのしっとりした流れの中でスムーズにジャンプを決めると本当に美しい。会場が一体になって手拍子のステップでフィニッシュ。
 結局フリーでトリプルアクセル挑戦はなかったが、余裕でトップに。

本郷理華 SP:62.17(5) FS:122.41(5) 合計:184.58(6)
 ビゼー「カルメン」♪ 髪に赤い花。最初のフリップ・トウ3-3決まった! 3回転ルッツ+片手上げ2回転トウループ! 妖艶なステップは会場一杯の手拍子で。ジャンプが音とぴったりはまって決まるとカッコいい ダブルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウも。情熱のコレオとスピンで、ノーミスフィニッシュ。
 目標の180点台、出た

村上佳菜子 SP:65.48(4) FS:114.18(8) 合計:179.66(7)
 「オペラ座の怪人」♪ 半身ずつ黒と白。スムーズな3回転ループから入る。ダブルアクセルでこらえ、フリップ・トウ3-2、ループ・トウ・ループ3-2-2など。力強くファントムを演じていく。サルコウが1本1回転になってしまったが、大きなミスはそれだけ。
 自己ベストには及ばなかったが、シーズンベストでの最終滑走。

 結果、優勝トゥクタミシェワ、2位宮原、3位ラヂオノワ。もちろん3人とも初めての表彰台
 4位ゴールドはSP8位から、5位ワグナーは11位からの挽回、さすがのアメリカ勢。6位本郷、7位村上、それぞれよく頑張った
 8位エドマンズまで、3枠を持つロシア・日本・アメリカの選手で占められた。9位李子君、10位メイテ。
 来年の枠は、ロシア、日本、アメリカの3枠変わらず。中国とフランスが2枠獲得。カナダと韓国がなんとか2枠を守った。

 嬉しい結果を知った上でフジテレビの放送を安心して見ようっと
 このいい流れで、男子フリーも頑張って

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世界選手権2015男子SP

2015年03月28日 00時05分09秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
イヴァン・リギーニ(イタリア) SP:63.05(25)
 マイケル・ジャクソン「スリラー」「ビリー・ジーン」♪ ストーンが光る黒ジャケで、お馴染みのナンバー。トリプルアクセル頑張り、両手上げルッツ。両手上げフリップでちょっと前のめりになっで、セカンドは2回転に。いつものノリノリステップ。

ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ) SP:69.09(20)
 「Moonlight Electric」♪ ベートーベン「月光」をダークブルー。いきなり4回転サルコウ決まった トリプルアクセルは片手をついた。両手上げルッツからトウループで3-3。まだ荒削りだけど、これから伸びそう

宋楠(Nan SONG)(中国) SP:61.69(26)
 「Night Train」♪ ISU大会には久しぶりの登場、地元の大歓声。白Yシャツにネクタイで小粋な感じ。4回転トウループでややオーバーターン、トリプルアクセル成功。コンビネーションは3-2になった。ステップの途中で転倒したが、最後までカッコよく滑ってくれた。

ペトル・コウファル(チェコ) SP:60.31(27)
 「Moonlight - Electric Cello」♪ 白半袖に光るベスト。ダブルアクセルから入り、ルッツ・トウ3-3、フリップと決める。コンビネーションスピンのキャメル姿勢で少しふらついたような^^; できることを全てやろう!という意識が感じられた。
 シーズンベスト更新。

アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:67.53(21)
 ピンク・フロイド「The Great Gig in the Sky」♪ 夜空のような紺のTシャツ。トリプルアクセルがきれいに入る。コンビネーションはフリップが2回転になったが、3回転トウループをつけた。ルッツは流れのいい着氷。わりとスケートが滑っていて、スピンの入り方なんかもよかった気がする。

アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:74.98(12)
 ヴェルディ「椿姫」♪ 黒ベストに水色のシャツ。トリプルアクセル高い 4回転トウループはちょいオーバーターン。ルッツ・トウ3-3もしっかり入る。「乾杯の歌」で元気よくステップを踏み、投げキッスの振付も衒いなく、勢いよくこなした。
 シーズンベストまであと少し。

<G2>
フローラン・アモディオ(フランス) SP:80.84(7)
 映画「オーケストラ」より♪ 生成りのシャツに黒いベルトで。4回転サルコウ、下りた!オーバーターンぎみだけど。トリプルアクセルは軽やか、ルッツ・トウ3-3も決まった。ひところのノリノリステップではなく、しっとりと曲を表現しながら見せるステップも伸びやか。
 このところジャンプで苦労してたが、今日はよかった 久しぶりの80点台。

イ・ジュンヒョン(韓国) SP:64.51(24)
 「The Wild Party」♪ 黒の革シャツの襟を直しながら位置につく。トリプルアクセルは少しステップアウト、回転足りたかな? 3-3ややこらえ、ループはOK。ビッグバンドの音をよくとらえながら、カッコよくステップ。

パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ) SP:58.78(28)
 「スカイフォール」「ジェームス・ボンドのテーマ」♪ 黒のパーティースーツ風。トリプルアクセルはオーバーターンで着氷。3回転ループ決まり、ルッツから3-3もなんとか。スピード感はまあまあかな。

シャフィク・ベセギエ(フランス) SP:70.27(18)
 「Heat」「Clozee Mountain Legend」♪ おなじみの落書きアート風衣装。4回転、トリプルアクセル、ルッツ・トウと少しずつ着氷が乱れて^^; 転倒しなかったからよかったのかな。パーカッションで見せるステップ、もう少し元気よく行きたかったところ。

ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:70.36(17)
 「Blue Drag」「Boilemaker Jazz Band」♪ 黒に赤のポケットチーフ。4回転トウループが鮮やかに決まった ルッツでやや前のめりになったが、頑張って3回転トウループをつける。ちょっとオーバーターンしたけどトリプルアクセルも着氷。

マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン) SP:67.03(22)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 黒に青の模様。ストリーミングの関係で途中から見たが、トリプルアクセルは転倒した模様。3-3とループはきれいに入った。I字スピンにビールマンスピンは健在で、拍手喝采。浅田真央のあのステップを思い出させるメロディで、彼も心をこめたステップ。
 振付のニコライ・モロゾフ氏が出迎える。ベストには届かなかったが、久しぶりの試合で悪くない滑りを見せた。

<G3>
ジェレミー・テン(カナダ) SP:72.28(15)
 映画「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」より「Dance With Me Wallis」♪ パープルは王室のイメージかな。トリプルアクセルがきれいに決まった ルッツ・トウ3-3、フリップと入って、ピアノの音を拾いながらステップを踏んでいく。
 最後の世界選手権、まずは納得のショートプログラム。

ロナルド・ラム(林昭霆)(香港) SP:72.66(14)
 ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」♪ ストリーミングトラブルで見られず。ジャンプは全て決まったらしい。

ステファン・ヴァルケル(スイス) SP:53.42(30)
 チャイコフスキー「白鳥の湖」より「フィナーレ」♪ 襟を立てた黒。トリプルアクセル転倒、3回転も転倒。コンビネーションは3-2でなんとか頑張った。両手でブレードをキャッチする難しい姿勢のキャメルスピン。
 ちょっとベストには遠い~~~

ジョシュア・ファリス(アメリカ) SP:73.52(13)
 「Give Me Love」♪ ここから後半組、四大陸銀メダリストの登場。真面目そうなブルーのシャツ。トリプルアクセルで転倒、フリップから3-3は大丈夫。姿勢のきれいなスピン、フリーレッグをホールドしたノンベーシック姿勢からそのままシットになる。最後にルッツでフィニッシュ。
 転倒が口惜しそうだけど、フリーで頑張れ

ナム・グエン(カナダ) SP:77.73(9)
 「シナーマン」♪ スーツのベストにネクタイ。トリプルアクセルがスムーズに入り、一蹴りがよく伸びるステップでぐいぐいスピードにのっていく。後半のルッツ・トウ3-3、フリップと軽やか。キレのいい動きで今季最高の演技
 ドラえもんのぬいぐるみを持っておどけるキス&クライ。自己ベスト更新。

小塚崇彦 SP:70.15(19)
 「エヴァリスト・カリエゴに捧ぐ」♪ ここは日本か?と思うほどの数の日の丸が揺れる。胸の赤い花は強い気持ちの証。4回転トウループ、こらえたけど下りた トリプルアクセルでステップアウトして手をつく。3回転ルッツもステップアウトでコンビネーションにできず
 びしっとした姿勢のシットスピン、女性と組んで踊っているかのようなステップ。。。ジャンプの失敗がもったいない。。。

<G4>
閻涵(Han YAN)(中国) SP:84.45(5)
 映画「屋根の上のバイオリン弾き」より「If I Were a Rich Man」♪ 茶色のベスト。大歓声の中に堂々と出て行った。どこまで飛んでいくのというトリプルアクセル。4回転トウループはステップアウトしたが回転している。ルッツ・トウ3-3も決まり、ひょうきんな振付を歌詞やセリフに合わせながら、楽しげにステップ。
 シーズンベストには届かなかったが、悪くない点でトップに立つ。


ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:84.32(6)
 「Juke」♪ ブルーのシャツにキラキラサスペンダー。音が鳴り出せば彼の世界、ひたすら楽しませてくれる。見事なトリプルアクセルを決め、スピンもルンルン。軽快なステップ、フリップ・トウ3-3に片手上げルッツ。

ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) SP:78.52(8)
 「アヴェ・マリア」♪ 少しあごひげを生やして、イエスをイメージさせる衣装。回転の速いトリプルアクセルが決まり、一つ一つの動きがよくなっていく。トウループ3-3、3回転フリップとスムーズ。情熱的なステップ、ポジションチェンジの速いスピン。
 技術の高さが彼の表現を高めることに気づいたシーズン。やりきった表情で手を合わせていた。

ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:76.84(10)
 テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」より♪ 中世風のベスト。トリプルアクセルがシャープに決まった 4回転サルコウはステップアウトで手をついたが、回転はしていた。曲と雰囲気をよく出しているステップ。フリップ・トウ3-3問題なし。
 思ったより点が出なかったけど、回転不足?

アダム・リッポン(アメリカ) SP:75.14(11)
 「Nyah」♪ 黒のVネック。4回転ルッツ下りた トリプルアクセルも入る。ギターのリズムでスピード感がありながら美しいステップ。両手上げの“リッポン”ルッツに3回転トウループのコンビネーション。スピンのレイバック姿勢でも拍手。
 終わって高々と右手を突き上げた。。。しかしこの得点、ダウングレードか。

ペーター・リーベルス(ドイツ) SP:54.28(29)
 「Clocks」♪ 昨季と同じ曲、同じふわっとしたシャツで。最初のフリップでステップアウトしたので単独にとどめる。トリプルアクセル転倒。後半のジャンプもステップアウトしてコンビネーションにできなかった。最後のフライングシットスピンで回転に入れず、呆然としてしまった
 今季は怪我があって、あまり試合に出ていなかったが、シーズン最後が残念な結果に。

<G5>
無良崇人 SP:64.93(23)
 ビゼー「カルメン」♪ コーチとがっちり握手してから出て行った。冒頭の4回転トウループはステップアウト。トリプルアクセルがまさかのシングルに フリップにつけた3回転トウループはこらえる。ステップは音とシンクロして、すごくカッコよかった。
 口惜しいSPになったが、フリーで想いの全てをぶつけるんだ

デニス・テン(カザフスタン) SP:85.89(3)
 「Caruso」♪ 白いシャツ、ハイウェストのベルトが光る。曲が途中から流れ出すアクシデント、仕切りなおしてなめらかに滑り出すが、4回転トウループで転倒。しかしトリプルアクセルは高い ルッツ・トウ3-3はちょっとステップアウト。所作のひとつひとつが美しいステップでフィニッシュ。
 僅差でトップに立ち、会場は少しざわついた。

ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:92.74(2)
 「ブラック・ベティ」♪ ブラック一色。弾むように滑り出すと、4回転サルコウがぴたり ルッツ・トウ3-3、いつものように腕をぐるぐる回して踊ると観客がきゃあきゃあ トリプルアクセルは傾いたが着氷はうまくいった。濃密でノリノリのステップ。

セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:84.70(4)
 サン‐サーンス「死の舞踏」♪ 黒にゴールドの羽ひらひら。スピードにのって4回転トウループ、ターンが入ったが3回転トウループをつける。トリプルアクセル余裕、3回転も余裕。スピンの回転の速さに拍手が起こった。

羽生結弦 SP:95.20(1)
 ショパン「バラード第1番ト短調」♪ 日の丸とバナーが数え切れないほど、ここはもう完全に“ホーム”。静かに目を閉じて、じっと冒頭の音を聞く。ゆっくりと首をめぐらせて滑り出す。
 4回転トウループ跳んで、手をついてステップアウト。シットスピン、キャメルスピン、その姿勢の美しさにため息。ターンからトリプルアクセル、軽やかに下りてイーグルへ。ルッツ・トウ3-3をしっかりと下りると、ピアノの細やかな音とシンクロしながらスピードアップしていくステップ。
 どのポジションも素晴らしいスピンを終え、両手を掲げてフィニッシュ。その手をぎゅっと握りしめた。
 柔らかく、甘く、なめらかで、しなやかで。ただそのスケーティングを見ているだけでいい。これがフィギュアスケート
 シーズンベストがここで出た。

マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:70.82(16)
 ラヴェル「ボレロ」♪ 革の質感のある黒。硬質な感じの滑りにこの曲は似合う。4回転サルコウ+3回転トウループ決まった 次の4回転トウループが2回転に アクセルもシングルに 手拍子のなかで力強いステップを踏んだが、、、
 なかなか顔を上げることができないキス&クライ。フリーは巻き返せるか。

 結果、羽生がトップに立ち、2位フェルナンデスで90点以上は2人だけ。3位テン、4位ヴォロノフ、5位閻涵、6位ブラウン、この4人が85点前後で表彰台争いになりそう。
 7位から12位に、アモディオ、ジー、グエン、ブレジナ、リッポン、ビチェンコ。70点台後半というところ。
 日本勢は、小塚と無良がフリー第1グループになった。フリーは今の力を出し切っておくれ
 フリー滑走順は、小塚が1番、無良が2番。羽生は第4グループ3番目の21番。

 明日は女子フリーと男子フリー

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世界選手権2015アイスダンス・フリー

2015年03月27日 15時37分27秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015アイスダンス・フリージャッジスコア)。

<G1>
カロリーネ・モスケニ/アダム・ルーカス(ハンガリー) SD:53.05(19) FD:77.96(18) 合計:131.01(18)
 「トッカータ」「ノクターン」「スケルツォ」♪ 黒っぽいクラシックな雰囲気の衣装。ラウンジポジションや膝を曲げたイーグルでのリフト。大きなミスなく、充実した表情。

王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) SD:54.38(18) FD:74.39(19) 合計:128.77(19)
 「アーティスト」♪ 紫のドレスにスーツのベストとタイ。「加油!」の声がかかる。お化粧を直す最初の仕草が可愛い。片足滑走の膝の上に立つリフト、回転の速いローテーショナルリフトで拍手が沸く。ツイズルは少しずれたかも^^; 全体にスピード感があった。

アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ) SD:55.08(17) FD:78.72(17) 合計:133.80(17)
 「Escalier」/バッハ「アリア」/「Tango Tchack」♪ 女性の衣装が、黒スリップドレスの上に網をかぶせたみたいなので面白い。クリムキンイーグルでのリフトなど、低い姿勢が得意?! ペアスピンで一緒にウィンドミルなど、いろいろ工夫があった。
 今季はジュニアとかけもち、偉い。


アリサ・アガフォノワ/アルペル・ウチャル(トルコ) SD:56.07(16) FD:80.40(16) 合計:136.47(16)
 モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」/「Penser l'impossibile」♪ 女性の背中に描かれたバイオリンを奏でる仕草からスタート。ツイズルがぴったり合った。片足滑走のリフトでポジションチェンジ。女性が逆立ち姿勢で男性につかまり、男性は手を離すところがスリリング。
 満足できる演技だったようで、得点にも納得の笑顔。

アリソン・リード/ワシーリ・ロゴフ(イスラエル) SD:51.12(20) FD:73.20(20) 合計:124.32(20)
 「ロミオとジュリエット」♪ 2011/2012シーズンに羽生結弦がフリーで滑った曲。グレーに水色をあしらった衣装がなかなかいい。クロスするツイズル、スプリットポジションのローテーショナルリフト、きれいな姿勢を見せる。
 ベストには届かず・・・

<G2>
サラ・ウルタド/アドリア・ディアス(スペイン) SD:59.16(15) FD:89.51(13) 合計:148.67(14)
 「シルク・ド・ソレイユ」より「Meditation」/映画「つぐない」/オリジナル曲♪ 女性は赤、男性は濃紺。肩先の色の薄い部分に"pride"など英単語がたくさんプリントされている。ラウンジポジションで背中に逆立ちのリフト、ジャンプして背中に乗るリフト。流れがよくて、あっという間に終わった。

マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ) SD:61.43(11) FD:95.13(10) 合計:156.56(10)
 映画「華麗なるギャツビー」♪ 黒系に飾りがストーンだけ、かえってゴージャスかも。膝を曲げたイーグルに逆立ちリフト、靴の上に立ってフリーレッグを肩まで上げるリフトなど。ツイズルをうまく合わせた。

フェデリカ・テスタ/ルーカス・チョリー(スロヴァキア) SD:60.07(13) FD:82.22(15) 合計:142.29(15)
 「Enter the Circus」「Terrorklowns」「Hurt」「Song Of Spirit」♪ ピエロが着るようなダイヤ柄をあしらって。SDでは後ろでくくっていた男性の長めの髪を、フリーでは結ばずになびかせていて、かなり印象が違って見える。いったん持ち上げてから一気にハイドロブレーディングの姿勢に落とすリフトはスリリング。ツイズルで女性が少しバランスを崩したかな。

シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) SD:61.02(12) FD:92.82(12) 合計:153.84(12)
 「Lord of the Dance」「Reel Around the Sun」「Nocturne」「Warriors」♪ 白に緑。リバーダンスのリズムで跳ねると会場が盛り上る。肩から背中を回って膝に立つリフトなど。力を出し切れた表情。

アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) SD:59.62(14) FD:97.33(7) 合計:156.95(9)
 「Eleanor Rigby」♪ 女性は紫、男性はグレー。完全にシットのポジションでツイズルはユニーク。完成度の高い演技で、ハベル/ドナヒューを僅差でかわしてトップに立つ。

<G3>
ローレンス・フォルニエ=ボードリー/ニコライ・ソレンセン(デンマーク) SD:62.40(9) FD:93.83(11) 合計:156.23(11)
 「The Summer Knows」「Summer of 42」「Summer Me, Winter Me」♪ 草色のドレスと紺のシャツ。しっとりしたボーカルにのって、柔らかな滑り。要素が目立たないということは、うまくプログラムに溶け込んでいるのかな。
 自己ベスト更新。


クセニア・モンコ/キリル・ハリャーヴィン(ロシア) SD:62.36(10) FD:96.77(8) 合計:159.13(8)
 「サラバンド」♪ グレー系。片膝をついたポジションでの逆立ちリフトや、膝を曲げたイーグルのカーブリフトなど、なかなかいい演技だった。自己ベスト更新。

パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ) SD:65.90(7) FD:99.32(6) 合計:165.22(6)
 「欲望という名の電車」/映画「紳士は金髪がお好き」/「Si tu voi ma mere」「Dans les rues d'Antibes」♪ ブルーのドレス、白タキシード。おしゃれなムード満載で、ポジションチェンジの速いリフトや、ぴったり合ったツイズル、軽快なノータッチステップ。最後まで飽きさせないプログラムでミスなく、フィニッシュはマジでチュッ。
 自己ベスト更新に大喜び、トップに立つ。

アレクサンドラ・ポール/ミッチェル・イスラム(カナダ) SD:64.38(8) FD:88.21(14) 合計:152.59(13)
 ピーター・ガブリエル「In Your Eyes」♪ 男性は羽織ったシャツをなびかせて。いったん膝の上でホールドしてから肩まで上げるリフト、肩を回ってからウェストあたりに立たせるリフト。若々しいフレッシュな雰囲気とスピード感があった。

マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(アメリカ) SD:69.32(6) FD:102.71(5) 合計:172.03(5)
 ヨハン・シュトラウス「南国のバラ」「美しく青きドナウ」♪ 水色のドレスに白Yシャツ。全ての要素が、美しいボールルームダンスの中に溶け込んで、どこをとっても絵になる。肩を回って前でホールドするリフト、完璧なユニゾンのツイズル。こういう演技が見たかった!!
 自己ベスト更新でトップに立つ。

<G4>
ケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ(カナダ) SD:72.68(2) FD:106.74(3) 合計:179.42(3)
 ヴィヴァルディ「四季」より「春」「夏」「冬」♪ 女性は春と夏のオレンジ、男性は冬のグレー。片足滑走でフリーレッグを前に出した姿勢で、膝上に立つリフト。足を前に出すのは難しいそうな。ツイズルも見事、低い姿勢のリフトで沸く。終盤どんどんスピードを増しながらのストレートラインステップでさらに盛り上った。
 手ごたえがあったわりに、ベスト更新はならず、少し残念そう。

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) SD:74.47(1) FD:106.87(2) 合計:181.34(2)
 「パリのアメリカ人」♪ 黒系。直立姿勢の女性の両足を持って胸のあたりまで持ち上げるリフト、かなり力が要りそう。ツイズルでわずかに女性がふらついたが、最後は合わせる。背中から首のあたりに巻きついたり、足に巻きついたり、巻きつく系のリフトが得意? 腕の下をくぐったり、ちょっとした二人の絡みが工夫されている。
 自己ベスト更新でトップに。

エレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン(ロシア) SD:69.46(5) FD:95.38(9) 合計:164.84(7)
 「Appassionata」/映画「クレオパトラ」♪ 女性はレース系のグレー、男性は黒。回転の速いローテーショナルリフトからスタート。ツイズルで女性が大きくバランスを崩してしまった。膝に片足立ちのリフトは盛り上る。
 減点1はリフトの時間超過


ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) SD:71.94(4) FD:112.34(1) 合計:184.28(1)
 モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」より「アダージョ」♪ ピンクベージュのシンプルな衣装。持ち上げるまでに工夫のあるリフト、高いところから一気に低い姿勢に移動するリフト。ツイズルは若干ずれたが崩れなかった。曲の音と要素や動きがぴったり合っているだけでなく、シャープな切れがある。
 自己ベスト大幅更新で感激。

アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア) SD:72.39(3) FD:105.11(4) 合計:177.50(4)
 サン-サーンス「死の舞踏」♪ 女性は濃いワインカラー、男性は黒。力強い滑りで惹きつけていく。長い距離をしっかりキャリーするストレートラインリフト、スピードもありながら丁寧なツイズル。
 出来はよかったけど、ベストには届かず。

 結果、パパダキス/シゼロンがショート4位から逆転で初優勝、2位チョック/ベイツも初めての表彰台、ウィーバー/ポジェが3位。前回優勝のカッペリーニ/ラノッテが4位、シブタニ兄妹が5位、ギレス/ポワリエが6位。
 なんとロシア勢の最上位がイリニフ/ジガンシンの7位。8位モンコ/ハリャーヴィン、9位ステパノワ/ブキンと3組続いたが、まさかの3枠取れず
 2枠あったが1組しか出場してなかったフランスが3枠獲得。アメリカ、カナダの3枠とイタリアの2枠は変わらず。

 今ちょうどフジテレビでフリー放送中なので、もう一回見ようっと(笑)
 今夜はいよいよ男子

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世界選手権2015ペア・フリー

2015年03月26日 23時58分12秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015ペア・フリージャッジスコア)。

<G1>
アマニ・ファンシー/クリストファー・ボヤジ(イギリス) SP:46.69(16) FS:83.53(16) 合計:130.22(16)
 「ハリー・ポッター」♪ 紺色のおそろい。サイドバイサイドジャンプのサルコウで女性が2回転になったが、ダブルアクセルのシークエンスはうまくそろった。スロージャンプはフリップで転倒、サルコウでちょっとフリーレッグをついたが着氷。リフトやデススパイラルもスムーズで、力は出せていた。

マリ・ヴァルトマン/アーロン・ヴァン=クレーヴ(ドイツ) SP:47.76(15) FS:100.08(14) 合計:147.84(15)
 「アランフエス協奏曲」♪ ワインカラーにゴールド。サイドバイサイドのコンビネーションジャンプで女性が単独になってしまったのと、スロー3回転フリップで片手をついた以外、ミスはなし。ツイストの高さや、イーグルからのスロー3回転サルコウ、女性が仰向け姿勢のキャリーリフトなど、見せ場がいっぱい。

クリスティナ・アスタコワ/アレクセイ・ロゴノフ(ロシア) SP:55.55(13) FS:118.03(9) 合計:173.58(10)
 ドラマ「巨匠とマルガリータ」♪ ロシア応援団の声がたくさん。女性はかなりセクシーな衣装。いきなりサイドバイサイドのトウループ3-2-2がびしっと決まる。3回転サルコウもまあまあ。スロージャンプ2本着氷。曲調の変わったところで、がらっとムードを変えられるのもいい。

ニコーレ・デラモニカ/マテオ・グアリゼ(イタリア) SP:54.48(14) FS:97.29(15) 合計:151.77(14)
 「マスク・オブ・ゾロ」♪ 濃紺にストーン。サイドバイサイドジャンプのコンビネーションでそれぞれ着氷が乱れ、スロー3回転ループで転倒。リフトは堅実にこなしている。コレオシークエンスで、男性の靴の上に女性が立つダンスリフトがユニーク。
 全体に曲の雰囲気には合っていた。

<G2>
ジュリアン・セガン/チャーリー・ビロドー(カナダ) SP:60.53(10) FS:117.50(10) 合計:178.03(8)
 ピーター・ガブリエル「Wallflower」「In Your Eyes」♪ 臙脂系。リラックスした表情で入り、まずサイドバイサイドの3回転サルコウを完璧にシンクロして決める。ダブルアクセル+2回転トウループ、サイドバイサイドスピンもシンクロぶりが半端ない。スロー3回転サルコウとトウループもきれいに決まり、イーグル姿勢のキャリーリフトもよかった。
 最初から最後まで、途切れなく流れのいいプログラム。ベスト更新で世界選手権デビューを飾った。

リュボーフィ・イリュシェチキナ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ) SP:60.32(11) FS:109.59(13) 合計:169.91(13)
 「ロシアより愛をこめて」♪ この組み合わせでは初めての世界選手権。サイドバイサイドで3回転トウループのシークエンスから入り、3回転サルコウも決まる。女性が男性の肩の上で海老反りみたいな姿勢になるリフトが迫力! 男性の膝上ダンスリフトからそのままペアスピンに入るのも工夫がある。ラウンジポジションから持ち上げて、リンクいっぱいに使うキャリーリフトも特徴。
 なんかデススパイラルでミスったよう^^; 女性のクリムキンイーグルで沸いた直後だったのに、惜しい。

ヴァレンティナ・マルケイ/オンドレイ・ホタレク(イタリア) SP:60.56(9) FS:111.99(11) 合計:172.55(11)
 「道」♪ 女性の赤白ボーダーシャツが可愛い いきなりサイドバイサイドで3回転ルッツ決まった!もうデュハメル/ラドフォードの専売特許ではない。サルコウからの3-2-2は初めずれたが最後は合わせた。スロー3回転フリップ、後半のサルコウもきれい。最後のアクセルラッソーリフトが持ち上げきれず、、、ちょっと口惜しそうなオンドレイ。

ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス) SP:58.28(12) FS:119.06(8) 合計:177.34(9)
 「天使と悪魔」「Heaven and Hell」「Requiem for a Dream」♪ 男性はダークブルー、女性は白の衣装。高いツイストから入り、トウループ3-2-2、サルコウとサイドバイサイドが決まる。2本のスロージャンプも高さと距離があった。キャリーリフトで持ち上げたまま、男性がラウンジポジションに、つまり姿勢を低くして女性を下ろすって 凄い力だと思う。
 シーズンベストが出たが、トップには届かず。

<G3>
ヘイヴン・デニー/ブランドン・フレイザー(アメリカ) SP:61.32(8) FS:111.19(12) 合計:172.51(12)
 「ライオン・キング」♪ ベージュにカラーストーンをたくさん。きれいなツイスト、スロー3回転ループ、サイドバイサイドの3回転サルコウを序盤は順調。サイドバイサイドスピンをうまく合わせた。ダブルアクセルのシークエンスで女性が転倒してしまったが、リフトはどれも安定していた。最後に男性の膝の上に女性が片足で立つダンスリフトは、ちょっとアイスダンスっぽい。

アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム(アメリカ) SP:65.56(7) FS:120.25(7) 合計:185.81(7)
 ガーシュイン「パリのアメリカ人」♪ ブルーのドレスと紺のシャツ。4回転ツイスト決まった サイドバイサイドジャンプは、3回転サルコウでちょっと手をつき、ダブルアクセルのシークエンスではやや着氷が乱れた。スロー3回転ループは片手をついたが、フリップは完璧。
 コレオシークエンスで、男性の背中に女性を乗せてのスパイラル。ロマンチックな曲によく溶け込むプログラム。

エフゲニア・タラソワ/ヴラディミール・モロゾフ(ロシア) SP:67.71(6) FS:130.75(5) 合計:198.46(6)
 ライオネル・リッチー「Hello」♪ ストリングスアレンジのインスト曲で。ペールピンクの女性の衣装が若々しい。回転の速い3回転ツイスト、サイドバイサイドの3回転サルコウにトウループ3-2のユニゾンが素晴らしい。スローはループとサルコウ、どちらも高さと距離がある。リフトの上げ方、下ろし方はどれも工夫があった。
 ノーミスの演技に感激の表情。ベスト大幅更新

彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国) SP:69.67(5) FS:136.96(4) 合計:206.63(4)
 ショスタコーヴィッチ「アレグレット」♪ 大歓声のなか、中国勢のトップをきって登場。4回転ツイストがきれいに決まった ループとサルコウのスロージャンプの高いこと! サイドバイサイドジャンプはダブルアクセルで女性が転倒したが、トウループ3-2を決めてきた。
 要素と要素の間に無駄な動きがなく、きびきびと曲に合わせた振付をこなしていて、隙がない。終わって手放しで嬉しそうな2人、自己ベスト更新でトップに立った。

<G4>
川口悠子/アレクサンデル・スミルノフ(ロシア) SP:71.59(4) FS:127.32(6) 合計:198.91(5)
 チャイコフスキー「マンフレッド交響曲」♪ 紺色の衣装。ドラマチックな曲で大人の男女の葛藤を表現していく。サイドバイサイドの3回転トウループのシークエンス、ダブルアクセルと着氷。スロー4回転サルコウはステップアウト、3回転ループで転倒。男性の背中に女性が乗るスパイラル、逆立ち姿勢のリフトと拍手は随所でもらった。
 ミスがあったので、悠子ちゃんの表情が冴えない

メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ) SP:76.98(1) FS:144.55(1) 合計:221.53(1)
 ミューズ「Neutron Star Collision」「I Belong to You(「サムソンとデリラ」より)」「Uprising」♪ 今日も失敗しないこのペア! サイドバイサイドの3回転ルッツ、トウループで3-2-2とばっちり。スロー4回転サルコウは両手をついたが着氷。リフトを下ろして股をくぐったり、逆回転・イーグルでキャリーのリフトなど、見せ所はそらさない。ちょっとしたダンスリフトも素敵。
 トータルの自己ベストでトップに立つ。


龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)(中国) SP:72.59(2) FS:140.18(3) 合計:212.77(3)
 「イオ・チ・サロ」♪ 柔らかなライトブルー。サイドバイサイド、ダブルアクセルのシークエンスは女性の2本目がシングルに。3回転トウループは決まった。スロー3回転サルコウ、ループともに美しい。雄大なイーグルで2人が離れてから近づき寄り添う、そんなつなぎの振付がロマンチックで サイドバイサイドのスピンからペアスピンに続けて入るのもいい。
 寄り添うスパイラルから遠くへ押し出すコレオシークエンス、イーグルでキャリーするリフト。あらゆる動きで2人の一体感、醸し出す感情・・・技術点はトップでなくても、ペアの真髄がここに。

隋文静(Wenjing SUI)/韓聡(Cong HAN)(中国) SP:71.63(3) FS:142.49(2) 合計:214.12(2)
 チャイコフスキー「幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』」♪ 薄い水色の衣装。4回転ツイストを見事に決め、サイドバイサイドのトウループ3-2-2、3回転サルコウと着氷。スロー3回転フリップはちょっとこらえた着氷になったが、高さが凄い サルコウは問題なし。鏡のような動きのつなぎの振付で、ペアらしい表現。本当に細かいところまで行き届くようになった。スプリットポジションのリフトをダイナミックに決めてフィニッシュ。
 ノーミスの演技に、終わった瞬間に隋文静が泣きそうに。偉大な先輩を超えた瞬間。

 結果、デュハメル/ラドフォードが優勝、2位に世界選手権初めての表彰台となる隋/韓、3位龐/佟はカムバック(今回限り?)をメダルで飾った。4位彭/張と中国勢が続いた。
 5位川口/スミルノフ、6位タラソワ/モロゾフ。ロシアのベテランと若手、ボロソジャル/トランコフとストルボワ/クリモフが休養中に、3枠を確保。
 7位シメカ/クニエリム、ここでようやくアメリカ勢。世界選手権デビューのセガン/ビロドーが8位、9位ジェームズ/シプレがフランス2枠をゲット。
 ペア転向1年のマルケイ/ホタレクが11位というのも、末恐ろしいような^^;

 フリーに進めなかった高橋成美/木原龍一組には、国別対抗戦でリベンジしてもらおう
 明日はいよいよ、男子ショートプログラム

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世界選手権2015女子SP

2015年03月26日 17時39分59秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015女子ショートプログラムジャッジスコア)。
 カースティン・フランク(オーストリア)が棄権。

<G1>
ネッタ・シュライバー(イスラエル) SP:41.84(30)
 モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番イ長調」♪ 冒頭のループが2回転に。コンビネーションのサルコウが2回転になったが、セカンドを頑張って3回転トウループに。1番滑走は緊張したかな^^;

エリシュカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:43.37(27)
 「メガポリス」♪ トウループ3-2、3回転ルッツを決めたが、後半の片手上げダブルアクセルで転倒。ちょっと口惜しそう。

エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ(グルジア) SP:52.11(16)
 「Papa Can You Hear Me(愛のイエントル)」♪ 3度のオリンピックを経験したこの選手が、前半の滑走。透け感のある黒一色の衣装がシック。ルッツ・トウ3-3に挑戦して惜しくも転倒したが、3回転サルコウとダブルアクセルは大丈夫。
 さすがの美しいスケーティングで、バーブラ・ストライサンドのボーカルに溶け込んだ、心のこもった演技を見せてくれた。


アナスタシア・ガルスティアン(アルメニア) SP:41.84(29)
 シャルル・アズナヴール「Une Vie d'Amour」♪ ピンクが可愛らしい、世界ジュニアにも出場した選手。ダブルアクセルから入り、フリップから3-3を決める。わりと滑り込んでる感じのステップ。ルッツが2回転になってしまって ジュニアだと一応得点になるんだけど、、、

ジアダ・ルッソ(イタリア) SP:43.85(24)
 ビゼー「カルメン」♪ 赤に黒レースやスカートの裾にフリルでフラメンコ風。トウループ3-2はセカンドで片手上げ、3回転サルコウなんとか、ダブルアクセル大丈夫。アリアにのせたステップでしめくくった。

キム・ヘジン(韓国) SP:50.03(18)
 「ポーギーとベス」より「サマータイム」「It Ain't Necessarily So」♪ 濃い紫の衣装。安定したスケーティング。ルッツ・トウは3-2、単独は3回転フリップ、ダブルアクセルもきれいに決まった。身体の線がきれいに出るようになったと思う。ミスなく終わって晴れやかな笑顔。

<G2>
イヴェット・トート(ハンガリー) SP:43.47(26)
 「ハンガリアン・チャルダーシュ」♪ 白と赤の民族衣装風、めっちゃ可愛い トウループ3-3に挑んだが惜しい転倒、3回転ルッツも転倒してしまった。バレエジャンプからのダブルアクセルはばっちり。速いテンポの曲にのって、よく動いた。終わって頭をぴしゃり
 コーチの一人はユリア・セベスチャン。

アンネ・リーネ・ヤッシェム(ノルウェー) SP:49.25(20)
 セリーヌ・ディオン「fly」♪ きれいな水色。短い助走のダブルアクセルから入る。サルコウ・トウ3-2、3回転ループとミスなく決まった。きれいなスパイラル姿勢や、シャープな動きとスムーズなスケーティングのステップ。ボーカルがウィスパーになるラストにスピンでフィニッシュ。

ニキ・ヴォリエス(オランダ) SP:40.38(32)
 「Sand and Torn」♪ 黒のつなぎ。世界ジュニアにも出場していた。フリップ・トウ3-2、ダブルアクセルは決まったが、3回転ルッツ

で転倒。わりと力強い滑りでダイナミックな感じがする。
 オランダからの世界選手権出場は久しぶりなんじゃないだろうか。まずはここから。

キーラ・コルピ(フィンランド) SP:41.11(31)
 ビートルズ「A Day In the Life」♪ この人が帰ってきた ブルーグレーの衣装。3回転フリップで転倒、ループが1回転に アクセルも1回転に どうしちゃったんだ、、、
 美しいスパイラル、スピンの姿勢、ステップ。。。フリーは見られないのか。。。

アリソン・クリストル・ペルティケート(フィリピン) SP:38.75(34)
 「Luz de Luna」「La Comparista」♪ 鮮やかな黄色の衣装。最初の3回転トウループややステップアウト、次のループで転倒してコンビネーションにできず。ダブルアクセルはスピードにのって決めることができた。軽やかな動きのステップ、サイドのスピンは曲に少し遅れてフィニッシュ。

ダシャ・グルム(スロベニア) SP:47.21(22)
 「Prica o Vasi Ladackom」♪ 濃紺のホルタートップ。ミニマムテクニカルスコアをクリアして、3年ぶりの出場。ルッツ・トウ3-2コンビネーションはセカンドで片手上げ、3回転トウループとダブルアクセルもスムーズに決まった。細かい動きがヨーロッパの選手らしい、丁寧な感じ。

<G3>
アレクサンドラ・ゴロヴキナ(リトアニア) SP:43.16(28)
 映画「ムーラン・ルージュ」より「ロクサーヌのタンゴ」♪ 黒の透ける生地に、髪に赤い花をつけて。サルコウ・トウ3-3をほぼ下りてたのに、こらえきれず転倒が惜しい。ループのパンクが痛かった

エヴェリン・ブルナー(スイス) SP:39.69(33)
 ショパン「ノクターン第9番」♪ ピアノ曲に似合う純白の衣装。黒髪で東洋系のルックスは、ハーフなのかな? 冒頭のルッツで転倒、ループからのコンビネーションは2-2になってしまった。ダブルアクセルはステップアウト。
 エッジにしっかり乗っていく意識が感じられるステップ、つなぎのイナバウアーなども美しかった。得点には肩をすくめて

ナタリア・ポポワ(ウクライナ) SP:43.60(25)
 「アランフエス協奏曲」♪ レースっぽい黒の衣装。サルコウ・トウ3-2で転倒、ダブルアクセルは入る。滑りはきれいなんだけど。
 客席にウクライナ国旗の小旗を振る子どもの姿が映った。

ニコル・ショット(ドイツ) SP:49.29(19)
 「サユリ」♪ 薄い藤色が曲に合っている。トウループ3-3がまず決まった。ループが1回転に。途中ストリーミングが切れてよく見られなかったんだけど、ダブルアクセルは大丈夫だったようだ。柔らかな雰囲気を出せていた。
 フリー進出を決めてほっとした顔。

アンジェリカ・クチヴァルスカ(ラトビア) SP:45.74(23)
 ビゼー「カルメン組曲」♪ 世界ジュニア7位の選手。スピードに乗って滑り出し、トウループ3-3を鮮やかに決めると拍手が起こる。3回転ルッツ転倒、ダブルアクセルは勢い余って(?!)転倒。「闘牛士の歌」で元気のいいステップで手拍子を誘った。
 フリー進出が決まって感激!の表情。

<G4>
アレイン・シャルトラン(カナダ) SP:60.24(10)
 「La Leyenda del Beso」♪ 後半組の先陣を切って登場。最初からスピードに乗り、ダブルアクセルを余裕で。3回転ルッツは軸が傾いてヤバイ!と思ったが瞬間に立て直して3回転トウループをつけた 3回転ループも問題なし。
 きびきびした動きのステップは手拍子を誘い、達成感いっぱいの顔でフィニッシュ。
 今日、最初の60点台でトップに立つ。

ニコル・ラジコヴァ(スロヴァキア) SP:54.40(14)
 「ロミオとジュリエット」♪ 深いブルーの衣装。ゆったりと流れるスケーティング、ルッツからのコンビネーションはセカンドがループの3-2。単独も3回転ループ、きれいに決まった。有名なメロディでしっとりと演じるステップの後、ダブルアクセルが決まって拍手。
 いい演技で満足そうな表情。

パク・ソヨン(韓国) SP:53.95(15)
 サン-サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ こちらもブルー。サルコウ・トウの3-3が飛距離十分! フリップは惜しい転倒。ダブルアクセルは軽やか。曲想の変化とともに、動きにもめりはりがあって、ところどころの決めポーズもきれい。

ガブリエル・デールマン(カナダ) SP:48.13(21)
 ヴィヴァルディ「四季」より「冬」/「アート・オン・アイス」♪ 雪と氷をイメージさせる白。トウループ3-3は両足着氷?で少しオーバーターン。単独はルッツ、ダブルアクセルは流れがよかった。スケートの一蹴りがよく伸びるようになったと思う。
 技術点が滑走中の表示より大きく下がったが、コンビネーションのセカンドがダウングレード、ルッツが回転不足判定。。。

ロベルタ・ロデギエロ(イタリア) SP:51.42(17)
 「Let It Go」♪ 白からグレーのグラデーション。大ヒット曲のインストバージョンで滑る。トウループ3-3を下り、フリップとダブルアクセルも頑張った。身体を大きく使う意識のステップ。ミスなく終わって嬉しそう。

ブルックリー・ハン(オーストラリア) SP:35.54(35)
 映画「シングルマン」「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」♪ 紫陽花のようなきれいな色の衣装。ルッツ(エッジエラーe判定)でステップアウトしてコンビネーションにならず、ダブルアクセルとループも転倒。ジャンプの軸が安定しないのかな・・・。両手ホールドのドーナツスピンが美しい。

<G5>
本郷理華 SP:62.17(5)
 「海賊」♪ この紫、似合う。笑みを浮かべて滑り出し、トウループ3-3をぴしっと決めた! 3回転フリップ問題なし。レイバックスピンでも自然と拍手が起こる。手拍子に乗って軽やかにステップ、この舞台で滑れる喜びが全身からあふれてくる。
 終わってガッツポーズ、長久保コーチも拍手。ベスト更新

ポリーナ・エドマンズ(アメリカ) SP:61.71(7)
 「Buleria」「Tango Serenata」♪ ブルーにフリルでタンゴらしく。ルッツ・トウ3-3、3回転フリップと完璧。ダブルアクセルは直後にホップでカッコいい。柔らかさと力強さのバランスが取れたタンゴ。

李子君(Zijun LI)(中国) SP:61.83(6)
 チャイコフスキー「くるみ割り人形」より「花のワルツ」♪ 大歓声のなか、濃いピンクの衣装で登場。しっかりスピードに乗り、フリップ・トウ3-3、ループと決まるたびに歓声が沸く。エッジをホールドする素敵なスパイラルからのダブルアクセル。ワルツのリズムに躍動するステップ。大きく反るレイバックスピンでも拍手。
 ノーミスの演技にガッツポーズで喜ぶ。わずかに本郷に届かず、観客は少しがっかり?

村上佳菜子 SP:65.48(4)
 「オペラ座の怪人」より「Think of Me」♪ 明るい黄色の衣装。落ち着いて滑り出し、トウループ3-3鮮やか! フリップも問題なく、たまにパンクするアクセルも今日はばっちり。ソプラノの声に合わせたステップからのレイバックスピンで大きな拍手。
 ノーミスの演技に両手でガッツポーズ、笑顔はじける。高得点に感激の涙。

マエ=ベレニス・メイテ(フランス) SP:57.08(12)
 「Hosanna」「The Groove You Liked (Mala Dub)」「Freedom」♪ 褐色の肌にオフホワイトの衣装。力強いトウループ3-3、フリップ、ダブルアクセルとジャンプに安定感が戻ってきた。ゴスペルで手拍子の中、勢いのあるステップ。

ヨシ・ヘルゲソン(スウェーデン) SP:56.28(13)
 ポール・マッカートニー「Black Bird」♪ 女性ボーカルとギターの曲。金髪のポニーテールをぶんぶん振りながら、片手上げルッツにトウループ3-3(セカンドはダウングレード判定)、ダブルアクセルとしっかり決めていく。ギターのリズムでノリノリのステップ、スピンも丁寧に見せていた。笑顔のフィニッシュ。

 いよいよ最終グループ。6分間練習で、トゥクタミシェワがトリプルアクセルを下りたように見える

<G6>

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア) SP:77.62(1)
 ラヴェル「ボレロ」♪ 気合の入った顔で登場。トリプルアクセル、跳んだ ルッツ、トウループ3-3と余裕。風格の漂うステップで会場が一体になって手拍子、高速スピンで大歓声のフィニッシュ。あらゆる動きが女王の力強さ。
 自分の身体より大きいブタのぬいぐるみ(頭にパンダの顔を被ってる?!)プレゼントを抱えて戻る姿に沸いた。
 男子なみの凄い得点、、、いいもの見ちゃった、、、

グレイシー・ゴールド(アメリカ) SP:60.73(8)
 グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調」より「アダージョ」♪ 濃紺のドレスでお姫様のよう。最初のルッツでステップアウト、ループはこらえて着氷。コンビネーションにできなかった。ダブルアクセルは大丈夫。膝がぴんと伸びたキャメルスピンやスパイラル、滑走姿勢が美しい。

宮原知子 SP:67.02(3)
 モーツァルト「魔笛」♪ ブルーのVネックにゴールド。いつものように、コーチとおでこをくっつけてから、落ち着いた顔で出てきた。ルッツ・トウ3-3が決まり、逆方向のコンビネーションスピンで拍手が起こる。キャメルスピンの身体が一直線になる姿勢もきれい。フリップ、ダブルアクセルも軽々。音と動きの質がぴったり合っていくステップ、素敵
 ベスト更新でこの時点で2位につける。

アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) SP:60.50(9)
 イル・ディーヴォ「アダージョ」♪ 冒頭のコンビネーション、ルッツでバランスを崩しかけたが立て直して3回転トウループをつけた。ループは転倒したが、直後のダブルアクセルは大丈夫。男性ボーカルでドラマチックなステップを演じる。
 年齢のわりに大人っぽい選手なんだけど、少し違うタイプのプログラムのほうが合うのかも?

エレーナ・ラディオノワ(ロシア) SP:69.51(2)
 「De mi vera te fuistes (Seguiriyas)」「Ain't It Funny」♪ 情熱の赤。ルッツ・トウ3-3を下り、ラテンのリズムで活き活きと踊る。ループとダブルアクセルもミスなし。カスタネットの音のなかでパールからビールマンスピンに拍手。
 終わってにっこり、ガッツポーズ。ベストには少しだけ届かなかったが、2位確保。


アシュリー・ワグナー(アメリカ) SP:57.81(11)
 ハチャトゥリアン「スパルタクス」♪ しっとりと大人の表情から滑り出す。ルッツ・トウ3-3に挑んで惜しい転倒、ダブルアクセルでオーバーターン。フリップは決めた(回転不足判定)。盛り上るイーグルなどは魅力だが、ロシア勢に比べるとバッククロスで滑る部分が多いような^^;
 少し残念な得点になったが、フリーで巻き返せるか。

 結果、1位トゥクタミシェワ、2位ラディオノワ、3位宮原、4位村上、5位本郷、6位李子君。日本勢は3人ともフリー最終グループ、地元中国の李子君も入って盛り上りそう。
 6位と僅差の7位にエドモンズ、8位ゴールド。9位ポゴリラヤ、10位シャルトランまでが60点以上。
 24位から28位までが43点台、フリー進出できるかどうかは0.いくつの差だった。復活のキーラ・コルピはフリー進出ならず、残念

 今夜はペア・フリー。熾烈な優勝争いになりそう

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Live Streamingで世界選手権2015

2015年03月26日 13時31分09秒 | スポーツ

 テレビ放送は今夜からだけど、インターネットのLive Streamingで観戦中。
 こちらにまとめがあります。

 CCTV5でやってない時間帯はCCTV5+で放送するようです。

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滑走順の決め方・世界選手権2015の場合

2015年03月26日 02時32分27秒 | スポーツ

 6.0満点方式の時代に比べたら、滑走順の影響は小さくなっているフィギュアスケートの世界。とはいえ、何の影響もないわけでもない^^;
 前後の選手の実力差があまりに大きいと、ジャッジが混乱するというか、点を付けづらいと思われる。やはり、おおまかにグループ分けされていて、だんだん強い選手が出てくるほうが、特に演技構成点はやりやすいだろう。
 というわけで、選手権ではショートプログラム&ショートダンスの滑走順を決める際、世界ランクを基準にすることが多い。世界ランク上位の選手は、基本的に最終かその前くらいに入るようにするのが一般的だ。
 今年の世界選手権では、アイスダンスペア女子を見た感じ、こんな基準らしい。
・世界ランクで出場選手の上位半分を後半に。女子36人中18人、ペア19組中10組、アイスダンス30組中15組。男子は30人中15人?
・トップ6人(男女)4組(ペア)5組(アイスダンス)は、最終グループ
 女子:1番目~6番目までがグループ6
 ペア:1番目~4番目までがグループ5
 アイスダンス:1番目~5番目までがグループ6
・最終の一つ前が、次にランクが高い選手たち
 女子:7番目~12番目までがグループ5
 ペア:5番目~8番目までがグループ4
 アイスダンス:6番目~10番目までがグループ5
・上位半分のうち、残りはその直前
 女子:13番目~18番目までがグループ4
 ペア:9番目・10番目がグループ3の第3か第4滑走
 アイスダンス:11番目~15番目がグループ4
・それ以外は全部まとめて抽選。ペアはグループ3の第2滑走までがまとめて抽選になるので、同じグループの中で前半と後半が分かれる。

 この推測が正しければ、男子では羽生結弦(1番目)と無良崇人(6番目)が最終グループ5に入ると思われる。グループ3は3人が前半扱い(30人中15人目まで)、3人が後半扱いになり、世界ランクで13番目の小塚崇彦はグループ3で第4~第6滑走のどこかに入る
 以前はトップ2グループ分だけ最終とその前にされた年もあった。でも世界ランク1位や2位の選手が最終の一つ前のグループの第1滑走を引いてしまい、直前に滑る選手との差がかなり大きくなるケースも
 観客の盛り上がりも考えて、今大会は細かく分けていったのかな

 男女シングルは、おおむね世界ランク上位の選手は現在の実力で上位になるが、ペアやアイスダンスは、かなり実力があるのにランクが下位というケースがある。
 パートナーを組み替えると、新しいペア・カップルで大会に出て、新たに世界ランクのポイントを獲得しなければならない。以前のパートナーとのポイントはチャラになるわけで^^; 出場した大会数が少ないから、1シーズンでは、そうそう上のほうまで行けない。
 アイスダンスでSD5位、フリー最終グループに入ったエレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン(ロシア)がそのパターン。前半その他大勢抽選で#4を引き、グループ1で滑ったが、イリニフは昨季ニキータ・カツァラポフと組んでソチ五輪銅メダル。いくら相手が替わっても、急に下手にはならないし

 明日は女子SPとペアFS。日本の女子3人、みんなフリー最終グループに入れるくらい、いい演技ができますように
 
 

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世界選手権2015ペアSP

2015年03月25日 23時02分16秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015ペア・ショートプログラムジャッジスコア)。
 成美ちゃん&龍一くん、頑張れ~~~~

<G1>
リュボーフィ・イリュシェチキナ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ) SP:60.32(11)
 マイケル・ブーブレ「Feeling Good」♪ パートナー組み換えのため世界ランクが低く、前半の滑走順になったが、さすがの実力。ツイスト、スローとクリーンで、サイドバイサイドジャンプで軽く手をついたのと、スピンのユニゾンが少しずれた以外はミスなく、堂々と第一滑走を務めた。
 少しだけベスト更新。

クリスティナ・アスタコワ/アレクセイ・ロゴノフ(ロシア) SP:55.55(13)
 「Nine」より「Be Italian」♪ 村上佳菜子がエキシビションで使ったことがある曲。女性は足にガーターをつけてセクシーに サイドバイサイドジャンプがぴたりと合ったが、スローは転倒。デススパイラルに入るとき、男性がフリーレッグのエッジを一瞬ホールドするのは、難しい入り方だと思う。
 自己ベスト更新はならず。

アマニ・ファンシー/クリストファー・ボヤジ(イギリス) SP:46.69(16)
 ルイ・アームストロング「ラ・ヴィ・アン・ローズ」♪ ワインカラーの衣装は、「ロゼ」のイメージなのかな。2回転ツイスト、ダブルアクセルときれい。スロー3回転サルコウは片手をついた。サイドバイサイドスピンをうまく合わせてフィニッシュ。

 6分間練習に出てきた成美ちゃん、髪をばっさりショートに

<G2>
ミリアム・ジーグラー/セヴェリン・キーファー(オーストリア) SP:45.99(18)
 「C'est pas l'amour」「Zydeko」♪ 赤のボーダーに、男性のお尻には赤いハートのアップリケ サイドバイサイドジャンプで女性が転倒、リフトなどは安定感が出てきた。

マリ・ヴァルトマン/アーロン・ヴァン=クレーヴ(ドイツ) SP:47.76(15)
 「ペテルブルクの秘密」より「ワルツ」♪ 鮮やかなピンクのトップに黒白ボーダーのスカート。ツイストの高さに歓声が上がる。サイドバイサイドジャンプで男性が転倒、スローも転倒になってしまった。天井カメラでサイドバイサイドスピンが映り、ぴったり合っているのがよくわかる。
 ドイツ国旗を掲げ、ガラガラみたいなのを振って応援する観客。さすがは世界選手権、世界中から応援団が来ている。

ヴァレンティナ・マルケイ/オンドレイ・ホタレク(イタリア) SP:60.56(9)
 「マラゲーニャ」♪ グリーン系の衣装。サイドバイサイドジャンプは若干ずれたがそれぞれ着氷、スローも決まった。ツイストはダブル。スピンは丁寧に合わせている。ステップはさすがのスケーティング力。ノーミスの演技に思わずガッツポーズ。
 見事、自己ベスト更新。

高橋成美/木原龍一 SP:44.54(19)
 エルビス・プレスリー「ボサノバ・ベイビー」♪ 髪が短くなったせいか、成美ちゃんの表情が軽やか。サイドバイサイドは成美ちゃん転倒。ツイストはトリプルに挑戦、成功 スロー3回転サルコウは高さが出た(ちょっとだけフリーレッグついちゃったかも^^;) いつもより楽しそうにステップ。

<G3>
ジュリアン・セガン/チャーリー・ビロドー(カナダ) SP:60.53(10)
 映画「グランド・ブダペスト・ホテル」♪ ジュニアと掛け持ちペア、世界ジュニア銀メダリスト登場。スムーズなツイスト、サイドバイサイド3回転サルコウ、スロー3回転ループは膝を深く曲げてこらえる。どの要素もますます確実性を増してきた。

マリア・パリアコワ/ニキータ・ボチコフ(ベラルーシ) SP:46.17(17)
 「Corpse Bride」♪ 男性はスーツのベストにネクタイ、女性はグレー系。スロー3回転ループ、サイドバイサイドの3回転トウループと、なんとかこらえた。リフトで男性が片手で女性の背中をホールドして回転すると、なんだか皿回しのよう^^; 迫力に拍手が起きた。

ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス) SP:58.28(12)
 映画「ムーラン・ルージュ」より「ロクサーヌのタンゴ」♪ 女性は赤、男性は黒。サイドバイサイドジャンプで女性が2回転になったが、ツイストやスロー3回転フリップは高い。サイドバイサイドスピンはユニゾンも距離感も素晴らしい。
 コーチの一人はファビアン・ブルザ。得点には少し口惜しそうな二人。

ニコーレ・デラモニカ/マテオ・グアリゼ(イタリア) SP:54.48(14)
 プロコフィエフ「シンデレラ」♪ 上品なブルーの衣装。サイドバイサイドの3回転サルコウで女性がオーバーターン、スロージャンプはステップアウトしたが、転倒しなかったのはよかった。リフトで女性のポジションが独特。
 自己ベスト更新でフリー進出を決める。

<G4>
エフゲニア・タラソワ/ヴラディミール・モロゾフ(ロシア) SP:67.61(6)
 「サラバンド組曲」♪ 黒系、女性は一部透ける生地で大人っぽく。ツイストの高さ、回転の速さ! サイドバイサイドの3回転トウループが決まり、スロー3回転ループは高さも距離も十分、そのままイーグル。伸びやかなスケーティングのステップもよかった。
 コーチにロビン・ゾルコビー氏。ベストをちょっとだけ更新。

川口悠子/アレクサンデル・スミルノフ(ロシア) SP:71.59(4)
 マスネー「タイスの瞑想曲」♪ 薄いブルーグレーの悠子ちゃんの衣装が素敵。サイドバイサイドの3回転トウループ、回転の速いツイスト、スロージャンプの着氷が美しい。そろってクロスで滑っているだけでも美しく、技から技へ流れるように移っていくのが、曲と一体化してうっとりする。
 終わって悠子ちゃんも笑顔、サーシャは喜んでほっぺにチュッの連続。

ヘイヴン・デニー/ブランドン・フレイザー(アメリカ) SP:61.32(8)
 アンディ・ウィリアムズ「Speak Softly My Love」♪ 「ゴッドファーザー」に歌詞をつけた曲。ツイスト、スロー、サイドバイサイドと落ち着いて決めていった。
 少しだけどベスト更新、ほぼクリーンないい演技。


隋文静(Wenjing SUI)/韓聡(Cong HAN)(中国) SP:71.63(3)
 「Stray Cat Strut」♪ 地元の大歓声に送られて登場。小粋な振付に最初から会場が沸く。サイドバイサイドジャンプをぴたっと決め、スローの高さがべらぼう ツイストでは片手上げ。リフトのスピーディーなポジションチェンジにわくわくする。
 スピンでは多少ずれても、終わるまでにちゃんと修正。男性が女性をまたぎながらデススパイラルに入り、指を突き立てて盛り上げた。
 シーズンベストでトップに立った。


<G5>
彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国) SP:69.67(5)
 チャイコフスキー「くるみ割り人形」より「アラビアの踊り」♪ ピンクとブルー。サイドバイサイドの3回転トウループをそろえ、4回転しないのがもったいないくらい高いツイスト。スロー3回転ループも美しい。
 以前に比べると、2人が視線を合わせて、コンビネーションが格段によくなっている。

アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム(アメリカ) SP:65.56(7)
 映画「ムーラン・ルージュ」より「ロクサーヌのタンゴ」♪ 曲中の無音の瞬間にきれいにツイストが決まる。サイドバイサイドの3回転サルコウを下り、スロー3回転フリップはダイナミック。
 シーズンベストは更新できた。

龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)(中国) SP:72.59(2)
 「Moonflower」♪ 濃い青の衣装。柔らかな滑り出し、軽やかなツイスト、サイドバイサイド
の3回転トウループもそろう。スロー3回転ループの着氷が美しく、デススパイラルは入りから起こし方までなめらか。しっとりした二人の世界に魅入られた。

メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ) SP:76.98(1)
 「Un peu plus haut」♪ 今日も見事にサイドバイサイドの3回転ルッツを決めた しっかりレベルの取れそうなツイスト、迫力のあるスロー3回転ルッツ。力強いボーカルと呼応するような、ドラマチックなステップ。
 技術点41.27! シーズンベスト更新で、文句なしのトップに立った。

 結果、デュハメル/ラドフォードが4点以上リードして1位、2位龐/佟、3位隋/韓、4位川口/スミルノフ、ここまでが70点以上でフリー最終グループとなる。
 5位彭/張、6位タラソワ/モロゾフあたりまでは、表彰台の可能性がありそう。7位と8位につけたシメカ/クニエリムとデニー/フレイザーのアメリカ勢は、少し順位を上げれば3枠確保できるかも。
 残念ながら、高橋成美/木原龍一は19位、16位までのフリーに進めなかった。あと2.16点・・・口惜しい

 ペア・フリーは明日の夜。複数メダルが期待できる中国、地元は盛り上りそう 

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世界選手権2015アイスダンスSD

2015年03月25日 15時23分46秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015、開幕
 初日はアイスダンス・ショートダンスジャッジスコア)から。

<G1>
セシリア・トルン/ユシヴィル・パルタネン(フィンランド) SD:45.11(25)
 「ファンダンゴ」/パソドブレ♪ ちょっと集中して見てなかったんだけど、いい出来だった模様。ISUパーソナルベスト更新。

バルボラ・シルナ/ユーリ・クラキン(オーストリア) SD:49.57(21)
 「Espana Cani」♪ 技術的にしっかりしている感じ。ベストにはわずかに及ばず。

イリナ・シュトルク/ターヴィ・ラント(エストニア) SD:48.04(23)
 「Malaguena Salerosa」「Malaguena」♪ 女性は赤のみ、男性は黒のみの衣装。スピード感があってキレのいい滑り。ヨーロッパ選手権で出したシーズンベストには届かなかった。

エレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン(ロシア) SD:69.46(5)
 「カルメン組曲」♪ パートナー組み換えのため試合数が少なく、世界ランクが低いのでこの滑走順だが、上位進出が狙えるカップル。男性の膝に片足立ち、男性も片足滑走の迫力のリフトを見事に決めた。
 ベストにはあとほんの少し!

オルガ・ヤクシナ/アンドレイ・ネフスキー(ラトビア) SD:42.37(29)
 フラメンコ、パソドブレ♪ 丁寧にできることをきちんとこなした感じ。大きなミスなく、ツイズルやリフトもまとまっていた。シーズンベストより6点くらい低いのは、キーポイントがあまり取れなかったか。

<G2>
フェデリカ・テスタ/ルーカス・チョリー(スロヴァキア) SD:60.07(13)
 「Nerva」「Zorongo by Paco Pena」「Que se ven desde el conquero(Faradangos de Huelva)」♪ 男性が髪を後ろでちょこんとくくっているのが面白い。男性の伸ばした足の上に女性が身体を乗せるリフトが、いつもながらダイナミック。
 ベストには少し届かず。

ナタリア・カリゼク/マクシム・スポディレフ(ポーランド) SD:45.46(24)
 今季ジュニアとかけもちで、世界ジュニアでは7位。赤を使う衣装が多い中で、女性の白いスカートが目を引く。ミラーのツイズルで、若干回転数が合わなかったかな。

オリヴィア・スマート/ジョゼフ・バックランド(イギリス) SD:44.32(27)
 「Diablo Rojo」「Crepuscolo sul mare」♪ 男性は白シャツ、女性は白地に黒レースで、スカートの上に右側だけ長い黒い布をつけている。ミラーのツイズルで女性が転倒 ほかはきちんとまとめた。エレキの音で、なかなかムードのある滑り。

アリソン・リード/ワシーリ・ロゴフ(イスラエル) SD:51.12(20)
 フラメンコ、パソドブレ♪ キャシー&クリスの妹・アリソンが登場。交差するツイズルをきれいにまとめ、肩に乗ってから下りてくるリフトもきれいなポジション。ISUパーソナルベスト更新

ヴィクトリア・カヴァリオワ/ユリー・ビエリアイエフ(ベラルーシ) SD:43.21(28)
 フラメンコ・セレクション♪ なかなかいい滑り出しかと思ったら、ホールドしてのステップの途中で女性が転倒、男性が上に被さりそうになってしまった。立て直して低いポジションからのツイズルをまとめ、背中から男性の脚の後ろ側に乗るリフトをよく決めた。
 コーチの一人はニコライ・モロゾフ氏。

<G3>
アリサ・アガフォノワ/アルペル・ウチャル(トルコ) SD:56.07(16)
 「Babaylon」「Fuegos」「Bailando bajo la luna」♪ 力強い滑りで隙がない。ポジションを替えながらのローテーショナルリフトがよかった。パーソナルベスト更新。

ローレンス・フォルニエ=ボードリー/ニコライ・ソレンセン(デンマーク) SD:62.40(9)
 「Malaguena」♪ 女性の長いスカートがシック。直立姿勢から男性の腰周りでループになるローテーショナルリフトなど、どれも一体感があった。こちらも自己ベスト更新。

王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) SD:54.38(18)
 「A Bad Kitty」「Farewell to San Ricardo」「Diablo Rojo」♪ 地元の大歓声に送られて登場。黒にゴールドで、男性は闘牛士風。足を上げた姿勢からの3連続ツイズル完璧 男性の股下を女性がくぐる等、ちょっとした所作でも歓声。なめらかな動きでノーミス。
 自己ベスト更新。

カロリーネ・モスケニ/アダム・ルーカス(ハンガリー) SD:53.05(19)
 おおむねどの要素も安定していた。曲のテンポが上がっていくところで、しっかり演技のスピード感が上がっていくのがいい。ほぼベストに近い点。

レベカ・キム/キリル・ミノフ(韓国) SD:45.09(26)
 「El Conquistador」♪ エッジをホールドした姿勢からの3連ツイズルがきれいに合い、男性の膝の上に立ってから跨いでポジションチェンジするリフトが決まる。
 悪くないと思ったけど、シーズンベストに届かず。

<G4>
サラ・ウルタド/アドリア・ディアス(スペイン) SD:59.16(15)
 「Tercio de Quites」「Almoraina」「Alfileres de colores」♪ スパニッシュリズムの本場・スペインのカップル。男性がシット姿勢で、女性が男性の靴の上に乗る独特のリフト。
 ヨーロッパ選手権で出したスコアには届かず。ツイズルで取りこぼした模様。

クセニア・モンコ/キリル・ハリャーヴィン(ロシア) SD:62.36(10)
 「Suite Festiva de Exitos (IV): La Creacion」「Espana Cani」「La Danza del Amor」♪ なかなかキレがよかった。シーズンベスト更新。

アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) SD:59.62(14)
 「Espana Cani」♪ シット姿勢からの3連ツイズル決まった!と思ったら、ノンタッチステップの最後に女性が転倒、惜しい 

キャシー・リード/クリス・リード SD:48.32(22)
 「El Cid - Farruca」「Gato Montes」♪ 清潔感のある白と黒。3連ツイズルきれいに合わせた。ノータッチステップの最後にキャシーがまさかの転倒 肩から前へ移動する回転の速いローテーショナルリフトはよかった。
 滑り終わった時点でQ(フリー進出)がつかず・・・

アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ) SD:55.08(17)
 「Street Dance」/パソ・ドブレ♪ 今季ジュニアとかけもちで、世界ジュニア銅メダリスト。男性が白で女性が黒は珍しい組み合わせかも。女性を肩に乗せてから、逆さまにぶら下げるようなリフト。ツイズルも合わせ、重なってのクリムキンイーグルで会場が沸いた。

<G5>
マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ) SD:61.43(11)
 「Fiesta Flamenca」「Espana Cani」♪ 女性のワインカラーの衣装が上品。ツイズルはわずかにずれてしまったが、全体としてはまとまっていた。

パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ) SD:65.90(7)
 「El Gato Montes」/リムスキー=コルサコフ「スペイン奇想曲」♪ 白に紫を重ね、スカートの裾を手首に紐で止めている女性の衣装がユニーク。スカートの使い方がほかのカップルと違う。
 シャープな動きでミスのない演技、パーソナルベスト更新。
 女性が男性の背中にしがみつくようにして登場、退場のご挨拶も。演出に凝っている

ネリー・ジガンシナ/アレクサンダー・ガジー(ドイツ) SD:
 「La Maza」「Ameksa」♪ "medical reason"で棄権とアナウンス。残念

アレクサンドラ・ポール/ミッチェル・イスラム(カナダ) SD:64.38(8)
 「Nocturno」「Farruca y Rumba」♪ 3分間の猶予を与えられ、少しウォーミングアップしてからあらためて登場。全体に品のいい滑りで、ユニゾンが美しいノータッチステップで拍手。
 四大陸で出したベストをさらに更新した。

シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) SD:61.02(12)
 「Farrucas」「Gato Montes」♪ 女性の短めのアシンメトリーなスカートがセクシー ツイズルや女性が直立姿勢のリフトはよかったが、パターンダンスの途中で女性が一瞬バランスを崩して膝をついてしまった。

<G6>
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) SD:74.47(1)
 「ドン・キホーテ」♪ ストリーミングでちょっと失敗してよく見られず ベスト更新の会心の演技

アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア) SD:72.39(3)
 リムスキー=コルサコフ「スペイン奇想曲」♪ 流れがよくてなんだかあっという間に終わってしまった。堂々復活の演技で自己ベスト更新

マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(アメリカ) SD:69.32(6)
 「アストゥリアス変奏曲」「The Last Corrida」♪ 高速ツイズルやローテーショナルリフトに拍手が起こる。若々しいスマートなスパニッシュ。四大陸で出したベストに近い得点。

ケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ(カナダ) SD:72.68(2)
 「La Virgen de la Macarena」♪ またストリーミングで(汗) グランプリファイナルで出したベストを更新。

ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) SD:71.94(4)
 「Escobilla」「Farruca」♪ 長めのスカートが大人っぽい。二人の動きの一体感、足捌きのよさ、全体の流れ、、、男性が片足滑走の間に背中から前にくるリフト、技術も高い。

 結果、トップに立ったのはチョック/ベイツ、2位にウィーバー/ポジェ、3位にディフェンディングチャンピオンのカッペリーニ/ラノッテ。4位にパパダキス/シゼロン、5位にイリニフ/ジガンシン。僅差でシブタニ兄妹が6位、今季急成長のフォルニエ=ボードリー/ソレンセンが9位につけている。
 キャシー&クリス・リードは、、、22位。残念ながらフリー進出を逃した。(妹のアリソンは20位でフリー進出)

 夜はペア・ショートプログラム。準備しなくちゃ
 

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「ごきげんよう」に村主章枝

2015年03月24日 12時49分28秒 | テレビ

 フジテレビ「ごきげんよう」、今日のゲストは村主章枝と藤本隆宏。テーマは「五輪アスリート第2の人生」だそうな
 年明けくらいから? 「ごきげんよう」のスタイルが変わって、ゲスト3人、1日に1人ずつ交代していくパターンから、テーマに沿って2人ないし3人が出てくるパターンになった。
 たぶん新方式のほうが、収録も楽なのでは(笑) 見るほうも、「今日はこの人が出るから見てみようか」という気が起きやすかったり
 村主が「フィギュアの裏側」について多少語ってくれるようなので、とりあえず録画予約

<追記>
 振付師を目指す村主が「表現力」について詳しく語る。「ジャンプとジャンプのつなぎが複雑なほうがいい」「クロスだけじゃなくて、ターンやステップがあるといい」「音楽が静かなところからぐっと盛り上るとき、それに合っているか、とか」等々。
 「3回転半回ってるか」は「それを決める人がいる」。これはテクニカルスペシャリストのこと。「野球の審判と小競り合いみたいなのはないのか」と、小堺さんがメジャーリーグの真似して笑わせる。
 ジャッジが一人だけ他のジャッジとかけ離れた点を出したとき、「いけないわけではないが、理由を問われたら説明できないと」。そうそう
 元水泳選手の藤本隆宏とは、大学の先輩後輩にあたるそうな。水泳では柔らかい動きが大事なので、“陸に上がって”からも、ついつい曲線的な動きになり、どことなく女性的に見えてしまうのが悩みだとか。。。
 ガタイがいいから男くさい役が多い藤本、テレビで見る限りでは全然気がつかなかったけど、周りの役者さんと比べて気にしてたんだ~。

 平昌五輪か、その次の五輪で、村主が振付師として選手の隣に座ってたり、するのかな

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1組で28分

2015年03月24日 02時47分48秒 | スポーツ

 開幕が明後日に迫っているフィギュアスケート・世界選手権2015。最終エントリーが出揃った。
 男子30名、女子36名、ペア19組、アイスダンス30組。国内選手権を勝ち抜き、国際大会でミニマムテクニカルスコアを獲得して、この舞台にやってくる選手たち。
 先週までのリストでは、アイスダンスは31組だった。直前になって出場をとりやめたのは、ペニー・クームズ/ニコラス・バックランドと思われる。ヨーロッパ選手権でショートダンスの後、棄権していたので、もしかすると怪我があって完治してないのかも。
 イギリスは2枠あるが、オリビア・スマート/ジョセフ・バックランドの1組のみ出場となる。意外と高いミニマムテクニカルスコアを、クリアしているカップルが他にいないようで
 アイスダンスは1グループが最大5組なので、31組の場合のショートダンスは、4組で4グループ+5組で3グループの計7グループになる予定だった。
 4組だと1グループ約31分、5組では37分ちょっとかかり、2グループごとの整氷約15分が3回。31x4+37x3+15x3=280、トータル4時間40分くらい
 それが30組だと、5組で6グループになり、整氷が2回に減る。37x6+15x2=252、4時間12分で済む
 1組の演技とジャッジにかける時間はだいたい6分10秒前後だけど、1組減るだけで28分の短縮になってしまうのだった。

 25日(水)最初の種目がアイスダンス・ショートダンス、続いてペア・ショートプログラム。この日は日本で放送がないけど、キャシー&クリス、成美ちゃん&龍一くん、最高の演技ができますように

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すぽると!&<SPORT PLUS>

2015年03月22日 23時49分24秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2015の開幕が数日後に迫ってきて、ようやく関連ニュースや番組が出てきた。オリンピック翌年だし、トップ選手の引退や休養があって、どうも今季はメディアがあんまり盛り上がってない気がするんだけど^^;
 世界フィギュアはフジテレビが放送するので、事前の盛り上げはやはりフジが中心。今夜の「すぽると!」では八木沼純子が直前プレビューをしてくれるようだ。
 その後、関東ローカルだが25:10から「世界フィギュアスケート選手権2015開幕直前!~激動のシーズンいよいよ決着SP~<SPORT PLUS>」が放送される。こちらは全日本や四大陸などのまとめや、最近の練習状況あたりかな?
 一応、録画予約済み

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