Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

微妙に不公平

2010年10月31日 18時30分46秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第2戦スケートカナダ、男女シングルとペアが終わった。テレビ放送は地上波なしで、BS朝日で男子フリーを今放送中(~17:55)。女子フリーは19:00~20:54、だそうです(って、見てないんだけど^^;) 演技についてはまたあとで。
 グランプリファイナル出場の決め方について、去年も同じようなこと書いたんだけど、、、2大会終わっての順位を見て思ってしまう。。。
 順位にポイントを与えるのは、微妙に不公平
 女子のポイントランキングを見ると、同じ順位・ポイントの選手が今二人ずつ並んでる状態になるわけだが、ものの見事にスケートカナダ出場者がNHK杯出場者より上になっている。つまり、スケートカナダのほうがみんな高得点だったということだ。男子もほぼ同様。
 村上佳菜子がNHK杯3位になったのは喜ばしいが、150.16はカナダ大会ではなんと8位に相当してしまう。カナダ大会7位のミリアン・サムソンが152.05出したのに4ポイントしかもらえてないって、どうなんだろう?! 5位の今井遥はNHKなら堂々の3位だったはず。織田信成の236.52は今回2位だけど、NHK杯1位の高橋大輔234.79よりいい点を出している。
 器械体操と違って芸術性も大きな比重で採点する競技だから、小数点以下の点数の積み上げで争うのは、どこかそぐわない感じがあるのかもしれない。新採点方式になる前の6点満点方式では、「これまで滑った選手の中で何番目か」という順位点方式だった。その伝統から急に大きくはずれることに抵抗があるのかな・・・
 グランプリシリーズは、6つの大会のレベルが大きく違わないように、派遣する選手のバランスを取るようにアレンジされているはず。それでも、出場選手の組み合わせによって、同じ点数を出しても順位は変わってきてしまう。0.01差だろうと1位は15ポイントで2位は13ポイント。そしてポイント数で並んだら、より上位の順位があるほうが上になる(同じ24ポイントでも、2位と3位より1位と4位のほうが上)。。。
 順位に関係なく、合計得点で上から6人ってわけにはいかない? じゃせめて、ポイントで並んだら合計得点多いほうを上にしない? 選手のモチベーションが上がると思うし、最後まで盛り上がると思うんだけど・・・ISUに提言しちゃう
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何か

2010年10月30日 17時04分27秒 | スポーツ
 「若い人には出せない何かが出せればいい」と、スケートカナダSPを終わって村主章枝のコメント。何かって、、、何だろう、、、
 演技構成点(PCS)が伸びない理由はなんとなくわかった。全体にスケートがあまりよく滑っていない。上半身の動きが固く、重い感じ。振付が少し古めかしい気もする。めりはりが足りないのかな?
 今はつなぎでもステップでもスピンでも、上半身を動かして体全体を使わないと、高得点がもらえない。そのへんはコーチも本人もよくわかってると思うんだけど。シーズン初戦だから、ベテランといえども緊張があったかも。今季は所属先やスポンサー関係でちょっと大変な時期があったし。
 安藤美姫ほど、メッセージ色をはっきり出すタイプでもないみたいだけど、、、村主の「何か」は今後どんなふうに見えてくるんだろうか。
 今井遥は、村上佳菜子ほど曲に入りこんで踊るタイプではなく、一生懸命振付をなぞってる部分があるけど、今はまだそれが初々しくて可愛い(若い人だから出せる何か、かな^^;)。滑りこんで完成度が上がったところをまた見たい「ドン・キホーテ」だ。黒髪に色白のほっそりした容姿は日本人らしくて、そこが北米の観客に受けてる感じ。
 フリーも落ち着いて滑ってね
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スケートカナダ、男子ショートプログラム

2010年10月30日 08時37分31秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第2戦スケートカナダ男子ショートプログラム進行中。今のところ、ケヴィン・レイノルズ(カナダ)が80.09でトップに立っている。4回転をばっちり決めてきたかな?
 このあと、パトリック・チャン(カナダ)、最後に織田信成が登場。“父上”、頑張って!

<追記>
 織田信成、SP1位!よし!! シーズン初めで81.37は悪くない。技術点(TES)が43.37ということは、4回転も決まったんだろう。演技構成点(PCS)38.00もまあまあ?曲は吉田兄弟ということは、津軽三味線かな。楽しみ♪
 パトリック・チャンは73.20でSP4位。アダム・リッポンよりも下になった。減点3って、3回もコケたのかしら。相変わらずPCSは高く、39.47。スケーティングスキルと振付で8点台をもらっている。8点台があるのは彼だけだ。(ちなみにNHK杯のSPで8点台があったのは高橋大輔だけ。)一蹴りがよく伸びるスケートなので以前から高得点だが、ジャンプがいまいち安定しないようだ。。。
 南里康晴は61.00で8位。体調はどうかな、、、元気に滑るところがテレビで見られるといいんだけど
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スケートカナダ

2010年10月30日 00時36分09秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第2戦スケートカナダが始まる。スケジュールによると、現地29日11:30から女子ショートプログラム。時差が13時間だから、そろそろ6分間練習かな?
 SPの滑走順は現在の世界ランク下位からと決まっている。つまり上位ほど後になるわけだが、、、日本から出場の村主章枝と今井遥、昨季の四大陸選手権5位や先日のオンドレイ・ネペラ・メモリアル優勝と実績をあげている今井のほうが、現在のランクが上位らしい。
 今大会は生放送を見るにはCSテレ朝チャンネルを契約するしかないらしく・・・明日のBS朝日が見られるといいんだけど

<追記>
 今井遥が52.52で6位、村主章枝は48.17で8位。今井選手、優勝したオンドレイ・ネペラメモリアルの54.61は上回れなかったけど、悪くなさそう。村主は演技構成点(PCS)で点が伸びないのが、ちょっと意外というか心配というか…。6点台2つ5点台3つ。村主はPCSで稼ぐというイメージがあったので、気になってしまう。シーズン後半にプログラムの完成度が上がっていけば、点数も出てくるかな。
 1位は58.24のシンシア・ファヌフ(カナダ)、安定してる~。技術点(TES)最高は56.29で3位につけたアグネス・ザワツキ(米)の32.14。3回転+3回転がばっちり決まったと思われる。昨季ジュニアで、グランプリシリーズその他に参加してないのに、世界ジュニアでいきなり2位になって、今季すぐシニア参戦。アメリカで期待の星 ロシアでエースの座をねらうクセニア・マカロワが2位につけた。この子も伸び盛りな感じ。
 さて、フリーはどうなる???
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ペプシモンブラン

2010年10月30日 00時08分39秒 | Weblog
 季節限定。たしかにモンブランの味がする。。。だから何。。。まぁ美味しいけど。。。今まで出た中では、いいほうかな?
 来年も秋に出す、かな
 PEPSI Mont Blanc (一番左)
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話しかけたかった

2010年10月29日 23時56分06秒 | Weblog
 デパ地下のお惣菜売り場で、元気よく「いらっしゃいませ~」と声をあげるお姉さんたち。ふと、彼女たちの会話が耳に入った。
 ・・・広東語?
 香港か、広東省か、マレーシアあたりからの留学生かな・・・
 お惣菜を買いながら、広東語で話しかけてみればよかった。「你[ロ地][ロ係]邊度[ロ黎][ロ架]?(どこから来たの?)」
 結局買わず話しかけずに帰ってきてしまった。ちょっと後悔
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なまずの次はハイビスカス

2010年10月29日 10時26分03秒 | Weblog
 ・・・台風の名前。
 13号が「メーギー」で意味は「なまず」だった。今接近中の14号は「チャバ」で意味は「ハイビスカス」だそうな。
 台風の名前についてはこちら。日本が決めた名前は、全部星座の名前らしい。マカオがつけてる名前は、ポルトガル語と広東語が混ざってる。
 ハイビスカス台風、早めに通過してくれるといいんだけど・・・
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生蛇

2010年10月28日 21時27分03秒 | ××語
 「中森明菜生蛇無限期停工」
 ・・・なんかギョッとするような字をツイッターで見て・・・香港芸能ニュースのアカウント。
 そういえば、中森明菜が体調不良のため、12月のディナーショーをキャンセルしたってニュースを朝見た。病名までちゃんと聞いてなかったけど。
 リンク先でチェックしたら、帯状疱疹だという。香港で俗に「生蛇」というのだそうだ。
 事務所は「過労・疲労の蓄積による免疫力の低下により、安静が必要との診断を受けた」と説明、病名を公表していないが、スポーツニッポンが「帯状疱疹」と報じていた。それを受けての香港での報道のようだ。
 免疫力が落ちるということは、体が休みを求めてるってことだから、無理しないで休むしかない。元気になったら、また何でもできるんだし。
 お大事に
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恋の紫煙(志明與春嬌/Love in a Puff)

2010年10月27日 16時19分27秒 | 映画
 友人から「チケットがあるけどどうですか?」とお誘いをいただき、東京国際映画祭アジアの風・中東パノラマ部門に出品の「恋の紫煙」を見てきた。
 「志明與春嬌Love in a Puff」というタイトルは、主演の楊千嬅(ミリアム・ヨン)が歌った主題歌がヒットしたので記憶していた。なんだか煙草スパスパということだけ覚えてたが^^;
 2007年の禁煙法によって、室内での喫煙が禁止された香港。街角の喫煙所に集まる人たちの中で交流が生まれ、恋も生まれ、、、という話。気になる男にはメールアドレスを教え、友達のパーティーに参加してても退屈するとメールし、、、女子のそんな行動が今風。呼び出されて気楽に出かけていくところが、どこからどこへ行くにも近い香港らしい。煙草ポイ捨てを取り締まる警官に、日本人や韓国人のふりをして誤魔化そうとするあたり、実際ありそう(笑)。暗号のような告白メール「n 55! w !」の解読法は映画を見てのお楽しみ
 楊千[女華]と余文樂のバランスはなんかよかった。二人ともあんまり派手さはないんだけど。
 ところどころに、登場人物に対するインタビューシーンが挿入される。煙草を吸う理由、禁煙法についてどう思うか、恋愛観などの質問に登場人物が答える。この方式は1994年の映画「晩9朝5/Twenty something」でも使われてたのを思い出したが、香港映画ではよく使われるんだろうか
 上映後は監督がゲストで登場。彭浩翔(パン・ホーチョン)監督はすごく面白い人で、監督のファンが大勢いるのだそうだ。しゃべると放送禁止用語を連発(?!)だというので、どんな話になるかと期待
 ストーリーのヒントは、友人が同じ会社でも同じフロアでもないらしい、多くの女性たちと挨拶しているのを見て、どうしてそんなに多くの女性と知り合いなのかと思ったら、「屋外の喫煙所で知り合った。違う会社やビルの人と知り合える」という答え。それで「いいなぁ~~~」と羨ましく思ったのがきっかけだという。始まりはもてたい!なわけね
 この映画が、あまりにも粗口(スラング、汚い言葉)が多かったために、Ⅲ級(成人指定)とされてしまった。その理由について委員会に質問したら、「登場人物がかっとなっているときのスラングならまだしも、楽しい会話の中で使いすぎる」と返答があったとか。「もっと健康的な映画撮りなさいよ」と奥さんには言われてしまうそうな。
 煙草がモチーフになってるので質問もその関係が多くなったが、どうも監督は単なる設定の一つとして考えただけのようだ。ただ、中国大陸での上映ではある程度カットもされたし、喫煙に対して厳しい世の中で大歓迎というわけにはいかないらしい^^;
 ちなみに、楊千[女華]は煙草を吸わないので、この役のために練習したとか。また、女性が年上の“姉弟戀”は実は香港で案外多く、楊千[女華]の夫も年下で、余文樂がつきあう彼女もみんな年上なんだそうで…「役作りは問題なかったと思う」なるほど

 香港らしい、今らしさ、軽やかさ、暖かさがある映画。日本で公開、、、しないかなぁ、、、DVDはあるけど。
 質疑応答で、「晩9朝5」との関連について訊いてみればよかった・・・
 もうひとつ、タイトルの「志明與春嬌」。五月天(メイデイ)に同じタイトルの曲がある。何か古典文学に元ネタがあるのか? と思って調べてみると、特にこれといってあるわけではないが、台湾で俗に恋愛中の男女を指すらしい。男女ともよくある名前だとか。「梁祝」の梁山泊と祝英台とか、ロミオとジュリエットとかと同じような感覚だそうだ。へぇ~。

 予告編を貼っておきます。

 

 ついでに「晩9朝5」の予告編も。

 
 (陳小春(ジョーダン・チャン)はこの映画で香港電影金像奬の最佳新人奬を獲得)

<追記>
 書くのを忘れてたけど、喫煙所で春嬌に声をかけてくる警官役で、王宗堯(グレゴリー・ウォン)が出演している。NHKドラマ「遥かなる絆」を見てた人には、広東語を話すグレゴリーは新鮮かな?
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アイス・カチャンは恋の味(初戀紅豆氷/Ice Kacang Puppy Love)

2010年10月27日 14時10分35秒 | 映画
 友人に教えてもらった「第11回NHKアジア・フィルム・フェスティバル」で、マレーシア華人の歌手・阿牛(アニュウ)が初めて監督した映画「アイス・カチャンは恋の味(初戀紅豆氷Ice Kacang Puppy Love)」を上映すると知って、見に行ってきた。
 80年代のマレーシア、主に華人が住む小さな町の喫茶店。次男坊ボタック(阿牛)は、居候の娘・安(李心潔アンジェリカ・リー)に片思い。父親の暴力に耐えかねた母親がボタックの母を頼ってきて以来、ボタックの家でいっしょに育った。母親は喫茶店の店先で焼そば売りをして生計を立てている。安は“打架魚”(闘魚)のあだ名のとおり、男勝りで喧嘩では敵なしだが、父への思慕が断ち切れないでいる。アイス・カチャン(小豆のかき氷)は父との思い出の味だ。
 ボタックの兄(易桀齊イー・ジエチー)は足が悪く、喫茶店を継ぐ人生に希望が見えない。宝くじ売りおばさんの息子リンファン(曹格ゲイリー・ツァオ)はガキ大将、大きくなっても好き勝手、でも“打架魚”と喧嘩しては負けてるうちに好きになったり。リンファンの妹リーピン(梁靜茹フィッシュ・リョン)は、ボタックが好きらしい。一方ボタックの妹は炭屋の息子“白馬王子”が好き。その白馬王子(品冠ビクター・ウォン)は音楽の才能を認められているが、都会へ出て才能に賭ける勇気がない。
 ボタックが書いたラブレターがなぜかリンファンに渡ったり、ボタックの妹がリーピンに託したラブレターを受け取った白馬王子が勘違いしたり、田舎町の楽しいドタバタ^^; しかし、ボタックの父との仲を疑われた打架魚の母は疑いを解こうと、別の男のプロポーズを受けることにする。それを知った打架魚は母と大喧嘩し、ボタックとペナンへ父を捜しに行く。
 幼いころの記憶にあった家を見つけると、そこで父(巫啓賢エリック・モー、啓は下の口なし)は賭場を開いていた。幼い子を抱えた身重の妻もいる。警察の手入れにあって逃げ回るような生活。「探しにきてくれなかったの?」「探したぞ、でもマレーシアは広いんだ・・・お前がいたら俺はお前まで殴ってしまうから」父の言葉に、家を出た母の思いを知った打架魚は、電話で初めて母に「ごめんなさい」と言うのだった・・・
 打架魚と母親は、シンガポールに移ることに決める。それに続くように町に少しずつ変化が訪れる。「いつか金ができたら中国へ妻を迎えに行く」が口癖の珈琲店常連の老人が亡くなった。宝くじ売りでいかさまがバレたおばさんと一緒にリンファン・リーピン兄妹も町を出た。独立を決意したボタックの兄は「クアラルンプールでカフェを開く」と言って出て行った。「みんないなくなるのか」と白馬王子もついにギターを抱えて出ていく。
 シンガポール行きのバスに乗り込んだ母娘に、自転車をとばしてボタックがアイス・カチャンを届ける。ラブレターは渡せないまま・・・
 ボタックが描いた打架魚の絵を、妹が勝手にコンクールに応募して優勝。みんなの祝福を受けたボタックは、人知れず涙する。。。が、時は流れて、都会に出ている“現在”で終わる。交差点で打架魚の後ろ姿に似た女の子に声をかけようとするボタックは、もうボタック(いがぐり頭)ではない、すっかりシティボーイ。可愛い彼女と歩いていく反対側に、女らしく大人になった打架魚が携帯電話で話している。互いに気づくことなく、すれ違う。
 上映前に阿牛のインタビューが流れた。「初恋はかき氷のようなもので、食べると冷たくて歯が痛くなるけど、味わおうとする前に溶けてなくなってしまう」。なるほど

 東南アジアの街中でよく見かける、店舗と住まいを兼ねた建物で二階部分が歩道にせり出して、下がアーケードのようになっている街並み。ボタックと打架魚がのんびり過ごす河(海?)の板敷きのところ、、、マレーシアの風景が美しく描かれている。ビニール袋に入った冷たい飲み物にストローをつっこんで飲んでるところも、いかにも。かき氷も、そこで食べるときはボウルに盛られるが、お持ち帰りはビニール袋なのだった。なんか別物になる気もするが
 台詞が何語か思っていたら、ほとんどが華語(北京語)だった。ところどころ福建語(閩南語)らしいのもあり、、、マレー語は「アイス・カチャン」を注文するところだけだったかも。
 この作品は、初めて全面的にマレーシア華人によって制作された映画だそうだ。

 監督・主演の阿牛をはじめ、登場する役者たちが軒並み有名歌手なので、彼らのMVを見ているような気分(笑)。実際、品冠は生ギターで歌を聴かせてくれるし、阿牛の哀愁をたたえた主題歌もいい。
 彼らの実年齢や最近の消息(結婚したとか子どもが生まれたとか)を知ってるので、“よくやってるなぁ”と思う でもみんな、すごく楽しそう!!
 李心潔は映画賞の受賞もあるから、女優としての彼女を知っている人も多いだろうが、、、彼らの歌手としての実績を特に知らない観客の皆さんはどう感じたのか、ちょっと気になる。
 友情出演の名前に張棟[木梁](ニコラス・テオ)や戴佩妮(ペニー・ダイ)があって、どこに出てきたかと悩んでたら、最後の最後にちらっと^^;
 阿牛は今後も映画を作りたいんだろうか。初監督作品は、いってみれば“自分の物語”になったけれど。意外とちゃんと作れることは証明したので、何か構想があるなら実現するかも。
 「最近マレーシア映画は面白い」という話も聞くので、機会があったらチェックしてみようっと

 リージョン3でPAL方式だけど、一応DVD出てます。予告編はこちら
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公開練習

2010年10月26日 13時58分04秒 | スポーツ
 先日の競泳W杯で、あえて多種目にエントリーして1日6レースをこなした北島康介選手。200m平泳ぎ決勝の直後、プールから上がってすぐまた100m個人メドレー決勝に出場、さすがに疲れて最下位。その後のコメント「いやぁ公開練習しちゃいました」
 ・・・公開練習のつもりで試合に出ればいい! と、NHK杯の浅田真央を見て思った。
 エキシビションの「豊の部屋」で、樋口豊さんがおろおろ泣いちゃったが^^; むしろ真央ちゃんは毅然としていた。「(ジャンプの修正は)求める高みに行くために、どうしてもやらなければいけないと、自分で決めたことなんですね」という刈屋アナに「はい」と頷く。
 練習でジャンプが決まらないのに、なぜか試合で決めてしまうタイプの選手がいる。今回の高橋大輔の4回転は、名古屋入りしてからずっと決まらなかったのに、たった1回決まったのがフリー本番だったそうで^^; 一方、練習で120%できて初めて試合でできるタイプの選手もいて、真央ちゃんはまさにそのタイプ、らしい。
 今回も、公式練習ではそこそこうまくいってたような話だったし、「だんだんよくなってきている」と手ごたえ自体は明らかに感じている様子。悪い方向に向かっていないことは確かだ。
 昨季は五輪代表もかかってたので、期待も大きかったし必死だった。逆に今季は極端な話、世界選手権に出なかったからといって選手生命が終わるわけじゃない。全日本は「3番に入ればいいし、5番以内なら四大陸がある」くらいのつもりだってかまわない。
 シニアデビューの年からいきなりチャンピオンで、常に優勝を争うレベルの超一流選手。スランプらしいスランプもなかった。普通の選手のように、調子が悪いなりになんとかまとめるとか、本番の滑走中にとっさの判断で難度を下げて成功させるとか、そんな経験もほとんどないと思う。ある意味、貴重な経験をしているシーズンかもしれない。
 大怪我や病気で滑れないわけじゃない。あせらずにやっていけば、大丈夫。と、本人はちゃんとわかっているんだろうと思う。
 フリー「愛の夢」は、とても美しかった。曲も個性によく合っているし、振付全体が真央ちゃん自身の自然な動きを取り入れていて無理がない。出来の良し悪しに関わらず、「また見たい」と思うプログラムだ。
 エキシビションで滑る真央ちゃんの背中が、去年より少し広くなっていた。大人の女性になったなぁ フランス大会ではもっと“公開練習”を楽しんで滑れるといいな
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NHK杯・ペア/アイスダンス

2010年10月24日 10時34分29秒 | スポーツ
 ハイビジョン生放送の録画に失敗したので、フリーは総合の録画放送、つまり上位陣しか見てないけど^^;

 まずは高橋成美/マーヴィン・トラン組の3位、おめでとう! フリーで転倒が2回あったりして、成美ちゃんは表彰台は無理と思ってたみたいだけど、タッチの差 SPで頑張ったのが効いた。
 「普段から、街を歩くときも大人っぽくと意識した」という成美ちゃん、18歳といえば番茶も出花、ちょうど雰囲気の出てくるころ。マーヴィンも少し体つきがガッチリして逞しくなった。前より照れずに表情を作る演技もできるようになって、シニア本格参戦の時期はぴったり。
 体格差の点では川口悠子/スミルノフ組と同じくらいだが、川口の何かの拍子に折れそうな細さに対して、成美ちゃんは落としたら弾んできそうな勢いが面白い。
 次はロシア大会だが、こっちも3位入賞だったら、シニアでもグランプリファイナル進出?! 昨季の結果と今季の経過・出場予定を見比べると、昨季のファイナル出場者のうち3組が今季は出てない。補欠その他の上位陣も、今年は名前が少ない・・・
 ジュニアとシニアの両方でグランプリシリーズに出られるのはペアだけだが、両方で進出した場合はどうするんだろう? 当然規定があるんだろうけど・・・。高橋/トラン組のほか、隋文静(Wenjing SUI)/韓聰(Cong Han)組(中国)も、ジュニアグランプリファイナル出場が決まっていて、シニアも2大会参加予定。スロー4回転ジャンプなんかを持ってるから、ベストの演技をすると2位3位に入ってくる可能性が十分ある。
 日程、会場が同じだから、ジュニアもシニアも両方出る・・・つまり、SP2回フリー2回を4日間で滑る、なんてことになってる 今からすご~く気になる
 今回のメンバーでは、龐清(Qing PANG)/佟健(Jian TONG)組に敵はなかった。川口/スミルノフ組、サフチェンコ/ゾルコーヴィ組がどんなプログラムでどのくらいの調子か、ジュニアの隋/韓組がどのくらい通用するかが、このあとのシリーズの見どころかな。

 アイスダンスも、優勝したデービス/ホワイト組の独壇場 キャシー&クリス・リードは、表現力がかなり伸びた感じ。クリスは背も伸びた?(笑)キャシーの日本語も上手になった(って褒めるのはそこ?!) 技術の正確さ、スピード感が今後ほしいところ。
 注目はマイア&アレックス・シブタニ(米)。16歳と19歳、まだジュニアにも出られるくらいの若さで、清純さいっぱい。アレックスは昭和の香りただよう二枚目(?!)で、マイアはちょっと顔が“おかめ”系だけど、去年よりぐんと可愛くなってる。ショートダンスでは転倒があったり、マイアの衣装のすそをアレックスのスケートで踏んで破れてしまったりと大変だったが、フリー「スマイル/レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・ アンド・ダンス」は何度も見たくなるいいプログラム。テッサ・ヴァーチュ/スコット・モイアー組が「シェルブールの雨傘」でシニアデビューした頃を彷彿とさせる。
 2位のケイトリン・ウィーバー/アンドルー・ポジェ組も、まだ若いのに大人の色気とシャープさがあって、今後が楽しみ。カナダやアメリカは層が厚い。
 ロシア勢は今大会4位のエレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフのみ。イリニフは名字のつづり(ILINYKH)とオリーブ色の肌の容姿からいって、民族はロシアではなさそう。。。と思ったら、カザフスタン出身だそうだ。なるほど~。まだ16歳?! 2010年世界ジュニアチャンピオン この組も伸びそう。
 今季から採用の「ショートダンス」、オリジナルダンスの中に全員同じステップを踏むパターンダンスパートが入るってどういうこと?と思ったが^^; 解説の樋口豊さんが「ここで女性が腰をおろしてフリーレッグを水平に」「ここは男性の姿勢」など、細かくチェックポイントを言ってくれたのでかなり理解できた。パターンダンスパートはセクション1とセクション2があって、どっちから始めてもいいらしい。
 今季はワルツに決まっているので、パターンダンス部分はワルツの曲を使わなければいけないが、クリエイティブパート(必須要素を入れながら自由に作るパート)はワルツでも、タンゴ・クイックステップ・フォックストロットのどれかでも可だそうだ。

 昨日は女子のフリーも男子のショートプログラムも録画に失敗したので、全然見てない 今日の男子フリーに賭けよう
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失敗!

2010年10月23日 23時49分37秒 | Weblog
 昼間出かけるので、フィギュアスケートNHK杯の生放送を録画予約。チャンネルはNHKhi、HDDレコーダーに直接録画予約できない。テレビの番組表で録画を予約し、レコーダーのほうはテレビからの入力を時間で録画予約する。昨日はこれで成功した。
 しかし、帰ってきてみると、、、なんか失敗してるっぽい。考えてみたら、昨日は録画も予約したが、そもそもテレビそのものを見ていた(つけていた)。以前、出かけたときにこの方法でちゃんと録画できたので、テレビをつけない場合は大丈夫なはず・・・
 もしかして、出かける直前まで、録画したものの整理をしていて、テレビを消す直前のチャンネルがビデオチャンネルだったのが原因か?!
 ・・・明日も生放送あるし、出かける予定あるし、、、原因を究明せねば
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Music Day Live

2010年10月22日 21時37分58秒 | 香港
 YouTubeで、香港のコンサートを生中継している! こちら
 今、張敬軒(ヒンズ・チョン)が歌っているが、ほかにもたくさん登場予定。林子祥(ジョージ・ラム)、關楚耀(ケルヴィン・クヮン)、謝安(ケイ・ツェ)、Mr.、譚詠麟(アラン・タム)など。
 こういうの、ありなんだ~
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説明不足につき補足

2010年10月22日 13時02分18秒 | スポーツ

 今朝の日テレ「ズームイン!!SUPER」でフィギュアスケートNHK杯を取り上げていた。「浅田真央に追い風!」と称して、ジャンプの配点や採点方法の改変について説明。しかし、説明足りてない!
 昨季、高難度のジャンプに挑戦した選手が、回転不足などの減点であまり点数が伸びず、難度を下げて完成度の高い演技をしたほうがむしろ高得点になるため、挑戦を控える傾向が強まった。それにプルシェンコ選手などが異議をとなえ、国際スケート連盟も改正に乗り出した、という説明。そこは概ね合っているが・・・。以下、こちらを参考にチェック。
 改正点その1:高難度ジャンプの基礎点が上がった。トリプルアクセルは8.2から8.5。番組ではトリプルアクセルしか言及してないが、4回転もけっこう上がっている。まあ、真央ちゃんはまだ4回転跳ばないけれど^^;(将来は跳んじゃうかも?!)
 改正点その2:回転不足の減点方法が変わった。番組の説明では、本来の基礎点の70%。「トリプルアクセルの場合、3.5点とされていたのが、6.0点になる」。
 ただし、“回転の不足分が1/4回転以上1/2回転未満の場合、選手が挑戦した回転数の本来の基礎点の70%(小数第1位未満四捨五入)がジャンプの基礎点として与えられる”ので、もっと不足したら当然そんなに点はもらえない。“回転の不足分が1/2回転以上の場合は、選手が挑戦した回転数より、回転数が1回転少ない同じ種類のジャンプの基礎点が与えられる(これをダウングレードという)”と規定されたので、出来によっては昨季同様、トリプルではなくダブルとみなされる可能性もある。。。番組ではその点に全然ふれてなかったけど。
 ジャッジスコアには、1/4回転以上1/2回転未満の不足は<記号でUnder-rotated、1/2回転以上の不足は≪記号でDowngradedと表示されるようになった。
 昨季の真央ちゃんの回転不足は、「え、これで?」と思うようなわずかな不足が多かった。それは今季の改正でかなり気が楽になった部分ではある
 それからもう一つ、番組で言及しなかった改正点その3:GOE(出来栄え)の加点減点幅が小さくなった。難度の高いジャンプほど、失敗したときの減点幅が大きいので、選手にはプレッシャーだった。その幅が小さくなった分、挑戦しやすくなっている。一方加点の幅も小さくなったので、いくら素晴らしい出来でも難度の低いジャンプでは、昨季ほどは稼げない。GOEの加点でかなり稼いでいたキム・ヨナ選手あたりはがっかりしたかも。
 浅田真央に有利といわれる改正として、忘れてはいけないことがもう一つ。女子ショートプログラムで跳ばなければいけないアクセルジャンプが、2回転でも3回転でもOKになった。昨季まではダブルアクセルを必ず跳ばなければいけなかったので、トリプルアクセルをコンビネーションにしていた。今季はトリプルアクセルを単独にして、コンビネーションは3回転+3回転を跳ぶことも可能だ。

 今日から始まるNHK杯で、ルール改正ポイントはしっかり解説してくれると思う(NHKだし)。真央ちゃんがどんなプログラムを見せてくれるか、楽しみ 

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