フィギュアスケート・グランプリシリーズ第6戦ロシア大会で優勝した羽生結弦のエキシビション。
「Somebody to love」by Justin Bieber
昨季のエキシビションナンバー「Vertigo」by U2
その前の「Change」by Monky Majik+吉田兄弟
中2で全日本ジュニアに優勝した年の演技。顔がアップになると中2らしいけれど
この子に欠点があるとしたら、、、顔?! 今は可愛いだけでいいけど、24、5歳になってこの童顔は損するかも、、、こればっかりはしょうがない
競技ではクラシックを得意とするが、エキシビションではロック系、ポップ系が多い。そのうちジャズ系にも挑戦してほしいところだ。最近の流行からいえば、タンゴなんかもちょっと見てみたい
今後どんな成長を見せてくれるのか。怪我がないことだけを祈る。
東日本大震災のとき、地震では怖い思いもしたし、家族が帰宅困難になったりもしたが、住まいに損傷もなく、自分が被災した感覚は全くなかったんだけど・・・
税務署からお手紙がきた。今年支払った相続税関係で何か問題でもあったかと緊張したが、「相続税の特例措置」についてのご案内、というプリント。
「東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律」により、「相続や遺贈により取得した土地や株式の価額はその取得の時のじかによらず震災の発生直後の価額によることができる」ので、「既に提出された相続税の申告に係る課税価格または税額が減少する時は更正の請求をすることができる」・・・え~と?
要するに、“相続した時期の路線価に少し割引して計算し直していいよ”ということか。私の実家は、そんな措置をしてもらえる地域にあるんだろうか?
・・・あるらしい。「指定地域」とは、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県の全域並びに、、、千葉県だわ、たしかに。
一応、調べてみないといけないかな。どれだけ差が出るのか、計算してみないとわからないけど。
大きな被害があって、この措置でうんと助かる人も、きっと大勢いるんだろうな、、、
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第6戦ロシア大会、女子フリーと結果。
浅田真央は、パーフェクトにできなくても大きく崩れることはもうない、と安心する出来だった。本人とコーチは「まだまだ」と思ってるだろうけど、この時期はそれでちょうどいいかも^^; ルッツとフリップは今季かなり安定したけど、たまに踏み切りエッジエラーがつくのを本人も気にしてるのかな? あまり気にせずに跳んだほうが、演技全体としてはよくなるような気がするけど。ファイナルから全日本とどうなっていくか、今季は楽しみいっぱい
「世界選手権上位入賞者は3大会エントリー可」の新制度を最大限利用できたのがレオノワ。スケートカナダの4位とNHK杯の3位だけではファイナル進出できないところだったが、大会ごとに調子を上げてきて、今大会自己ベストに近い点を出しての2位は、大きな自信になったと思う。今季はトゥクタミシェワもソトニコワもシニアの世界選手権には出られないので、レオノワにはロシアの期待がかかってるだろう。
2位レオノワに10点差をつけられて3位のソトニコワにとって、グランプリファイナル進出できなかったのは誤算だったろうと思う。SPがラベル「ボレロ」、フリーが「愛の夢」、どちらもフィギュアスケートで滑り継がれてきた名曲だけど、15歳で選ぶにはちょっと無理があったかも、、、今年の“キャラ”選定に失敗した感がないでもない。
「愛の夢」の後半、曲が盛り上がっていったん終わりそうになったところから、同じ部分の繰り返しで最後のステップに入る。浅田真央版の丁寧な編曲と比べてしまうと、雑な感じがして少し残念
4位にはいったビリュニコワとも大きな点差がなく、ロシア国内で敵なしだった昨季のようにはいかないようだ。ジュニアグランプリファイナルにトップで進出を決めたリプニツカヤもいるし、ロシア選手権の成績如何では、ジュニア世界選手権に出られない事態もあり得る。さすがにそれだけは、、、と巻き返してくるだろう。技の難度を落としてでも点を取りに来るかも。ロシア選手権の演技をぜひ見てみたい。
今井遥ちゃん、順位はスケートアメリカより落ちても演技内容と得点は上がった 英語解説で「手の動きがsweet」とか言われてた 全日本で上位に入れたら、世界選手権はともかく四大陸には出られるだろうから、頑張ってほしいところだ。
キーラ・コルピの本番はヨーロッパ選手権ということになりそう。スタンフォード大学に通うレイチェル・フラットは学業のほうが忙しいのか、全体に重い感じ。迫力のステップは健在だけど、この調子だと世界選手権に出てくるのは厳しそう 全米選手権も気になる^^;
ファイナル進出は、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)、浅田真央、カロリーナ・コストナー(イタリア)、鈴木明子、アリッサ・シズニー(米)、アリョーナ・レオノワ(ロシア)と決定。ロシア2人日本2人イタリア1人アメリカ1人という内訳。シリーズ出場枠の数からすると、アメリカはもう1人くらい入れたかったところかな。
進出組と補欠組は、びっくりするくらいはっきり得点合計に差が出た。進出の6人は全員350点以上、補欠組は320~330程度。170点出さないと上位には入れないということか。
ファイナルではトゥクタミシェワと浅田真央の“直接対決”が見られる。Number Webの記事でトゥクタミシェワの演技を「スケーティングが伸びずリンクの使い方が小さい、小型のリンクで滑っているよう」と表現していた。そのあたりの差はファイナルではっきり見えるのか?!
テレビ(地上波、BS)の放送予定はまだわからないけど、時差の関係で日本時間の早朝だったりするので、生放送は難しいかな・・・追っかけにしても数時間後くらいだとありがたい。テレビ朝日さんよろしく~
ペアとアイスダンスについても簡単に。
まずペア。サフチェンコ/ゾルコビー組と川口悠子/スミルノフ組は順当に実力通り。ていうか、NHK杯のときのサフチェンコ/ゾルコビーは何だったんでしょう^^;
3位に入ったベルトン/ホタレック組、成美ちゃん&マーヴィンのライバルだけど、いい演技でよかった(ホタレックがイケメンなので応援)。演技後に四方に礼をしたあと、お互いにパートナーに一礼するのが、このペアの“決めごと”らしい。妙に礼儀正しくって可愛い。
世界ジュニアでは高橋成美/マーヴィン・トラン組より上位だったストルボワ/クリモフ組は、シニア1年目ではちょっと苦戦中。世界ジュニアに出られる最後の年だけど、エントリーするのかな?
ベルトン/ホタレック組が3位に終わったところで、ファイナル進出メンバーが決定。ボロソジャル/トランコフ(ロシア)、サフチェンコ/ゾルコビー(ドイツ)、川口悠子/スミルノフ(ロシア)、張丹/張昊(中国)、高橋/トラン、デュハメル/ラドフォード(カナダ)。中国が1組というのは想定外?! 高橋/トランはせっかくのチャンス、思いきり楽しんできてほしい。
そしてアイスダンス。ジャンプなど大技がないアイスダンスの場合、極端な番狂わせは起こりにくく、ペアよりさらに順当に^^; 今のデービス/ホワイトに対抗できるのはヴァーチュー/モイヤーしかいない。ウィーバー/ポジェの豹柄衣装はパーソナルベストでなお ボブロワ/ソロヴィエフはオーソドックスなロシアのダンスという感じ(22歳だけど既婚のソロヴィエフ)。
ファイナルは、デービス/ホワイト(米)、ヴァーチュー/モイヤー(カナダ)、シブタニ兄妹(米)、ボブロワ/ソロヴィエフ(ロシア)、ペシャラ/ブルザ(仏)、ウィーバー/ポジェ(カナダ)。デービス/ホワイトとヴァーチュー/モイヤーの今季最初の対決が楽しみ。
ロシア大会の会場内、「ここは日本か?!」と思うほど日本企業の広告が目立った。選手応援のバナーもたくさん出てたが、富士山の絵に「skating friends support Japan」と書かれたバナーがあった。ありがとう
折れない心で最後まであきらめなかった若者に、勝利の女神がご褒美のウィンク。なんて、NHKの刈屋アナが言いそう(笑)
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第6戦ロシア大会、男子フリー。ファイナル進出には優勝しかない羽生結弦が、わずか0.03点差で勝った。
今季の内容からして、SP首位に立ったアボットより、SP4位のフェルナンデスが鍵。いきなり4回転トウループ、4回転サルコウ、トリプルアクセル+3回転トウループを決めたのを見て、正直「こりゃ勝ち目ないかな、、、」と思った。
しかし、結果は最後までわからないもの。3回転が2回転になったり、3-2-2の予定が1-2-1になったり SPでもコンビネーションのファーストが2回転になったのをセカンドに3回転を跳んでリカバリーしてたが、後半は少しバテたのか、動きが重たかったかも。"Looks tired."と言われてた。
羽生は冒頭の4回転トウループで転倒してしまい、さらにサーキュラーステップで転倒、、、しかし頑張る結弦くん。後半、ルッツがコンビネーションにできなかった分、ループに2回転トウループをつけてコンビネーションとした。結果的にこの1.3点が効いた。
技術点はフェルナンデスを0.73上回る82.50、もちろん今大会でトップ。ジャッジスコアを見ると、フェルナンデスの最初の3つのジャンプには合計5.01の加点があるのに対し、基礎点が1.1倍になる後半の5つのジャンプは3つにGOEでマイナスがつき、合計は-0.39。なんか勿体ない^^; ジャンプ全体のGOEは結局4.62。
逆に羽生のGOEは、転倒したジャンプとステップにしかマイナスがない。前半4つのジャンプでは、転倒した4回転以外でほぼマイナス分を取り返して0.23のプラス。後半4つはトリプルアクセル+3回転トウループに1.43をもらうなど、合計で2.83のプラス。ジャンプ全体では3.06。
ほぼ予定通りの回転数で跳べた羽生は基礎点も落とさず、GOEを加えれば68.58をジャンプで稼いだ。4回転2回をクリーンに跳んだのに、フェルナンデスがジャンプで稼いだ点は63.87。冒頭が良すぎただけに、尻すぼみな感じになってしまったかも。
スピンはフェルナンデス11.07羽生11.72とほぼ互角。コレオステップに1点以上の加点をもらったのはアボット1.00と羽生1.60だけ。
要するに、最初から最後までジャンプよく跳びスピンよく回りステップもしっかり踏んで、"well-ballanced"といえるのが羽生の演技だったのだ。点差はわずかだけど、優勝に相応しかった
(しかしこの子は、いざというときに勝負強い、、、ジュニアに上がった年に全日本ジュニアで勝ち、15歳中3で世界ジュニアを制し、17歳手前でグランプリ大会優勝、、、こんな“早熟”の選手、女子はときどき出るけど男子には珍しいんじゃ、、、高橋大輔や織田信成や小塚崇彦が、世界ジュニアに勝った歳やグランプリ優勝した歳と比べたら違いすぎ)
アボットのスケーティングと振付は美しくドラマティック、ファイナルでまた見られるのは楽しみ。手を切っちゃったのはどこだったのかな…。シーズンベストを出した大会が、3つ出場した中で一番順位が下という皮肉なことになったブレジナ、さすがに少し疲れた? そのブレジナより2試合の得点合計はずっと上のガチンスキー、ポイント制の割を食った感じ。
これで男子のファイナル進出は、パトリック・チャン(カナダ)、高橋大輔、ジェレミー・アボット(米)、ミハル・ブレジナ(チェコ)、ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン)、羽生結弦と決定。北米2人、ヨーロッパ2人、日本2人と、いいバランス?!
ファイナル進出では、ジュニア時代からのライバル羽生に先を越されてしまった宋楠。フェルナンデス優勝なら宋楠がファイナルに出られたわけで、実際期待してただろうけど^^; 演技構成点5項目の平均がまだ6点台では厳しいかな。四大陸選手権や世界選手権で再挑戦してもらおう。
羽生が0.03点の奇蹟なら、小塚は0.4点の後悔?! スケートアメリカであと0.4点取れていれば2位で、今頃ファイナル進出が決まっていた。もっとも、もしそうだったら、羽生は今大会優勝しても、「フェルナンデス3位以下」「アボット4位以下」のどちらかが起こらなければ進出できなかったんだけど。
ファイナルでのいい演技と、それが全日本につながることを期待しよう。女子やペア・ダンスについてはまたあとで。
どちらも女子では簡単にできない大技。それが“売り”で得点源で、だけど失敗したらダメージ大きく、、、悩ましい
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第6戦ロシア大会、女子SP。浅田真央はトリプルアクセルを跳ばずに高得点で首位に立った。アデリナ・ソトニコワは3回転ルッツ+3回転ループに挑戦し、転倒した。
生じゃない放送にも使い道はあり^^; 「3回転ルッツ+3回転ループのコンビネーションは、女子シングル史上3人しか成功させてない」なんて情報はありがたいかも。
男子も含めて、たいていの選手はコンビネーションのセカンドにトウループを跳ぶ。6種類のジャンプのうち、最も難度が低いとされ、基礎点も低い。ループはトウループより基礎点が高いが、トウをつかない分、勢いが足らないと回転不足になりやすい。
3回転+3回転に挑戦する女子は、トウループ+トウループから始める人がほとんどだ。サルコウが得意な選手はサルコウ+トウループだろうか。トゥクタミシェワはフリップ+トウループで稼いでいる。ルッツ+トウループは男子がSPで点を取りに来る組み合わせといえる。
ルッツで転倒してしまったソトニコワ、次のフリップのあとに2回転トウループをつけてリカバリーした。このセカンドジャンプを3回転にするくらい、彼女のジャンプの実力なら簡単にできそうな気もするが、、、そうそううまくいかない?
易しいはずのトウループだが、苦手にする選手もいるようで^^; 安藤美姫がインタビューで「実はトウループが苦手なんです」と語るのを読んだことがある。そういえば、安藤選手はコンビネーションのセカンド、サードはループが中心だ。ダブルアクセル+3回転トウループが成功するとすごく喜ぶのは、得点が高いこともあるが得意でないジャンプをこなせたからでもあるらしい。
ソトニコワは今シーズン初戦の中国大会SPで、今回とまったく同じ状況になった。冒頭のルッツで転倒、フリップのあとにダブルトウループ。スピンやステップで獲得したレベルも同じで、基礎点はぴったり一緒 今回の方がいい点を出しているのは、各要素の加点と演技構成点がよかったから。
中国大会では、SPでもフリーでも、ルッツジャンプが全部踏み切りエッジエラーの判定を受けている。今回転倒したルッツは大丈夫だったけど、相当気になってるのかな、、、
ルッツ+トウループで3回転+3回転を跳び、フリップを単独にしたら、それだけで3~4点上がるはず。それをしないのは、もしかしてトウループよりループのほうが得意? 優勝したジュニア世界選手権のSPではルッツ+トウループを跳んで、トウループが回転不足判定だった。フリーではダブルアクセルとのコンビネーションでしか3回転トウループを跳んでない。ルッツとループで2種類の3回転を2回跳ぶので、トウループは1回しか3回転を跳べないわけだが、2回転も1回しか跳んでなくて、3回転+2回転+2回転の3連続コンビネーションもやってない。
中国大会のフリーでは、ダブルアクセル+3回転トウループなどを予定していたと思われるが、結局冒頭の3回転ルッツ+3回転ループしかコンビネーションができなかった。SPで2位との差が6点以上ついた今大会のフリーは、どんな選択をしてくるだろうか?
浅田真央が「ダブルアクセルでも点が取れる」と“開眼”したのは大きい。挑戦をやめるわけではなく、自信を持って跳べるようになったときは跳ぶ、という決意。ここまでの練習で、「必ず試合で跳べるようになる」と感じているからこそ、あえて跳ばないことが新しい選択肢になった。
スピンがちょっとゆっくりかな、と思ったら、英語の解説者が"I think she needs more speed in rotation of spins."という。と思ったら「先生は『スピンの練習が必要だ』って言いました」。あら、やっぱり^^;
でもまあ、首位に立ってるので、気持ちに余裕をもってフリーは滑れるだろう。美しい「愛の夢」が楽しみ
0.38点の僅差で2位につけたアリョーナ・レオノワ、コーチをモロゾフ氏に変えて生まれ変わった感じ。ジュニア時代の勢いで跳ぶジャンプではなく、しっかり回って下りる技術のジャンプになって、安定した。振付もうまく彼女のキャラに合ったもので、大人の表現を演技全体でできるようになった。この調子だとフリーもかなりいい演技をしそう。
優勝争いという点では、真央ちゃんとレオノワが断然有利だが、表彰台の一角なら、3位のソトニコワから8位のレイチェル・フラットまで、十分ねらえそう。今井遥ちゃん、ほどよく背が高くて手足長くて、色白で黒髪に切れ長の目、平安美人 長久保コーチの元でジャンプを強化し、次は佐藤有香コーチの元でスケーティングを強化…作戦は着実に成果をあげつつある。フリーも頑張って!
夜のフリーに備えて休んでおこう(笑)
(ネタばれあり。テレビ放送を先に見たい方は放送後に読んでください)
フィギュアスケート・グランプリシリーズ最終戦ロシア大会、真央ちゃんが素敵だった女子SPは置いといて(?!)先に男子SP。羽生結弦、すごい
首位と0.76点差の82.78点で2位につけた。これって絶好の位置 冒頭の4回転では手をついてしまったが、ジャッジスコアを見ると回転不足にならず転倒扱いにもならなかった。トリプルアクセルで加点をゲット、3回転ルッツに3回転トウループをつけてリカバリー。
ジャンプだけでなく、3つのスピンにステップまで全部レベル4 技術点は45.20でトップ。ステップのレベル4って、高橋大輔レベルに近づいてる?! スピンとステップの得点合計を比べると、ほかの選手たちと2点~4点くらいの差。2回転ジャンプかダブルアクセル1回分くらいの差があることになる。
そして特筆したいのは、演技構成点で“穴”がないこと。5つの項目が7.32から7.68の間、平均で7.51。これはミハル・ブレジナやアダム・リッポンとほぼ同レベル、小塚崇彦にも迫る。2週間後にやっと17歳になる若さで、、、
ジュニア時代のライバルで、今回のファイナル進出を争う宋楠に、この点でははっきり差をつけている。多少負けてるのは今のところ体力だけなんだけど^^; フリーも落ち着いて、今できること全てが出せるといいな
首位に立ったのはジェレミー・アボット。なにしろ4位以内でファイナル決定だから、リラックスしてる感ありあり 佐藤有香コーチについてから、スケーティングつるつるで気持ちいいったらない。昨季ときどき失敗していたスピンも今季は安定、振付もキャラにぴったりで安心して見ていられる。
すでにファイナル進出を決めてるブレジナは、演技そのものの質を上げることに集中できている。ファイナル組の中では得点で下のほうなので、今大会でしっかりいい点を出しておきたいところだろう。
気になるのは4位ハヴィエル・フェルナンデス。スケートカナダのときのような軽快な滑りではなかった。コンビネーションの1つ目で2回転になるミスもあったが、そこで取りこぼした以上に、ジャンプの加点がそれほどでなく、演技構成点に8点台なし。
コンビネーションのリカバリーをしそこねて5位のアルトゥール・ガチンスキーだけど、ステップでレベル4と加点1で羽生と全く同じ点をもらい、演技構成点もほぼ同じ。フリー頑張ったらメダルもあり? 地元ロシアの選手が一人くらい表彰台に乗ったほうがいいし
ブランドン・ムロズの4回転ルッツは回転不足で転倒になってしまった。モスクワ生まれのアンドレイ・ロゴズィン、最後のスピンで崩れて残念。SPの60点台と70点以上がフリーの前半と後半に分かれる形になった。
英語の実況・解説を聞いてると面白い。冒頭の4回転をコンビネーションにできなかった羽生が、次のジャンプをコンビネーションにまとめると“Good boy”だって^^; 震災に遭ったことなども紹介していた。
迫力のあるジャンプを“It's cracker.”なんていうようだ。amazingだのfabulousだの、わりとよく褒めてる
明日もこっちが頼りかも、、、よろしく(笑)
グランプリファイナル出場者が決まるロシア大会で盛り上がってるが、国内でも重要な大会が今週末開催される。毎年この時期に行われる全日本ジュニア選手権。
男子は昨年優勝した中村健人が“卒業”する一方、期待の新人・宇野昌磨がジュニアに上がってきた。女子は前回世界ジュニアに出場した西野友毬が出場せず(シニアの東日本選手権で3位)、宇野と同学年の宮原知子がショートプログラム第一滑走で登場する。
ジュニアグランプリファイナルに出場を決めている男子の田中刑事、日野龍樹、女子の庄司理紗が好調を維持しているかな? 今まで誰も知らなかった新しい才能がブレイクするか? 上位入賞者はシニアの全日本選手権に出てくるので、どんな結果になるか、こっちも注目
せっかく、ゴールデンタイムに日本で一番注目されてる選手が登場するというのに、、、
テレビ朝日地上波放送中のフィギュアスケート・グランプリシリーズ最終戦ロシア大会、女子SP、鈴木明子と高橋大輔の演技振り返りから始まった。もう前半の5人が終わったが、やっと3人目を放送してる。
あ、今井遥ちゃんが始まる。またあとで。
明日から始まるフィギュアスケート・グランプリシリーズ最終戦ロシア大会。日本からは羽生結弦、浅田真央、今井遥が出場する。
会場のモスクワとは時差5時間で、期待の女子SPは15:00(日本時間20:00)から。テレビ朝日が20:00~21:54で放送する。ということは、生中継か?!
滑走順から計算すると、真央ちゃんが滑るのは大体21:00前後。女子SPが終わるのが21:30ごろとして、、、放送枠はちょっと長い。振り返り・繰り返しとインタビューを入れても、時間余りそう。。。生で放送してしまうと余るという理由で、練習風景その他のVTRを挟んで追いかけ放送ってことがある?!
できたら女子SPはLiveで放送して、まだ時間があったら男子の練習風景を流すとか、してくれたら嬉しいんだけどな~。せっかく最高にちょうどいい時差の場所で開催なんだし
あらためて放送予定を。
25日(金)20:00~21:54(テレビ朝日)・・・女子SP
26日(土)13:00~14:30(BS朝日)・・・女子SP
18:58~21:00(テレビ朝日)・・・女子フリー、男子SP
翌3:25~4:20(テレビ朝日)・・・男子フリー
27日(日)13:00~15:55(BS朝日)・・・男子SP、フリー
いい演技といい放送を期待
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦フランス大会(トロフィー・エリック・ボンパール)、男子SPで、無効とされた織田信成のスピン。どうして無効になったのかさっぱりわからず、悩んでたんだけど・・・
あちこちのブログなどを参照したところでは、「シットスピンのシット姿勢が不十分だったため」と考えられているようだ。テクニカルパネルハンドブック(P.5)によると、シニア男子のショートプログラムに含まなければならない3つのスピンは:
(1)単一姿勢のスピンとは異なる着氷姿勢のフライング・スピン
(2)1回のみ足換えありの(フライング・スピンの着氷姿勢とは異なる着氷姿勢の)キャメルスピンまたはシットスピン
(3)基本3姿勢を全て含んだ1回のみ足換えありのスピン・コンビネーション
織田選手はフライングキャメルスピン(1)、足換えコンビネーションスピン(3)、足換えシットスピン(2)を行った。無価値とされたのは足換えシットスピン。
・「足換えを伴うスピンでは、フリー・スケーティングにおいて、左右の足とも少なくとも1つの基本姿勢を含むことがレベル2-4を獲得するために必須である。ショート・プログラムにおいてこの要件が満たされない場合には、そのスピンにはレベルは無く結果として無価値となる。」(P.7レベル特徴)
・「シット:スケーティング・レッグの上部が少なくとも氷面に平行」(P.7明確化・姿勢「基本姿勢」)
左右の足どちらかでの回転で、スケーティング・レッグの上部が氷面に平行になる程度に腰が下りてなかった、と看做されたのだろうか。
姿勢でなければ、回転数不足の可能性もある。
・「各足での回転数は6回転以上でなければならない」(P.5ショートプログラム特有の要素「男子:1回のみの足換えありのスピン」)
もしかしたら足換え前の回転が6回転に足りてなかった?
ビデオを見直したが、姿勢・回転数のどっちもあり得る感じ。姿勢だとすると足換え後の膝の曲がりが不十分だったかもしれないし、回転数だとすると足換え前にシット姿勢が決まってからの回転数が微妙なような…
中国杯では足換えシットスピンではレベル4、コンビネーションでレベル1だった。中国杯のときとは順番を変えてコンビネーションを先にして、こちらはレベル3をもらえたので、重点的に練習したという成果はちゃんと出たはずなんだけど。
いずれにしても、解説の佐野稔氏は何も言ってなかった。SP放送時には詳細が不明でも、翌日のフリーまでには確認できるのでは? スピンに入るときに転倒したとか、素人にもはっきりわかるような失敗なら解説も要らないが、何度も見返さないとわからないような難しいことこそ専門家が解説してくれないと
「軸足を替える二つのスピンが同じ技の繰り返しと判断され」と伝えた記事があるが、同じ略記号で書かれるスピンの2つ目が無効になるのはフリーの話(P.6フリー・スケーティング参照)。キャメル・シット・アップライト3姿勢全てを含む足換えコンビネーションスピン(CCoSp)がちゃんと認定されているから、もし「同じスピンを繰り返した」ということなら、もう一度コンビネーションスピンを行ったことになってしまう?!
ジャッジスコアではCSSpと足換えシットスピンの扱いになっているので、やはり何かで“要件を満たさなかった”ということなんだろう。“ジャンプ跳びすぎ”で知られている織田選手だけに、同じようなミスをスピンでもやってしまったと思われてはかわいそうだ。
体調が万全なら、スピンもレベル3とか4を取れる選手。じっくり治して次にいい演技を見せてほしい
これ、松嶋菜々子の代表作になっちゃう?!
「家政婦のミタ」視聴率が相当高いらしいが、面白すぎる。荒唐無稽といえば荒唐無稽なんだけど、予定調和的な部分が少なく、ある意味泥臭いところがむしろ現代的。
来週はいよいよミタの過去が明かされるらしい。回想シーンの亡くなった夫の写真が、「仮面ライダーOOO(オーズ)」のドクター真木だったところに次男は即反応
それにしても長男・翔役の中川大志、撮影中にもどんどん背が伸びてるんじゃ^^; たった半年前(撮影時期としては1年前くらい?)「おひさま」の春樹兄ちゃんだったとは思えない(笑)
ほかの子役たちも達者で可愛い。芦田愛菜ちゃんばっかりもてはやされるが、難しい役をドラマでしっかり演じられる子役が本当に多くなった。
あと何回かな、、、3回はあるかな? ラストはどうなるのか、久々に気になるドラマ
生協の注文がインターネットでできるようになって便利になったが、うっかり注文締切時間を忘れて注文しそこねることもしばしば
昨日はキャンペーンの週らしく、わざわざ夕方「ご注文よろしくお願いします」って電話がきた。なのに忘れて寝てしまい しかし夜中に思い出して起きだし、カタログをめくる。キャンペーンの週なのでお買い得商品が多く、あれこれ印をつけて、注文サイトを開く。
注文品の番号を入力して、注文ボタンをクリック・・・「締め切りを過ぎています」えええ~
・・・タッチの差で間に合わなかった・・・
火曜の夜中が締切の生協サイトは、注文をまとめて一気に送信する必要がなく、一品ずつ入力→注文が可能。そうすれば印をつけた商品全部は間に合わなくても、何点かは注文できたはず、、、
前にも似たような失敗してるのに、学習しない自分に腹が立つ。プンプン
なんか毎週予想してるような(笑)
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦フランス大会(トロフィー・エリック・ボンパール)の結果とロシア大会の予想、まずは女子から。
ペアも予想どおりだったけど、女子も予想どおり、エリザベータ・トゥクタミシェワが14歳とは思えない安定した演技で優勝。今の自分の技術に自信を持っていて余裕があるし、元々踊るのが好きそうで音楽表現も楽しんでいる感じ。2位コストナーと3位シズニーも今季は大きく崩れる心配がなさそう。ということでトゥクタミシェワとシズニーがファイナル進出決定。
村上佳菜子ちゃんは、中国杯のときより落ち着いててよかった やっぱり笑顔で演技しなくっちゃ! 全日本ではそれが見たい。
ここまでで4人がファイナル行きを決めたので、残る枠は2つ。ロシア大会には13ポイントの浅田真央、9ポイントの今井遥が出場する。アリョーナ・レオノワが3大会目になるが、スケートカナダ4位NHK杯3位だったので“持ち点”としては11ポイントということになる。そしてアデリナ・ソトニコワも11ポイントでファイナルを狙うわけだが、、、
浅田真央は優勝か2位で決定。3位の場合は、24ポイント(最高順位2位)で並ぶ選手と得点合計での争いになる。NHK杯でレオノワが170.68点、ソトニコワが中国杯で159.95点に対し、真央ちゃんはNHK杯で184.19点を出しているのでかなり有利。2位が2人のどちらになっても、大差をつけられなければ大丈夫そう。
レオノワとソトニコワにとっては優勝できればベストだが、お互いに相手に勝つことの方が重要かも。2人で1位と2位を分け合っても、Mao ASADAが3位だと2位になった方は厳しい(13.52点だの24.25点なんて差をつけるには、4回転でも跳ばないと^^;)。NHK杯の出来からいって、4位以下になってくれなさそうなMaoちゃんだし。
今井遥は、優勝か2位ならファイナル進出争いに加われそう。真央ちゃんに次いで2位ならそろってファイナルに行ける?! ということは、レオノワとソトニコワは、チームメイトと今井遥の両方に勝たなければファイナルに行けないわけだ。
ジュニアグランプリファイナル優勝、世界ジュニア優勝と輝かしい成績をひっさげてシニアに参戦してきたソトニコワ、同期のトゥクタミシェワが余裕でファイナル進出を決めてるのに、No.1だった自分が苦戦するのはかなり口惜しいだろう。外見からはよくわからないが、成長期の体型の変化が影響してる?
逆に、トゥクタミシェワはNo.2の気楽さがリラックスして演技ができる要因になっているのかもしれない。
NHK杯6位だったのでファイナルの可能性はほぼないキーラ・コルピの順位が鍵になりそう。実力からいえば表彰台は狙える選手だし
今度は男子。フランス大会で織田信成がまさかの7位
膝の状態が自分で思ってたよりも悪かったようだ。検査をして結果次第では全日本選手権の欠場も考えるという。ソチ五輪までは現役を続けるつもりだそうで、今季を休養して完全に治すのも選択肢といえる。高橋大輔のような大怪我ではなかった分、様子を見ながら練習したり試合に出たりしたのが却ってよくなかったのかも。そういうことなら、しっかり治して来季に備えてほしいところだ。
フリーの「シェルブールの雨傘」なかなかいいと思ったんだけど…来年また滑ってもいいんじゃない?
優勝したパトリック・チャンはまだ絶好調になれない感じ。4回転、決まるときはきれいに決まるのに、コケるときはステンと いつものことだけど。ステップの途中で転倒というのは、ちょっと難しいことを狙いすぎてる?!
高橋大輔が演技構成点で高得点を出してるので、自分の最大の武器が昨季までのようには通用しない危機感があるはず。ファイナルから世界選手権までに安定させられるか。
中国杯に続いて素晴らしい演技をした宋楠が一躍ブレイク。4回転の確率の高さがすごいし、ステップや表現力もかなりよくなった。羽生結弦と世界ジュニアで争った頃に比べて、体型ががっちりしたような…体力はついたか スケーティングがまだ力押しな感じで、今後はその辺が課題になるのかな。
ミハル・ブジェジナは3大会目を待たずにファイナル決定。僅差でも3位は3位だし、得点低くても優勝は優勝だし(スケートアメリカ) ロシア大会も出場するけど、疲労が残ってないかしら。
アダム・リッポンの滑らかなスケーティングは目に心地よく、4回転ルッツに挑戦する心意気も偉い。最後のダブルアクセルを3回転トウループに変えたのを「冷静だ」と佐野稔が解説してたが、ジャッジスコアを見ると回転不足を取られていた。予定通りダブルアクセルを跳んでいたら3位になってた可能性大
フローラン・アモディオは例によって踊ってばっかり^^; アレクサンドル・マヨロフの「ボレロ」がそこそこ見られるようになってきた。ブライアン・ジュベールに代わって急遽出場したロマン・ポンサール、顔は私好み(笑) ケヴィン・レイノルズは体調を崩してフリーを棄権、、、四大陸や世界選手権でまた見られるといいな。
ファイナルが決まってるのはここまでで3人。ロシア大会には15ポイントのジェレミー・アボット、13ポイントのハビエル・フェルナンデス、9ポイントの羽生結弦が出場する。
羽生は優勝して24ポイント(最高順位1位)になりさえすれば、他の選手の順位に関係なく進出が決まる。宋楠と小塚崇彦も24ポイントだけど最高順位が2位なので、羽生の方が上にランクされるから少なくとも6番手に入れるのだ。
アボットは4位以上で決まり。フェルナンデスは2位以上か、200.53点以上で3位ならOK。この2人はかなり気が楽だ・・・しかし、試合は何があるかわからない。ブジェジナとか、アルトゥール・ガチンスキー、ブランドン・ムロズあたりが頑張って表彰台に乗り、フェルナンデス4位アボット5位だった場合、宋楠と小塚までファイナルに行けるかもしれない?!
フェルナンデスはスケートカナダで250.33点を出してるが、4回転を3回、トリプルアクセルを3回成功したこのレベルの演技をもう一度できるか。上位陣が230点台から240点台前半くらいの争いになったら、↑の展開もあり得るかも、なんて考えてしまった。
さてさて、どうなる
なんだか、全然報道されてないみたいなんだけど・・・
フィギュアスケート・グランプリファイナルに、日本から男子の高橋大輔と女子の鈴木明子が進出を決めているが、ペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組も、フランス大会の結果を受けて進出が決定
予想通り、ボロソジャル/トランコフ組が優勝してファイナル進出を決め、2位にバザロワ/ラリオノフ組が入ったが、スケートアメリカで5位だったためポイントは20にとどまった。2位になれば高橋/トラン組を上回れたデュハメル/ラドフォード組は3位、22ポイントだが2度とも3位なので、NHK杯で2位を取っている高橋/トラン組の下にランク。同じく2位になればポイントと最高順位で並ぶエヴォラ/ラドウィグ組は4位で18ポイントとなった。
最終戦のロシア大会には、すでに進出を決めている川口/スミルノフ組とサフチェンコ/ゾルコビー組が出場予定。ほかに新たに進出の可能性がある組はNHK杯4位のベルトン/ホタレック組だけなので、現在5番手につけている高橋/トラン組はシニアで初めてのファイナル進出が決まったのだった。
2大会合わせての得点を比べると、進出決定した5組の中では残念ながら見劣りがする341.50点 進出を逃したムア-タワーズ/モスコヴィッチ組、バザロワ/ラリオノフ組、隋(SUI)/韓(HAN)組よりも低い。特にバザロワ/ラリオノフ組は合計358.85点出してるから、ちょっと納得しにくいかも…
隋文静/韓聰組は、昨年ジュニアとシニアを掛け持ちしてシニアでファイナル進出して3位だったが、今年はシニアでは進出を逃した。ジュニアでは断トツの1位なので、今年はジュニアでファイナルに行くことになる。高橋/トラン組は昨年シニアで補欠になり、ジュニアでファイナル優勝しているから、ちょうど逆の立場になった
今年のファイナルはカナダのケベック・シティーで行われる。高橋/トラン組のフリーの曲は「ケベックの協奏曲」。なんと相応しいことか さらに自己ベストを更新するような演技ができるといいな
プロ野球日本シリーズ、一昨日の第6戦は見てなかったけど、ずっと緊迫感のある試合が続いて、面白いシリーズだった。
打てそうで打てない、大量点は取れない、、、どっちのチームもピッチャーがいいのか。レギュラーシーズンはろくに野球中継見てなかったんだけど、いよいよシーズン最後となると、盛り上がるなぁ
ソフトバンクが勝ってついに日本一。秋山監督の目にうっすら涙が浮かんでたのが印象的だった。若い頃から雰囲気も体型も全然変わらなくて、今にもホームランのときのホームベース前バック転とかしそう
それにしても、ベンチで試合を見ている監督って、ただ腕組んでじっとしているばかり。当たり前だけど、大きなジェスチャー付きで叫んでるサッカーの監督とか、タイムアウトのたびにビシバシ指示するバレーボールの監督とかと、違いすぎる
中日の落合監督、最後はもう敗戦覚悟の顔。。。そんなものか。8年もやってたって、ついこの間就任したようなイメージだったけど。お疲れ様