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NHK・BS1「スポーツ酒場“語り亭”」、今夜26日夜7時から2時間スペシャルで「北京五輪スペシャル あの感動をもう一度!」
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たくさんの笑顔と涙。世界のトップアスリートの活躍に沸いた北京五輪。日本は、冬のオリンピックで史上最多の18個のメダルを獲得した。感動の瞬間をたっぷりと振り返る。
北京オリンピックの活躍を振り返る拡大スペシャル。男子ハーフパイプでスノーボード界悲願の金メダルに輝いた平野歩夢。日本ジャンプ陣に24年ぶりの金をもたらした小林陵侑。3回目の五輪でついに個人種目の金メダルを手にしたスピードスケートの高木美帆。快挙の舞台裏とは。「後編」はフィギュアスケート特集。初のメダルに輝いた団体。男女シングルの活躍。さらに、4回転半ジャンプに挑んだ王者・羽生結弦の挑戦に迫る。
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ほぼフィギュアスケートしか見てなかったけど、ここで改めてメダル獲得の瞬間とその舞台裏を見られそう。フィギュアスケートについては団体の戦いをしっかり紹介してくれたら嬉しいな
フィギュアスケート・チャレンジカップ2022、オランダ・ティルブルフで開幕
シニアは全4カテゴリ、ジュニアとノービスは男女シングルが行われる。日本からの出場する選手とカテゴリ、競技時間(日本時間)はこちら。
Day1 | 0:30 | ジュニア男子SP | 中村俊介 |
25日(金) | 2:00 | アイスダンスRD | 折原裕香/ユーホ・ピリネン |
Day2 | 23:15 | ジュニア男子FS | 中村俊介 |
26日(土) | 1:30 | 男子SP | 山本草太 |
3:45 | アイスダンスFD | 折原裕香/ユーホ・ピリネン | |
Day3 | 17:15 | ジュニア女子SP | 柴山歩 千葉百音 |
20:30 | 男子FS | 山本草太 | |
23:30 | 女子SP | 松生理乃 | |
Day4 | 16:00 | ジュニア女子FS | 柴山歩 千葉百音 |
27日(日) | 19:45 | 女子FS | 松生理乃 |
アイスダンスの折原/ピリネンはフィンランド代表だが、折原選手は日本人なので入れておいた。
日系という点では、女子ドイツ代表のアヤ・ハタカワもそうだと思う。また、ジュニア男子アメリカ代表にTiara SHINOHARAという名前があるが、TiaraはTairaの間違いでは? 日系の名前に見える。
YouTubeでライブストリーミングが見られる。こちらのチャンネルから、ライブの動画を日ごとにクリック。Day1、現在はアドヴァンティスト・ノービス女子SPの競技中。
この大会はオランダ選手権も兼ねているようだ。北京五輪に女子が出場していたが、世界選手権の代表はこれから決めるのかな
せっかくの国際大会、みんないい演技ができるといいな
オリンピックが終わったら放送チェックが忙しい
今日はJ SPORTS 4でワルシャワカップ(2021年11月開催)を放送中。このあと午後2時からはアイスダンス、“かなだい”こと村元哉中/高橋大輔組が2位になっている。
大会当時にライブストリーミングで見たけど、解説付きでじっくり見るためには録画せねば
ブルーレイディスクにダビングしてHDD容量を空けては次の録画、、、自転車操業
北京オリンピックが終わり、選手たちは帰国したり練習拠点へ帰ったり、日常に戻りつつある。帰国して改めていろいろな取材を受けたり、記事が出たりしている。
カーリング女子銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ、セカンドの鈴木夕湖とリードの吉田夕梨花は「ちび部」を結成しているそうな。鈴木夕湖は146センチ、吉田夕梨花は152センチだそうで
そういえば、トレーニング会場に設置されているバイクを使おうとした鈴木選手、前に使った選手が背の高い人だったのかサドルがすごく高い位置にセットされていて、登るのに苦労している写真が出回っていた
「今、(他の)アスリートにも広げていて、今回もちょっと1人くらい新入部員増やしたいなと思っていて。フィギュアスケートの鍵山君と新葉ちゃんを勧誘し、無事入部していただくことができました」ほほ~
鍵山優真160センチ、樋口新葉152センチ、なるほど 宇野昌磨もたしか160センチだし、ペアの三浦璃来は145センチだから、当然入部資格があるはず
“詳しい活動内容については明かされなかった”とのことだが、小柄な人あるあるの発信とかしてくれたら、みんな読むかな
う~む、欲しくなる
北京オリンピック2022が終わり、「北京2022冬季オリンピック日本代表選手 メダリスト公式フレーム切手」が日本郵便から発売されている。
フィギュアスケートでは、男子銀メダル鍵山優真、銅メダル宇野昌磨、女子銅メダル坂本花織、そして団体銅メダル・チーム日本の4種類がある。
個人メダルの3人は、表彰式の写真を使った同じものが3枚付いているので、1枚は手紙に使ってもいい 団体は男子・女子・ペア・アイスダンス・全員とそれぞれ違う写真なので、、、使ったら無くなっちゃう 使うなら2セット買わなきゃ
送料250円、5000円以上買うと送料無料。個人3セット+団体1セットで6000円なら送料無料か、、、(マジで検討している)
一番欲しいのは、やっぱり団体
ちょっと腑抜けてます
金3、銀6、銅9、合計18個と史上最多のメダルを獲得した日本チーム。フィギュアスケートだけでなく、カーリングとかスピードスケートとか、注目競技が多かった。スキージャンプやノルディック複合はつれあいがかじりついて見ていたが、私はチェックしきれず アイスホッケー女子のスマイルジャパンも、決勝トーナメント出場って、強かったんだと嬉しい驚きだった。
日常生活に戻らなきゃ、と思うが、これからテレビでは振り返りとか総集編が放送されるだろうから、やっぱり録画して保存したい。
さらに、J SPORTSではフィギュアスケートの国内・海外大会の放送がいろいろ出てくる。国体とかワルシャワカップとか、四大陸選手権の記者会見追加版とか! 危うく忘れるところだったのはテレ朝チャンネル「氷上のプレイリスト」、27日に高橋成美さんが登場する。
・・・つまり、大会が終わってもHDD容量との戦いは終わらないということなのだった(頑張れ>自分)
北京オリンピック・フィギュアスケート、エキシビション。早くも後半。
<後半>
ビデオプロジェクション
ビールマンスピンきらきら
後半オープニング
前半オープニングの小さな女の子と男の子が、大きくなった設定で登場した若手ペア、張思陽(ZHANG siyang)/楊泳超(YANG yongchao)。バックヤードで羽生結弦と写真を撮るところが映っていた。3ツイスト、スロージャンプにイーグルの上に立つリフトなどを見せ、振付をしっかりこなして踊った
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ・アイスダンス4位)
「I Hear A Symphony」♪ 白。イーグルの背中に回って立ち、さらに肩まで、リフトのポジションが凄いのにあまりにも簡単そうで
キーガン・メッシング(カナダ・男子11位
「1, 2, 3, 4」♪ 赤黒チェック。男性ボーカルで勢いよく滑り出す。目にも止まらない速さのステップに、バックフリップ、頬まで氷につきそうなハイドロブレーディングと、全力で盛り上げた
坂本花織(日本・女子3位)
「タンゴ・アモーレ」♪ 赤地に細かく黒模様。2アクセル、3フリップ+片手上げ2トウ、タンゴらしい動きにちょっぴり色気も出て、ナイス
王詩玥(ワン・シーユエ WANG Shiyue)/柳鑫宇(リォウ・シンユー LIU Xinyu)(中国・アイスダンス12位)
「我愛你中華」♪ 黒チャイナブラウスとパンツ。プロジェクションマッピングに長城が映る。中国映画の曲らしい。客席はスマホのライトが揺れる。得意のリフト、力強いガッツポーズで終わる。
羽生結弦(日本・男子4位)
「春よ、来い」♪ ピンク系。ピアノの音と一体になって、世界一の3アクセルと、強い願いを込める壮大なスケーティング リンクに映る墨絵が、フィニッシュと共にすっと消えていった。
鈴木明子さんからピアノ演奏を担当した清塚さんからのメッセージが伝えられた。「この『春よ、来い』は羽生選手の感性を通して作らせてもらった作品。自分だけでは作ることができなかった傑作なので、音楽家として作らせていただけたこと、本当に羽生選手に感謝しています。今日は北京には行けないけれども、心はそこにあります」
このプログラム、ずっと忘れない
ニコル・デラモニカ/マッテオ・グアリゼ(イタリア・ペア13位)
「Rocky Balboa's Crazy Fight (Rocky OST), Let's get it on」♪ 観客席から興奮しまくってガウンを脱ぐ男性と、赤いガウンで待つ女性、女性がビシバシとパンチを決め、めげずに迫る男性、楽しいプログラム
ロエナ・ヘンドリクス(ベルギー・女子8位)
「Circus」ブリタニー・スピアーズ♪ 黒に赤の縁取りの燕尾服風。「しなやかさと強さが両立」と鈴木明子さん。同意
ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ROC・アイスダンス2位)
「I Am Not There」♪ グレー、白シャツ。ロシア語らしい歌詞。ひたすら美しい空間を作り出す。低い姿勢でのステーショナリーリフト、ストレートラインリフトの技術が光る。
鍵山優真(日本・男子2位)
「明日へ」MISHA♪ 水色系。冒頭の腕の動きだけでもう歌詞を表現している。上半身の動きがこんなに豊かになったとは
解説・鈴木明子さんから「振付は『パプリカ』や米津玄師さんの振付を手掛ける辻本知彦さん」「衣装は東京オリンピックでMISHAさんの衣装を手掛けたトモコイズミさんのデザインです」と情報。
3フリップや3サルコウ、クライマックスの雄大なイーグル。最後は氷の上に大の字になって終わった。今季の成長をそのまま凝縮したプログラム
アナスタシア・ミーシナ/アレクサンドル・ガリアモフ(ROC・アイスダンス2位)
「The Phantom Of The Opera, Love Story by 2CELLOS,Beggin' by Maneskin, Oh Pretty Woman」♪ 観客席の眼鏡の女の子、リンク中央のロックスター。セーターを脱いでホットパンツになると、ロックスターがメロメロになる設定で スロージャンプを下りてそのままサイドバイサイドの2回転をそろえる、かなり高度
ミーシナの眼鏡っ娘ぶりが可愛い
アンナ・シェルバコワ(ROC・女子1位)
「アヴェ・マリア」ディマシュ・クダイベルゲン♪ 白の背中と腕に羽。途中会場が暗くなると、衣装が光った 今日も両手上げジャンプ。
ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス・アイスダンス1位)
「Avec Le Temps」♪ 紺、白シャツ。ただ美しい。何も言うことはない。
ネイサン・チェン(アメリカ・男子1位)
「キャラヴァン」♪ 白Tに黒ジャケ、ショートプログラムの衣装と思われる。EX用の衣装は持ってこなかった 4回転にバックフリップ、楽しそうで何より
隋文静(スイ・ウェンジン SUI Wenjing)/韓聰(ハン・ツォン HAN Cong)(中国・ペア1位)
「Run」♪ ブルー、黒。互いを確かめ合うような、2人の間の年月が見えるような。片手上げ3ツイスト、ダンスリフトから持ち上げるキャリーリフト。ただ黙って見よう。
フィナーレ
スケーターたちが頭に光るバンドのようなものをつけて出てきた。サングラスのように目につけている人も。スピンにリフトにイーグルに、ネイサン・チェンとキーガン・メッシングのそろってバックフリップ。ペアがリフトで隊列。
選手たちが5つの輪を作る。そこへ冰敦敦(ビンドゥンドゥン)が登場、ちゃんと滑ってる 転んだらみんなで助け起こしに行く(笑) みんなが触りたがる
いったん引っ込みかけたみんな、また戻ってきて、、、ビンドゥンドゥン転がされてる トゥルソワがデススパイラルに挑戦していた。
羽生結弦と金博洋がそろって仰向けスライディング。王/柳が出てきて羽生をお姫様抱っこリフト!
三々五々、選手たちがリンクサイドに上がっていく。リンクではオープニングのスケーターたちが滑っている模様。カメラは羽生結弦を追いかけ、「ありがとうございました!」まで。
終わった・・・(しばらく抜け殻になる私)・・・
北京オリンピック2022、フィギュアスケートの最後を飾るエキシビション
2022の0の中から選手が出てくる?
<前半>
オープニング
少女が一人、ちょっとよろける(ポーズ)しながら滑り出す。リンク上のプロジェクションマッピングに雪だるま、一緒に滑り出す。雪だるまが消えると鶴のような2人のスケーターも登場。アイスダンスのリフトらしきものをやっている。赤い光をまとったスケーターたち、シンクロの選手かな?
男の子も出てきて2人仲良く、その周りをスケーターたちが取り囲む。
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ・男子団体)
「Sign of the Times」♪ ダークグレー。コロナウイルス陽性のため個人戦に出られなかったが、陰性になって無事に戻ってきた。3アクセルなど鮮やかに跳び、大きなバレエジャンプ。試合に出たかっただろうな、、、
パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ・アイスダンス7位)
「ヴィンセント」♪ ブルー、ベージュ。あの名作が、向日葵の花が咲き乱れるようなプロジェクションマッピングの中、素敵なリフトを繰り出しながら、蘇った。
アリサ・リウ(アメリカ・女子7位)
「Loco」♪ 赤。K-POPでノリノリで踊る。2アクセル、3ルッツなどジャンプも余裕。笑顔振りまきながら、ラストはお尻で高速ターン、胡坐でフィニッシュ
彭程(パン・チェン PENG Cheng)/金楊(ジン・ヤン JIN Yang)(中国・ペア5位)
「A Foreigner(異郷人)」李健♪ 紫系のシャツとパンツ。中華ポップスで見事に片手上げ3ツイストやスロージャンプ。彭程ちゃん、パンツも似合う。
モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア・男子10位)
「アラジン」♪ 2022の0のところからトゥルソワがランプを持って登場。長いお下げを氷につけるクリムキンイーグル。ランプをリンクに置くとジーニー登場、踊りまくり、ジャンプを下りて煽りまくり。カメラ前でポーズ取りまくり
シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア)(アイスダンス5位)
「7+3」♪ 黒。イタリア語のバラードでしっとりと、ラストは口づけ 背中で腕を組んでのピボットとか、素敵。
樋口新葉(日本・女子5位)
「Primavera」♪ ピンクがかった紫。アクセルは3回転跳びたかった? 途中で開いた感じでダブル。「曲想によってスケーティングのタッチが自然と変わる」と解説・鈴木明子さん。なるほど
宇野昌磨(日本・男子3位)
「Planet Earth / Earth Song (Immortal Version) & History」マイケル・ジャクソン♪ 黒に赤縦じま。4トウコケちゃったけど、3アクセル決める。アップテンポになると手拍子が沸き起こり、切れのいい動きでMJの世界
マディソン・ハベル/ザカリー・ドナヒュー(アメリカ・アイスダンス3位)
「Once I Was Loved」♪ 紫系の花柄、濃紺。美しい映画のシーンのようなバラードの中に、頭の上まで上げるリフト、男性の首に両手をかけてぐるぐる、高くリフトしてそのままランジ。技術が芸術になる。
アレクサンドラ・トゥルソワ(ROC・女子2位)
映画「ジャスティス・リーブ」♪ 黒っぽいコートを着て登場。脱ぐと赤ブラに青ホットパンツ。長いお下げを振りながら両手上げ3ルッツとか、クリムキンイーグルとか コートを脱ぐ前のしっとりしたところも「エッジワークが丁寧」と褒められていた。
エフゲニア・タラソワ/ヴラジーミル・モロゾフ(ROC・ペア2位)
「My Heart Will Go On」セリーヌ・ディオン♪ ワインカラー、白シャツに黒ベスト。映画「タイタニック」の世界そのままに、美しい3ツイストやスロージャンプ、下りてそのまま男性の腕にジャンプして乗るダンスリフト。さすが
金博洋(ジン・ボーヤン JIN Boyang)(中国・9位)
「Angel」♪ 白に黒で模様。バラードにのって、静かに柔らかなスケーティングを見せる。3アクセル、3回転も決め、片膝をついて仰向けになるスライディングも。
オリヴィア・スマート/アドリアン・ディアス(スペイン)(アイスダンス8位)
「Maniac」♪ 黄色とピンク、黒系のエアロビウェア。映画「フラッシュダンス」の曲とは懐かしい 暴走する生徒にあきれつつ指導するインストラクター 最後は怒って帰ろうとするのを引き留める
前半はここまで。後半も楽しみ
北京オリンピック・フィギュアスケート、ペア・フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
レベッカ・ギラルディ/フィリッポ・アンブロシーニ(イタリア) SP:55.83(16) FS:109.60(14) 合計:165.43(14)
「Grande Amore」Il Volo♪ ワインカラーのつなぎ、ワインカラーVネック。3ツイスト、キャッチと下ろし方があまりよくなかったか、減点されてた 3サルコウ頑張り、2アクセルで女性がオーバーターンしたが2トウをつける。スローは3ループ、3ルッツ共に高さを出して決める。
リフトを下してそのまま男性の股下をくぐったり、コレオでユニークな姿勢のダンスリフトをしたり、ショートより落ち着いて演技ができていた。
ヘイリー・コプス/エフゲニー・クラスノポルスキ(イスラエル) SP:55.99(15) FS:97.83(15) 合計:153.82(15)
「The Impossible Dream」ジョシュ・グローバン♪ ブルー系濃淡。ペア結成は昨年。3ツイストまとめたが、サルコウで女性が2回転になり、オイラー+2サルコウをなんとか続ける。トウループは1回転になってしまった。スロー3ルッツ、スロー3ループは耐える着氷で手をついた。
ペアスピンの出るところで、横抱きの女性をくるっと回転させたり、今はもう単純にやるだけではない。コレオでは大きく離れてそれぞれイーグルとスパイラル。リフトで女性が仰向けに、男性が片足滑走と高難度も見せた
ミネルヴァ・ファビエンネ・ハーゼ/ノーラン・ジーゲルト(ドイツ) SP:62.37(14) FS:87.32(16) 合計:149.69(16)
「People Help The People」♪ ラベンダー色、紺。3ツイストきれいに入ったが、3トウで男性がステップアウト、サルコウも2回転に。スロー3ループ転倒 リフト2つで上まで上がらないというミスが 会場が温かい拍手、スロー3サルコウを決めた。
コレオは組んだり腰を抱えたり、素敵な動きの組み合わせ。その流れでペアスピン、出て女性を背中に乗せて回すようにしてフィニッシュ。
コロナ陽性で団体に出られず、練習も十分にできていなかっただろう。最後までよく頑張った
カーステン・ムア‐タワーズ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:62.51(13) FS:118.86(10) 合計:181.37(10)
「Carry You」♪ 白に水色のストーン、濃紺の上に白シャツ。高さは出ないがきっちりまとめる3ツイスト。3サルコウでオーバーターンしたが2トウはつけた。今日はスロー3ループ、スロー3サルコウと頑張って下りた
リフトでは男性の片手の上に女性が座るような姿勢、女性側からのタッチがない難しい姿勢を見せる。そのままキャリーも見せた。ペアスピンの出で足をからめたり、男性の首に手を回してブンブン回るコレオなど。ラストは二人並んで両膝をついてフィニッシュ。
やりきった、という顔。“カナダ応援団長”キーガン・メッシングが巨大な旗を振る
<G2>
ヴァネッサ・ジェームズ/エリック・ラドフォード(カナダ) SP:63.03(12) FS:117.96(12) 合計:180.99(12)
「Falling」♪ 紺つなぎ、濃紺。3ツイスト、けっこう高い! 多少タイミングがずれたが、3トウ+2トウ+2トウをそろって下りた。3サルコウがぴったり スロー3サルコウはややこらえ、スロー3フリップは転倒。
イーグルから入るデススパイラル、アクセルラッソーリフトが進むスピードも男性の回転も速い。イーグル姿勢でキャリーのリフトも迫力、女性を膝に乗せてからぐっと持ち上げるリフトで締めくくった。
応援団長、巨大な旗を持って客席を走り回る
ラウラ・バルケロ/マルコ・ザンドロン(スペイン) SP:63.34(11) FS:118.02(11) 合計:181.36(11)
「Awakening」「Imagine」♪ 青緑。3ツイスト高く、多少ずれたが3サルコウ+2トウを下りる。スロー3フリップ、後半スロー3ループと大きい。
背中でくるくる回転させたり、抱え込むダンスリフトのコレオ。リフトのスプリットポジションがきれいで、一瞬膝に乗せてから入るデススパイラルもきれいだった。
全体に、スケーティングの膝の高さ、腕の動かし方など、基本的な動きで合わせようとする意識の高さを感じた。今後伸びそうなペア
ニコル・デラモニカ/マッテオ・グアリゼ(イタリア) SP:63.58(10) FS:116.29(13) 合計:179.87(13)
「ムーラン・ルージュ」♪ 白黒つなぎ。最初はサイドバイサイドで、サルコウが2回転に。3ツイストはきっちり、スロー3ループは少しステップアウト。2人が違う軌道から3トウ、やや乱れて1トウだけ付ける。
後半はスロー3サルコウを見事に決め、スピード感のあるリフトを畳みかける。女性がY字姿勢のペアスピンをじっくり見せ、そのまま軽くリフトして終わった。
今季フリーのシーズンベスト
カリナ・サフィナ/ルカ・ベルラヴァ(ジョージア) SP:66.11(9) FS:126.33(8) 合計:192.44(9)
「In This Shirt」♪ 薄紫。3ツイストの回転はどちらかというと縦で。3トウ+2トウ+片手上げ2トウ、男性がややこらえたが頑張る。3サルコウはきれいにそろった。スロー3ループ決まり、男性の靴に女性が手を置いたり靴の上に乗ったりするコレオ、スロー3サルコウもばっちり。
ラッソーリフトで男性が片足で後ろに滑っていくのが凄い 技術の高さが光る
<G3>
三浦璃来/木原龍一 SP:70.85(8) FS:141.04(5) 合計:211.89(7)
「Woman」♪ 黒の裾にピンク、黒。力強く手を握ってから、並んで両膝をついて位置につく。そろってスケーティングの音がきれい。高い3ツイスト、練習でミスがあったというサイドバイサイドジャンプ、3トウ+2トウ+2トウ、下りた(回転不足なんか気にしない!)股下をくぐって抱えてからスロー3ルッツ、完璧。
柔らかなペアスピン、サイドバイサイドの3サルコウも決まった!(同じく回転不足は気にしない!) スロー3ループ、デススパイラル、スムーズに決めていく。ランジからのリフト、ぐいぐい進む。2人の笑顔が止まらない それぞれが自在に動くコレオ、最後まで流れが止まらない、今の2人の全てが
・・・泣けた・・・
終わって抱き合って涙する2人。自己ベスト更新に大喜びする2人
アシュリー・ケイン‐グリブル/ティモシー・ルデュク(アメリカ) SP:74.13(7) FS:123.92(9) 合計:198.05(8)
「ウォリスとエドワード~英国王冠をかけた恋~」♪ ベージュから黒のつなぎ。非常に高さのある3ツイスト、3ループで女性が転倒、スロー3ルッツはフリーレッグをついた。3サルコウ+2トウ+2ループ、下りたかと思ったが女性が耐え切れず転倒
スロー3サルコウはダイナミックで、キャリーから回転に移るリフトが美しい。細かい動きが洗練されていて、大人!という感じ。
アレクサ・クニーリム/ブランドン・フレイジャー(アメリカ) SP:74.23(7) FS:138.45(7) 合計:212.68(6)
「Fix You」♪ 薄紫。アメリカチームが大きな声援を送る。3ツイスト高く、3トウ+2トウは少しずれたが2人とも下りた。スロー3ループきれい、サルコウは男性が2回転に。背中に乗せて回転させてから入るデススパイラル、ペアスピンの姿勢がピンとしている。
スロー3フリップも見事 曲がアップテンポになる中、スピードを上げてダンスリフトを繰り返すコレオ、リフトも決まってシーズンベスト更新。
彭程(パン・チェン PENG Cheng)/金楊(ジン・ヤン JIN Yang)(中国)
SP:76.10(5) FS:138.74(6) 合計:214.84(5)
「The Banquet(「女帝 [エンペラー]」)」♪ 白系、赤系。会場全体が凄い応援 冒頭のサルコウは女性が2回転になったが、3トウ+2トウをきっちり決めて波に乗る。片手上げ3ツイスト、スロー3ループと隙がない。ほかのペアがあまりやらないフォアアウトのデススパイラル、膝を曲げた姿勢もユニーク。
スロー3サルコウ、ダンスリフトのコレオ、背中から前に回してそのまま持ち上げるリフト、女性のポジションも変形スプリット
シーズンベスト更新でトップに立つ。
<G4>
アレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリー・コズロフスキー(ROC) SP:
78.59(4) FS:141.91(4) 合計:220.50(4)
「マラゲーニャ」♪ 赤、白。冒頭のその場でのリフトからの流れが、アイスダンス並みにきれい。イーグルからの3サルコウ、3トウ+2トウ+2トウと流れがいい。片手上げ3ツイスト、持ち上げた瞬間に仰向けになるリフト、スロー3フリップと鮮やか。スロー3ループはこらえきれずステップアウトした
おんぶのように背中に乗せて片足滑走するコレオ、女性が逆さになるリフト。互いに足をホールドするペアスピンでフィニッシュ。
悪くない、くらいの出来だったような。
アナスタシア・ミーシナ/アレクサンドル・ガリアモフ(ROC) SP:82.76(3) FS:154.95(3) 合計:237.71(3)
「The Snowstorm」「Time Forward」♪ 紫系。冒頭の3サルコウ+オイラー+3サルコウ、シングル並みに凄い 3ツイストまとめ、スロー3フリップはやや流れが止まりかけたが大丈夫。男性が膝をついて仰向けになるスライディングから3トウ、ぴたりと揃えた。膝曲げイーグルからデススパイラル、これもきれい。
男性が片足になって背中に乗せるコレオ、抱え込む動作からスロー3ループ、デカい いきなり女性のウェストをホールドして持ち上げるリフト、フィニッシュはその場で高々とリフト、決まった。
ベスト更新とはいかなかったが、メダル確定
エフゲニア・タラソワ/ヴラジーミル・モロゾフ(ROC) SP:84.25(2) FS:155.00(2) 合計:239.25(2)
「Lighthouse」♪ 紫からピンク、紫。3サルコウ、女性は少しこらえる。3ツイスト、さりげないが完璧。3トウ+2トウ+2トウ、決まった スロー3フリップを下りてきれいなイーグルに。スロー3ループも高い。
スピンでキャッチフットして、そのまま一瞬持ち上げたり。どのリフトも安定感とスピード感、ポジションも美しくただ見とれる。
終わって涙する2人。トップに立ってメダル確定
隋文静(スイ・ウェンジン SUI Wenjing)/韓聰(ハン・ツォン HAN Cong)(中国) SP:84.41(1) FS:155.47(1) 合計:239.88(1)
「明日に架ける橋」♪ 白からブルー系、黒。「加油!」の声が響く。決意の顔、4ツイストを決めた 3トウ+2トウ+2トウ下りる。キャッチフットのまま入るフォアアウトのデススパイラル、互いの足を絡めるスピンはそのまま肩先まで抱え上げる。
サルコウで女性が2回転で開いてしまった しかしスロー3フリップ、スロー3サルコウと勢いを増していく。最後のリフトは女性が男性の肩腕にしがみついて逆立ちするような姿勢。最後まで力を振り絞った。
終わって滂沱の涙、、、大変なプレッシャーだったろう。
・・・勝った。
結果、優勝は隋/韓、中国悲願の金メダル。2位タラソワ/モロゾフ、ミーシナ/ガリアモフ。4位もROCのボイコワ/コズロフスキー、5位彭/金、6位クニーリム/フレイジャー。そして日本の三浦璃来/木原龍一は、日本のペア史上初の入賞、7位 ケイン‐グリブル/ルデュクが8位。
三浦/木原は、ブルーノ・マーコットコーチのチームの中で一番いい成績だった フリーだけなら5位、中国2番手の彭/金より上で、4位ボイコワ/コズロフスキーとも僅差。目標の5位は、世界選手権で達成できるかも
北京オリンピックのフィギュアスケートが終わった。明日は午後1時(日本時間)からエキシビション
北京オリンピック・フィギュアスケート、ペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
カリナ・サフィナ/ルカ・ベルラヴァ(ジョージア) SP:66.11(9)
「Moonlight」♪ グレー。クリーンな3ツイストから、3トウをきれいに揃える。スロー3ループ決まり、生き生きとステップを踏む。女性のキャッチフット姿勢をきちんと整えたリフト、下ろし方もよかった。スピンの回転がぴったり合っていて見事 17歳と19歳、若いペア。
第1滑走からいい演技で嬉しい
アレクサ・クニーリム/ブランドン・フレイジャー(アメリカ) SP:74.23(7)
「朝日のあたる家」♪ 赤に黒をあしらい、黒の袖口に赤。アメリカチームの声援の中、3ツイスト、3トウと安定している。スロー3フリップ高く、スピンも回転が速い。ロックのパワフルなサウンドに負けないステップ、リフトではキャッチフットしながら反対の足もホールド。下ろすとき横回転を入れた。
会心の出来と言えそう
ヴァネッサ・ジェームズ/エリック・ラドフォード(カナダ) SP:63.03(12)
「Shiny Happy People 」「Daydreamers」♪ 白にゴールドのストーン、白。カナダチームも負けずに声援を送る中、3ツイストから。スロー3サルコウ、きれい。トウループで女性が2回転 スピンは丁寧に合わせていく。
リフトはシーズン前半に比べて随分滑らかになった気がする。ステップなどはさすがのベテランの味、しっとりと見せる。
<G2>
三浦璃来/木原龍一 SP:70.85(8)
「ハレルヤ」♪ 水色、濃紺。観客席で鍵山優真、樋口新葉など仲間たちが見守る。静かに微笑みを浮かべて位置につく。3ツイスト、高い トウループで女性が2回転になってしまい しかしスロー3ルッツは完璧、スピンのそろい方と回転の速さは文句ない。ランジから持ち上げるリフトは、下ろすときもゆっくりと膝をついていくのが見せ所。
滑らかなステップ、レベル4が取れたデススパイラル。ミスがあってもこの得点が出せる地力を証明 フリー進出決定。
ミリアム・ツィーグラー/セヴェリン・キーファー(オーストリア) SP:51.96(18)
「All I Want」♪ ブルー、濃紺。3ツイストは縦に近い回転で。3トウで女性がステップアウト、スロー3フリップも女性が片手をついた。男性の膝上に乗るダンスリフトから、そのまま持ち上げるリフトが面白い。
デススパイラルで「男性のピボット姿勢、女性の頭の高さ」などでレベルが最低のBにとどまったのでは、と解説・本田武史さん。
ラウラ・バルケロ/マルコ・ザンドロン(スペイン) SP:63.34(11)
「Dawn of Faith」♪ 白からグレー。高い3ツイストの後、女性が両手で男性の首につかまり、男性が両手を広げてぐるぐる 3サルコウそろって下り、スロー3フリップも決まる。リフトの女性のスプリットポジションがとてもきれい 最後のスピンがちょっと回転が遅くなったかな。
スペイン代表としてペア出場は史上初だそうで、歴史を作った。フリー進出決まって嬉しい悲鳴
イオウリア・チトチェティニナ/マルク・マジャール(ハンガリー)
棄権
<G3>
イェリザヴェータ・ズコヴァ/マルティン・ビダジュ(チェコ) SP:54.64(17)
「Boom Boom」♪ 黒。男性が手を差し伸べ、女性が手を添えて登場。3ツイストまとめ、3トウで男性が転倒。スロー3ルッツで女性がうつ伏せになる転倒 デススパイラルに入るところの男性のポーズがカッコいい。
男性の肩に女性が足を乗せてから持ち上げるリフト、ステップはレベル4獲得していた。
ヘイリー・コプス/エフゲニー・クラスノポルスキ(イスラエル) SP:55.99(15)
「Torn」「Heart Cry」♪ 黒つなぎ、黒。3ツイスト、下ろすのがちょっとぎりぎりだったか。3サルコウはそれぞれ下りる。スロー3ルッツもしっかり決めた。リフトの男性は少し安定感がないような
ステップで男性がバランスを崩す場面が それでも無事に通して、初出場の女性はほっとした顔。フリー進出も決めて
ニコル・デラモニカ/マッテオ・グアリゼ(イタリア) SP:63.58(10)
「Let It Be」♪ 黄色青のつなぎ。それぞれが違う軌道から入る3トウ、ちゃんとタイミングを合わせて決めた 3ツイストまとめ、スロー3ループで惜しい転倒。ホールドする時間の長い、洗練されたステップがベテランらしい。デススパイラル、スピンと安定感がある。
リンクを出るとき、観客席に向かって拍手を求めて盛り上げていた。
ミネルヴァ・ファビエンネ・ハーゼ/ノーラン・シーゲルト(ドイツ) SP:62.37(14)
「You Are The Reason」♪ ワインカラー。団体戦は男性がコロナウイルス陽性で出場できなかったが、個人戦には復活してきた。3ツイストはキャッチが高い位置 3トウは下りてトランジションまでぴったり合う。女性がキャッチフットしたまま入っていくデススパイラルもきれい。
スロー3サルコウでほぼ下りてたのに転倒 ホールドを多めにしっとりとステップ、スピンは多少ずれても最後は合わせた。
<G4>
カーステン・ムア‐タワーズ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:62.51(13)
「Hold on Tight」♪ 濃ピンク、紫。3ツイスト、あまり高さが出ない。3トウがぴたりと合った スロー3ループで、投げた男性と跳んだ女性の両方が転倒 リフトは女性が男性に手を触れない姿勢がダイナミック。スピンをきれいに揃えた。
確か今季限りで引退の意向と聞く。最後のオリンピック、楽しんで
アシュリー・ケイン‐グリブル/ティモシー・ルデュク(アメリカ) SP:74.13(7)
「The White Crow 」♪ 白にブルーストーン、白。とてもスムーズな3ツイスト、ペアでは珍しいサイドバイサイドの3ループを見事に決める スロー3ルッツはフリーレッグをついてしまったが、ミスはそれだけ。
デススパイラルで女性がフリーレッグを軸足に乗せるようにしている姿勢がきれい。ステップがアイスダンス並みに上手い 1歩の伸びがすごい。
会心の演技にめっちゃ喜ぶ本人とアメリカチーム。
彭程(パン・チェン PENG Cheng)/金楊(ジン・ヤン JIN Yang)(中国)
SP:76.10(5)
ベートーヴェン「Piano & I: Moonlight Sonata」「No One」アリシア・キーズ♪ 薄いブルー。会場全体が「加油!」と後押し。片手上げ姿勢の美しい3ツイスト、3トウをきれいに決める。スロー3ループ、大きい! 重なってイーグルのような姿勢からそのまま入るデススパイラル、スピンの回転速くぴったり揃っている。
ステップも本当に洗練されてきた。抱え込むようにする動きから持ち上げるリフト、ダイナミック
4年前の平昌五輪ではフリーに進めなかった組が、見事な演技を見せてトップに立った。
レベッカ・ギラルディ/フィリッポ・アンブロシーニ(イタリア) SP:55.83(16)
「マンボ・イタリアーノ」♪ 赤、黒に赤スカーフ。3ツイスト、ちょっと抱え込むようなキャッチになった。つなぎで女性が転倒、3サルコウも女性が転倒。肩に乗せたダンスリフトからそのままリフトに持っていく。
ステップはマンボ!と踊りまくり、スカートをひらひらさせたり、面白い振付で盛り上げた。
<G5>
アナスタシア・ミーシナ/アレクサンドル・ガリアモフ(ROC) SP:82.76(3)
バレエ「エスメラルダ」♪ ピンク、グレーに赤スカーフ。完璧にウェストでキャッチする3ツイスト、下りて女性のツイズルまできれい。スロー3フリップ余裕で男性のポーズも良い。3サルコウ入りから出までぴったり、男性の足をくぐってそのままデススパイラル。
ステップの途中で止まったままリフトなどは、アイスダンスのようでカッコいい。隙のない演技で通し、最後のポーズも決まった。終わってから手の甲にキス、お姫様と騎士
隋文静(スイ・ウェンジン SUI Wenjing)/韓聰(ハン・ツォン HAN Cong)(中国) SP:84・41(1)
「ミッション・インポッシブル2」♪ 黒、白シャツに黒ジャケ。シングル並みにスピードに乗って、完璧な3トウ スロー3フリップの高さと幅の凄さ 片手上げ3ツイストの高さと美しさも凄すぎる。
リフトの女性のスプリットポジションと、男性の回転の速さ。ステップの切れ、ぐいっと持ち上げてわっと下ろすダンスリフト、こちらはアイスダンス並みにわくわく。
世界最高得点更新
エフゲニア・タラソワ/ヴラジーミル・モロゾフ(ROC) SP:84.25(2)
「Metamorphosis Two」「Experience」♪ ブルー系の濃淡、紫。2人が向かい合うような軌道からの3トウ、きれいに決まる。3ツイストは鮮やかでスムーズ。リフトの姿勢がシンプルでぴしっと見せる。スロー3ループは流れが見事。
女性の頭を支えてから手を取って入るデススパイラル、スピンもそろい、ゆったりと大きな動きのステップは、余分なものをそぎ落とした美しさ。
素敵なプログラム 自己ベスト更新
アレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリー・コズロフスキー(ROC) SP:78.59(4)
チャイコフスキー「白鳥の湖」♪ 黒。イーグルからの3サルコウ、きれいに決まった。片手上げ3ツイスト、この組もスムーズで素晴らしい。スロー3フリップは着氷で一瞬片手をついた。持ち上げた瞬間にもう女性のウェストをホールドして女性がノータッチになるリフト、男性の首の後ろから回って前で抱えて下ろすのがおしゃれ。ステップはスピード感があった。
シーズンベスト更新
結果、地元中国の期待を背負う隋/韓がトップに立ち、僅差でタラソワ/モロゾフが2位、3位にミーシナ/ガリアモフ、4位ボイコワ/コズロフスキー。やはり最終グループが上位を占めた。
5位彭/程、6位クニーリム/フレイジャー、7位ケイン‐グリブル/ルデュクとアメリカ勢。三浦璃来/木原龍一が8位、フリーは後半グループとなる。
1組棄権が出て18組の参加だったので、フリーに進めないのは2組だけ。チェコとオーストリアが落ちることになった。
フリーは明日。りくりゅう、頑張れ~~~
北京オリンピック・フィギュアスケート、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
イェンニ・サーリネン(フィンランド) SP:56.97(25) FS:96.07 合計:153.04
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 黒。冒頭から7つのジャンプ要素を続ける構成。3フリップ転倒、2本目をフリップにしたがこれも転倒。3ルッツこらえ、2アクセル+2トウ入ったが3トウで転倒。3サルコウ、2アクセル+2トウは入った。
さりげなくレイバックするだけのスピン、意外と好き 全体に優雅な雰囲気が女子らしくていい。
エカテリーナ・クラコワ(ポーランド) SP:59.08(24) FS:126.76 合計:185・84
「ライムライト」♪ 水色。フィルムが回り始める音でスタート。両手上げ3ルッツ+オイラー+両手上げ3フリップから、単独両手上げ3ルッツ、片手上げ3トウ、後半にも3サルコウ+片手上げ2トウなどなど、全てのジャンプをきっちり跳んだ。
愛らしい表情、チャップリンの世界観を表す仕草や所作、フライングスピンの入りはふんわり、伸びやかで心温まるステップ。スケーティングはオーサーのチームで鍛えただけのことはある。素晴らしいプログラムを見せてくれた
アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) SP:59.16(23) FS:100.15 合計:159.31
ストラヴィンスキー「火の鳥」♪ 赤に青を少し。直前のクラコワに比べると、突っ立っている感じがしてしまう 3ルッツ+2トウ、3トウ+3トウと前半は頑張ったが、3ループで転倒。それでも3サルコウに2トウ+2ループをつけてリカバリー。
手術をして3か月氷上練習ができなかったそうで、よく間に合ったと言える。世界選手権ではもっといいコンディションで出られるかな。
リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ) SP:59.24(22) FS:116.57 合計:175.81
「Le Discours d'Arthur」「Urgence」「Lay It On」♪ 紺とワインカラー。ジャンプ右回りの選手。3ルッツ+2トウを下り、3フリップと3ループはオーバーターンでこらえる。後半の3ルッツは高さがあり、3ループ+2アクセル、3サルコウ+2トウ+2ループもきちっと決まった。
スケーティングの安定感、レイバックスピンでいい表情。非常にバランスが取れていて安心感のあるスケーター、ステップもレベル4獲得。オリンピックでいい演技、何より
エヴァ‐ロッタ・キーブス(エストニア) SP:59.55(21) FS:112.30 合計:171.75
「Shallow」「I'll Never Love Again」♪ ゴールド。軸の細いジャンプで、3トウ+3トウは少しステップアウト。片手上げ3ルッツ決まり、ループでパンク。コレオに入るところで、映画のシーンのような振付を少し。3フリップで転倒 それでも片手上げ3ルッツ+両手上げ2トウ、イーグルから2アクセルを決めてきた。
曲調が変わるところで、スターになっていく主人公になりきるステップ。レイバックスピンは最初からキャッチフットでビールマンまで持ち上げていく。スピンのシット姿勢からそのまま氷に座ってフィニッシュ。
マデリン・シーザス(カナダ) SP:60.53(20) FS:115.03 合計:175.56
プッチーニ「蝶々夫人」♪ ターコイズ。右回りジャンプの選手。いい感じにスピードに乗って、高さと幅のある3ルッツ+3トウを決める。3フリップ入り、サルコウは2回転に。2アクセル問題なし。後半の2アクセル+3トウ下りたが、3ループに2トウ+2ループをつけて乱れ、3ループは転倒。回転不足やダウングレードもついてしまった。
「カナダ女子のスケーティングの美しさを引き継いでいる」と解説・鈴木明子さん。これからもっと洗練されていきそう。
アレクシア・パガニーニ(スイス) SP:61.06(19) FS:107.85 合計:168.91
リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」♪ 赤に青ストーン。冒頭のルッツこそ2回転になったが、3ルッツ、3ループと慎重に決めて落ち着く。2アクセルは下りてホップ、後半3ループ+オイラー+3サルコウ、3トウ+2トウ、2アクセル+2トウとコンビネーション3つも跳べた。
スピンに入れたイリュージョンはいまいちだったが 最後のステップは勢いもあり、長い手足の美しさを存分に見せて素敵だった
<G2>
オルガ・ミクティナ(オーストリア) SP:61.14(18) FS:121.06 合計:182.20
「Primavera」「Experience」♪ ブルー系。3ルッツ+3トウ、少しよろけたがこらえる。3フリップ、2アクセル+オイラー+3サルコウとまとめる。
コレオ?と一瞬思ったステップは、なかなか表情があってじっくり見せた。両手上げ3ルッツ+2トウ、下りてイーグルに繋げる2アクセル。最後の3サルコウはちょっと危なかった。
イリュージョンを入れるスピン、最後に改めてコレオで終わる。シーズンベスト大幅更新
ヴィクトリア・サフォノワ(ベラルーシ) SP:61.46(17) FS:123.37 合計:184.83
「Your heart is as black as night」「Power」♪ 黒で長手袋。ジャジーな曲で、まず両手上げ3ルッツを軽々と決める。2アクセル+3トウ、2アクセルと振付の一部のようにさりげない。後半も両手上げ3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3ループ+2トウなど安定感抜群
ビールマンスピンは靴をホールド、ステップもよく動いている。「背中から動いていくようになればもっと」と鈴木明子さんも期待をかける。
エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:61.82(16) FS:118・15 合計:179・97
「ノートル・ダム・ド・パリ」♪ ダークグレーの裾に赤。両手上げ3ルッツ+3トウ決める(例によって3トウの前にエッジを踏みなおすような動きあり)。両手上げ3ループ、両手上げ3フリップ、後半2アクセル+2トウは少し乱れ、両手上げ3ルッツ+2トウ+2ループ頑張った。
少し動きが硬い感じで ステップの中で一瞬バランスを崩す場面も。
河辺愛菜 SP:62.69(15) FS:104.04 合計:166.73
「Miracle」サラ・ブライトマン、Yoshiki♪ ブルー。3アクセル、片足で立った!ステップアウト(ダウングレード)。両手上げ3ルッツ転倒 イーグルを見せてからレイバックスピン、2本目の両手上げ3ルッツで再度転倒 挫けずにステップ頑張りレベル4獲得、2アクセル+3トウ+2トウを下りる。3フリップでステップアウトして片手をついたが、最後の3サルコウまとめた。
大きなイナバウアーからイーグルに繋げるコレオがクライマックス。最後まで気持ちを切らさずやりぬいた。
ニコル・ショット(ドイツ)) SP:63.13(14) FS:114.52 合計:
「Rain, In Your Black Eyes」♪ 黒に深緑。3フリップ+3トウをしっかり決めてスタート。2本目の3フリップは転倒したが、3ループ+片手上げ2トウを決める。キャメル姿勢がきれいでそれだけでも引き付ける。「ターン一つでも表情を変えている」と解説・鈴木明子さん。後半3サルコウ+2トウを決めた。
曲が速くなっていくところで、じわじわと盛り上げるステップ。ベテランの味
カレン・チェン(アメリカ) SP:64.11(13) FS:115.82 合計:179.93
「バタフライ・ラヴァーズ」西崎崇子♪ ラベンダー色。チームメイトたちが大きな声援を送る。2アクセル+3トウ、3フリップ、3サルコウときれいに決めていく。中国風のメロディで軽やかにステップ、レベル4獲得。後半に3ルッツ+片手上げ2トウ+2ループ入ったが、2本目のルッツでパンク
それでも、リンクいっぱいに繰り広げるスパイラルからイナバウアーのコレオは見どころ 3ループ転倒が惜しかった。。。
<G3>
エリシュカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:64.31(12) FS:111.10 合計:175.41
「Experience」「Circles」♪ 紫のグラデーション。ジャンプを丁寧に一つずつ決めていく。3フリップ、2アクセル+3トウ、3ルッツ、3ループと入る。
繋ぎでは両ひざをつくポーズも。3ルッツ+2トウでバランスを崩し、3サルコウ転倒 ステップ、コレオは頑張り、足を高くあげてからの2アクセル+2トウで締める。
ステップは練習のほうが動けていた、と鈴木明子さん。もっとわかりやすいプログラムのほうが良かったかも。
マライア・ベル(アメリカ) SP:65.38(11) FS:136.92 合計:202.30
「ハレルヤ」♪ ワインカラー。しっとりと滑り出し、3フリップ+2アクセルから。3ループは少し詰まったが大丈夫。スピンのキャメル姿勢が魅力的。3サルコウで少しこらえる。
ステップは「余韻の残し方がいい」と鈴木明子さん。3フリップ+2トウ、3ルッツ+2トウ+2ループ、根性で着氷、最後の3ルッツを下りると一気に喜びが爆発
雄大なスパイラル、スプリットジャンプのコレオからビールマンスピンで、笑顔あふれるフィニッシュ。
アナスタシア・グバノワ(ジョージア) SP:65.40(10) FS:135.58 合計:200.98
「Letters and charms」♪ グレー。元ロシア代表でジュニアグランプリファイナル2位の実績がある。両手上げ3ルッツ+3トウ、2アクセル、3サルコウ、3ループ、どのジャンプも強くて高い! キャメルスピンの姿勢変化も見せる。後半3フリップ+3トウ、3フリップ+2トウ+2トウ、2アクセルを下りると思わずガッツポーズ。
スピンで見せるY字姿勢、ステップは足元も上半身もいい動き。ノーミスの演技に終わって涙ぐんだ
キム・イェリム(韓国) SP:67.78(9) FS:134.85 合計:202.63
「Violin Fantasy」(プッチーニ「トゥーランドット」)♪ ワインカラーにストーンたくさん。ちょうどチャンネル切り替えが しかし美しいジャンプを次々繰り出してきた 両手上げ3ルッツ+3トウ、2アクセル+3トウ、3ループ、3フリップと流れがいい。後半も両手上げ3ルッツ(エッジエラー)、両手上げ3サルコウ+2トウ+2ループと下りる。
「アジアフィギュア界にとって特別な曲」と中村光弘アナ。「誰も寝てはならぬ」で美しいイナバウアー、スパイラルと続くコレオ、その流れで2アクセル。ステップもよく動けていた。この人も技術と表現のバランスがいい
アリサ・リウ(アメリカ) SP:69.50(8) FS: 合計:
チャイコフスキー「バイオリン協奏曲ニ長調」♪ 水色。愛らしい仕草で始まり、3アクセル、跳んだ ダウングレード判定か、、、3ループ、3フリップ、2アクセルと揺るぎない。終始笑顔で元気よく、後半も3ルッツ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、さらに 3ルッツ+片手上げ2トウ。
じわじわとステップで盛り上げていき、クライマックスでリンクを横断するイナバウアー、待ってました ビールマン姿勢でしっかり8回転、素晴らしい演技に本人も感激
ロエナ・ヘンドリクス(ベルギー) SP:70.09(7) FS:136.70 合計:206.79
「The Mystic's Dream」「Spirits」「Mizmar vs Violin」♪ ベージュにゴールドのストーン。妖艶でエキゾチックで 両手上げ3ルッツ+3トウ、少しこらえたが大丈夫。2アクセル、両手上げ3フリップ、イーグルを入れて2アクセルと前半のジャンプ順調。
スピンで見せるI 字姿勢は頭のほうに足を抱え込む感じで。パーカッションと連動するツイズルが効いてるステップ、両手上げ3ルッツ+両手上げ2トウ、両手上げ3フリップ+両手上げ2トウ+両手上げ2ループと決まったが、最後のサルコウのパンクがめっちゃ惜しい
それでも、エッジと足をホールドするビールマン姿勢のシルエット、大きなスパイラルからスライディングのコレオ、彼女らしさは存分に見せてくれた。
この時点で2位、8位以内の入賞が決まる。
<G4>
ユ・ヨン(韓国) SP:70.34(6) FS:142.75 合計:213.09
「レ・ミゼラブル」♪ 紫系。3アクセル、下りた(回転不足)。3ルッツ+3トウ、3ループ、力強い。後半も3ルッツ+オイラー+3サルコウ、2アクセル+3トウ、3フリップとミスなし
ステップはジャンプほど流れが出ないのが惜しいけど、レベルは取れている。クライマックスのコレオはイナバウアーからスプリットジャンプ、スパイラルと畳みかける。
会心の演技の涙ぐむ。トップに立った。
樋口新葉 SP:73.51(5) FS:140.93 合計:214.44
「ライオンキング」♪ オレンジ系。膝をついて両手で形を作って位置につく。3アクセル、決まった 3ルッツ+3トウ、惜しい転倒。3サルコウ、慎重に決める。スパイラルを織り込む繋ぎ、後半3ルッツ+3トウ、3ループ+2トウ+2ループ頑張り、最後の3フリップしっかり決めた。
祝祭のステップ、会場を惹きつけてやまない 大きなイーグルとスライディングのコレオ、全てを出し切れた
アレクサドラ・トゥルソワ(ROC) SP:74.60(3) FS:177.13 合計:251.73
「クルエラ」♪ 黒。強い目力でスタート、両手上げ4フリップ、両手上げ4サルコウと下り、両手上げ4トウはステップアウト。2アクセル+3トウが両足着氷っぽかったのが、なんか不思議 クリムキンイーグル一つで会場が沸く。後半両手上げ4ルッツ+3トウ、両手上げ4ルッツ単独はq、両手上げ3ルッツ+オイラー+3サルコウと全て着氷した。
ジャンプの凄さに比べてスピンは普通に見えるが すさまじい高得点は歴代2位
坂本花織 SP:79.84(3) FS:153.29 合計:233.13
「No More Fight Left In Me」「Tris」♪ 紫にゴールド。とんでもない高得点の後でも、自分を見失うことなく、全てを出し切る。
雄大な2アクセル、3ルッツ、3フリップ+片手上げ2トウ、3サルコウ。すべてのジャンプがスピードに乗って素晴らしい流れの中で決まっていく。3ルッツ+3トウ、2アクセル+3トウ+片手上げ2トウ。「一番いいジャンプが出せている」と解説。
ステップの一歩も、まさにスケーティング。3ループも決まって、スピンから膝をついてフィニッシュ。
ぎゅっと握った拳 自己ベスト更新 素晴らしい演技に会場はスタンディングオーベーション。
アンナ・シェルバコワ(ROC) SP:80.20(2) FS:175.75 合計:255.95
「Ruska」「巨匠とマルガリータ」「ラクリモーサ」♪ 赤紫。4フリップ+2トウ、4フリップといきなり決める。アクセルは2回転を2つ。後半に両手上げ3ルッツ+3ループ、これは難しい。両手上げ3フリップ+オイラー+3サルコウ、両手上げ3ルッツと後半も強かった。
なぜこの3曲なのか、そこは疑問だが、この選手も持てる力を発揮できた。
カミワ・ワリエワ(ROC) SP:82.16(1) FS:141.93 合計:224.09
ラヴェル「ボレロ」♪ 黒の胸と手に赤。両手上げ4サルコウ、やや着氷で押さえる。両手上げ3アクセル、ステップアウトで片手をついた。両手上げ4トウ、ステップアウトしたが両手上げ3サルコウで手をつく。3ループはきれいに入る。後半の両手上げ4トウで転倒、それでも両手上げ3フリップ+両手上げ3トウ、両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウは下りて体重が後ろに乗ってしまった。
膝曲げのイーグルからキックのコレオ、終盤のステップは複雑な動きをきびきびとこなすが、「ジャンプがうまくいかなかったのが、ステップにも影響した。音楽のタイミングと合っていなかった」と解説・鈴木明子さん。
3アクセルは回転不足、4トウのあとにつけた3サルコウは無効になっていた。本来の力は出せずに終わってしまい、キス&クライで泣き崩れた
結果、1位シェルバコワ、2位トゥルソワ、3位坂本花織 暫定4位ワリエワ、以下暫定順位で5位に樋口新葉、6位ユ・ヨン、7位アリサ・リウ、8位ヘンドリクス。河辺愛菜は23位。
最終順位がどうなるかわからないが、ワリエワが暫定4位にとどまったので、マスコットセレモニーが行われている。メダル授与式も行われることになるだろう。
バンクーバー五輪の銀メダル(浅田真央)以来の日本女子メダル獲得おめでとう
明日はペア・ショートプログラム
北京オリンピック、カーリング女子。日本は1次リーグ最終戦でスイスに敗れ、5勝4敗となった。
ほかの試合は、イギリスがロシアに勝ち、カナダはデンマークに勝って、5勝4敗で並ぶ。まだ試合が行われているのは韓国vsスウェーデン。
こちらの記事によると、5勝4敗の日本が決勝トーナメントに進出するには、韓国かイギリスが敗れた場合。イギリスはすでに勝利しているから、、、
スウェーデン頑張れ
カナダは、日本が勝ってくれたほうが都合がよかった。並ぶのが3か国なら対戦成績2勝0敗で抜けられた。日本が負けたので韓国も勝って4チームが並ばないと勝ち目がなくなった。
イギリスは韓国が勝つと対戦成績で上回れないので、スウェーデンに勝ってほしい。
スウェーデンが勝った 日本とイギリスが決勝トーナメント進出決定
ほっとした~~~
準決勝は明日の夜。今日はしっかり休んで、明日に備えて
フィギュアスケート以外も見どころ沢山の北京オリンピック2022。昨夜はカーリング女子の日本vsアメリカ、途中追いつかれて焦ったけど見事勝利 今日スイスに勝てば決勝トーナメント進出が決まる。
スイスとスウェーデンが既に進出を決めているが、1位2位はまだ決定ではない。スイスが今日日本に敗れ、スウェーデンが韓国に勝って勝敗数で並ぶと、直接対決でスウェーデンが勝っているので、スウェーデンが1位通過となる。
日本は勝てば3位通過が決まる。負けて5勝4敗になった場合でも進出の可能性はある。どうなると進出できるか、詳しくまとめられた記事がこちら。一言でいえば「韓国かイギリスのどちらかが負ければ日本は進出」ということになりそう。総当たり表はこちら。
昨夜、日本の試合が終わった後も続いていたカナダvs中国。カナダが日本のライバルになりそうだから、密かに中国を応援 10エンドに中国が追いつき、エクストラエンド、後攻のカナダが最後のショットでミス、中国が2点をスチールして勝った。これで中国は4勝5敗で1次リーグを終了した。
・・・実は、この勝利で開催国・中国が、凄い他力本願ながら僅かに決勝トーナメント進出の可能性を残した
4勝4敗のカナダ・イギリス・韓国が3チームとも敗れ、アメリカを含めて4勝5敗で5チームが並んだ場合、当該チーム同士の対戦成績が一番いいのが中国とカナダの3勝1敗。そして中国はカナダに勝っているので、カナダより上にランクされることになり、4位通過となるのだった。(この計算が合っていれば)
もうすぐ最終試合が始まる。日本チーム、頑張れ~~~
北京オリンピック・フィギュアスケート、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
アナスタシア・シャボトワ(ウクライナ) SP:48.68(30)
「Carol of the Bells」「Shchedrick」♪ 白に赤い花、緑のスカート。3アクセルに挑んだが転倒してフェンスにぶつかる(回転不足)。両手上げ3フリップ下り、両手上げ3ルッツでオーバーターンしたが頑張って両手上げ2トウをつけた。
団体戦では3アクセルを入れずにまとめていたが、今回は挑戦してきた。「ステップシークエンスでつまずく場面があった。体が動いていなかったか」と解説・鈴木明子さん。
イェンニ・サーリネン(フィンランド) SP:56.97(25)
ドビュッシー「月の光」♪ 薄紫。冒頭の3トウはオーバーターンしたが3トウに繋げた。ウォーレイからのサルコウが2回転に 足を後ろに高く上げてからの2アクセルはきれいな流れ。
ピアノの細かい音に合わせながら、丁寧で表現豊かなステップ。なんていうか、ステップらしい感じがした。レイバックスピンもオーソドックスできれい。
オルガ・ミクティナ(オーストリア) SP:61.14(18)
「My Nocturnal Serenade」♪ 紺黒グレー赤など。細身の体で、両手上げ3フリップ+両手上げ3トウを決める。2アクセル、後半両手上げ3ルッツと入った。「踊りが得意」と紹介されたとおり、パン!と高く足を上げたり、腕をきゅきゅっと動かしたり、きびきびした動きがいい。ビールマンに持っていくところも横からで面白かった。終わって両手でガッツポーズ
ルッツは回転不足があった。
河辺愛菜 SP:62.69(15)
ヴィヴァルディ「四季」より「冬」♪ 白にシルバー。3アクセル、惜しい転倒(回転不足)。 両手上げ3ルッツ+3トウをしっかり決めて立て直す。後半3フリップもきちんと決めた。
バイオリンの細かい音といっしょによく動くステップ、一瞬ドーナツスピンのポジションになる動きなど、面白い。とりあえずトップに立つ。
リンゼイ・ヴァン・ズンデルト(オランダ) SP:59.24(22)
「11 Past The Hour」♪ 黒。46年ぶりのオランダ代表出場。演技中にチャンネル切り替えが来てしまった ジャンプは右回り。3ルッツ+両手2トウ、2アクセル、3ループと全てGOEはプラス。
上半身を大きく動かしてダイナミックなステップ、しっかり高く足を上げたビールマンスピンもよかった。終わってとてもうれしそうな笑顔 シーズンベスト更新。
ジョセフィン・タリエガード(スウェーデン) SP:54.51(26)
「Ready or not here I come」♪ 黒つなぎにストーンたくさん。力強い動きから、3ルッツ+2トウ、3フリップと下りる。パン!と腕を突き出したり、パン!と止まったり、2アクセルを下りた流れでパンチを繰り出したり、カッコいい
踊っている中にステップも踏んでいる、くらいのステップ、めっちゃ楽しい オリンピックでノーミスで見られて嬉しい。回転不足はあったけど、ドンマイ!
<G2>
カイラニ・クレイン(オーストラリア) SP:49.93(29)
「Heart of Glass」ブロンディ♪ 紺。唯一の南半球の代表。冒頭のルッツが2回転になってしまった でも3ループ+3ループ頑張る 2アクセルもきちんと入った。サイドウェイズ、ヘアカッターからビールマンのスピンはきれい。心を込めてステップを踏んでいた。
この時点で河辺愛菜のフリー進出が決まる。
ナターシャ・マッケイ(イギリス) SP:52.54(28)
「Sealion」♪ ブラウンにピンクのストーン。右回りジャンプの選手。最初の3ループ転倒、3サルコウに2トウをつける。2アクセルは高さもあった。「つなぎが凝っている」と解説・鈴木明子さん。ロック調の曲でスピンも回転速く、最後までよく動いていた。
アナスタシア・グバノワ(ジョージア) SP:65.40(10)
「Une vie d'amour」♪ 黒に赤ストーン。柔らかな指先の動き、情感たっぷりに滑る。3フリップ+3トウ、余裕をもって下りた。2アクセルを下りてすぐスプリットジャンプ、両手上げ3ルッツもきれい。
ステップの一歩がよく伸びているだけでなく、振付が曲とぴったり合っていて、どんどん引き込まれる。スピンではI字姿勢を作るのが速く、柔軟性を感じる。ヘアカッターのレイバックスピンでフィニッシュ。
マライア・ベル(アメリカ) SP:65.38(11)
「River Flows In You」♪ 紺にストーンで縁取り。アダム・リッポンがコーチとして帯同。全米チャンピオンとして五輪に初出場。3フリップ+3トウ、下りたかと思ったら転倒 2アクセル、後半高く足を上げてからの3ルッツ、きっちり入った。
ピアノの同じ旋律を繰り返す中、姿勢のピンとしたスピン。美しいスパイラルからステップ、のびのびと雄大に表現していく。終わってちょっと苦笑い。
マデリン・シーザス(カナダ) SP:60.53(20)
「My Sweet and Tender Beast」♪ ワインカラーのグラデーション。昨日が19歳の誕生日。キーガン・メッシングが巨大なカナダ国旗を振っている。ジャンプは右回り。3ルッツはステップアウトしたが、3ループに2トウをつけてリカバリー。足を前に高く上げてからの2アクセルから、勢いよくステップに入っていく。
「エッジにしっかり乗ることができる」と鈴木明子さん。本人は団体戦ほどいい出来ではなくて悔しそう。
朱易(ジュー・イー ZHU Yi)(中国) SP:53.44(27)
「Paint It Black」♪ 濃紫。金博洋がパンダの帽子で観客席で旗を振る。3フリップはステップアウトしたが(ダウングレード)、2アクセル、3ループ+2トウと頑張った ビールマンスピンをこなし、ステップはよく滑れてポーズも決まってきた。今日は団体戦の二の舞にならなくてよかった
<G3>
エリシュカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:64.31(12)
「Sweet Dreams」♪ グレー。3ルッツ+3トウ、団体戦に続いてばっちり決まった 3フリップ、片手上げ2アクセルも切れがいい。キャメルスピンはじっくり見せる。ジャンプが決まったのでステップもノリノリ、パワフルに躍動する。
レイバックスピンで「少し回転が遅くなってふらついた」と鈴木さん。しかし充実の笑顔で終わった 自己ベストさらに更新
エヴァ‐ロッタ・キーブス(エストニア) SP:59.55(21)
「Baiana」♪ カラフルな色とりどり。曲は「バイーア(ブラジルの州の名前)の娘」というような意味かと思われ、歌詞もポルトガル語らしく聞こえる。3フリップ+3トウ、「1つ目で幅、2つ目で高さを出す理想的なジャンプ」と鈴木明子さん。イーグルから2アクセル、下りてそのままイーグル。片手上げ3ルッツで大きくステップアウトして両手をついてしまった。
パーカッションが印象的な曲で、シャープな動きで魅了した。
アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) SP:59.16(23)
「ライムライト」より「テリーのテーマ」♪ 紫の濃淡。フィルムが回り始める音でスタート、柔らかく2アクセルを決める。3トウ+3トウ、後半3ループも下りた。
ところどころにチャップリンらしい仕草を織り込みつつ、どこか優雅な雰囲気で滑る。キャメルスピンは少し回転が遅くなってしまったが、全体によくまとまっていた。シーズンベスト更新
ヴィクトリア・サフォノワ(ベラルーシ) SP:61.46(17)
「Time to Say Goodbye」♪ グレーと水色。両手上げ3ルッツ+3トウ、音とも合ってぴたりと決まる。2アクセルの流れがなんともいい。3フリップも安定していた。
しっかりスピードにも乗っているステップ、「長身がリンクに映える」と実況アナウンサー。ソルトレークシティ五輪以来のベラルーシ代表だそう。
ルッツのエッジにアテンション、フリップのqなどでやや伸び悩む。
ニコル・ショット(ドイツ)) SP:63.13(14)
「Adios Nonino」アストル・ピアソラ♪ 黒に赤の縁取り。3フリップ+3トウ、頑張る。曲がスローになるところで、スケーティングの一部のように3ループを下りた。2アクセルも問題なく決まる。
タンゴらしい足さばき、体のひねりや首の使い方、一歩を大きく伸ばしたり素早く動いたり、めりはりのあるプログラムを演じきった。
シーズンベスト更新
アレクシア・パガニーニ(スイス) SP:61.06(19)
「ラ・クンパルシータ」♪ 黒。タンゴが続く。3ルッツ+3トウを下り、3ループは下りてツイズルに繋げる。後半2アクセルもきれいにつなげていく。
腕や視線をうまく使って、色っぽいタンゴを表現していく。最後の要素にステップ、素敵だった ジャンプにはqがついて思ったほどの得点は出なかったか。
<G4>
キム・イェリム(韓国) SP:67.78(9)
リスト「愛の夢」♪ 水色。軸の細い両手上げ3ルッツ+3トウ、きれい ターンからの2アクセル、つなぎも良い。後半両手上げ3フリップも決まり、喜びに満ちた表情でステップに入っていく。一歩の伸びと体の動きのしなやかさ、魅力あふれる。スピンも姿勢の良さと回転の速さで惚れ惚れした。
フリップにqがついていた分伸びなかったか。
樋口新葉 SP:73.51(5)
「Your Song」♪ パステルブルー・グリーン・イエロー。微笑みを浮かべて位置につく。3アクセル、下りた 3ルッツ+3トウ、後半3フリップもしっかり決める。
丁寧にスピンをこなし、じっくり見せるステップは、ここにいることの幸せを体中から滲ませて、いい表情滑っていく。ヘアカッターのレイバックスピンで空をつかむ。ふんわりと笑顔で終わった。
オリンピック史上5人目のトリプルアクセル成功者となった
エカテリーナ・クラコワ(ポーランド) SP:59.08(24)
チャイコフスキー「感傷的なワルツ」♪ 薄紫のグラデーション。冒頭の両手上げ3フリップで大きくステップアウト、手をついてしまった。2アクセルはきれいに流れ、両手上げ3ループに片手上げ2トウをつけた。
小柄な選手だが、常に視線が上のほうを見ていて、小さく見えない。「指先まで神経が行き届いている」と鈴木明子さん。スピンの姿勢も良いが、感情が豊かに迸っているステップが見ていて飽きない。
フリップにエッジエラーと回転不足があった。
アリサ・リウ(アメリカ) SP:69.50(8)
ミンクス「ジプシーダンス」♪ 鮮やかなオレンジ。帯同するコーチは元オーストリア代表のヴィクトル・ファイファー。アクセルは2回転にした。スピードに乗ったまま見事な3フリップ、後半3ルッツ+3トウも問題なし。曲が盛り上がるところで、全身で弾むようなステップ、「はつらつとしている」と鈴木明子さん。フライングキャメルスピンに入るところで「音に合わせていた」。なるほど
コンビネーションジャンプにqがついた。
ロエナ・ヘンドリクス(ベルギー) SP:70.09(7)
「Caruso」♪ 赤。両手上げ3ルッツ+3トウ、一瞬危ういかと思ったが頑張る。長いイナバウアーから2アクセルで片手をついてしまった。後半の両手上げ3フリップは鮮やかだった。「ボーカルに負けない力強いステップ」と解説。スケートが伸びるだけでなく、体を大きく使っている。
エッジと靴をホールドする美しいシルエットのビールマンスピン。コーチの兄と抱き合った。
エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:61.82(16)
「マンボ・イタリアーノ」♪ 紫に緑。両手上げ3ルッツ+3トウ、落ち着いてしっかり決めた。2アクセルは助走で減速するが慎重に決める。後半両手上げ3フリップを決めて嬉しそう。
ステップはマンボらしく、体を揺らしたりする動きで。ビールマンスピンを急いで回ってフィニッシュ。
ルッツとフリップ、両方にエッジのアテンションがついた模様。
ここまでで樋口若葉が依然としてトップ。全体にエッジも回転不足も判定が厳しいかも
<G5>
カレン・チェン(アメリカ) SP:64.11(13)
「Requiem for a Tower」「Requiem for a Dream」♪ 紺。3ルッツ+3トウ、高さが出た。2アクセルも入ったが、くるくるターンからの3ループで転倒(ダウングレード)、少し演技が途切れてしまった。
しかしスピンの回転の速さはさすが最終グループ。雄大なスパイラルから入るステップ、どんどん力強さを増していく。
終わって悔しそうに頭を押さえた。
カミワ・ワリエワ(ROC) SP:82.16(1)
「In Memoriam」♪ 紫の濃淡。さすがに緊張した表情で位置につく。両手上げ3アクセル、珍しくステップアウト。両手上げ3フリップはきれいに流れる。後半の両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウ、しっかり下りた。
足を手で抱えて上に伸ばす姿勢のスピン、足首をホールドするビールマンスピンと得意なことはちゃんとできる。ステップも情感豊かに、少し泣きそうな顔にも見えたが、最後まで頑張りぬいた。
終わって少し涙ぐむ。客席から前回大会のメダリストたち、ザギトワとメドベージェワが拍手を送っていた。
ユ・ヨン(韓国) SP:70.34(6)
「Whirling Winds」♪ ブルーグレー。3アクセル、きれいに決まったと思ったがダウングレード判定 3ルッツ+3トウ決まり、3フリップはフェンスに近づいたがなんとかこらえる。
ビールマンスピンをじっくり見せ、ステップにはイーグルやイナバウアーを織り込んでさらに盛り上げる。キス&クライでは濱田美栄コーチと手を握り合って。
アレクサドラ・トゥルソワ(ROC) SP:74.60(3)
「フリーダ」♪ 赤系。情熱的な女性ボーカルにのって、3アクセルに挑み転倒。さらさらっとステップから両手上げ3フリップ、後半両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウ、強い。身のこなしが大人っぽくなって、スペイン語の曲に負けていなかった。
アンナ・シェルバコワ(ROC) SP:80.20(2)
「Dangerous Affairs」「Total View」♪ 黒系。さりげなくステップから2アクセル、両手上げ3フリップ、両手上げ3ルッツ+3トウと強い意志を持って決めてきた。下りてすぐのキックとか、いろいろなつなぎがある。少しせわしなく見える気もするが、美しさは際立っている。
坂本花織 SP:79.84(3)
「グラディエーター」より「Now We Are Free」♪ ゴールドとブラウン。ぎゅっと両肩を抱きしめて位置につく。滑り出しからトップスピード、2アクセルの幅の素晴らしさ 一歩でぐーんと加速するので、いわゆる“漕ぐ”ところがとても少ない。3ルッツ、3フリップ+3トウ、完璧な高さ
自由奔放に氷上を駆け巡る、大きく力強く進んでいく。ビールマンスピンで片手を差し出す、全ての人に捧げる喜び。
終わってコーチに抱きついて涙する。大きなプレッシャーと戦っていたんだろう。キス&クライでは帯同していないコーチたち、グレアムさんと川原星さんの団扇を持って。得点を見てまた涙
見事自己ベスト更新で3位
結果、ワリエワがトップに立ち、2位にシェルバコワ、3位に坂本花織 4位トゥルソワ、5位に樋口若葉 6位ユ・ヨンまでがフリー最終グループとなる。7位ヘンドリクス、8位アリサ・リウ、9位キム・イェリム、10位グバノワ、11位マライア・ベル、12位ブレジノヴァ。河辺愛菜は15位。
ワリエワがフリーに進出したので、25位のサーリネンまでがフリーに進む。地元中国の朱易はフリー進出を逃した。
フリーが明後日17日(木)19時(日本時間)から。愛菜ちゃん若葉ちゃん花織ちゃん、思いっきりやってこい!!!