Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

またコンサート

2005年03月15日 02時20分58秒 | 香港
 行ってしまった。もうすぐ香港を去らなければならないと思うと、あれもこれも行きたくなってしまう。
 今回は、チケット入手が難しくて大騒ぎだった。最初、発売日に気付かずにいたら、「1時間で完売した」とかニュースが流れ、絶句。追加公演に賭けようと思ったら、「朝3時か4時から並ばないといい席は難しい」とファンサイトに出ていてまた絶句。主に日本に住んでいる時にお世話になっている、チケット取得代行会社にお願いした。
 「古巨基・勁歌.金曲演唱會」。「勁歌金曲」というのは、香港で長く続いている歌番組で、古巨基(レオ・クー)自身、司会をしていたことがある。TVBの藝員訓練班(タレント養成所)出身で、ドラマのチョイ役、芸能ニュースの司会、歌番組の司会と下積みを重ねて、歌手デビューまでこぎつけた人なのだ。
 94年にデビューした時は新人賞も総なめ、すぐトップに登りつめるかと思われたのだが、あいにく当時は四大天王全盛時代。先輩の中堅歌手たちもなかなか上に行けないで苦労していた時期だった。何かの加減で“雪蔵”(干されること)に遭い、大陸でドラマに出たりして苦労した。しかし、ドラマが香港でも放送されて評判が良かったので、すんなりと香港に戻ってこられたようだ。
 新しい経理人・Pacoの売り出し方が上手いのと、いい歌をもらえたのと、そもそも本人の歌が上手かったのと、売れる条件が揃えば売れないはずがない。デビュー当時の彼のことはあんまり覚えていなさそうな若いファンがガッチリついて、譚詠麟(アラン・タム)命名の新四大天王の一角に数えられるまでになったのだった。
 アニメとゲームが大好きで、自分でもマンガを描き、Kubiというオリジナルキャラもある古巨基。コンサートのコンセプトも当然、アニメとゲーム。いきなり、戦隊ヒーローみたいなダンサーが出てくるし、途中の衣装はブラックジャックみたいだし、ガンダムのロボみたいな舞台装置はあるし、、、 コンサート6日目ということで、1曲目は声が少し荒れてるような気がしたが、気になったのはその時だけだった。最後まで安定した歌唱力で、安心して聴けた。ゲストの任賢斉が、怪我をおして松葉杖をつきながら出てきたのに感心。広東語が上手くなってたのにも感心。
 デビュー前から知っている人が、初めてのコンサートでデビュー曲を歌うのを聴くのは、やっぱり嬉しい。彼がデビューしたのは、私が1回目の駐在で香港に住んでいる頃だったのだ。1回目5年弱、2回目3年半と、合計8年にわたる香港生活がもうすぐ終わる。
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久しぶりに

2005年03月04日 19時51分59秒 | 蘇永康
会ってしまった。 許志安のコンサートに、蘇永康がゲストで出ることを期待して見に行った。残念ながら、私が行かなかった1日目のアンコールにちょこっと出ただけで、2日目は姿もなく、3日目はずっと客席にいたけれど、アンコールになっても出てこなかった。 それでも、ダメもとで出待ちしてたら、来た! 日本から彼のために駆けつけた友人に一目会ってほしくて、大声で呼ばわってしまった^^; 「蘇永康!過嚟呀![口係]東京嚟[口架]!」 そばまで来てくれた!友人を押し出して「新歌迷嚟[口架]!」と紹介、友人はプレゼントを渡し、彼は「ありがとう」と日本語で言って握手。ついでに私も握手。私が「東京から来た」と言ったものだから、周りの人たちも日本人だと思ったらしく、「Take care, it's cold. アメデス」と言って去っていった。許志安のコンサートは、一昨日、特別公演があり、そのゲストは蘇永康だった。一般にチケットが発売されないほうにゲストで出るなんてもう、意地悪~ ま、いいか。久しぶりに会えたから。次はいつになるかわからないけど。
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