バドミントン・
ヨネックスオープンジャパンの決勝をテレビで見た。リー・チョンウェイ(マレーシア)が林丹(中国)を破って優勝!
この選手を初めて見たのは、北京オリンピックの決勝。地元中国の林丹に果敢に挑んで、さすがに相手の“ホーム”では林丹の勢いに勝てず銀メダルだったが、大会唯一のメダルをマレーシアにもたらした。
2008年8月から、ずっと世界ランク1位を守っている強豪。細身でしなやかな体つきに、ノースリーブのウェアはなかなか似合っている。(マレーシアチームのウェアにプリントされた協賛企業名はPROTON、さすがマレーシア。一方、中国チームはウェアのメーカーがLi-Ning、つまり李寧のブランド、さすが中国)
リー・チョンウェイのスマッシュは、とにかく早い。重たそうではないが、切れが凄い感じ。相手のスマッシュもよく拾う。普通ならただ見送るしかないような厳しい球でも、ダイビングしてラケットに当て、素早く起きてネットに詰める。
試合中はあまり表情を変えないが、優勝を決めた瞬間は、コーチやチームメイトのほうを見て、目を細めてガッツポーズ。林丹にはこのところ負けが続いていたので、ここで勝って優勝できたのは嬉しいだろう。
優勝インタビューは何語で話すかな?と思ったら、最初の一言は「Happy」。英語で続けるのかな?と思いきや、あとはずっとマレー語だった。名前でもわかるように華人だが、マレー語を話し慣れている感じだ。
観客の応援が、早い3拍子で「リ・チョン・ウェイ!(チャッチャッと拍手)」。マレー語らしき声もかかる。一方、林丹への応援はゆったりしたリズムで「リン、タン、チァ(加)、ヨウ(油)」。応援合戦も面白かった。
ウィキペディアの
中国語版・
英語版を読むと、リー・チョンウェイの漢字表記は李宗偉。ペナン州の出身で、先祖は福建省の出。北京オリンピック銀メダルの功績により、ペナン州知事からDatukという称号を与えられた。イギリスだったらSirが付いてるみたいな?! マレーシアには、いろいろな称号があるらしい・・・。ちなみに女優の楊紫瓊(ミシェール・ヨー)も出身のペラ州スルタンからDato'という称号を与えられているそうな。
英語版には、「同じマレーシアのバドミントン選手と以前つきあっていた」なんて話も丁寧に出ている^^; マレーシアのファンはよく知っている話のようだ。(それで思い出したけど、林丹はまだ謝杏芳と結婚してないのかな
)
来年は代々木体育館に観戦に行こうかな? J-sportsを契約したほうが、いろいろな試合が見られてお得?!