忘れるところだった
mixiで教えてもらったテレビ番組情報。NHK・BSプレミアム「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」、29日(火)の放送は「羽生結弦オリンピック連覇~メダリストたちが語る最強伝説」。
羽生の五輪連覇について、66年前に連覇したディック・バトン、羽生が憧れ続けたエフゲニー・プルシェンコ、羽生と同門のクリケットクラブで切磋琢磨してきたハヴィエル・フェルナンデスが語るそうな。
「人々が固唾を飲んで見守った、あの“出来事”。
あの日、あの時、そこに関わった人々は何を考えたのか?
それぞれの人生はその瞬間、大きく転回し、様々なドラマを紡ぎ出していきます。
残された映像や決定的瞬間を捉えた写真を、最新ヴァーチャルで立体的に再構成、
事件の“アナザーストーリー”に迫る、マルチアングルドキュメンタリー。」
というのが番組のコンセプト。今回語る3人は全員男子フィギュアスケーターだが、それぞれの立場であの連覇をどう見たのか、興味深い。
フェルナンデスは、先日引退試合に選んだヨーロッパ選手権で、見事7連覇を飾った。どんな言葉で語ったのか、じっくり聞こう
私の生活は平穏だったけど
フィギュアスケートはヨーロッパ選手権と全米選手権が重なっていたが、さらにテニスの全豪オープンでは大坂なおみが優勝して、そこへ嵐が2020年いっぱいで活動休止を発表し、、、
どっちの件も多少書きたいことはあるんだけど 忙しいからまたあとで~~~
高橋大輔、今夜はこれに出てるらしいです。
フジテレビ「アオハルTV」
“「何かに一生懸命な人≒アオハル(青春)な人」は輝いています。何歳になっても何かに夢中になっているそんな“アオハルさん”はとてもアツく、ちょっぴり変わっていて、面白いんです!”
「何歳になっても」ポイントですね。でも競技の話じゃなさそう
例年、日程が重なるんだな・・・
フィギュアスケートのヨーロッパ選手権が終わったが、今週末は全米選手権も行われている。J SPORTS 4で男子と女子は生放送しているが、両方生で見るのは厳しく まだ全米は全然見てない。
女子は13歳のアリッサ・リウが3アクセルをSP1本フリー2本成功させて優勝だそうで しかしノービス年齢なので、世界ジュニアにも出場できない。2022年北京五輪にはぎりぎり間に合いそうだ。
表彰台に乗るとき2位と3位の選手たちが手伝ってあげる140㎝、技術を保ちながら、むしろ高めながら体型変化を乗り越えていけるか、要注目だ。
男子のフリーは明日の朝だけど、、、仕事だし 全米は来週末に見ることにしよう。
・・・寝ないで両方見る体力がなくなってます
フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2019、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
ダヴィド・リュートン・ブラン(モナコ) SP:61.07(23) FS:112.54(23) 合計:173.61(24)
「It Had Be You」♪ 臙脂のジャケット。フリップ、ルッツは入らない構成だが、ループが2回転になった以外は予定通りに跳べた。軽快なジャズボーカルで、ステップでは観客から手拍子。見せ方が上手い選手。
イラクリ・マイスラゼ(ジョージア) SP:60.89(24) FS:113.54(22) 合計:174.43(23)
「アンタッチャブル」♪ 黒。4回転予定のトウループがシングルに、3フリップで転倒。でも3アクセル2本、3ルッツ+3トウなど頑張る。オイラーを挟む3連続は3つ目が跳び上がれなかった。
ジュニア5シーズン目、なんか大きくなった
グラハム・ニューベリー(イギリス) SP:61.33(22) FS:127.29(17) 合計:188.62(21)
「グラディエーター」♪ 黒とシルバー。序盤にコンビネーションジャンプ3つを続けて跳んでしまい、後半は2アクセル2つと楽にする構成。3アクセルにつけるトウループが2回転になった以外、回転不足やオーバーターンはあったが予定通りできた模様。
コレオに入る前で曲が盛り上がって、一瞬そこで終わった気になってしまったが ちゃんとコレオとスピンで締めくくる。終わってガッツポーズ。
横顔が少しブライアン・ジュベールに似てる
ルック・マイアーホーファー(オーストリア) SP:63.63(21) FS:125.37(19) 合計:189.00(20)
「What a Wonderful World」♪ 水色に白襟のシャツ。3アクセルも4回転もないが、ゆったりした曲調で、流れのある丁寧なジャンプ。3ルッツ+3トウ、3フリップ+オイラー+2フリップ(片手上げ)。後半はアップテンポに変わって、コレオでは大きなハイドロブレーディングを見せた。
183cmと長身で、まだ体をいっぱいに使えるわけではないので、棒立ちに見えるところも多いが、素直なスケーティングで好感が持てる。
イワン・シュムラトコ(ウクライナ) SP:67.26(19) FS:111.03(24) 合計:178.29(22)
「Luna」♪ ブルー。3アクセル2本とも転倒になってしまったが、3フリップ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウなど少し乱れたが頑張る。「スピンの入りが独創的」と解説・中庭健介さんが絶賛。
全身で心を込めて表現している感じで、会場も応援。
ソンドレ・オドヴォル・ボエ(ノルウェー) SP:66.03(20) FS:125.98(18) 合計:192.01(18)
「レ・ミゼラブル」♪ 白シャツに赤ベスト。「彼を帰して」の曲で、柔らかに滑りながら3フリップ、3ルッツ+3トウと決める。2本目の3フリップには1トウしかつけられなかったが、コンビネーションにして基礎点確保。
後半も3トウ+2トウ+2ループ、3ループからすぐスピンに入るなど、細かい工夫も。流れを止めることなく、美しいプログラムを滑り切った。終わって頭を抱えて喜ぶ
<G2>
マティアス・ベロフラツキー(チェコ) SP:67.40(18) FS:123.82(21) 合計:191.22(19)
「Duelling Banjos」「Down The Road」♪ ブルーに黄色の襟とカフス。“師匠”トマーシュ・ヴェルネルの名プロの曲で始まる。3ルッツ+オイラー+3フリップの予定が、ルッツ+オイラーだけで3つ目を跳ばなかった。「余裕があったのになぜ???」と解説・中庭さんが悩む +オイラーで止めると「間違った着氷」としてGOE減点、コンビネーションと認められないのだそうだ。
しかし後半2アクセル+3トウや3サルコウ+3トウなどでリカバリー。若々しい活き活きした動き。
モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP:73.04(15) FS:146.75(7) 合計:219.79(10)
「モーツァルト・オペラ・ロック」♪ フリルシャツに黒ベスト。4サルコウ、3アクセルと序盤好調。後半に4トウループ1本決めたが、2本目は2回転になったが3トウをつける。
すらっと足が伸びているとカッコいい。ベストには遠くて少し悔しそう。
アレクサンドル・セレフコ(エストニア) SP:69.94(16) FS:125.19(20) 合計:195.13(17)
「Caruso」ルチアーノ・パヴァロッティ♪ グレーと黒。アクセルはダブルにした。コンビネーションで1つ目が2回転になっても、2つ目をきっちりつけることができる。3サルコウの転倒が惜しい。
「後半スピードが落ちて、リンクの使い方が狭くなった」と解説・中庭さん。コレオで体を深く曲げたハイドロで拍手が起こる。ドラマティックなボーカルがフェイドアウトするエンディングで、すーっと滑ってきてぴたりと止めるのが素敵。
シーズンベスト更新に右手を突き上げるキス&クライ
パウル・フェンツ(ドイツ) SP:69.70(17) FS:140.26(12) 合計:209.96(15)
「Game of Thrones」♪ 茶とゴールド。目が覚めるような3アクセルから入り、4トウループに挑んで回転足りなかったが着氷。2本目の3アクセルも+2トウで決める。
今日はしっかり氷を捉えている感じの滑りで安定感があった。雄大なイーグルのコレオで締めくくった。
アダム・シャオ・ヒム・ファ(フランス) SP:76.70(13) FS:141.36(9) 合計:218.06(12)
「Take Me to Church」♪ 黒に赤のストーン。4トウループに挑み、中途半端な下り方になってしまった。しかし3アクセルをしっかり決め、4サルコウにも挑戦して両手をつく。後半に4トウ+2トウ、素晴らしい
コンビネーション予定ができなくても次できっちり取り返せる強さ。エネルギッシュなコレオで観客が手拍子。
ヴラジミール・リトヴィンチェフ(アゼルバイジャン) SP:73.60(14) FS:130.68(15) 合計:204.28(16)
チャイコフスキー「くるみ割り人形」♪ 白に紫ベスト風。4トウループは斜めになって転倒してしまったが、3アクセル+2トウを決める。2本目の3アクセルはやや危なかったが耐えた。「ジャンプに体の張りがいつもよりなかった」と中庭さん。それでも冒頭以外は大きなミスなく跳びきった。
イナバウアーやイーグル、スパイラルを組み合わせたコレオがバレエらしい。全体に美しく見せられる選手
<G3>
マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:81.41(10) FS:165.67(3) 合計:247.08(3)
クイーン・メドレー♪ 白と黒。4トウループを鮮やかに決めてスタート、彼の4トウループが完璧に決まったのを初めて見た 3アクセル+2トウ、3ルッツ+3トウは少しオーバーターン。2本目の3アクセルで手をついてしまった。しかし3フリップ+オイラー+3サルコウなど、かなり出来がいい。
キャメルスピンで、衣装の袖の縦線がいい効果。アップテンポになった3曲目、ノリノリのステップが見事で観客も熱狂 初披露のプログラム、素晴らしい!
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:78.87(12) FS:140.63(10) 合計:219.50(11)
「ラスト・サムライ」♪ 紺に黒の半纏風。4回転予定のトウループは3回転になってしまった。3アクセルが2本とも両手つきで転倒に 3ルッツ+オイラー+3サルコウなど、きれいに決めたジャンプは美しい。
ただ滑っているだけでも気持ちよく、和太鼓で勢いのあるステップはわくわくさせてくれる。
アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:79.88(11) FS:145.50(8) 合計:225.38(8)
「Tina」「Saint James Infirmary」「Cuban Pete」♪ グレーに縞々、イエローの挿し色。高さのある4トウループ、決まった 3アクセルはほぼ下りてたのにずるっと滑ってコケた 3ルッツ+3トウ、2アクセル+3トウなど、気合入っている。
途中で黒いタイをゴールドに変えて、ラテンのノリノリコレオ。バレエジャンプの高いこと!観客と一緒に楽しんだ。
ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:83.66(8) FS:150.59(6) 合計:234.25(7)
「I'm a Man」「Thunderstruck」♪ 白Tシャツに黒ベスト。4サルコウ、少し乱れた。3アクセルは+3トウに、フリップ予定を4サルコウと攻め、片手をついたが2トウをつけた 後半アクセルが1回転になったら、ループ予定のところでもう一度3アクセルにチャレンジ 転倒したが、徹底した攻めの姿勢。
疾走感のあるプログラム、彼によく合っている。さいたまで完成形を見たい。
ダニエル・グラッスル(イタリア) SP:81.69(9) FS:155.01(5) 合計:236.70(6)
「Dance Pieces」♪ 黒と赤。冒頭の4ルッツは転倒したが、4ループをきちっと下りる その後の3アクセルから、3ルッツ+3トウなど、きれいに流れるものばかりではないが、しっかり回って下りてくる。
メロディのはっきりした曲ではなく、表現が難しい曲だと思うが、果敢に挑無プログラム。
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:84.19(7) FS:136.31(13) 合計:220.50(9)
「ドラキュラ」♪ 白フリルシャツに血の痕つき。4トウループは少し乱れたが入れてきた。3アクセル+2トウは決まったが、後半の3アクセルで転倒。ルッツ+オイラー+サルコウは2-1-2になるなど「ジャンプのリズムがつかめませんでした」と解説・中庭さん。
以前より“ちょこまか”した動きが少なくなって、ベテランらしい味で見せられるようになったかな。彼にもさいたまでいい演技をしてほしい。
<G4>
マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:87.70(5) FS:128.48(16) 合計:216.18(14)
ビゼー「カルメン」♪ 黒とゴールド。4トウループは少し乱れて単独に。4サルコウで転倒。3回転が2回転になるなど、少しずつジャンプが崩れてきて、曲に全然入り込めない感じ。
「途中からリンクの中央でしか滑ってない、痛めたか」と中庭さんに心配される。せっかくロシア選手権で優勝したのに、、、復活できるか。
ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:88.02(4) FS:158.32(4) 合計:246.34(4)
「In This Shirt」♪ ベージュから黒、髭をのばして。体を横にして片手で支えるポーズから。4トウループは転倒したが、3ルッツ+3トウこらえ、滞空時間の長い3アクセルを決める。「体のバランスなどが難しい、品があって遊び心があるトランジション」と中庭さんが称賛する表現力。
ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:86.48(6) FS:130.69(14) 合計:217.17(13)
「Once Upon a Time in Mexico」♪ 赤紫シャツ。4トウループ、4サルコウと転倒。3ループは入ったが、終盤のアクセルも1回転に。最後に根性で3アクセルを下りたが、コンビネーションは結局1つのみ
ドラマチックで起伏のあるプログラムは彼に合っているんだけど、なかなかクリーンにまとめきれない・・・
アレクサンドル・サマリン(ロシア) SP:91.97(2) FS:177.87(2) 合計:269.84(2)
「The Greatest Showman」♪ 赤ジャケット。4ルッツ、空中で傾いたがうまいこと下りて、オーバーターンでまとめる。4トウループも頑張り、3アクセル+2トウ+2ループも入れてきた。ところどころ、エッジが氷にめり込みそうな、力でこらえたジャンプもあったが、大きなミスはなし。
ジャンプ以外の表現はまだまだ、、、と思うが、基礎点の高さはさすが。メダルを確定させて喜び溢れる。
ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:91.84(3) FS:179.75(1) 合計:271.59(1)
「ラ・マンチャの男」♪ クリーム色のシャツ。みんなが待っていたハビ。軽やかな4トウ+3トウ、すっと跳び上がって下りて微動だにしない4サルコウ。これが、羽生結弦が憧れた4回転だ。3アクセルも心奪われる美しさ。
フリップが抜けたがあきらめずにオイラー+3サルコウをつなげる。終盤のステップでは、みんなに別れの挨拶をするように。涙が出そうな、記憶に残るプログラム
ミハル・コリヤダ(ロシア) SP:100.49(1) FS:140.38(11) 合計:240.87(5)
ビゼー「カルメン組曲」♪ 赤に黒刺繍。4サルコウ転倒したが、4トウループがきれいに入った。3アクセルでべたっとなってしまう転倒、さらに3ループで転倒。もう4回転はやめて3トウループに、2本目のアクセルは抜けてしまった。
転倒から起き上がったとき手を振って痛そう 痛くてジャンプでうまく締められないのだ。つらい演技になってしまった・・・
結果、フェルナンデスが7連覇を達成キャリアの最後を最高の形で飾った。2位にサマリン、3位にSP10位から巻き返したリッツォ、昨季の世界ジュニアでSPフリー共に6位ながら総合3位になったのを思い出させる。
4位エイモズ、5位コリャダ、5位グラッスル、ブレジナ7位、マヨロフ8位、ビチェンコ9位、クヴィテラシヴィリ10位。若手期待のヴァシリエフス11位、シャオ・ヒム・ファ12位だった。
来季枠は、スペイン2、ロシア3、イタリア3、フランス2、チェコ2、スウェーデン2、イスラエル2、ジョージア2となった。
最後の競技大会を自分で選べて、そこで素晴らしい演技をして競技生活を締めくくることができる。なんと幸せなことだろうか
フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2019、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
アントニナ・ドゥビニナ(セルビア) SP:47.20(23) FS:73.05(24) 合計:120.25(24) 「ツゥームレイダー2」より「Survivor」♪ グレーから黒のグラデーションつなぎ。転倒やシングルになったサルコウなどがあった他、「回転不足が多い」と解説・岡崎真さん。後半はちょっと疲れが見えた。脚を高く上げるアップライトスピンの姿勢はきれいだった。
ペルニル・ソレンセン(デンマーク) SP:50.59(20) FS:81.19(23) 合計:131.78(23)
「プリティ・ウーマン」「It Must Have Been Love」♪ 赤に白長手袋。冒頭の3ルッツ転倒、着氷したジャンプもGOEマイナスが多かった。終盤3トウ+2トウ、単独3トウは頑張ったが、2アクセルの転倒は惜しい。スピンであまりレベルが取れないのは、体が硬いのかな。
ナタリー・ヴァインツィアール(ドイツ) SP:46.09(24) FS:88.49(21) 合計:134.58(21)
ヴィヴァルディ「四季」♪ 紺とピンク系、右は夜の嵐で左は春の花。3ルッツで転倒したが、次に予定を変えて3ルッツ+2トウを跳んできた。後半3トウも転倒。「後半まで体はよく動いている」と岡崎さん。
ナターシャ・マッケイ(イギリス) SP:48.20(22) FS:91.88(19) 合計:140.08(20)
サン=サーンス「ロンド・カプリチオーソ」♪ 白にグレーのテープ。ループ、サルコウ、トウ、2アクセル、2ルッツとジャンプの種類が少ない。冒頭のループが2回転になり、3サルコウ+2トウ+2ループや2ルッツ+2ループを予定通り跳んだので、最後の2ループは3回目で無効に。
ステップ途中で定番曲のメロディに手拍子。コレオで大きなスパイラル、細かい音で激しく動いて表現。
ニコル・ショット(ドイツ) SP:50.68(19) FS:98.58(16) 合計:149.26(16)
「Pas sans toi」ララ・ファビアン🎵 黒に赤のストーン。3フリップ+2トウ、3トウ+2トウと頑張る。序盤で2トウ2回を跳んでしまったので、3連続は3サルコウ+1トウ+2ループ(片手上げ)と、あえて1回転を混ぜてきた。
転倒もあったが、フランス語歌詞のバラードの雰囲気は出ていたかな
アナスタシア・ガルスティアン(アルメニア) SP:48.38(21) FS:84.25(22) 合計:132.63(22)
「Experience」「Fly」♪ グレー。冒頭は3トウ+3トウ予定、ファーストが2トウになったが3トウを頑張ってつける。3ルッツで床に伸びるような転倒 しかし影響を感じさせず、3フリップ+2トウ+2ループなど懸命に跳んできた。
終盤のステップでもスピードが落ちず、大きな拍手をもらっていた。ただ回転不足はいくつか。
<G2>
ルクレツィア・ジェンナロ(イタリア) SP:52.91(16) FS:90.19(20) 合計:143.10(19)
「ドラキュラ」♪ 黒系、裾が赤。前半に3ループ+2トウ、3ループと入れてきて、ループが得意らしい。しかし2アクセルを2ループ+2ループの3連続にする予定が続けられなかったので、3サルコウにオイラー+2サルコウと機転をきかせた。
「回転不足が」と次々岡崎さんに指摘され エンディングで口紅を手で顔にこすりつける印象的な演出。
ダシャ・グルム(スロベニア) SP:53.50(15) FS:93.79(17) 合計:147.29(17)
「Pretty Hurts」「Only the Winds」「I Was Here」♪ グレーとピンク。今大会女子で最年長。きれいに下りたように見えたジャンプで「両足着氷のような」と指摘されてしまい 2アクセルで転倒は残念。
ベテランらしい豊かな表現は魅力。
イヴェット・トート(ハンガリー) SP:54.90(13) FS:105.93(10) 合計:160.83(13)
「Tom(Redux)」「Resolve」♪ 茶系。SPで失敗した2アクセル、1本目は抜けたが後半+2トウで決めることができた 単独3サルコウや3トウ+オイラー+3サルコウなど頑張る。
最後まで精力的に動いて、やりきった涙。
ヤスミン・キミコ・ヤマダ(スイス) SP:51.21(18) FS:99.91(14) 合計:151.12(15)
「Chess」♪ シルバーと白。序盤3ルッツ転倒、2アクセルも変な下り方になってしまったが、3フリップ+オイラー+2サルコウでなんとか立て直し、後半3サルコウ+2トウなどまとめた。
コレオからステップでうまく盛り上げて、いい印象で終われた。
アニタ・オストルンド(スウェーデン) SP:52.76(17) FS:91.90(18) 合計:144.66(18)
「The Prayer」セリーヌ・ディオン&アンドレア・ボチェッリ♪ ミントグリーン。最初のルッツが2回転になったが、予定を変えて3トウをつけた。前半のジャンプはきれいに流れていたが、後半締めきれない感じで乱れたのがいくつか。最後は疲れているのがありありで
ユリア・ザウター(ルーマニア) SP:54.29(14) FS:98.86(15) 合計:153.15(14)
「Jumpin' Jack」「Circles」「Body Swing」♪ ピンクとワインカラー。元ドイツの選手。アップテンポの曲で元気よく跳んでいく。2曲目はがらっと雰囲気を変えてステップ、薄手のハイウェストのスカートが、ターンのたびにふわっとしてきれい 後半サルコウが抜けてしまった。
3曲目のコレオはキュートに踊りまくって会場をのせていった。シーズンベストにコーチと喜ぶ
<G3>
エンミ・ペルトネン SP:58.06(10) FS:111.97(8) 合計:170.03(8)
「サユリ」♪ 紫。3トウ+3トウ頑張ったが、抜けてしまったジャンプが3つほど。2アクセル+オイラー+3サルコウ、3ループ+2トウは決める。ステップは伸びやかで、コレオの長いイナバウアーとイーグルが素敵。
コーチはステファン・ランビエール、リンクサイドの表情が会場に流れて苦笑い
スタニスラワ・コンスタンティノワ SP:56.76(11) FS:132.96(2) 合計:189.72(4)
「アンナ・カレーニナ」♪ 紫。3ルッツ(片手上げ)+3トウ(両手上げ)から入り、2アクセル+オイラー+3サルコウと立て続け。SPの失敗が嘘のように跳びまくる。後半ルッツが2回転になったが、よく体が動いている。
昨季から持ち越しでおなじみのプログラムなので、観客も手拍子しながら楽しんで見ていた。
エリスカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:55.85(12) FS:110.92(9) 合計:166.77(10)
「トゥームレイダー」より「Survivor」♪ 黒系。最初に3ルッツ+2トウ(両手上げ)を決めて波に乗り、両足着氷などの小さいミスはあったが、転倒など大きいミスはなし。
終わって両手を突き上げて喜ぶ。シーズンベスト更新。
エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:59.95(7) FS:103.22(13) 合計:163.17(12)
「Admiral」「Aurora」♪ ワインカラー。今大会最年少の15歳。最初のルッツが2回転になって単独に。2アクセルも2つコンビネーション予定が1つ単独になったが、3フリップに2トウをつけるなど頑張る。
スパイラル、イナバウアー、イーグルと盛りだくさんのコレオ。
マエ=ベレニス・メイテ(フランス) SP:58.95(8) FS:118.15(5) 合計:177.10(7)
「Niah」♪ 黒にゴールド。コンビネーション予定が単独になっても、2アクセルに3トウをつけてリカバリー。3ルッツ+2トウなども入る。
大柄な彼女がリンクいっぱいに滑っていくコレオ、スプリットジャンプは迫力。
アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) SP:58.80(9) FS:105.40(11) 合計:164.20(11)
チャイコフスキー「くるみ割り人形」♪ ワインカラーのグラデーション。「金平糖の踊り」で2アクセル+3トウから、ルッツが傾いてしまった。3ループ+2トウ+2ループはまとめる。
回転不足もあったが、一つ一つ懸命にやっている。素直な感じはよい
<G4>
ロリンヌ・ルカヴァリエ(フランス) SP:63.29(6) FS:116.76(6) 合計:180.05(5)
「I'll Take Care of You」♪ 黒のスリップドレス。バラードボーカルで、雰囲気を出しながら滑る。2アクセル+3トウ、3トウ+オイラー+2サルコウなど。単独2アクセルは下りてすぐカッコいい振付につなげる。ステップはレベル4がとれた。
細かいミスがあったので、終わった瞬間は少し首をかしげて苦笑いだったが、得点には笑顔。キス&クライではブライアン・ジュベールが寄り添った。
ニコル・ライチョヴァ(スロバキア) SP:64.08(5) FS:104.95(12) 合計:169.03(9)
「ドクトル・ジバゴ」♪ 水色。フルタイムで働く社会人。ルッツで着氷が乱れ、得意の3ループ+2ループ、回転不足か。3トウ+2トウ+2ループ頑張ったが、終盤の2アクセルがクリーンに入らず
8か月休んでからの復帰ということで、まだ完璧な状態ではなかったかな。
ヴィヴェカ・リンドフォース(フィンランド) SP:65.61(4) FS:128.79(3) 合計:194.40(3)
「レ・ミゼラブル」♪ 赤。力強く滑り出し、3ルッツ+3トウをびしっと決める。ループやサルコウで少し乱れたが、3フリップや3ルッツ+2トウ、2アクセル+2トウ+2ループなど、うまくまとめてきた。
エッジにしっかり乗れている感じで、安定感がある。ステップもレベル4獲得して、終わって感極まった表情。
アリーナ・ザギトワ(ロシア) SP:75.00(1) FS:123.34(4) 合計:198.34(2)
「カルメン組曲」♪ 黒レースに赤のスカート。流れの美しい2アクセルから入ったが、3ルッツ(両手上げ)+3トウで転倒。3フリップも変な下り方になったが、2本目を根性で3連続に。(
ステップの迫力は相変わらずだが、思い通りに跳べないストレスが滲み出ている
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア) SP:72.88(2) FS:140.96(1) 合計:213.84(1)
「バーレスク」♪ 藤色。3フリップ+3トウから3ルッツ、3ループ、3フリップ、ほとんど全部のジャンプを片手上げで次々決めていく。高さはそれほどないが、解説・岡崎真さんが「いいですね」「よくコントロールされています」と言うジャンプ、回転不足がないのは大きい。
エネルギーに溢れている動きが最後まで止まらず、観客を煽りながらのコレオで踊りまくり、会場が一つに。終わった瞬間跳び上がって喜ぶ
パーソナルベスト更新でトップに立って嬉し涙、コーチのミーシン氏も大喜び
アレクシア・パガニーニ(スイス) SP:65.64(3) FS:114.26(7) 合計:179.90(6)
「ラ・ラ・ランド」♪ ブルー。スカートにスリットが入っていて、なびき方がきれい。清朝に3ルッツ、なんとか。3トウ+オイラー+2サルコウ、2アクセル、3トウ+2トウなどが入った。
終盤アップテンポで小気味いい動きのステップ、仕草が可愛い フライングで入る足換えレイバックスピンは珍しい
思ったより点が出なかったのは、回転不足だったか。
結果、優勝はサモドゥロワ、2位ザギトワ、3位リンドフォース。ザギトワ優勝でロシア勢が表彰台独占と予想されていたが、びっくりの結果になった。フィンランド選手のメダルは、2012年キーラ・コルピの銀メダル以来。
4位にSP11位から巻き返したコンスタンティノワ、5位ルカヴァリエ、6位パガニーニ。7位メイテ、8位ペルトネン、9位ライチョヴァ、10位ブレジノヴァ。
来季枠は、ロシア3、フィンランド3、フランス3、スイス2、スロバキア2、チェコ2。今回2枠だったドイツとイタリアは1枠に減った。
この大会でなければあまり見る機会がない選手が、懸命に頑張る姿、毎年のことだけど心に響く。
夕方からは男子フリー
フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2019、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)、前半は用事をしながら見てただけでグループ5から少しじっくり見た。ジャンプ名の前の数字は回転数。
<G5>
スラビク・ハイラペティアン(アルメニア) SP:59.87(26)
「Caruso」アンドレア・ボチェッリ♪ 白シャツ。3アクセルと3ルッツで転倒してしまったが、3サルコウ+3トウは決めた。「もう少し落ち着いてゆったりと」と解説・中庭健介さん。
グラハム・ニューベリー(イギリス) SP:61.33(22)
「サウンド・オブ・サイレンス」♪ グレー系シャツ。「パリの散歩道」1年目の羽生結弦の衣装にちょっと似てる 3アクセル、3ループ+3トウと着氷で乱れて両手をついてしまった。3ルッツは頑張る。
ジャンプでもう少し流れる感じがほしい。
イラクリ・マイスラゼ(ジョージア) SP:60.89(24)
「Fix You」♪ 資料には「Uptown Funk」となっているが、直前に変えたのかな? 黒にシルバー。4トウに挑戦したが転倒、3アクセルは決めた。転倒した3フリップは「軸が太くて傾いて」と中庭さん、コンビネーションにできなかった。
ジュニアとかけもちで、今季のジュニアではフリップは単独で跳ばなければならない。コンビネーションにする練習が足りなかったか。
イゴール・レズニチェンコ(ポーランド) SP:59.99(25)
「Give Me Love」♪ 黒シャツ。3アクセル転倒、3フリップで傾いたがなんとか2トウをつける。3ルッツも少し乱れた。「ジャンプ前に減速するのが消極的。ある程度スピードに乗らないと」と中庭さん。
現在の練習拠点はイタリアだそうな。
アダム・シャオ・ヒム・ファ(フランス) SP:76.70(13)
「Archangel」「Flying」「Star Sky」♪ ブルー系のグラデーション。3アクセルがきれいに入り、4トウ+2トウが決まった 3ルッツはちょっと傾いてひやっとしたが、うまくこらえる。
安定したポジションでスピン、ステップに入るところから一気に力強さを出してきた。
英文Wikipediaによると、両親はモーリシャス島の出身だそうな。いい得点でコーチのブライアン・ジュベールも嬉しそう。
<G6>
ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:83.66(8)
「Who Wants to Live Forever」♪ グレーのシャツ。高さのある4サルコウ+2トウが軽々と決まった 3フリップと3アクセルで手をついてしまったが、滑り全体としてはスピード感としなやかさがあって悪くない。
ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:88.02(4)
「Horns」♪ 黒に少し赤。4トウ、高い! 3ルッツ+3トウ決め、カウンターからの3アクセルはちょっとステップアウトしたが耐える。切れのある動きで、音をよく捉えるステップで観客を惹きつけた。
高得点&トップに立って、コーチのほうが嬉しい悲鳴
ダニエル・グラッスル(イタリア) SP:81.69(9)
「Rain」「In Your Black Eyes」♪ 白Vネック。予定では4ルッツだったが、4ループで見事成功 3アクセルはちょっとステップアウト。後半3ルッツ+3トウはやや詰まり気味だったがまとめる。
背が伸びて、キャメルスピンですらっと伸びた脚がきれい。けっこう難しい表現の振付もしっかり見せていた。
ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:86.48(6)
「Senza Parole」イル・ディーヴォ🎵 黒シャツ。4トウでわずかに手をついたが下りたところで、予定を変えて3トウをつけ、高得点を引き出す。さらに4サルコウに挑戦、やや乱れたが立った。後半に回した3アクセル、ばっちり
体を大きく使うステップも情熱的。久々にいい出来
アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:79.88(11)
「Bang Bang」♪ 黒カットソー。今回は弟と一緒の出場 4トウ決まった! 足を高く上げてから入る3アクセルは傾いて片手をついた。3ルッツ+3トウは危なかったが頑張って跳びきった。
独特の雰囲気の曲、この人はこういうタイプの曲が多い。スピン、ステップでレベル4をそろえた。
マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:81.41(10)
「Volare」♪ 白シャツ、ワインカラーのパンツ。滑らかなスケーティングで、3アクセルの流れがきれい。3ルッツはやや乱れたが、後半3フリップ+3トウはきっちり入れてきた。
一歩がよく伸びるステップはターンの一つ一つをしっかり見せる。メロウなアレンジのピアノによく合っていた。
<G7>
アレクサンドル・サマリン(ロシア) SP:91.97(2)
「Cold Blood」♪ ダークグレー。こだわりの4ルッツ、完璧に下りて3トウまで余裕 4フリップに挑んだが途中で開いてしまい、3回転の判定に。3アクセルはきれいに流れた。
4回転ジャンプ前は準備してる感がたっぷりで でもダイナミックなステップ、姿勢を工夫したスピンとオールラウンド。
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:84.19(7)
「Requiem for a Dream」♪ 紺とブルー。冒頭の4トウが素晴らしく「トリプルに見えた」と解説・中庭さん。3アクセルは少しステップアウト、3ルッツ+3トウは安定していた。
「もう少しステップやスピンでレベルとGOEが上がれば」と中庭さん、確かにステップのエッジなんかは浅い感じがしてしまう。
モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP:73.04(15)
「Bloodstream」♪ 黒に黄色など。「月の光」のメロディから始まるスローのパートで、4サルコウ+3トウ、滑らか ほぼ下りたと思った3アクセルで転倒。単独トウループが2回転になってしまって0点
ジャンプのミス以外は悪くないけど、身体の硬さが感じられる。
ミハイル・コリャダ(ロシア) SP:100.49(1)
「I Belong to You」♪ 黒で胸元に白。4ルッツは回避して、4トウ+3トウをきれいに決める。3ルッツ問題なく、3アクセルで下りた瞬間に右手をぐるん、宇野昌磨みたい
キャメルスピンを中庭さんがべた褒め、スピンとステップ全部レベル4。スピードも勢いも申し分なかった。
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:78.87(12)
「Papa Was a Rollin Stone」「Barrett Strong」♪ 黒ジャケに黄色パンツ。まだ4回転は入れない構成。3フリップはゆっくり回転しても余裕。3アクセルは懸命にこらえたが回転足りずダウングレード。3ルッツ+3トウは大丈夫。
小粋な動きで遊び心満載のステップでレベル4獲得。師匠のランビエール譲りのスピンも いつもながら見ていて楽しい。
ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:91.84(3)
「マラゲーニャ」♪ 黒。これが最後のヨーロッパ選手権。最初の動きからフラメンコの世界に誘う。4トウで前に傾いたが落ち着いて2トウをつけ、4サルコウは回転不足だったが着氷。3アクセルは軽くステップアウト。
フライングアップライトスピンが踊りのように見える。ギターの調べとステップで締めくくった。
結果、コリャダが100点越えでトップに立ち、2位に同じロシアのサマリン、フェルナンデスが3位につけた。4位エイモズ、5位コフトゥン、6位サモヒン、ロシア勢が3人ともフリー最終グループに入った。
ベテランのビチェンコ7位、ブレジナ8位、マヨロフ11位。グラッスルとリッツォのイタリア勢が9位と10位。ヴァシリエフスが12位とやや出遅れたが、フリーで挽回できるか。
フリー進出のボーダーラインはちょうど60点になった。昨年フリーに進めたレズニチェンコ、今回はまた25位
フリーは明後日、土曜の夕方(日本時間)から。フェルナンデスの最後の勇姿、見届けよう
テニス全豪オープン2019、女子シングルス準決勝で大坂なおみが勝利。全豪で日本人初の決勝進出を決めた。
日本人初だけど、大坂なおみにとっては、決勝に進むのがなんだかもう、普通な感じ オンコートインタビューでインタビュアーが"habit"(習慣)という単語を使っていた。
第2セット、何度もブレークチャンスがあったのに取り切れず、逆にちょっとした隙をつかれたようにブレークを許してファイナルセットにもつれ込んだが、相手のブレークポイントをしのぎ切ったのが勝因かな。
明後日の決勝、相手はペトラ・クビトバ(チェコ)で、今日の相手のプリシュコバと同じチェコの選手。最近チェコ女子は強い
大坂なおみ、ゆめゆめ油断せずに、どーんとぶつかれ(その前にしっかり体力を回復してね)
(フィギュアスケート記事の中で、ジャンプを回転数+名前と表記することにします。1=シングル、2=ダブル、3=トリプル、4=クワドまたは4回転と読んでください)
フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2019が開幕
最初は女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。グループ1には帰宅が間に合わず、グループ2の間に夕飯を食べてたのでグループ3から。
<G3>
アナスタシヤ・ガルスティアン(アルメニア) SP:48.38(21)
フラメンコ・セレクション♪ 黒に赤のスカート。メイクのせいか、ずいぶん印象が変わった。ジャンプ不調。
ゲルリ・リナメ(エストニア) SP:44.08(27)
「Young and Beautiful」♪ 黒。3トウ+2トウ下りて、3フリップ転倒。最後に振付のバタフライで転倒
キアラ・ファン・ティエル(オランダ) SP:44.00(28)
「サハラ・ナイト」♪ 黒に青ストーン。コーチはケヴィン・ヴァン・デル・ペレン。3ルッツ+2トウをこらえるが「踏切エッジがインサイド」と解説・岡崎真さん。3フリップでオーバーターン、2アクセルは片手をついた。
ふっくらした体型で素朴な感じ
ヤスミン・キミコ・ヤマダ(スイス) SP:51.21(18)
「Is It a Crime」シャーデー♪ 黒。3トウ+3トウ頑張るが「ちょっと(回転が)足りないですかね」と解説・岡崎さん。2アクセルはきれいだった。片手上げの3ルッツが両手と膝をついたので転倒扱いとなってしまった。
クールなジャズで素敵なプログラム。転倒はあったが、得点に大喜び。
エルズビエタ・ガブリスザク(ポーランド) SP:45.77(25)
「Big Spender」♪ 黒に赤をあしらう。きれいな3トウ+2トウ片手上げから。3ループこらえたが、2アクセルでバランスを崩した。コケットな表情が可愛い。
カミラ・ヤシェム(ノルウェー) SP:39.81(33)
オレンジ。いつも出ている双子の姉妹のアンネ・リーネに代わって出場。3ループ崩れ、3トウループも乱れてコンビネーションにできず。ウォーレイからの2アクセルは下りたが回転不足。
軽快なラテン系の曲で元気よく滑ったが、ジャンプはまとめられなかった。それにしても双子はよく似てる
<G4>
ルクレツィア・ジェンナーロ(イタリア) SP:52.91(16)
「Fifty Shades of Grey」ビヨンセ🎵 紫にゴールド。3ループ、3サルコウ(ちょこっと両足)+2トウ、2アクセルとまとめてきた。全体に穴がない感じで、スピン、ステップでレベル4をそろえた。
エリスカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:55.85(12)
「アルビノーニのアダージョ」ララ・ファビアン♪ 青と黒。3トウで少し詰まったので3でなく2トウ両手上げにした。両手上げ3ルッツで少し傾いたが持ちこたえる。2アクセルはきれい。
今日は大きなミスなく、まとまっていた。3-3にできなかった点は惜しまれる。
アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) SP:58.80(9)
「シンドラーのリスト」「Horizons」♪ グレー。3トウ+3トウがスムーズに入る。3ループもシャープ。ブラケットから2アクセルを跳んだ。しっとりした雰囲気が出せている。
ダシャ・グルム(スロベニア) SP:53.50(15)
「Bloodstream」♪ 黒のローブデコルテ風。3フリップから入り、丁寧な表現をプログラムを通して続けていた。
ナターシャ・マッケイ(イギリス) SP:48.20(22)
「小雀に捧げる歌」♪ 紺に紫のテープ。宮原知子と同じ曲 3ループで転倒したが、3サルコウ+2トウ、2アクセルで立て直す。ジャンプの締め方が肘を張って膝を曲げている姿勢で、ブルックリー・ハン(オーストラリア)と似ている。
フリー進出は決めてほっと一息。
ナタリー・ヴァインツィアール(ドイツ) SP:46.09(24)
「Caruso」ララ・ファビアン🎵 ピンク。コーチはアネット・ペッチ。3トウ+3トウ、「セカンドが少し足りない」。2アクセルと3ルッツと2度転倒してしまった。
実況アナが「体重のコントロールがうまくいってないのかも」と口にしたが、確かに以前よりコロコロしてるような いい曲を使ってるので惜しい。
なんとかフリー進出を確保。
<G5>
アニタ・オストルンド(スウェーデン) SP:52.76(17)
「Je t'aime」ララ・ファビアン🎵 落ち着いた赤。2アクセルがすんなり決まったが、ループがダブルに 3トウ+3トウはきれいに決めた。
「ジュテーム!」を繰り返す切ないボーカルと本人の雰囲気は合っていて、いいプログラムなんだけど。
ヴィヴェカ・リンドフォース(フィンランド) SP:65.61(4)
「Wishing You Were Somehow Here Again」♪ 黒。曲は「オペラ座の怪人」から。高さのある3ルッツ+3トウを決める。3フリップをちゃんと下りたのにオーバーターン、「もったいないですね」と解説・岡崎さん。後半2アクセル。
ステップでは「エッジが甘い」と指摘されていたが、目立つミスはなく、終わってほっとした表情。
イヴェット・トート(ハンガリー) SP:54.90(13)
「Uptown Funk」ブルーノ・マーズ♪ 黒と赤にあれこれカラフル。前半はスローな曲調で、3トウ+3トウ(少し回転不足)こらえる。3ルッツもなんとか。まさかのアクセル跳びそこない 曲がサビに入るところで決まったらカッコいいのに~。
踊りはキレキレなので、フリーに期待
ニコル・ショット(ドイツ) SP:50.68(19)
ミュージカル「ゴースト」より「With You」♪ 白。この選手がこの色は珍しい気がする。3ループがしっかり決まったが、3トウで乱れてコンビネーションにできず、2アクセルも転倒
平昌五輪の出場した選手、五輪デザインのペンダントをしていた。
エンミ・ペルトネン(フィンランド) SP:58.06(10)
「Caruso」♪ ワインカラー。コーチはステファン・ランビエール。3トウでオーバーターン、なんとか2トウをつけた。3ループの着氷も乱れ、2アクセルなんとか。
レイバックスピンでヘアカッターもビールマンもしないシンプルなタイプ、ヴィクトリア・ヘルゲション(スウェーデン)が得意だったのを思い出す。
ニコル・ライチョヴァ(スロバキア) SP:64.08(5)
「ある愛の詩」♪ 暗めの赤。3-3は入れず、3ルッツ+2ループから。得意の3ループ、2アクセルを決めてドラマチックなステップに入っていく。豊かな表現で魅了してくれた。
ノーミスできて嬉しそうな笑顔、この人も五輪ペンダントしてる。
<G6>
アリーナ・ザギトワ(ロシア) SP:75.00(1)
「オペラ座の怪人」♪ クリーム色にグレー。3ルッツ+3ループ(やや回転不足)、頑張った。足を高く上げるスパイラル(シャーロットスパイラル、と岡崎さんが言った)からの2アクセルを決める。後半両手上げ3フリップ、着氷で傾いたがこらえる。
スピンもステップも、一生懸命やってる感じで、以前ほど余裕は感じられない。
スタニスラワ・コンスタンティノワ(ロシア) SP:56.76(11)
「マラゲーニャ」♪ 黒い赤のストーン。冒頭のルッツが2回転の単独になって無効0点に 2アクセル問題なし。最後のジャンプを3フリップにして3トウをつけたが転倒。
終わった瞬間に顔を覆って悔し泣き。
ロリーヌ・ルカヴァリエ(フランス) SP:63.29(6)
「Maktub」♪ 黒にゴールドの中東風。3トウ+3トウ頑張り、3ルッツはオーバーターン気味。2アクセルは持ちこたえる。
だんだんアップテンポになっていく曲で、エキゾチックな雰囲気の振付をこなした。迎えたのはブライアン・ジュベール。
マエ・ベレニス・メイテ(フランス) SP:58.95(8)
「Stay」リアーナ♪ 紫にストーンたくさん。3トウ+3トウ頑張って、3ルッツは片手をつく(回転不足)。後半2アクセルは流れの中ですんなりと。
フライングから一気に姿勢を決めるキャメルスピンが特徴的。まとまった演技を見せた。
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア) SP:72.88(2)
「Nyah(ミッション・インポシブル2)」♪ 黒系スリップドレス、腕にタトゥー風。3フリップ+3トウ、片手上げでクリーンに決める。3ループ、2アクセルとジャンプは全部片手上げ、下りてすぐキックの振付など安定している。
フラメンコ調に合わせて手先をくるくる回す振付など、しっかり表現できている。「レビューの要らないクリアな演技」と、テクニカルスペシャリストの解説・岡崎さんが褒める。技術点はザギトワを上回った。
アレクシア・パガニーニ(スイス) SP:65.64(3)
「Yo Soy Maria」アストル・ピアソラ🎵 黒に赤のスカートと手袋。ゆったりした曲調で3ルッツ+3トウ、3ループと決める。腕の動きがしなやかで、蠱惑的な振付を見せてくれる。曲が激しくなっていくパートでのステップもよかった。
結果、ザギトワが女王の貫録を見せてトップに立ち、2位にサモドゥロワ、3位にパガニーニが僅差でリンドフォースをかわして入った。4位リンドフォース、5位ライチョヴァ、6位ルカヴァリエまでが60点以上。
今大会最年少の15歳で初出場のエカテリーナ・リャボワが7位と大健闘。フリーに進むボーダーラインは46点だった。
やっぱりザギトワが強いけど、サモドゥロワやパガニーニにも勢いがある。フリーも頑張れ~~~
100円で150円の商品をかすめとった、ということになるんだろうか。
コンビニで100円で購入するコーヒーのカップに、150円のカフェラテを注いだとして、男が窃盗の容疑で逮捕された。。。なるほどねぇ
私はいわゆるコンビニコーヒー、セルフで注ぐタイプのは買ったことない。深い意味はなく、たまたま。どのくらいの味なのか、1回くらい買ってみようかと思うこともあるんだけど。
職場に行けば備え付け(インスタントまたはドリップバッグ)もあるし、基本的には自分でポットに入れて持って行くから、なかなか機会がない。家の近所のコンビニで買い物するときは、すぐ帰宅するんだから、自宅で淹れればいいし
カフェラテのほうが高いから、バレなければお得だと思ったんだろうけど、ブラックで飲みたいときはなかったんだろうか。100円コーヒーもミルクは無料でつけられるのでは?
今度、あえて家からポットのコーヒーを持参せずに、コンビニのを買ってみようかしら
「映画天国」日テレ深夜の映画放送枠らしい。番組表で気づいた。
今夜は「KANO 1931海の向こうの甲子園(後編)」。。。前編は先週放送だったか
“日本統治下の台湾で甲子園出場を果たし、決勝まで勝ち進んだ野球チーム 通称“KANO”の奇跡の実話を映画化した感動ドラマ”。KANOは嘉義農林学校を略した愛称。台湾で大ヒットした映画で、飛行機の中で途中まで見たような
前半から録画したかったけど、とりあえず後半だけでも録画しておこう
錦織圭ったら、また2セットダウンから始まった
しかし、帰宅してテレビをつけたら、ファイナルセットで1ブレークアップ。第10ゲーム、serfing for the matchで、このまま勝てると思ったら、、、
ブレークバックされ、次をキープされてゲームカウント5-6。大丈夫か
キープして6-6、また10ポイントのスーパータイブレーク。心臓に悪い さらにミニブレークを先に先にされていく。5-8、ここで追いつけなかったらマジでヤバい。
サーブ2本キープ そしてカレニョブスタがラリーに耐え切れずアウト、コートにひっくり返った。8-8に追いつき、次もミスを誘ってついに錦織のマッチポイント。サービスエース
今大会2度目のスーパータイブレークでの勝利、長い試合に滅法強い。というより、長い試合が好き インタビューでは「長い時間コートにいましたね」と言われて「まだ足りないかも」だって 観客に「5時間座っているのも大変でしたね」選手が一番大変だけど
勝負を分けたかもしれないポイント。スーパータイブレーク5-8で、カレニョブスタの打球がネットに当たって跳ね、ネット前のサイドラインぎりぎりに落ちた。錦織はダッシュして鋭く返球、ウィナーになったと思った瞬間にアウトのコール。ネット前のボールがサイドアウトという判定だ。
カレニョブスタはチャレンジを要求、映像確認するとインだった。これはリプレイ(ポイントのやり直し)になってしまうのか?と一瞬がっかりしたが、主審が詰め寄るカレニョブスタに懇々と説明している。アウトのコールがあった時にはもうラリーが終わっていたと判断し、錦織のポイントにされたようだ。
納得できないカレニョブスタがスペイン語でまくしたてる。主審はスペイン語圏の人なのか、聞いてやりながらプレー再開を促していた。
このポイントは後に引きずるかも、、、という予感が当たったように、錦織が一気にポイントを重ねたのだった。
試合が終わると、カレニョブスタはさっさと会場を去ろうとする。錦織が握手を求めると素直に応じ、肩を叩いて健闘を称え合ったが、審判と握手せずに退場。観客からブーイングが起こっていた。
線審は自分の仕事をしただけなんだけど、ちょっと罪なことになっちゃったかな
とはいえ、最後に勝ちきる力、運も味方につけて、錦織は強い 明後日のジョコビッチ戦が楽しみ(仕事の時間と重なったらLiveでは見られないけど)。頑張れ~~~
卓球全日本選手権2019、男子シングルスで10回目の優勝を果たした水谷隼が、インタビューで言った。
「来年の全日本は出ないと思います」うそ~~~~~
「若手が水谷を倒さなきゃって思うだろう」「壁になる」って言いながら、全日本は出ないって、どういうこと
・・・今年は2020年東京五輪の出場権を目指して頑張って、オリンピックが終わったら第一線を退くつもりらしい。。。
昨年敗れた張本智和との再戦はできなかったが、、、あと2年弱、どう戦っていくのか。意外とオリンピックが終わっても「やっぱりもう少し」と思ったり、しないか
どんどん若手が成長している卓球界、女子では14歳の木原美悠が決勝に進んだ。最年少優勝はならなかったが、解説陣に「大物の感じがする」と言われる堂々たる戦いぶり。張本智和の妹もけっこう勝ったし、楽しみな選手が次々
ベテランも若手も競い合って、世界のトップへ行け~~~
テニス全豪オープンの会場で、選手の後ろに見える広告。以前、ワインの「杰卡斯(JACOB'S CREEK)」というのがあったが、今年は「國窖1573」。「窖」って字、初めて見たかも・・・
調べてみると、「窖」は「あなぐら」というような意味。そして「國窖1573」は白酒(パイチュウ)の銘柄だった
全豪オープンの公式サイトに、Partnersの一つとしてロゴが出ている、瀘州老窖という会社の商品らしい。“430年の歴史を誇る”とあるから、1573年の創業
アリーナの名前も、1573 Arenaというのができている。中国企業のプレゼンスがますます大きくなるオーストラリア