<Musical Baton>
海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。
音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルール。だそうです。
・・・なんと、私のようなものに回してくださる方がいらっしゃいました。
なんだか面映いですが、謹んで答えさせていただきます。
●Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
My Musicファイルの大きさは6.98GB。なんだかんだを差し引いて、6Gくらいではないかと思われます。でも、実際にパソコンで音楽を聴くことは少ないです。編集のためにとりあえず取り込んであるものが多いですね。
●Song playing right now (今聞いている曲)
なし。
ものを書くときは何も聴かないことが多いんです。家事をしながらポータブルCDプレーヤーで聴くのが主ですね。
●The last CD I bought (最後に買ったCD)
手元に届いたという点では、Big mama「It's unique」、Kenny G「At Last...」、Janice衛蘭「大哥」の3枚(まだ聴いてません^^;)。注文したという点ではカンタ3集「Persona」、ドラマ「屋根部屋の猫」OST、イ・ジョン2集「Look at me」、SG Wannabe2集、天上智喜(チョンサンジヒ)1集の5枚。韓国づいてますね。
●Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
古い順にいきましょう。
1.Elis Regina & Antonio Carlos Jobim「Aguas de Marco(三月の雨)」(cの下にカンマのような記号あり)
2.Manhattan Transfer「Nitingale in Barkley Square(バークリースクエアのナイチンゲール)」
3.蘇永康(William So)「割愛」
4.ゴスペラーズ「Promise」
5.Gigs「LaLaLa」
1は、大学に入って初めて友人の下宿へ遊びに行き、聴かせてもらったLP。学び始めたポルトガル語の魅力を感じることができました。単語やフレーズを並べ立てる歌詞なので、この曲で覚えた単語もけっこうあります^^;
2は、今のつれあいとつきあい始めた頃に流行ってたので(^^ゞ
3との出会いが、今の私を決定付けました。広東語の美しさ、歌詞の内容、12年前に聴いたときの気持ちが今でも甦ります。
4はゴスペラーズのデビュー曲で、94年12月発売。私がゴスペラーズを知ったのは97年ですが、彼らのおかげで香港を離れた寂しさから救われました。
5は、張学友が「Honey」をカバーしたおかげでパク・チニョンを知り、パク・チニョンが出るから見た番組で知りました。Panicというユニットで活躍したイ・ジョクをボーカルに、手だれのミュージシャンが集まったプロジェクト的なバンド、Gigs。韓国語の歌詞の意味は全然わからないけど、この曲には「音楽をする喜び」が満ち溢れ、聴くと元気が出ます。
●Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
あまり多くのブログ、特に音楽関係は存じ上げないので、、、それに皆さんもう回ってるようですし。
葵花的感慨 YOKUさん
このバトンは指揮棒でもあるので、終わらせるのも自由だそうです。もし興味があったら、答えてみてください。
「じいふぇんしょう?」
十数年前、単身赴任中の連れ合いを台北に訪ねた時のこと。レストランでステーキを注文したらウェイトレスにきかれた。状況からいってレアかミディアムかウェルダンを答えるところだが、初めて聞く表現だったので詳しく知りたかった連れ合いは「何て言ったの?どういう意味?」ときき返した。彼女は困って偉い人を呼びに行き、その人が丁寧に説明してくれた。やはりステーキの焼き具合を尋ねる表現で、漢字では「幾分熟?」ではなかったかと思う(間違ってたらごめんなさい^^;)。「熟情歌」のタイトルを見て、そんなことを思い出した。
林志は90年代前半に活躍した男性デュオ、優客李林(Ukulele)のリードボーカル。よく伸びる透明感のある声、広い音域、特に迫力のあるファルセットで、デビュー曲「認錯」が大ヒット。相棒の李驥が書く美しいメロディで次々ヒットを出したが、97年に解散。その理由が「家業の印刷所を継ぐから」(?!)。翌年ソロで復活したが、以来家業とかけもちらしい(担当は営業)。
ソロでは初めSonyから出していたが、今は自分のレーベル音でこつこつ作っている(ディストリビューションは全員集合という会社)。2002年の前作からはプロデュースも自分でやっている。
今回は選曲のバリエーションが広がったようだ。イタリアンポップスや韓国ポップスは前からよくカバーしていたのだが、今回はスウェーデンポップスらしき曲もある。アレンジもかなり工夫されていて、どの曲も飽きない。
すでにチャートインしている「説不出的告別」は呉慶隆のピアノとストリングスが美しい。ハープとチェロだけで切なく聴かせる「鱷魚的眼涙」(ワニの涙、悪人の偽の情けという意味がある)。彼としてはぎりぎりの低音から彼でなくては出せない高音まで駆使する、渋いジャズはBlissのGucciこと古皓の作曲だ。優客李林時代から得意とするフォークロックの「一念之間」あり、エフェクトを使ってドラマチックに歌う「眼晴不聽話」あり、、、最後は自宅のピアノで一発生録の「鳳凰花開的路口」、森山直太朗の「さくら」を彷彿とさせる友情の歌で終わる。
とにかく“いい声”の人なので、以前はその声を聴かせるための曲が多かった(地声とファルセットの境目をこの人ほど滑らかに気持ちよく歌える人はいないだろう)。しかしこの歳になって、いい意味で芝居がかった表現や、ちょっとつぶしたような歌い方もできるようになって、面白くなってきたと思う。
「葡萄は熟してはじめて酒になる/心は成熟してはじめて愛がわかる」というキャッチコピーがふさわしいアルバムだ。
熟情歌 @YesAsia.com
AERA6月6日号の表紙が宮本選手で、ちゃんとした写真のアップで見ると、なんだかえらくいい男ではないか。プロフィールによると、すでに一児の父。バーレーン戦、北朝鮮戦とつい注目して見てしまったが、試合中といい、試合後の会見といい、実にいい顔をしていた。勝手なくくり方だけど、結婚して子どもができてしばらくすると、男は急に大人になる時期がくるのかもしれない。
それはそうと、サッカー選手って、結婚が早い傾向がある。柳沢も大黒も結婚してたとは知らなかったぞ~。小野もかなり若い頃に結婚したし。平均したら絶対野球選手より結婚早いと思うんだけど、なんでだろう?
人には魂があり、その情報はDNAに乗って生まれながらに人の運命を決定している。それは必ず名前に現れる。特に祖父母の魂が人生の目的を決定する(さびしい人生を送った祖母の魂が、孫の代でそれを解消しようとする、等)。家は三代で繁栄し、三代で衰退することを繰り返す。。。
名前にはこの世に生まれなかった兄弟姉妹の分も合わせて、何番目の子どもか(第○子魂)何番目の男/女の子か(○男/女相)が必ず現れる。一番上で長男・長女だけれど、流産した兄姉がいたりすれば、第二子魂・次男相になったりするわけだ。(これは外腹・外種も含まれるので、名前から両親の過去が暴かれかねない?!)長男(相)は長女(相)と、次男は次女と、三男は三女と結婚しようとするので、そうでない組み合わせは長続きしない^^; 各家で、長男長女が継ぐ代とか、三男三女が継ぐ代というのがあり、それに合わない子どもは家を出るらしい^^;
そもそも、名前は親とか祖父母がつけたり、誰かに頼んでつけてもらったりするわけで、一生懸命考えてつけるものだ。しかし、この理論によると、魂が要求する名前しか思いつかないことになるらしい。
名前から自分がどんな運を持って生まれ、どんな人生を送ろうとしているのかを理解すれば、よりよく生きられるというのが最終的な主旨のようだ。繁栄する代に当たる人は何をやってもうまくいくから、思い切って好きなことをやればいいし、衰退する代に当たる人は、慎重に行動したほうがいい、等。まあ、それはそれでいいかも。
それにしても、この世に生まれなかった兄弟姉妹を完全に把握するのって、実際には無理があるんじゃないだろうか。男性は昔つきあってた彼女が自分の知らないうちに、、、?とか。二人の男性と同時につきあってた女性が妊娠して、本人はAさんの子だと思い込んでいたが実はBさんの子だった、なんてケースは誰も把握できない。生理が不順気味の女性は、知らないうちに妊娠・流産する可能性がある。(ビバリーヒルズ青春白書で、ケリーが妊娠したかな?と思っていたら生理が来て、なあんだ、と思ったら、偶然事故か何かで入院・検査の結果、生理だと思ったのは流産だったとわかり、かなり傷つくという話があった。)
この本によると、愛称やあだ名も、運命に大きな影響があるそうだ。私の場合、インターネットを始めてから知り合った人には、だいたいハンドルネームのHO太(ほーたい、と発音する)で呼ばれている。自分でつけたネームだけど、これは私の運命にどんな影響を与えているのか? だいたい、ローマ字の画数の出し方は? 質問のお手紙出しちゃおうかな。
この理論は一応、漢字文化圏の人はあてはまることになってるらしい(文中にペ・ヨンジュンの分析がある)。名前で書いた「○家の×代目」字を厳密に守っている家庭で、この理論がどのくらいあてはまるのか、実証してみてほしいところだ。それと、韓国では最近、名前をつけるときに音だけ決めて漢字を決めないことも多いのだそうで、そういう場合はどうやって解読するのか、それも聞いてみたいところ。さらに、魂が普遍的なものならば、あらゆる言語・文化の社会でこの現象があるはずだ。そこまで研究、、、できないだろうな、、、
兄弟と姉妹では共通の字がちがうパターンもある。「Happy Together」では次男ジソク、長女チャンジュ、次女ムンジュ(長男は父の連れ子でテプン)。末っ子(三女)はユンジュ。
韓国や中国では、「○家の×代目にはこの字を使う」というようなリストがあり、それに従って名前をつける習慣があるそうだ。「○家の×代目」なので、兄弟姉妹はもちろん、父方の従兄弟、従姉妹はみんな同じ字を使うことになる。ただ、男子と女子では違う字にする家もあり、その場合は兄弟と従兄弟、姉妹と従姉妹に共通の字があるわけだ。「宋家の三姉妹」では「宋○齢」(男の子たちはまた別の字)、アグネス・チャンの兄弟姉妹は「陳○齢」、韓国サッカー協会会長だった鄭夢準氏の兄弟は「鄭夢○」。知り合いの在日の人は「従姉妹は全員“ファ”がつきます」と言ってた。
ということは、なんでチョン・キョンファさんだけ「ミョン」がつかない? この疑問の答えは、主人の知り合いの韓国人が家族で遊びに来たときに判明した。二人の男の子を連れてきたのだが、名前をきくと共通の字がない。どうしてかきいてみたら、長男は生まれた時間帯が「○家の×代目」の字を使わないほうが良い時間帯だったので、つけなかった。次男は問題ない時間帯だったのでつけた、ということだった。キョンファさん、生まれた時間が悪かった?!
香港でもこの習慣はあることはあるが、広東語の先生にきくと「やってる家はやってるし、やらない家はやらない」ということだ。実際よりもTVドラマや映画の登場人物に多いような気がするが、こうすると人間関係がつかみやすくて便利だからかな?
大陸でも「やってる家はやってる」のだろうが、香港や台湾に比べると圧倒的に一字の名前の人が多く(一字の名前では兄弟共通にはしようがない)、よほどの旧家でない限り守られていないように思う。
日本の旧家ではしばしば「代々必ずつける字」があったり、普通の家でも父の名前から一字取ってつけたりするが、中国・韓国の伝統からすると、かなり変に見えることだろう。「○家の×代目」字を使うことは、何代目かを明らかにして、上下の世代の区別をきちんとつける意味があるわけだから、代々同じ字なんかつけたら世代間のけじめがなくなってしまう。しかし日本では、ファミリーメンバーの一員とか親子の絆という意味が優先されてきたのではないだろうか。
香港で兄弟に共通の字がついてる場合、共通でないほうの字に「阿」をつけて「阿朗」とか「阿俊」などと呼ばれる。「朗ちゃん」「俊ちゃん」という感じだろうか。家族や恋人が呼ぶと愛情が伝わってくる感じで好きだ。
今日(6月2日)放送分のあらすじには、「ギョンミンはジョンウンが妊娠したと思い、ジョンウンの父親に会いに行って『子どもができた、責任をとって結婚する』と言う」というくだりがある。放送では妊娠うんぬんは一言も出てこなかった。ただ、突然意を決して父親に会いに行ったり、ドンジュンに「女は母性に従って行動すると言いますからね」なんて牽制をしたりしていて、見ているときは深く考えなかったのだが、妊娠したと思い込んでいた設定ならよ~く理解できるわけで、、、あらすじ上はギョンミンが父親に会いに行ったと知って喜んだジョンウンだが、放送ではそのことを知らないように見えている。31日放送でも、ドンジュンがギョンミンを呼び出して「君は彼女に愛される資格がありますか?」とたずねるシーンが書いてあるが、放送では出てこなかった。
NHKの「冬のソナタ」なども、韓国で放送されたオリジナルから日本版は一部カットされていると聞く。オリジナルのDVDを買って見ると、日本版ではわかりにくかった話の流れや人物の感情の動きがよくわかるそうだ。それで日本版に飽き足らない人は、韓国版が再生できるDVDプレーヤーも買い込んで見ているとか。この「屋根部屋のネコ」も相当カットされているのではないだろうか。
実は今、「屋根部屋のネコ」香港版VCDを注文して届くのを待っているところ。カット無しの完全版かどうかはわからないが、見損ねた回も含めてじっくり見たい。ただし、セリフは韓国語で字幕は中文。意味がわからないところは、ポーズして字幕を読み、辞書引くことになりそう^^;
残すところあと2回。最終的にはハッピーエンドだろうとは思うが、次回はギョンミンとヘリョン、ジョンウンとドンジュンが真剣に渡り合うところから始まる。さて、どうなることやら?!