Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

帰りに忘れずに

2019年11月29日 08時07分21秒 | Weblog
 買わなくちゃ😍
 

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片寄涼太の衣装が

2019年11月25日 19時47分01秒 | Weblog

 フジテレビ「ネプリーグ」に今出演している片寄涼太の衣装、ピンクのニットで途中赤を入れて下が黒、どこかで見たような色の組み合わせ、、、
 羽生結弦の「ツィゴイネルワイゼン」だ

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NHK杯2019エキシビション、12時から

2019年11月24日 11時13分36秒 | スポーツ

 試合は終わった。後は楽しもう!のエキシビション
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第6戦NHK杯、例年最終日の日曜にアイスダンスのフリーダンスがあり、終わって一息ついてからエキシビションだったが、今年は金曜と土曜で全種目が終わっているので、早めに始まる。
 twitterからmixiと伝わってきた出演者一覧。


 日本からの出場者は全員、さらに全日本ノービスA優勝の森本涼雅、畑崎李果が出演。畑崎は全日本ジュニアでも4位になった実力者だ。そして!アイスダンス全日本ジュニア優勝の“うたしん”こと吉田唄菜/西山真瑚も 現地で見られる方が羨ましい・・・
 私は録画準備を整えたが、なんとテレビはつれあいが駅伝を見ると言う 例年3時ごろからだったから、十分間に合うと思ってたら、今年は12時からで丸被り。
 試合を流してくれたライブストリーミング、エキシビションもやってくれるかな

<追記>
 いつものライスト、12時になっても始まらず VPNを使ってISU Channelで見た。一方、NHKの特設サイトに一人ずつの動画がアップされているので、見逃した島田高志郎くんもバッチリ。“うたしん”吉田唄菜/西山真瑚の「ドン・キホーテ」、会場全体が手拍子で盛り上がって嬉しい 解説付きで見直したら、川口悠子さんも本田武史さんも使ったことがある好きな曲だそうで
 (NHK特設サイトの動画は、全滑走の実況あり/なしの2バージョンが見られる。実際に行った要素も表示されるが、アイスダンスはなし。演技順・競技結果か種目から演技構成をクリックすれば見られる。)
 テレビは羽生結弦の演技が始まるところでテレビが空いたので、「春よ来い」は大画面で見られた。しかしフィナーレから揃ってご挨拶まででテレビ放送は終わり。つけっぱなしだったYouTubeを見ると、羽生がどーもくん、たーちゃん、うさじいと何か打ち合わせながら共演 「へ」の字ランジなどを見せてくれた。NHKキャラのスケート技術が凄いんですけど、中の人は誰だったのか、気になる
 引き上げるときに例の「ありがとうございました!」を言おうとしたタイミングでアナウンスが入ってしまい、ズッコケてフェンスにもたれていた 途切れたところで改めて「ありがとうございましたっ」絶叫。
 来年のNHK杯は大阪だそうです

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GP・NHK杯2019男子FS

2019年11月23日 23時27分10秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第6戦NHK杯男子フリージャッジスコア)。

<前半>
コンラッド・オーゼル(カナダ) SP:70.35(10) FS:125.99(12) 合計:196.34(12)
 「レ・ミゼラブル」♪ 白シャツにブルーのベスト。4サルコウ、4トウループと下り、3アクセル+2トウも決まる。2本目の3アクセルで少し乱れたのを、オイラー+3サルコウに持っていこうとして微妙なことに 3ルッツ転倒など、後半がいまいち。
 「民衆の歌」でのステップは手拍子がもらえた。身のこなしがもう少し滑らかになるといいのかな。

アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:61.97(12) FS:135.66(11) 合計:197.63(11)
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ 白シャツ紺ベスト。冒頭の4トウループ、片手をついた。3アクセルはこらえる。2本目のアクセルが2回転になったり、3フリップ+オイラー+3サルコウが2サルコウになったり、なかなか思い通りには跳べない でも転倒など大きなミスなく、最後まで滑りきった。
 細かく動くステップとコレオが、このプログラムの見せどころ。胸にユダヤの星のペンダント、イスラエル代表の誇りかな

樋渡知樹(アメリカ) SP:64.54(11) FS:142.76(9) 合計:207.30(10)
 ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」♪ 白黒に赤青、ピエロ風。眠りから覚める振付から、4トウ単独でこらえると、4トウ+3トウをびしっと決める。3アクセルはなんとか耐えた。軽妙な動きのステップ、2本目のアクセルが1回転になってしまったが、3ルッツ+オイラー+3フリップが入った。
 大きなバレエジャンプやクリムキンイーグルのコレオ、糸が切れてくたっとなるポーズのフィニッシュ。
 本人は納得の得点だったか。

ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:73.73(8) FS:157.54(4) 合計:231.27(5)
 「シンドラーのリスト」♪ グレーのタートルネック。3アクセル+2トウが入る。4回転予定のトウループは3回転に、2本目の3アクセル転倒。しかし3ルッツ+オイラー+3サルコウの流れ、心地よい。
 手で足を持ち上げて前から後ろに上げる雄大なスパイラル、シルエットが美しいキャメルスピン。それが見られるだけでもいい

山本草太 SP:74.88(7) FS:151.39(5) 合計:226.27(6)
 「In This Shirt」♪ グレーのVネック。冒頭の4サルコウ+2トウ決まった 2本目は2回転に抜けたが、4トウループはなんとか。3アクセルでステップアウト。でも2本目に2トウがつけられた。終盤3フリップ+オイラー+3サルコウも頑張る。
 じわじわと激しさを増すステップ、一歩の伸びを解説・本田武史さんに褒められていた。

アントン・シュレポフ(ロシア) SP:71.76(9) FS:146.62(7) 合計:218.38(8)
 「シンドラーのリスト」♪ グレーの無地とストライプの切り替え。4回転はないが、3アクセル2本をきっちり決め、大きなミスなし。曲の雰囲気をしっかり出せていた。
 (隣でつれあいがあれこれ喋るのでうるさくて集中できず

<後半>
島田高志郎 SP:75.98(6) FS:137.67(10) 合計:213.65(9)
 「アーティスト」♪ ピンクのシャツ。冒頭の4トウループ、転倒。めげずに3アクセル+2トウを決める。フライングキャメルをきれいに回って出ると、軽妙な振付からステップに入っていく。後半4回転予定は3ルッツ+3トウに変えて着氷。2本目のアクセルはやや乱れたが、3ルッツ+オイラー+2サルコウ頑張る。
 明るい表情で生き生きとコレオ、回転の速いスピンで締めくくった。

ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:78.51(4) FS:168.99(2) 合計:247.50(3)
 「シンドラーのリスト」」/ラフマニノフ「前奏曲嬰ハ短調」♪ 黒からグレー、少し赤。するするっと4サルコウを決めると、3アクセルもゆったり両手上げ2トウをつける余裕。4サルコウ+オイラー+3サルコウもなんとか頑張った。
 キャメルスピンの姿勢と回転の速さは絶品。ステップもレベル4獲得、滑走姿勢の美しさも好感 高得点に笑顔弾けた

マカール・イグナトフ(ロシア) SP:78.47(5) FS:143.98(8) 合計:222.45(7)
 「トロイ」より「Remember」♪ グレーのニット。4サルコウはややオーバーターン、4トウは高さがあった。3ルッツがきれいに下りられず単独に、次にオイラー+2サルコウでリカバリー。
 後半スピードが落ちた感じで、シットスピン中に転倒してしまった。

羽生結弦 SP:109.34(1) FS:195.71(1) 合計:305.05(1)
 「Origin」♪ 紫にストーンで模様。ぐいぐいと滑りながら、4ループをぐいっとこらえて下りた 4サルコウは軽々。きゅきゅきゅっとツイズルから入るステップ、会場の手拍子が一体になる。後半4回転が2回転に抜けたが、次を4トウ+3トウにして下りる。さらに3アクセル+オイラー+3サルコウ、できることは何でも最後までやりきる。
 大きく反ったイナバウアー、腕を突き上げるハイドロ、会場を熱狂させ いつもながら豊かに表現するスピンで終わった。
 ジャンプをミスした場所を指さして苦笑い。キス&クライではプーさんをぶんぶん それでもほっとした笑顔。

ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:91.47(2) FS:158.55(3) 合計:250.02(2)
 「Lighthouse」♪ 黒にストーンで星のように。冒頭の4トウループはオーバーターンで単独に、2本目が3回転になってしまった。足を高く上げてからの3アクセルの工夫、イナバウアーからターンして3アクセル+3トウが素晴らしい 3ルッツ+オイラーのあと長く氷に足が乗った状態で滑ってから2サルコウ、3連続とは認められなかった
 最後の要素がステップ、疲れている時間帯なのに力強くのびやかでレベル4、カッコいい! 

セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:88.63(3) FS:150.42(6) 合計:239.05(4)
 「I Belong to You」ミューズ🎵 紫の濃淡。冒頭に4トウ+3トウがきれいに入る アクセルがパンクしたが、次の3アクセル+2トウが決まった。後半かなり予定と構成を変える羽目になったが、最後まであきらめずに頑張る。
 終盤曲調がロックらしくなるところで盛り上げたコレオ、ヴォロノフらしい。

 結果、優勝は誰も疑わなかった通りに羽生結弦、2位エイモズ、3位サドフスキーはGPシリーズ初の表彰台。4位ヴォロノフ、5位ブラウン、山本草太が6位。イグナトフ7位、シュレポフ8位、島田高志郎は9位。樋渡知樹は10位だった。
 羽生とエイモズはグランプリファイナル進出決定。4位以上で進出だったブラウン、3位以上で進出できたイグナトフはチャンスを生かせず。

 表彰台で3人並ぶと、2位エイモズが小柄で 羽生を真ん中に段々になった。バイオによるとエイモズは160cmだそうで、宇野昌磨と同じくらいか。サドフスキーは184cm、羽生が軽く見上げて喋っていた。
 月桂冠が安定しなくて一旦外してしまった羽生、ウィニングランではうまく載せて出てきた。こういうのは初めてだったのかな
 明日はエキシビション。恒例のインタビューコーナーは「静香の部屋」だそうです
 

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GP・NHK杯2019女子FS

2019年11月23日 19時05分34秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第6戦NHK杯女子フリージャッジスコア)。

<前半>
カイラニ・クレイン(オーストラリア) SP:55.82(10) FS:109.64(8) 合計:165.46(10)
 「Requiem For a Dream」♪ 黒にストーンたくさん。冒頭の3フリップから、しっかりジャンプを決めてきた。ルッツの踏み切りは「少しインサイド気味」と解説・荒川静香さんが指摘する。ほぼミスなくジャンプを跳び、懸命に力強く演じるステップ、ビールマンスピンで締めくくった。

マエ=ベレニス・メイテ(フランス) SP:49.77(11) FS:110.21(7) 合計:159.98(11)
 「Hometown Glory」アデル♪ 紫。冒頭に大きな2アクセル+3トウを決めてきた。3ルッツ+2トウも入る。後半3サルコウは単独でこらえ、3ルッツで転倒、ちょっと疲れたか。最後の2アクセルに2トウをつけた。
 スパイラルやゆったりエッジに乗るスケーティングのコレオシークエンスが良かった。

メーガン・ウェッセンバーグ(アメリカ) SP:44.78(12) FS:86.95(12) 合計:131.73(12)
 「The Friends of Mr. Cairo」ヴァンゲリス♪ 薄紫。両手上げのルッツは2回転に。3トウループ転倒、3サルコウ乱れる。アクセルもシングルになったが、3トウ+2トウ+2ループはきれいに決められた。しかし最後の2アクセルでまた転倒
 端正でオーソドックスな感じだが、ちょっと緊張があったかな。

ソフィア・サモドゥロワ(ロシア) SP:63.85(7) FS:119.42(6) 合計:183.27(6)
 「ロクサーヌのタンゴ」♪ 透ける黒。例によってほぼ全てのジャンプを片手上げで、3フリップ+3トウ、3ルッツ、3ループと次々決めていく。後半の2アクセル+3トウ、3サルコウ+2トウ+2ループも入った。妖艶な雰囲気で長いステップも見せる。コレオはちょっと物足りない
 ジャンプの回転不足を解説・荒川さんが心配していたら、やはり速報より技術点が下がった。

横井ゆは菜 SP:62.67(8) FS:126.87(4) 合計:189.54(4)
 「オペラ座の怪人」♪ ピンクがかった薄紫。着氷がパーン!という音とぴったり合う2アクセルから。ルッツが2回転に 鈴木明子が手直ししたステップは、一歩がよく伸びながら表情豊か。つなぎでもしっかり魅せてくれる。
 後半3サルコウ+3トウ、大きい! 3ルッツも2トウをつけた。2アクセルからが2トウ+2トウになってしまい、3つ目の2トウが無効に
 それでも最後までスピードを保って滑り切り、得点にはコーチたちと3人そろって「う~っ」と喜んだ

スター・アンドリュース(アメリカ) SP:58.92(9) FS:107.80(9) 合計:166.72(8)
 「Salome's Dance of the Seven Velis」♪ 紫にカラーストーン。コレオシークエンスで始める構成。得意なはずの3トウ+3トウで転倒。3ルッツも「踏み切りがインサイドになってしまいました」と荒川さんが指摘、転倒だった。
 スピンも少しトラベリングがあった感じ。いつもの勢いがなかったかな。

<後半>
山下真瑚 SP:65.70(5) FS:123.55(5) 合計:189.25(5)
 「セント・オブ・ウーマン」♪ 青にカラーストーンたくさん。最初の3ルッツ+3トウ、すぐ2アクセルが決まって波に乗った。3サルコウ+2トウ+2ループも問題ない。2本目の3ルッツは3トウをつける予定が2トウになったが、これは大丈夫。
 レイバックスピンをしないので、足換えなしのシットスピンをする。ステップのあと2アクセルを決めると笑顔がこぼれた

アリーナ・ザギトワ(ロシア) SP:66.84(4) FS:151.15(3) 合計:217.99(3)
 「クレオパトラ」♪ 黒にストーンたくさん。今日は貫禄 3ルッツ+3ループ、2アクセル+3トウ、両手上げ3サルコウ、ビシバシ決めていく。フライングキャメルスピン、まっすぐ伸びる軸足がきれいで姿勢より見惚れてしまった 両手上げ3フリップ+片手上げ2トウ+両手上げ2ループと後半もばっちり。
 リズムが変わって中東ムードのステップ、会場の手拍子と共に。今の力を存分に出しきった。

イム・ウンス(韓国) SP:65.28(6) FS:107.19(10) 合計:172.47(7)
 「サブリナ」♪ ベージュ。冒頭のルッツで転倒、3ループも少し乱れる。3フリップ+2アクセルのシークエンス、2アクセルで立て直せたと思ったが、後半のルッツも転倒してしまい、、、
 キャメルスピン、ビールマンスピン、きれいなスパイラルと彼女の魅力は見えたが、終わって悔し涙 泣かなくていいよ~

紀平梨花 SP:79.89(2) FS:151.95(2) 合計:231.84(2)
 「International Angel of Peace」♪ 灰緑に白の花模様。冒頭のジャンプは4回転ではなく3回転のサルコウで。3アクセル+片手上げ2トウ、スムーズ 3ルッツ問題なく、フライングキャメルはキャッチフットしてから回転速度を上げる。2本目の3アクセルも鮮やかだった。
 中東リズムのステップ、アピールたっぷりの振付をこなしながら。後半3フリップにつけた3トウはやや回転不足だったが、スパイラルやスライディングのコレオの後に3ループ、すぐレイバックスピンと流れよく最後まで。終わってガッツポーズ。
 トップに立って表彰台とファイナル確定

アリョーナ・コストルナヤ(ロシア) SP:85.04(1) FS:154.96(1) 合計:240.00(1)
 「New Moon」「Supermassive Black Hole」♪ 紫。3アクセル+片手上げ2トウ、高い 2本目の3アクセルが珍しく回転不足で乱れた。しかし3フリップ+両手上げ3トウなど、ほかのジャンプはどれも安定。しっかり跳び上がってから素早く回転するので、とてもきれいに見える。
 曲の変わり目に見せるポップな振付も可愛い。少々のミスではびくともしない高得点。

カレン・チェン(アメリカ) SP:67.21(3) FS:98.49(11) 合計:165.70
 「Illumination」シークレットガーデン♪ グレーがかった白。見事な3ルッツが入ったが、2アクセルにつけるトウが1回転に。後半転倒が続いて痛そう
 高く足を上げる美しいスパイラルは代名詞。全米までに元気を取り戻せるといいな

 結果、優勝はコストルナヤ、紀平が2位、ザギトワが3位。得点を見ると、この3人だけ別の試合をやったような 4位横井、僅差の5位に山下、大健闘 6位サモドゥロワ、7位イム、8位アンドリュース。
 この後はいよいよ男子フリー

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GP・NHK杯2019ペアFS

2019年11月23日 16時10分08秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第6戦NHK杯ペア・フリージャッジスコア)。

<前半>
タラ・ケイン/ダニー・オシェイ(アメリカ) SP:58.70(7) FS:120.03(5) 合計:178.73(6)
 「レ・ミゼラブル」♪ ピンク、グレーのベスト。3ツイストはあまり高さはないがスムーズ。3サルコウ+オイラー+2サルコウ、2アクセルをそろって下りた。スロー3サルコウは大きく流れてきれい。終盤のリフトもしっかり決めた。
 第一滑走だけど、うまく会場を盛り上げられた。

ニコーレ・デラ・モニカ/マッテオ・グアリゼ(イタリア) SP:57.55(8) FS:113.88(7) 合計:171.43(8)
 「Pilgrims On a Long Journey」「Saturn」♪ ブルーグレー、女性はつなぎ。冒頭の3サルコウは女性がステップアウト。コンビネーションジャンプは2トウ+2トウで。スロー3ループは転倒したが、3サルコウはこらえた。
 デススパイラルで難しいバックアウトを選択するのは、得意なのかな。SPでミスがあったリフトは大丈夫だった。ポジション一つ一つ丁寧に見せるペアスピンで余韻を残してフィニッシュ。

三浦璃来/木原龍一 SP:62.41(6) FS:117.53(6) 合計:179.94(5)
 「Fix You」コールドプレイ♪ ブルー。ちゃんと高さが出せる3ツイスト、3トウ+2トウ+2トウ、そろった スロー3ルッツを見事に下りる。スロー3サルコウは惜しい転倒だったが、引きずらずに2アクセルをそろえた。
 リフトはまだ細かい工夫は少ないが、きちんと姿勢を取れる。スプリットポジションから開脚のままきれいに下ろした。コレオシークエンスで盛り上げて終わる。
 得点を見て喜びのあまり叫んじゃった璃来ちゃん

アレクサ・シメカ・クニーリム/クリス・クニーリム(アメリカ) SP:63.63(5) FS:109.70(8) 合計:173.33(7)
 「Drop of Fragnance」「Experience」♪ 紫、濃紺。ふわりと空に浮かぶような3ツイスト コンビネーションジャンプは3トウ+1トウになった。3サルコウで男性が転倒、急いで追いついたところで女性が「大丈夫」という感じの笑顔を見せる。スロー3フリップ、ループともに着氷が乱れた。最後のリフトで男性が途中で下ろしてしまい、、、
 残念

<後半>
アナスタシア・ミシナ/アレクサンドル・ガリアモフ(ロシア) SP:69.00(3) FS:134.35(3) 合計:203.35(3)
 「巨匠とマルガリータ」♪ 赤と黒。スムーズな3ツイストから。スロー3フリップは回転がゆったり、高さと距離があるので余裕。3サルコウ+オイラー+3サルコウ、3トウループと鮮やか スロー3ループもきれい。
 リフトも熊ちゃん抱っこのような姿勢を取ってから下ろすなどの工夫。各要素できっちりレベルとGOEを取ってきた感じだが、滑走自体のスピード感はあんまりないような

アリサ・エフィモワ/アレクサンデル・コロヴィン(ロシア) SP:64.94(4) FS:124.40(4) 合計:189.34(4)
 「サウンド・オブ・サイレンス」♪ グレー、黒。滑らかな3ツイストから。3トウループ、3サルコウ+オイラー+2サルコウと女性が乱れそうになりながら頑張った。スロー3ループ、3サルコウともに大きくて流れがいい。「デススパイラルの女性の頭のポジションが少し高い」と解説・川口悠子さんが指摘。
 長いリフトをじっくり見せて余韻のフィニッシュ。プログラムとしていい作品!

カーステン・ムア=タワーズ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:71.21(2) FS:137.28(2) 合計:208.49(2)
 「Carry You」♪ ベージュでティアラをつけて、男性は黒。ぴしっと3ツイスト、3サルコウ+2トウ+2トウと3トウループが見事にそろった スロー3ループ、3サルコウときれいで、下りてから次に行くまでもきれい。女性が男性の首に両手をかけただけのダンスリフトなど、見所たくさん。最後まで流れの美しい素敵なプログラム。
 トップに立って、グランプリファイナル確定

隋文静(スイ・ウェンジン Wenjing SUI)/韓聰(ハン・ツォン Cong HAN)(中国) SP:81.27(1) FS:145.69(1) 合計:226.96(1)
 「Rain, In Your Black Eyes」♪ 深緑、紺。女性片手上げの3ツイストから。3トウは女性が転倒したが、スロー3サルコウの鮮やかさで忘れちゃう 女性の背中のアーチが美しいバックアウトデススパイラル。3サルコウは2人そろえ、はるか彼方に飛んでいきそうなスロー3フリップ。
 きびきびと踊るコレオだけでぞくぞくさせてくれる。スピードに乗ったリフトで締めくくる。

 結果、予想通り!隋/韓が優勝、2位ムア=タワーズ/マリナロ、3位ミシナ/ガリアモフ。この3組がグランプリファイナル進出を決めた。4位エフィモワ/コロヴィン、5位に三浦/木原 組んで3か月、初出場でこの結果は素晴らしい。6位ケイン/オシェア、7位クニーリム夫妻、8位デラ・モニカ/グアリゼと、ベテラン勢がやや不振だった。
 優勝インタビューで通訳を務めたのは、我が家のメンバーが北京で大変お世話になった友人なんか嬉しい
 次は女子フリー

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GP・NHK杯2019アイスダンスFD

2019年11月23日 14時12分02秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第6戦NHK杯アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

<前半>
カロラーヌ・スシース/シェーン・フィラス(カナダ) RD:68.39(9) FD:103.62(8) 合計:172.01(8)
 「It's Not Unusual」「Without Love」「Sex Bomb」トム・ジョーンズ♪ ベージュにゴールド、黒ジャケ。二人の距離が近いワンフットステップから、丁寧にツイズル。二人両膝をつくスライディングからステーショナリーリフト、流れがいい。
 全体に勢いがあってノリのいいダンス、2人のキャラに曲が合っていていい。

ロレイン・マクナマラ/クイン・カーペンター(アメリカ) RD:68.80(8) FD:101.41(9) 合計:170.21(9)
 「Rescue」「No Boundaries」♪ 白にピンクの花、グレーのジャケ。全体にしっとりした雰囲気で柔らかに滑る。ステーショナリーリフトは解説・宮本賢二さんに褒められていた。スピンでシット姿勢の女性のフリーレッグを男性がホールドする、独特のポジション。ツイズルは少し2人の距離が離れたが回転は合っていた。
 女性の体形がジュニア時代よりほっそりした気がする。

ソフィア・シェフチェンコ/イゴール・エレメンコ(ロシア) RD:69.59(7) FD:108.49(5) 合計:178.08(7)
 「Mechanisms」「Give Us A Little Love」「Steppe」♪ グレー。きびきびした動きを多用するプログラムで、面白い。リフトで一度下ろしてからまた上げる工夫。男性が低い姿勢で女性がキャッチフットのカーブリフト。
 キス&クライで、コーチとそろってポーズを取って、いかにも若いカップル。

王詩玥(ワン・シーユエ Shiyue WANG)/柳鑫宇(リォウ・シンユー Xinyu LIU)(中国) RD:74.73(6) FD:108.38(6) 合計:183.11(5)
 「ブラック・スワン」♪ 黒、白に黒。ステーショナリーリフトで女性が腕をふんわり広げて、これからスワンになる感じを出す。スピンは女性が仰向け男性が下向きのキャメル。男性の背中から上げて片足に乗るリフト、女性の片腕と片足をホールドしてぶんぶん回すスピニングムーブメントは今日も豪快 男女の身長差を利用する振付だ。
 ツイズルは「少し勢いがなかった」と解説・宮本さん。最後のスライディング、跪いた男性の足の下を女性がくぐるのも、このカップルならでは。
 男性も軽くメイクしてました

<後半>
ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:76.09(4) FD:116.92(3) 合計:193.01(4)
 「Voghe」「Like A Prayer」マドンナ♪ 黒とゴールド。今日も切れのある動き。ツイズル中の振付やステップのターン間の振付などが宮本さんに褒められる。男性片足で女性を宙に浮かせるようなステーショナリーリフトから、両足で速い回転のローテ―ショナルリフト、迫力

クリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ) RD:75.25(5) FD:107.01(7) 合計:182.26(6)
 「Farrucas」「マラゲーニャ」♪ 黒、女性は髪に深紅の花。ツイズルの間にスピニングのような動きが華やか。イーグルのカーブリフトからステーショナリーリフトの連続がなかなかいい。コレオは情熱的に。
 「少しスピードが合わないところがあった」と宮本さん、まだまだ伸びしろがある。

シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) RD:82.13(3) FD:115.93(4) 合計:198.06(3)
 「Space Oddity」「Life on Mars」♪ 白、黒。男性片足、女性が男性の足に手を置いて体を浮かせるステーショナリーリフト、美しい。背中に乗って下ろしてから入るツイズルがぴったりそろって「重なって見える」と解説。リフトを下ろした直後に女性が膝をついてしまった 転倒と見做されてしまった。スライディングで女性が両膝で回転までするのが豪快!

アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) RD:84.07(2) FD:124.74(2) 合計:208.81(2)
 「Primavera」「Cry Me a River」♪ 黒。最初から最後まで、非常に滑らかでスムーズなスケーティングが心地よい。スピンでは女性のキャメルの軸足に男性が手をかけてシット姿勢。コレオツイズルで得意のシット姿勢を見せ、そのままステーショナリーリフト。
 しっかり力を出してシーズンベスト

ガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン(フランス) RD:90.03(1) FD:136.58(1) 合計:226.61(1)
 「Find Me」♪ 黒にシルバー。中央から端まで一気に行くローテ―ショナルリフト、さらさらと流れるツイズル。男性が低い姿勢で仰向けに、上に女性が重なるスライディング。
 技術的なことを考えるより、ただその世界に浸りたい・・・
 世界最高得点を更新

 結果、優勝はパパダキス/シゼロン、2位ステパノワ/ブキン、3位ギニャール/ファブリ、4位フィアー/ギブソン、5位に王/柳が入った。
 優勝インタビューで「みなさん、きょうは、ありがとうございます。さっぽろ せかいじゅう だいいち すきです。よろしく おねがいします。」シゼロンが可愛らしい日本語でコメントしてくれた
 次はペア・フリー

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全日本ジュニア2019男子フリー、美しくて凄くて

2019年11月18日 14時17分31秒 | スポーツ

 グランプリシリーズのロステレコム杯の週なのに、そっちのけ
 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2019、“うたしん”“あゆみつ”を会場に見に行くことはできなかったけど、西山真瑚くんは男子フリーのBSフジ放送で見られた
 動き始めた瞬間に表情は曲の世界に。体をいっぱいに使い、腕や上半身で表現、指先の動きにも意味がある。スピードに乗ってエッジが大きくグライドして、スケートが鮮やかに伸びていく。4回転も3アクセルもないが、作品としての豊かさは心躍るものだった。曲が「エデンの東」だけに、どこか町田樹の演技を思わせる。
 フリー8位111.35、総合9位175.94。納得した顔だった。全日本推薦の目安となる6位までは7.63点、後半シングルになったアクセルがダブルで跳べたり、2回転になったトウループが3回転でコンビネーションにできていれば、あるいは届いたかもしれないが、、、さすがに厳しいか
 技術点は下から数えたほうが早い41.55だけど、演技構成点は全体で2番目の69.80、これもフィギュアスケートの一つの形。
 そして最終グループ、4番目に出てきた鍵山優真くんは、圧巻だった。登場するときは緊張した顔だったが、動き出せば一変する。スピードに乗って4トウ+2トウ、まったくブレがない。2本目の4トウは回りすぎそうになるのをうまく抑えた。3アクセル+オイラー+3サルコウも乱れなし。
 ゆったりしたリズムのステップは、一歩をしっかり見せながら、振付でもアピール。レベルは2だったがGOEは取れた。そして3フリップ+3トウ、3ルッツ、最後は「根性で下りた」という3ループ。跳びまくっただけでなく、動き全体が曲と一体化して、最後まで疾走 あっという間だった。何より、表情が明るくて楽しげで、惹きつけられる。ジュニアグランプリシリーズからぐっとブラッシュアップされて、最高のパフォーマンス
 終わってガッツポーズの本人と、涙をこらえる父(コーチ)。ニュース記事のコメントには、父・鍵山正和の選手時代を記憶している人の書き込みがいくつかあって、「父譲りの柔らかい膝」「よく似ている」など。アルベールビル、リレハンメル五輪代表で、1994年世界選手権6位を最後に引退したそうで、伊藤みどりや佐藤有香と同じ世代になるようだ。
 全日本では、ショートプログラムにジュニアでは入れられない4回転を入れるという鍵山くん。フリーで羽生結弦や宇野昌磨と同じグループになるかも? もしかすると高橋大輔も?! 本気で表彰台を狙っている感じ。年齢とミニマムテクニカルスコアでシニア出場条件をクリアしているので、成績次第で四大陸選手権派遣もあるかもしれない。
 まずはジュニアグランプリファイナルが待っている。今季ジュニア最高得点をマークしているダニール・サムソノフを今大会で上回ったが、国際大会ではないので とはいえ、ほとんど差がないところまで来ているから、勝負になる。楽しみ
 そのファイナルに一緒に進出が決まっている佐藤駿のフリーは、4ルッツに挑んでダウングレード。6分間練習できれいに下りただけに、本人はキス&クライで悔し涙 しかし後半3アクセル+3トウを決めるなど、決して悪くはなかった。ファイナルで自信を取り戻しておくれ

 ちなみに、現在高1の鍵山優真と佐藤駿は、羽生結弦と9学年違う。羽生が注目され始めたころ、高橋大輔と9学年違う~と思っていたから、、、時の流れを感じる
 女子は見事3アクセルを成功させて優勝の河辺愛菜しか放送されなかったが、再放送ではどうかな? 11月24日深夜1:55から地上波フジテレビで放送予定(関東ローカル)。女子の上位陣、うたしん&あゆみつも放送されるといいな

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西山くん、注目されてる

2019年11月17日 16時25分47秒 | Weblog
 mixiからいただいた情報。全日本ジュニアに出場している西山真瑚くん、ニュースでも取り上げられているそうで。
 アイスダンスで優勝した上に、男子ショートプログラムでは8位につけている。今夜6時からBSフジの放送でフリーが見られそう😍
 優勝争いも楽しみ❗鍵山優真が逃げ切るか、木科雄登、佐藤駿の逆転があるか❔
 今、出先なので、早く帰って見なくちゃ📺
 
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二刀流でどこまで

2019年11月16日 17時20分30秒 | Weblog
 フィギュアスケートのグランプリシリーズは第5線ロステレコム杯開催中。宇野昌磨、宮原知子、白岩優奈、横井ゆは菜が出場している(今夜のフリー頑張れ👊)。
 国内では、全日本ジュニア選手権が開催中。上にリンクしたのは、開会式の後に行われたアイスダンスについての記事。“午後8時の競技開始、2組だけの演技にもかかわらず、仕事帰りのファンたちが走って会場入りするなど両カップルへの期待の大きさを物語った。”
 私も行きたかった❗仕事が全然終わらなくて、それどころじゃなかったけど。結構な数の観客が入ったようで、めっちゃ嬉しい😆
 今日はフリーが行われ、見事優勝のうたしん。おそらく世界ジュニア選手権の代表になるだろう。
 男子にもエントリーしている西山真瑚くん、ブロック・東日本を勝ち抜いての出場だから、たいしたものだ。このあと男子ショートプログラムだが、男子で6位以内に入ると全日本?!
 国の代表レベルで二刀流の選手には、オーストラリアのアンドリュー・ドッズがいる。男子で四大陸、アイスダンスで世界選手権に出場している。
 西山くんがどこまで行けるか。どちらかといえば、ダンスに専念してほしいけど…今はチャレンジの時期かな。頑張れ👊😆🎵
 
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洗濯機が壊れちゃった

2019年11月15日 08時21分32秒 | Weblog
 土曜日、寝坊を楽しんでいた私は息子たちに起こされた。
 早起きした次男が洗濯してくれたのだが、「ヤバいのとになってる」。何が起きた?
 行ってみると、長男が何かを拾い集めている。ポケットにティッシュでも入っていたかと思ったら、銀色の小さな粒。洗濯槽をきれいにする効果があるというので入れていた、マグネシウムの粒のパックが破れて中身が飛び散ったらしい。
 そして、ドラム式洗濯槽の奥についていたプラスチックのパネルが外れ、マグネシウム粒が隙間に入り込んでいる。取ろうとしたが、取りきれない…
 これはもう、無理😓
 12年半も働いてくれた“ぬーぼー”もさすがに寿命ということだろう。
 月曜、仕事の帰りに息子たちと合流してヨドバシへ。つれあいは安いのを買うように言っているので、あまり高いのは買えない。最新式のは40万もするけど⁉️
 ドラム式ではない全自動で乾燥付きのがいろいろ出ていたが、やはりドラム式が楽なので、買い換え割引なども考慮しつつ、決定。最近は次男が洗濯することも多いので、彼の意見が決め手になった。
 しかし「配送が混んでまして」届くのは来週。とりあえずコインランドリー通いが(主に次男が)続く。
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漢字がないと・漢字さえあれば

2019年11月11日 02時20分00秒 | ××語

 スポーツの大会を見て興味を持った選手について、詳しく知りたくなったらどうするだろうか。日本人なら日本語で検索すると思うが、外国人選手だったら? 日本語で出てくる情報で物足りないとき、英語でも検索してみたりしないだろうか。凄い活躍をした選手が母国でどんな報道されてるのかな?とか思ったら、その選手の母国語(ロシア語とか)でも検索しないかな?
 何しろ今は翻訳アプリが発達してるから、一言もわからない言語だったとしても、おおよその意味くらいはつかめる。もちろん、自分が理解できる言語なら、勉強も兼ねて一石二鳥
 そして今や日本には、相当な数の外国人が暮らしていて、そのうち相当な割合を中国系の人が占めている(たぶん)。日本のテレビで母国のスポーツ選手が活躍しているのを見て、「この人初めて見たけど、どんな選手?」と調べようとしたとき、立ちはだかる壁・・・
 名前の漢字表記がわからないと、検索しようがない
 国際大会では、選手の名前はローマ字表記される。欧米人(漢字を使わない国々)の名前は、日本のテレビだとカタカナ表記で表示され、カタカナ発音で実況される。国際映像ならローマ字表記が出る時間があるから、それを見れば英語などで検索するのは容易だろう。ロシア語などはラテン文字から変換しないといけないけど、一応法則があるらしいので、個人の特定はそれほど難しくないと思われる。
 中国語のインターネットでは、ローマ字表記での情報はとても少ないので、調べるならなんとか漢字を特定したい。ところが中国人名のローマ字表記は、姓名情報のほんの一部 同じ発音の漢字がたいてい複数あるし、声調(音の高低上がり下がり)が違えばさらに候補の漢字が増える。姓1文字名2文字だったら、考えられる組み合わせが凄い数に どうやって特定する?
 漢字さえ画面に出てくれば、それで検索できる。中国の簡体字を日本のスポーツ中継で出すのは難しいだろうが、日本の漢字から簡体字への変換は簡単にできるので問題ない。
 しかし、、、日本のテレビ局の中には、“外国人の姓名は中国人も含めて全部カタカナ”という主義で一貫しているところがある。中国語の音は(ほかの外国語もだけど)カタカナでは表しきれないので、どんな名前なのか全く見当がつかなくなるんだけど さらに1字姓・1字名の人が英語式に名→姓の順で読まれると、どっちが姓でどっちが名かも判断しづらくなってしまう 姓にも名にも使われる字はけっこうあるのだ。
 そして、この方式に慣れたファンの皆さんは、逆に漢字表記や漢字の日本語読みで放送されることに違和感を覚えるようで 日本語読みが失礼だと感じるのかもしれないが、カタカナに直しても正確に表すのは無理があり、、、漢字を見れば正確な発音はわかるので、どっちでもいいんじゃないかと(たぶん)
 今週末開催されたフィギュアスケート・グランプリシリーズの中国杯で、閻涵(エン カン)という表記と発音に異論が出ていたが、ローマ字表記のHan YANを英語風にハン・ヤンとして漢字表記がなかったら、、、?
 どっちが姓かわかりづらい。そしてヤンに相当する姓は楊や陽などで閻は思いつかない。YAN(イエン)と発音する姓は厳も顔も延もある。閻涵(イエン・ハン)の表記なら完璧なんだけど。
 「全部カタカナ」主義のテレビ局も、読み方は原語のカタカナで構わないから、漢字を併記してくれないかしら
 一方、中国で自分の名前が中国語読みされることに反発する日本人も少なくない。しかし中国語の人にとっては、漢字は見た瞬間に音が口から出てくる、つまり表音文字でもある。(複数の発音がある漢字も存在するが、基本的に意味によって使い分けるので、姓名では混乱しない。)
 日本人の名前を正しい漢字表記で覚えようと思ったら、まず中国語読みになってしまうんだろう。日本人も中国人名をとりあえず日本語読みで覚えることが多いのでは?
 今回の中国杯では新しい試みが 6分間練習前の選手紹介のとき「ほんだ・まりん」「みやはら・さとこ」と発音していた。日本のアニメやゲームで日本語に興味を持つ人が増え、日本人名は姓→名の順であることも、漢字の中国語読みとは全然違う発音になることも、今は一般に知られている。「本田真凛(べんてぃえんじぇんりん)って日本語でこんな発音なんだ~」と覚えてくれたかな
 滑走前のコールは、おそらく国際大会の基準に従って、開催国言語→英語。「日本(りーべん)選手(しゅえんしょう)、本田真凛(べんてぃえんじぇんりん)」「Representing Japan, Marin Honda」の形だった。ちなみに日本開催の場合、外国人選手は選手の国の言語の発音(できるだけそれらしく)で名→姓の順、日本人選手は姓→名の順で統一されているようだ。なので閻涵選手は「ハン・イエンさん、中国」というアナウンスになる。

 中国人選手の姓名紹介は漢字+中国語読みのカタカナ表記で統一されたらいいのに、、、と長年思っているのでした

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GP中国杯2019ペアFS

2019年11月09日 23時42分13秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第4戦中国杯ペア・フリージャッジスコア)。

<前半>
唐菲遥(タン・フェイヤオ Feiyao TANG)/楊泳超(ヤン・ヨンチャオ Yongchao YANG)(中国) SP:61.85(7) FS:110.68(7) 合計:172.53(7)
 「ザ・グレーティスト・ショーマン」♪ 濃紺、赤。3ツイストはきれいにはまる。3トウで詰まった男性と下りた女性がぶつかりそうになるアクシデント。2アクセルは女性が転倒。スロー3ループと3サルコウはきれいに決まった。
 キャリーリフトの安定感、逆回転を入れるリフトもしっかり工夫して下ろすなど、ペアの技術は若手ながら高い。

リョム・テオク/キム・ジュシク(北朝鮮) SP:60.50(8) FS:119.05(4) 合計:179.55(5)
 「Fly High, Doves」♪ 白、群青。女性はつなぎではない、普通のワンピースで女らしい雰囲気に。3ツイスト流れよく、3トウ+2トウ+2トウをそろって決める。スロー3ルッツばっちり、サルコウは少し両足だったような
 リフトの上げ方は少し力ずくっぽいが、上げれば美しい姿勢を保つ。キャリーから逆回転、順回転とつなげたリフトは迫力があった

タラ・ケイン/ダニー・オシェア(アメリカ) SP:64.08(5) FS:114.71(6) 合計:178.79(6)
 「レ・ミゼラブル」♪ ピンク、クリーム色シャツに薄茶ベスト。3ツイストの投げ方が他のペアと違う感じで、ちょっと不思議 3サルコウ+2トウ+2トウ、2アクセルと2人とも下りた。スロー3サルコウからデススパイラル、ペアスピンとシームレスできれい。
 アイスダンスみたいに肩に乗せるコレオ。スロー3ルッツは転倒したが、リフトは安定感があった。

アリサ・エフィモワ/アレクサンデル・コロヴィン(ロシア) SP:63.97(6) FS:106.22(8) 合計:170.19(8)
 「サウンド・オブ・サイレンス」♪ グレー、黒。3ツイストは比較的縦姿勢の回転。3トウ、3サルコウとソロジャンプは女性が転倒。スロー3ループは沈み込んだ姿勢の着氷に。スロー3サルコウはきれいに決まって大きな拍手をもらった。
 つなぎの滑走中にまた女性が転倒してしまったが、キャッチフット姿勢を作ってから上げるリフトをしっかりこなして締めくくった。

<後半>
ニコーレ・デラ・モニカ/マッテオ・グアリゼ(イタリア) SP:64.24(4) FS:118.64(5) 合計:182.88(4)
 「Pilgrims On a Long Journey」「Saturn」♪ グレーがかったブルーのつなぎ。3サルコウは男性がステップアウト。3ツイストは無難に、コンビネーションジャンプは2トウ+2トウになった。スロー3ループは入ったが3サルコウ転倒。
 全体の流れは悪くなく、ベテランらしい味わいがある。

彭程(パン・チェン Cheng PENG)/金楊(ジン・ヤン Yang JIN)(中国) SP:68.50(3) FS:131.47(2) 合計:199.97(2)
 「Cloud Atlas」♪ グレー系。冒頭のサルコウは2回転に変更して成功。3トウは男性がステップアウトしてセカンドがつけられず。3ツイストはいずれ4回転もできそうな高さが出る。
 スロー3ループは低い姿勢でこらえ、3サルコウは素晴らしい高さで着氷後手を合わせるところまでの流れが完璧 ペアスピンで背中で手を組んだり、つなぎで離れたり近づいたりの振付、個性が出てきた。後半そろってスピードのある滑走もペアらしくて盛り上がった。

リュボフ・イリュシェチキナ/シャルリ・ビロドー(カナダ) SP:68.98(2) FS:121.75(3) 合計:190.73(3)
 「Je voudrais voir la mer」♪ ブルー、黒。3ツイストは問題なく、3トウ+2トウは少し乱れる。スロー3フリップはすぐフリーレッグをついてしまった。
 やはり圧巻は腕支持逆立ち姿勢のリフト、キャリー・順回転・逆回転とリンクいっぱいに使ってフィニッシュ。

隋文静(スイ・ウェンジン Wenjing SUI)/韓聰(ハン・ツォン Cong HAN)(中国) SP:80.90(1) FS:147.47(1) 合計:228.37(1)
 「Rain, In Your Black Eyes」♪ 緑、青。離れたところから近づいて抱え込む振付から。3ツイストはレベル4で女性は片手上げ。3トウ+2トウがきれいにそろう。スロー3サルコウ、3フリップと高さ流れが半端ない。サルコウで男性が2回転になったが、手首の動かし方が独特の振付で魅せるコレオ(ダンスのコレオステップみたいにジャッジ席に迫ってくる)でぞくぞく
 リフトも疾走感を持ってぐいぐいと、鮮やかに下ろしてフィニッシュ。

 結果、当然のように隋/韓が優勝、2位に彭/金、3位にイリュシェチキナ/ビロドー、結成1年目でGP表彰台と結果を出した。4位デラ・モニカ/グアリゼ、リョム/キムがSPから順位を上げて5位、ケイン/オシェアが1つ下げて6位。GPデビューシーズンの唐/楊は2大会ともに7位だった。これから伸びていけるかな。
 今大会は資生堂が冠スポンサーということで、表彰式では資生堂から記念品が贈られている。重慶では初めてのGPシリーズ開催だったが、観客は全体に静かだった
 明日の午後エキシビション

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GP中国杯2019男子FS

2019年11月09日 22時02分11秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第4戦中国杯男子フリージャッジスコア)。

<前半>
曹志禕(チャオ・チーイー Chi-I TSAO)(台湾) SP:64.07(12) FS:122.75(11) 合計:186.82(12)
 「House of the Raising Sun」「I'll Take Care of You」♪ 赤。冒頭の3アクセルは転倒したが、2本目をきっちり下りて2トウをつける。その後も慎重にジャンプを跳んできた。
 あまりスピードが出ず、ジャンプ前は後ろを見て位置を確認するのが気になるが、スピンの基本姿勢などを丁寧に見せるのがいい。滑り終わってほっとした表情。

コンラッド・オーゼル(カナダ) SP:72.22(10) FS:120.38(12) 合計:192.60(11)
 「レ・ミゼラブル」♪ 白シャツにブルーのベスト。冒頭のルッツは4回転?ではなく3回転。4トウ1本目は乱れたが、2本目はオーバーターンで耐えて2トウをつけた。アクセル1本目は中途半端な下り方になってしまい、2本目は転倒。。。
 「民衆の歌」のところ、もう少し勢いがあるといいな

チャ・ジュナン(韓国) SP:69.40(11) FS:152.86(6) 合計:222.26(6)
 「The Fire Within」♪ ベージュ。4トウ、下りた 4サルコウ、3ルッツ+3ループは少し着氷が乱れる。3アクセルが1本決まると、2本目も難なく入った。3フリップ+オイラー+3サルコウと後半も安定。
 きれいなカーブを描くイナバウアーで会場を沸かせ、大きなスパイラルに繋げるコレオ。ツイズルからの3ループがきれいだった。レイバック姿勢を入れたスピンでフィニッシュ。
 ちょっと回転不足が多い・・・

アンドレイ・ラズキン(ロシア) SP:74.31(8) FS:135.70(10) 合計:210.01(10)
 「アランフエス協奏曲」♪ 暗めの赤。振付はブノワ・リショー。4ルッツに挑んだが回転不足で乱れた。4トウ転倒、3アクセルは下りた。もう一度4トウに挑戦、フリーレッグを引きずる感じでぎりぎり立って1トウをつける。3フリップ+オイラー+3サルコウと頑張った。
 ギターの細かい音に合わせていくステップ、雰囲気出せていた。

ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:73.96(9) FS:146.35(7) 合計:220.31(7)
 「シャーロック・ホームズ」♪ 白シャツ紺ベスト。冒頭のジャンプは4トウに変えて成功 次のサルコウは2回転に。3アクセルに両手上げ2トウを繋げる。ステップに続く3ループがきれいに入ったが、2本目のアクセルでパンク。もう1本3アクセルを跳んで取り返した! 3ルッツ+オイラー+3サルコウはなんとか。
 コレオに入る前の振付でアピール、挌闘場面らしいコレオ。全体に丁寧に取りにいった感じ。

田中刑事 SP:74.64(7) FS:158.98(5) 合計:233.62(5)
 「シャーロック・ホームズ」♪ 白シャツ濃紺ベスト。同じ曲が続くことになった。4サルコウ+2トウ、決まった 2本目はきれいに3回転に 3アクセル+3トウはしっかり入る。後半4トウはステップアウトで手をついた。アクセルのパンクが 3ルッツ+オイラー+3サルコウはまとめる。
 芝居っ気たっぷりのケリーとはまた違う、滑りのダイナミックさで見せるホームズ。

<後半>
カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:78.92(4) FS:139.75(9) 合計:218.67(8)
 「ラスト・エンペラー」♪ ブルー。4トウ予定が3回転に、3アクセル転倒、ループが2回転と序盤のジャンプは安定しなかった。3ルッツ+オイラー+3サルコウを根性で下りる。後半の3アクセル+2トウがビシッと入り、終盤の3フリップ+2トウも決まって少し印象が良くなった。
 お母さんがタイ出身ということで、東洋的な風貌なのでこの曲は似合う。

キーガン・メッシング(カナダ) SP:76.80(5) FS:160.56(3) 合計:237.36(4)
 「November Rain」♪ 黒。冒頭のルッツは3回転にした。4トウは片手をついたが立つ。3アクセル+2トウはきれいに決まり、スライドからツイズルに続けてシットスピンがいい流れ。後半4トウは手をついたが頑張って2トウをつける。3アクセル転倒が痛い
 大きく傾けたイーグル、ハイドロのコレオで会場を沸かせた。スケーティングそのものが魅力。

張鶴(ジャン・ハー He ZHANG)(中国) SP:76.03(6) FS:141.39(8) 合計:217.42(9)
 「Skin」「Another Love」♪ ブルーのグラデーション。GPシリーズは2年ぶりの出場。3アクセルやや乱れ、2本目は+3トウで決める。3ルッツも2本入ったが、2アクセル+オイラーのあとは2サルコウに。
 後半曲が変わったところでのステップ、頑張っていた。

金博洋(ジン・ボーヤン Boyang JIN)(中国) SP:85.43(2) FS:176.10(1) 合計:261.53(1)
 「The Path of Silence」「Yellow Moon」♪ 黒にストーンでラインたくさん。4ルッツが鮮やかに決まった 4トウ+2トウも入ったが、2本目は2回転に。3アクセル+オイラー+3サルコウ頑張る。後半の3ルッツ+3トウもしっかり入った。
 ジュニアの頃に比べるとスピンもちゃんと見せられる。フィニッシュポーズを取る直前にバランスを崩したが、、、転倒扱いになってしまった でも全体にいい出来

閻涵(イエン・ハン Han YAN)(中国) SP:86.46(1) FS:162.99(2) 合計:249.45(2)
 「ラ・ラ・ランド」♪ 黒シャツ、髭をたくわえて。空中を歩くような3アクセル+3トウ、素晴らしい 2本目の3アクセルも問題ない。ほかの3回転ジャンプも高さ、距離、流れと文句ない美しさ。
 ポケットに手を入れてクロスロールなど足元の動きで見せるコレオ、曲とぴったり。終盤も一歩がよく伸びて、スケーティングがきれいだった。
 復活の大会でメダル確定

マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:81.72(3) FS:160.16(4) 合計:241.88(3)
 「Galicia Flamenca」♪ 臙脂シャツに黒ベスト。振付はマッシモ・スカリ。スムーズな3ループから、4トウも滑らかに決める。3アクセル+3トウも鮮やか。めりはりのあるステップは背筋がピンと伸びてフラメンコらしい振付で魅せる。
 後半3アクセルで転倒したのが惜しかったが、3フリップ+オイラー+2サルコウ、3ルッツと立て直した。細かい音でクライマックスに向かうコレオはきびきびした動き。いいプログラムになりそう
 3位になってガッツポーズ

 結果、優勝は地元中国の金博洋、意外にもGPシリーズは初優勝。2位も中国の閻涵、素晴らしい復活を飾った。3位リッツォ、昨年のNHK杯と2年続けて3位獲得。
 4位メッシング、田中刑事が5位。チャ・ジュナン6位、ケリー7位、プルキネン8位。この大会でファイナル進出を決める選手は出なかった。
 次はペア・フリー

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GP中国杯2019女子FS

2019年11月09日 19時31分36秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第4戦中国杯女子フリージャッジスコア)。

<前半>
カイラニ・クレイン(オーストラリア) SP:53.01(10) FS:96.82(10) 合計:149.83(10)
 「Requiem For a Dream」♪ 黒にストーンきらきら。コンビネーションジャンプのセカンドが1回転になったり、回転不足があったり。この選手にしてはシリアスな雰囲気の曲なので、ちょっと弾け足りないかも

陳虹伊(チェン・ホンイー Hongyi CHEN)(中国) SP:49.44(11) FS:105.68(8) 合計:155.12(9)
 「Dance for Me Wallis」♪ 青緑。冒頭の3トウ+両手上げ3トウを流れよく決めると、2アクセル+オイラー+両手上げ3サルコウ、3ループと立て続けに決める。後半少しスピードが落ちて3ルッツで乱れたが、2本目の3ルッツに2トウをつけて頑張る。大きなスパイラルのコレオで会場が沸き、美しいレイバックスピンで締めくくった。
 中国では「火苗」と呼ばれているらしい

チェ・ユジン(韓国) SP:48.75(12) FS:82.73(12) 合計:131.48(12)
 リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」♪ 紫に赤とゴールド。3フリップ、3ルッツと転倒してしまったが、3ループはなんとか。2アクセルは単独に、さらにフリップで転倒。終盤疲れが見えてつらそうだったが、最後までがんばった。

イー・クリスティ・リョン(梁懿)(香港) SP:53.90(8) FS:103.57(9) 合計:157.47(8)
 「シルク・ドゥ・ソレイユ」より「Reveil」「Seisouso」♪ ワインカラー。冒頭の3ルッツは単独に、3フリップ、3ループと決めていく。丁寧に各姿勢を見せていくレイバックスピン。アクセルが変な1回転になってしまった 落ち着いてステップを踏み、2アクセル+オイラー+3サルコウが入った。最後の3フリップはオーバーターンしたが片手上げ2トウをつける。
 最後はコンビネーションスピンの2連続だが、しっかりレベル4を獲得。スパイラルでもう少し表情をつけれたらいいと思う

ユ・ヨン(韓国) SP:61.49(7) FS:130.32(4) 合計:191.81(4)
 「エビータ」♪ ブルー。3アクセルに挑んで転倒したが、3ルッツ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、2アクセル+3トウなどシャープに決めてきた。アップテンポのステップは、ちょっと音と動きを合わせるのが難しそう 大きなイナバウアーのコレオがクライマックス。

朱易(ジュー・イー Yi ZHU)(中国) SP:53.19(9) FS:86.44(11) 合計:139.63(11)
 ガーシュウィン「F調の協奏曲」♪ 紫。3ループ+2トウ、3ループはよかったが、3トウの転倒やアクセルのパンクなどがあって、実力は出せなかった感じ。全体にスピードが出ていないので、もっと体力をつけないといけないのかな

<後半>
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア) SP:63.99(5) FS:121.30(5) 合計:185.29(5)
 「ロクサーヌのタンゴ」♪ 黒。ジャンプの高さはあまりないが、予定通りきっちり跳んできた。2アクセル、コンビネーションのセカンド・サードの2回転ジャンプ以外は全て片手上げで跳んだ。
 あまり緩急が感じられず、要素間のつなぎも少なかった。昨季の弾けるプログラムと比べると、ちょっとつまらないかも

エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア) SP:65.57(4) FS:143.53(2) 合計:209.10(3)
 「You Don't Love Me」「Petite Fleur」「Cat Groove」♪ 黒のフリンジスカート。昨季のプログラムに戻してきた。コケットな表情で動き出し、ブラケットからの3アクセル+2トウ、やはりブラケットからの3アクセルを決めてきた 3ルッツは少し乱れたが、ステップ後の2アクセル+3トウ+2トウ、3ルッツ+2アクセルのシークエンスなど安定していた。
 会場を煽りながらクリムキンイーグルのコレオで盛り上がる。指先や顔の表情で音を表現して、楽しませながら得点もしっかり

本田真凛 SP:61.73(6) FS:106.36(7) 合計:168.09(7)
 「ラ・ラ・ランド」♪ ブルー。冒頭のジャンプを3フリップに変え、少しステップアウト。2本目の3フリップは転倒。3サルコウはきれいに決まった。アクセルがまた変なことに
 ステップは思わず見入る流れの良さ。2アクセル+2トウ+2ループは入った。スパイラルから低いイーグルのコレオ、I字スピンの姿勢が美しかった。

アンバー・グレン(アメリカ) SP:67.69(3) FS:110.66(6) 合計:178.35(6)
 「Gravity」♪ グレーがかったピンク。3フリップ+3トウをしっかり決めてスタート。2アクセル+オイラーのあと3つ目のジャンプを入れられなかった。ルッツはシングルに。
 大きく反ったレイバックイナバウアー、キャッチフットのスパイラルを繋げるコレオ、続けて2アクセル、スピンでも曲をちゃんと表現している感じがいいと思う。

宮原知子 SP:68.91(2) FS:142.27(3) 合計:211.18(2)
 「シンドラーのリスト」/ラフマニノフ「前奏曲嬰ハ短調」♪ グレー。凛とした表情から、美しい2アクセルは前後のつなぎが素敵。3ルッツ+3トウ、しっかり高さを出せた。スピンの中の表情、彼女が音を奏でているかのようなステップ。
 3フリップ+2トウ+2ループ入り、スピンのI字姿勢はぐんと背伸びするよう。終盤3ルッツ、2アクセル+3トウ頑張った。世界一と言ってもいいレイバックスピンでフィニッシュ。
 ここまで美しい、心揺さぶるプログラムが滑れるようになった・・・

アンナ・シェルバコワ(ロシア) SP:73.51(1) FS:152.53(1) 合計:226.04(1)
 エリック・サティ「グノシエンヌ1番」/ストラヴィンスキー「火の鳥」♪ ブルー。4ルッツ(回転不足)+3トウ、下りた さらに単独4ルッツも決まる 2アクセルはカウンターからと高く足を上げてから。きれいなキャメルスピンの後で衣装替えで赤に、大歓声。3ルッツ+3ループ、3フリップ+オイラー+3サルコウと余裕。
 ジャンプ以外も工夫しているけど、宮原のレベルにはもう少しかな

 結果、予想通り(?!)シェルバコワが優勝、2位宮原 3位トゥクタミシェワ。ユ・ヨンが4位、サモドゥロワが5位。本田真凛は7位だった。
 宮原は来週ロステレコム杯と連戦になる。ファイナル進出目指して頑張れ~~~
 次は男子フリー

コメント
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